巨人(2016年ジャイアンツ)


読売巨人軍は永遠に不滅です

2016年ジャイアンツ

セリーグファーストステージ

巨人ファイナルステージ進出ならず


CSシリーズ相手0勝1敗場面
1戦目DeNA勝敗横浜DeNAベイスターズを東京ドームに迎えて行われた「2016 アットホーム クライマックスシリーズ セ ファーストステージ」第1戦。巨人は1対1の五回、阿部のタイムリーで勝ち越す。しかし直後の六回、先発・マイコラスが筒香に逆転2ランホームランを浴びた。九回には4番手で登板した澤村が2失点。その裏、この日1番で出場した坂本が3安打目となるソロホームランを放ち1点を返すが、反撃もここまで。巨人は3対5でCS初戦を落とし、ファイナルステージ進出へ後がなくなった。  巨人打線は1番に坂本、3番に村田、5番に長野を起用。初回、その坂本が内野安打で出塁すると、一死後に村田の四球で一死一、二塁と先制のチャンスを作る。二死後、長野が右翼へタイムリーヒットを放ち先制に成功する。思い切ったオーダー変更が奏功し、貴重な先制点をもぎ取った。  2年連続でCSファーストステージ初戦の先発を任されたマイコラスは、初回を三者凡退で抑える上々の立ち上がりを見せる。しかし三回、二死から梶谷にソロホームランを浴び、同点に追い付かれてしまう。その後は立ち直り、四回、五回と2イニング連続でDeNA打線を三者凡退に抑える。  1対1のまま迎えた五回、坂本の四球、村田のヒットで二死一、三塁とする。ここで4番の阿部はしぶとく二遊間を抜くタイムリーヒットを放ち、1点を勝ち越す。  マイコラスは六回も簡単に二死を取ったが、ロペスにヒットを打たれる。すると続く4番・筒香にカウント3−1から痛恨の2ランホームランを浴び、逆転を許した。  6回3失点のマイコラスを継投した投手陣は、七回を山口、八回をマシソンが投げ無失点でつなぐが、打線がDeNA先発・井納の前に得点を奪えない。 八回、井納から代わった2番手の田中から先頭の阿部が二塁打を放つ。しかし長野、ギャレットが空振り三振に倒れる。二死二塁となったところで登板した三上の前に代打・相川も二塁ゴロに仕留められ、好機を生かせずに終わった。  九回、巨人ベンチは1点ビハインドながら澤村をマウンドに送る。しかし先頭のロペスにソロホームランを浴びてしまう。さらに一死満塁のピンチを招き、戸柱に犠牲フライを許してリードを3点に広げられる。  その裏、二死から坂本が左翼に特大のソロホームランを放ち、1点を返す。続く亀井が四球で出塁し、村田に一発が出れば同点の場面を迎えたが、二塁ゴロに倒れ試合終了。巨人は1番で起用された坂本がホームランを含む3安打と気を吐いたが、投手陣が一発攻勢に泣き、CS初戦は黒星となった。
2戦目DeNA1勝1敗横浜DeNAベイスターズを東京ドームに迎えて行われた「2016 アットホーム クライマックスシリーズ セ ファーストステージ」第2戦。巨人先発の田口は二回にバッテリーミスで先制を許すが、その後は追加点を与えず7回1失点と試合を作る。打線は三回に坂本の2試合連続のソロホームランで同点に追いついたが、その後はDeNA先発の今永をとらえきれず、七回まで1対1の投手戦が続く。それでも八回、DeNA2番手の三上から長野がタイムリーを放ち巨人が勝ち越しに成功。このリードをマシソンが守って2対1で勝利した。対戦成績は1勝1敗となり、CSファイナルステージ進出をかけて明日の第3戦に臨む。  巨人先発の田口は二回、2本のヒットを浴びて一死一、三塁のピンチを背負う。続く戸柱を空振り三振に仕留め二死としたが、今永の打席でバッテリーミスが出てしまい、先制点を奪われた。  三回にもヒットと2つの四球で二死満塁とされたが、ここは白崎を空振り三振に抑えて追加点は与えなかった。  一方の巨人打線は三回、坂本が2試合連続のソロホームランを左翼スタンドに叩き込み、同点に追いついた。五回には2つの四球などで一、二塁としたが、あと1本が出なかった。  田口は中盤に立ち直り四、五回を三者凡退に抑えた。六回は両チームとも走者を出したが、得点には結びつかず、1対1のまま試合が進む。  田口は七回を三者凡退に抑えて交代。4安打1失点の好投を見せ、リリーフ陣にマウンドを託した。  試合が動いたのは八回。先頭の坂本がDeNA2番手の三上から右中間を破る二塁打を放って出塁し、代打・寺内が送って一死三塁と勝ち越しのチャンスを作る。村田が倒れ、阿部が敬遠されて二死一、三塁となったが、この場面で長野が中堅前に落ちるタイムリーを放ち勝ち越しに成功した。  投げては八回から2番手でマウンドに上がったマシソンが、3つの三振を奪うなどして2回を無失点に抑えて試合終了。巨人は2対1でCS第2戦を制し、対戦成績は1勝1敗。ファイナルステージ進出に逆王手をかけた。
3戦目DeNA1勝2敗横浜DeNAベイスターズとの「2016 アットホーム クライマックスシリーズ セ ファーストステージ」第3戦。巨人は1点を追う六回、村田のソロホームランで同点に追い付き、試合は3対3のまま延長戦に突入。迎えた延長十一回、田原誠が嶺井にタイムリーを浴び、勝ち越しを許す。その裏、巨人は二死一、二塁とチャンスを作るが、最後は阿部が倒れて試合終了。巨人はDeNAに1勝2敗で負け越し、CSはファーストステージ敗退となった。  巨人先発の内海は初回、死球の走者を置いてロペスに2ランを浴び、先制を許す。しかし打線がその裏、DeNA先発・石田に対し、二死から村田がヒットで出塁すると、続く阿部が右翼席に2ランを放ち、すぐに同点に追い付く。  内海は二回も安定せず、石田、桑原に連続ヒットを浴びて一死二、三塁とすると、関根に犠牲フライを打たれ、勝ち越されてしまう。ここで由伸監督が動き、マウンドを2番手・大竹に託す。大竹はロペスを三塁ライナーに打ち取り、さらなる失点を防ぐ。  追い付きたい打線は六回、一死から村田が左中間スタンドにソロアーチを架けて3-3の同点に追い付く。村田は前の打席で左ひざに死球を受けていたが、その影響を感じさせない豪快なバッティングを見せ、再び試合を振り出しに戻した。  大竹は七回まで5回3分の1を投げるロングリリーフで、被安打3、無失点の好投。大竹の後も、八回は山口がピンチを作りながらも無失点で切り抜け、九回は3連投のマシソンが3者三振で付け入る隙を与えない。しかし打線もDeNAリリーフ陣の前に得点することができず、延長戦に突入する。  延長十一回、前の回から登板していた5番手・澤村が先頭の倉本のゴロを足に受けて降板。6番手・田原誠が送りバントで一死二塁とされると、嶺井に左翼フェンス直撃のタイムリーヒットを浴び、勝ち越しを許してしまう。  その裏、巨人はDeNA守護神の山崎康から坂本のヒット、代打・堂上の四球で二死一、二塁とするが、最後は阿部が右翼フライに倒れ、試合終了。巨人は2度追い付く粘りを見せたものの延長戦を落とし、DeNAとの3連戦は1勝2敗。クライマックスシリーズはファーストステージで敗退となり、4年ぶりの日本一奪回はならなかった。

巨人リーグ 2位


143試合71勝利69敗3引き分け.519 2位
首位打者:坂本勇人.344
最高出塁率:坂本勇人.433
最優秀防御率:菅野智之2.01
最多セーブ:澤村拓一37
ホールドポイント:マジソン49
最多奪三振:菅野智之189
月日相手勝敗場面
10.1阪神●レギュラーシーズン最終戦となった、甲子園球場で行われた阪神タイガースとの25回戦。先発の大竹は初回にゴメスのタイムリーで2点を失うと、二回にも犠牲フライで追加点を許す。七回から3番手で登板した高木勇も阪神打線に捕まり、3点を奪われた。打線は序盤に阪神先発の岩貞を攻めてチャンスを作ったがあと1本が出ず、七回まで無得点。あとを受けたリリーフ陣も攻略することが出来ず、0対6で敗れた。巨人は3連敗でレギュラーシーズンを終えた
9.30阪神●甲子園球場で行われた阪神タイガースとの24回戦。先発の内海は、7回を投げ被安打3、無失点の好投を見せる。一方の打線は、阪神先発の藤浪の前に、好機を作ることができない。試合が動いたのは八回。堂上のヒットと代打・長野のタイムリー二塁打で巨人が先制に成功する。そのままリードを守りたい巨人は、九回のマウンドに守護神・澤村を送る。しかし、3連続ヒットで同点とされ、さらに一死満塁の場面で犠牲フライを打たれ、まさかの逆転サヨナラ負けを喫した。内海は、3年ぶりの2桁勝利とはならなかった
9.29広島●東京ドームで行われた広島東洋カープとの最終戦。巨人は二回、村田の2ランホームランで幸先よく先制する。先発の田口は五回までわずか1安打と好投するが、六回に1点を失うと、七回にはエルドレッドの2ランで逆転を許す。さらに八回には宮國が、エルドレッドに2打席連続となる2ランを浴びた。九回に橋本到のタイムリー二塁打で1点を返したが、反撃及ばず3対5で敗戦。巨人は本拠地最終戦を白星で飾ることはできなかった
9.28中日○東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの最終戦。先発は巨人が菅野、中日は大野。菅野は初回、福田に2ランホームランを浴びて先制を許すが、打線は五回、亀井の内野ゴロの間に1点を返すと、六回にはクルーズの犠牲フライで同点に追い付く。菅野が5回でマウンドを降りた後も、リリーフ陣は大竹、山口、マシソン、澤村、田原誠が無失点リレーでつなぎ、打線の奮起を待つ。2対2の延長十二回、二死満塁とすると、小林誠がサヨナラヒットを放ち、試合終了。巨人は2試合連続のサヨナラ勝ち。3位・DeNAが敗れたため、今シーズンの2位が確定した。  菅野は初回、一死一塁から福田にホームランを浴び、2点の先制を許す。  打線は中日先発・大野に対して序盤から走者を出すが、なかなかあと一本が出ない。しかし五回、代打・相川、長野の連続ヒットで無死一、三塁とチャンスを作ると、亀井の二塁ゴロで相川が生還し1点差に迫る。  続く六回、先頭の村田が内野安打で出塁し、ギャレットもヒットで続くが、二塁を狙ったところでタッチアウトとなり一死三塁。反撃の流れを失いかけたが、ここでクルーズが右翼に犠牲フライを打ち上げ、同点に追い付く。  先発の菅野は5回2失点でマウンドを譲り、六回からは大竹、山口、マシソン、澤村、田原誠が無失点でつなぐ。  巨人打線は中日投手陣の前にもう1点を奪えずにいたが、2対2の延長十二回、阿部のヒット、村田の二塁打、代打・橋本到の四球で二死満塁のチャンスを作ると、小林誠が右中間に自身初となるサヨナラタイムリーヒットを放ち、4時間38分の死闘にピリオドを打った。巨人は連夜の延長戦をサヨナラ勝ちで連勝し、DeNAが敗れたため今シーズンの2位が確定した。中日との今季の対戦成績は11勝13敗1分となった
9.27中日○東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの24回戦。二回に小林誠がスクイズを決め巨人が先制するも、四回に先発のマイコラスが井領にソロホームランを浴び、同点に追い付かれる。その後は両軍決め手を欠き、試合は延長戦に突入。しかし10回、巨人は亀井の二塁打と坂本のヒットなどで無死満塁とすると、村田が右翼に満塁ホームランを放ち、5対1で劇的なサヨナラ勝ちを収めた。村田は3試合連続ホームラン。  打線は二回、先頭の村田がフェンス上段直撃の二塁打を放ち、チャンスをつくる。一死後、クルーズもヒットを放ち一死一、三塁としたところで、小林誠がスクイズを決め先制に成功した。  先発のマイコラスは三回まで無失点に抑える投球。しかし四回、二死から井領に高めの球を右翼スタンドに運ばれ、同点に追い付かれる。  勝ち越したい巨人だったが、打線が三回以降なかなかヒットが出ない。四球や相手の失策などで走者こそ出すものの、あと一本が出ず得点に結びつかない。  マイコラスはその後立ち直り、七回までホームランの1失点にとどめる。しかし球数が120球を超えた八回、大島に四球を与え先頭打者の出塁を許してしまう。そして次打者に送りバントを決められたところで、ベンチは継投策に切り替える。2番手で登板したマシソンは二死後、内野安打で一、三塁とされるが後続を断ち、勝ち越しは許さない。  その裏、打線は二死から連続四球で二死一、二塁とする。だが、ギャレットは左翼フライに打ち取られ、またも無得点に終わった。  1対1で迎えた九回裏、先頭のクルーズがヒットで出塁。続く小林誠とマシソンの代打・堂上は凡退するも、代走の鈴木尚が今季10盗塁目となる二盗を決める。これで鈴木尚は12年連続の2けた盗塁をマークした。そして二死二塁となったところで打席に長野を迎えたが、空振り三振に倒れ、試合は延長戦に突入する。  10回表は守護神の澤村がマウンドに上がる。無失点で締めるとその裏、打線が中日5番手・田島を攻め立てる。先頭の亀井が二塁打を放つと、坂本がヒットで続きサヨナラのチャンスを演出する。さらに阿部が敬遠され無死満塁となったところで、村田が右翼に満塁ホームランを放ち、延長戦に決着をつけた。巨人は村田の3試合連続ホームランで2位確保に一歩前進。中日との対戦成績は10勝13敗1分となった
9.24DeNA●横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの最終戦。巨人は1点を追う二回、ギャレットの24号ソロホームランで追い付くと、三回には坂本のタイムリー二塁打で1点を勝ち越し、さらに六回、村田の2試合連続となる23号3ランで突き放す。しかしその裏、2本のソロとタイムリーヒットなどで同点とされると、続く七回、4番手のマシソンが宮崎にタイムリー内野安打を打たれ勝ち越しを許す。巨人は中盤の4点リードを守りきることが出来ず、2連敗となった
9.23DeNA●東京ドームで行われた横浜DeNAベイスターズとの24回戦。巨人は初回、坂本の通算150号となるソロホームランで先制し、2対2の三回には村田の22号2ランで勝ち越しに成功する。しかし、六回にロペスの2ランで追い付かれると、七回には白崎のソロと筒香の満塁弾で5点を失うなど、投手陣がDeNAに6本のホームランを浴び、12失点で大敗。連勝は2で止まった。
9.22中日○東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの23回戦。巨人は初回にギャレットの2点タイムリーで幸先よく先制する。先発・菅野は序盤好投するが、五回、阿部に2点タイムリーを打たれて追いつかれ、六回には荒木のタイムリーで勝ち越しを許す。しかし九回二死一塁、ギャレットが中日・田島から中堅に逆転サヨナラ2ランホームランを放ち、巨人が劇的な勝利を収めた。  巨人は初回から中日先発のバルデスを攻める。亀井と阿部のヒット、村田の四球で二死満塁のチャンスを作ると、ギャレットが左翼に2点タイムリーを放って先制点を奪った。  一方の菅野は素晴らしい立ち上がり。二回から三回にかけて4者連続三振を奪うなど四回まで中日打線を1安打に封じ込める。  初めてのピンチを迎えたのは五回。エルナンデスのヒットと井領の二塁打で無死二、三塁とされると、阿部に左翼前へ2点タイムリーを打たれて同点に追いつかれてしまった。さらに六回、先頭の大島に二塁打を打たれると、続く荒木に中堅へタイムリーを浴びて勝ち越しを許した。  一方の打線は二回以降、バルデスから得点を奪えない。六回には亀井と坂本の連打で無死一、二塁のチャンスを作るなど、四回から六回まで毎回先頭打者が出塁したが、いずれの回も後続が断たれた。  1点リードを許した菅野だったが、これ以上の追加点は与えなかった。八回を三者凡退に抑えるなど8回3失点で降板し、味方の反撃を待った。  九回表を澤村が抑えると、その裏、中日は守護神の田島をマウンドに送る。巨人は簡単に二死を奪われるが、「あと一人」から村田が左翼前へヒットでつなぐ。そして続くギャレットは、1ボールからの2球目をフルスイング。打球は中堅スタンドへ一直線で飛び込む逆転サヨナラ2ランホームランとなり、巨人が劇的な勝利を収めた。  土壇場で試合をひっくり返して4対3で勝利した巨人は中日に連勝。3位DeNAとのゲーム差を「3.5」に広げた。
9.21中日○東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの22回戦。巨人打線は三回、二死満塁のチャンスでギャレットがタイムリーヒットを放ち、2点を先制する。一方、巨人先発のマイコラスは、尻上がりに調子を上げ、中日打線に得点の糸口をつかませない。すると七回、阿部の犠牲フライ、ギャレットの2点タイムリー二塁打が飛び出し、一挙3点を追加、好投のマイコラスを援護した。八回まで無失点のマイコラスは九回、4連打を浴び2点を失ったものの、完投勝利を挙げた。ギャレットが4打点の活躍。好投のマイコラスは4勝目を挙げた。  中日先発は左腕・大野。  マイコラスは初回、先頭の大島にヒットを打たれ一死二塁のピンチを招くが、後続を連続三振に打ち取り先制点は与えない。  一方の打線は二回、村田のヒット、クルーズの二塁打で一死二、三塁のチャンスを作る。しかし後続がつながらず、得点には至らなかった。  三回、巨人打線が大野をとらえる。亀井、坂本、阿部の3連打が飛び出し二死満塁の好機を作ると、ここでギャレットが右翼にタイムリーヒットを放ち、2点を先制した。  マイコラスは初回以降も無失点ピッチングを継続。四、五、六回の3イニングを三者凡退に抑えるなど、尻上がりに調子を上げ、中日打線を寄せ付けない。  七回、先頭の森野に四球を与え、三回以来の走者を背負う。しかし、高橋を三塁併殺打に打ち取り、危なげなくしのいだ。  追加点を奪いたい打線はその裏、長野の二塁打、坂本の四球で一死一、三塁とする。続く阿部が犠牲フライを放ち、リードを3点に広げた。さらに村田がヒットでつなぎ二死一、二塁から、ギャレットが右中間に二塁打を放ち、坂本が生還。続いて一塁走者・村田も本塁へ滑り込んだが、球審のコールはタッチアウト。しかし、ビデオ判定の結果、ホームインが認められ、この回一挙3点を追加。好投のマイコラスを援護した。  マイコラスは完封を狙い九回のマウンドへ。二死まで順調にこぎつけたものの、完封直前で4連打を許し、2点を失ってしまった。しかし、最後は井領を三塁ゴロに打ち取り、完投勝利を挙げた。5対2で勝利した巨人は、3位・DeNAとのゲーム差を「3」と広げた。
9.19阪神●甲子園球場で行われた阪神タイガースとの23回戦。巨人先発の高木勇は立ち上がりを阪神打線に捉えられ、3回までに4点を失ってしまう。六回以降のリリーフ陣は無失点でつないだが、打線は阪神先発・岩貞を攻略できず、六回まで散発3安打に封じ込められた。七回に村田が第21号ソロホームランを放って1点を返すが、反撃はこの1点どまり。阪神投手陣の前に計5安打、1対4で敗れ、阪神との対戦成績は15勝7敗1分となった。
9.17ヤクルト●東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの25回戦。巨人は四回、村田のタイムリーヒットと小林誠の押し出し死球で2点を先制する。しかし1点差に追い上げられた六回、先発・大竹が連続タイムリーで逆転を許すと、リリーフ陣も踏ん張れず、2対5と追う展開となった。その後はヤクルト投手陣の細かい継投の前に得点を奪えず、2対5で敗戦。巨人は、ヤクルトとの今季レギュラーシーズン対戦を14勝11敗で終えた
9.16ヤクルト○東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの24回戦。巨人先発の内海は初回、早々に2点を失うが、直後に打線が援護。坂本のタイムリーと村田の3ランホームランで4点を奪い、逆転に成功する。二回には小林誠のソロホームラン、五回には村田のタイムリーで6対2とリードを広げ、試合を優位に進めた。九回にマシソンが2点を失うがリードを守り切り、6対4で試合終了。8回2失点の力投を見せた内海は9勝目。巨人は連敗を脱出した。  ヤクルト先発はデイビーズ。  内海は初回、立ち上がりを攻められる。先頭の坂口、川端に連打を浴びていきなり一、二塁に走者を背負うと、内海の暴投も重なり無死二、三塁のピンチ。山田とバレンティンの内野ゴロの間にそれぞれ走者がかえり、早々と2点を失った。  巨人打線はその裏、すぐさま反撃を開始。先頭の長野が右翼へのヒットで出塁すると、続く亀井は一塁エラーで無死一、三塁のチャンスを作る。ここで坂本が左翼にタイムリーを放って1点を返した。さらにデイビーズの暴投で一死二、三塁とすると村田が左翼スタンドに逆転3ランホームランを叩き込み、試合をひっくり返した。  二回には、小林誠も左翼にソロホームランを運んで5対2とリードを広げ、試合の主導権を握った。  援護をもらった内海は二回以降、五回までわずか2安打に抑えるなど好投を続ける。  すると五回、2番手の松岡から坂本がヒット、阿部が四球で出塁すると、村田がこの試合4打点目となるタイムリーヒットを放ちさらに1点を追加した。  内海は六回以降毎回走者を背負ったが、無失点で切り抜け、8回9安打2失点でマウンドを降りた。  九回はマシソンが登板。しかし内野手のエラーなども重なり、二死満塁とされる。ここで川端に2点タイムリーを浴びたが、山田を見逃し三振に仕留めて逃げ切った。巨人は6対4で勝利、ヤクルトとの対戦成績を14勝10敗とした。
9.15広島●マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの24回戦。巨人先発の田口は四回、ヒットと四球で満塁のピンチを招くと犠牲フライで先制を許す。一方の打線は、四回まで広島先発・岡田の前に2安打に抑え込まれ、二塁すら踏めない。その後も、広島リリーフ陣の前にランナーは出すもののつながりを欠き得点を奪えない。田口は6回1失点の好投でマウンドを降りたが、後を受けたリリーフ陣が、七、八回に追加点を奪われ、0対5とリードを広げられる。結局、広島の継投策の前に、打線が散発4安打に抑え込まれ、0対5で完封負けを喫した
9.14中日●ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの21回戦。八回に3点を勝ち越した巨人だが、九回に3番手・澤村が同点に追いつかれ、試合は延長戦へ。迎えた十一回、5番手・田原誠が二死満塁のピンチを迎えると、大島にサヨナラタイムリーヒットを浴びた。4対5で痛い敗戦を喫した巨人は、11連戦の初戦を白星で飾ることができなかった。菅野は7回9安打1失点と粘投したが、4年連続二桁勝利は次回以降に持ち越しとなった
9.11広島○東京ドームで行われた広島東洋カープとの23回戦。巨人は2対0で迎えた七回、先頭の長野のホームランをきっかけに、5安打を集中、打者10人の猛攻で6点を追加し、試合を決定づけた。投げては先発・高木勇ら投手陣が広島打線に的を絞らせず、3投手の完封リレーで快勝。7回を6安打無失点と好投の高木勇は5勝目を挙げた。  先発の高木勇は二回、二塁打と四球で一死一、二塁のピンチを招く。しかし後続を断ち、無失点に抑えた。  打線が広島先発・ヘーゲンズを捉えたのは三回。一死から長野が四球で出塁すると、続く亀井の打席で、ヘーゲンズのけん制悪送球で二進。さらに亀井のヒットで一死一、三塁とし、坂本の右翼への犠牲フライで巨人が先制に成功した。四回にもギャレット、辻が連打で無死一、三塁のチャンスを作ると、小林誠のタイムリーでリードを2点に広げた。  その後、高木勇は広島打線を五回まで被安打4、無失点に抑える。球数が100球に近づいた六回、一死からヒットと四球で得点圏に走者を背負う。ホームランで逆転のピンチを迎えたが、4番・松山、5番・鈴木をそれぞれ外野フライに打ち取り、この回も無失点。  打線は五回、六回と広島2番手・岡田の前に無得点に終わるが七回、代わったプロ初登板の3番手・塹江を攻め立てる。先頭の長野が初球を叩き、左中間に第11号ソロホームランを放つ。さらにヒットと2つの四球で無死満塁とすると一死後にギャレット、代打・大田、小林誠の三者連続タイムリーヒットなどで一挙5点を追加。打者10人の猛攻で広島を突き放した。  継投策に切り替えた巨人は、八回から戸根が登板。1イニングを無失点に抑えると、九回は田原誠が抑え、完封リレーで逃げ切った。8対0で快勝した巨人は広島との対戦成績を12勝11敗とリードした。
9.10広島●東京ドームで行われた広島東洋カープとの22回戦。巨人は初回、坂本の2ランで幸先よく先制する。しかし三回に味方の失策で1点を失うと、四回には先発のマイコラスが鈴木、松山に2者連続のホームランを浴びて逆転される。さらに五回には、鈴木の2打席連続となる2ランホームランでリードを広げられた。巨人は八回に村田のタイムリーで追い上げたが、反撃及ばず4対6で敗戦。この試合の結果、広島のセ・リーグ優勝が決定した。

去年4位の広島は、エースの前田健太投手が大リーグに移籍し、ことしは苦しい戦いが予想されました。 しかし、広島は、序盤から打線が力を発揮して白星を重ねました。来日5年目のエルドレッド選手が、長打力に加えて状況に応じたバッティングで序盤は打率3割台をマーク、ベテランの新井貴浩選手も、4月は22試合で19打点を挙げるなど勝負強さを見せ、通算2000本安打も達成しました。 広島は6月5日以降、首位を守り、苦手としてきた交流戦でも4年目の鈴木誠也選手が6月のオリックス3連戦で、初戦と2試合目にサヨナラホームラン。3試合目も終盤の決勝ホームランで劇的な勝利を収めるなど、交流戦3位の成績を残し、首位をキープしました。 投手陣では、去年5勝の野村祐輔投手がインコースを突くピッチングを武器に前半戦だけで両リーグトップの11勝を挙げるなど、前田投手の抜けた穴を埋める活躍を見せました。 投打がかみ合った広島は、交流戦の後半から32年ぶりとなる11連勝をマーク、2位に10ゲームの差をつけ、20年ぶりに首位で前半戦を折り返しました。 後半戦に入ると、ベテランの黒田投手が史上2人目となる日米通算200勝の偉業を達成。リリーフ陣も新加入のヘーゲンズ投手とジャクソン投手が中継ぎの役割を果たし、9回は中崎翔太投手が防御率1点台と、去年を上回る成績できっちりと抑えました。 広島は、8月に入って今シーズン初の4連敗を喫し、2位巨人とのゲーム差は4.5まで縮まりましたが、8月7日の巨人戦で1点を追う9回、ツーアウト、ランナーなしから菊池涼介選手のホームランと新井選手のツーベースでサヨナラ勝ちして連敗を食い止めると、再び勢いを取り戻しました。 広島は、リードされても逆転する脅威の粘りで勝利を重ね、8月24日には優勝へのマジックナンバー20が点灯しました。その後、さらに勢いを加速させた広島は、80勝に到達。2位巨人を大きく引き離す圧倒的な強さで、25年ぶりのリーグ優勝を果たしました。
9.9ヤクルト○神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの23回戦。巨人は初回、長野の初球先頭打者ホームランで勢いづくと、村田も3ランで続き一挙4点を先行する。四回には亀井にもソロホームランが飛び出しリードを広げる。巨人先発の大竹は六回にソロホームランで1点を失ったが、7回を4安打1失点で6勝目。投打が噛み合った巨人は4連勝で、今季のヤクルト戦勝ち越しを決めた。  巨人は初回、ヤクルト先発・デイビーズの立ち上がりに襲い掛かる。先頭の長野が初球をバックスクリーン左に叩き込み、幸先良く1点を先取。さらに亀井、阿部のヒットが出て、一死一、二塁として、村田が左翼スタンドに3ランホームラン。計4得点を奪い、試合の主導権を握った。  三回には村田が再びヒットで出塁すると、辻が左中間に二塁打を放って、二死二、三塁。続く小林誠は敬遠で二死満塁とするが、後続が倒れ追加点にはつながらなかった。  援護をもらった大竹は、二回まで1安打に抑えるまずまずの立ち上がり。しかし三回、代打・比屋根と川端にヒットを許し、この試合初めて得点圏に走者を背負うと、山田に四球を与えてしまい、一死満塁のピンチ。しかしこの場面はバレンティンを投ゴロ併殺打に仕留め、無失点で切り抜けた。  すると四回、巨人はヤクルト2番手の中沢から亀井がソロホームランを右翼スタンドに運び、リードを5点に広げる。  四、五回を三者凡退に抑え、好投を続けていた大竹だったが、六回、バレンティンにソロホームランを浴びて1点を返されてしまう。大竹は7回を投げ切り1失点の好投。勝ち投手の権利を得て、マウンドを後続に託した。  八回はマシソンが三者凡退に仕留めたが、九回に登板した澤村は一死からバレンティンに2打席連続となるホームランを浴び、5対2と詰め寄られる。続く雄平にも二塁打を許したが、後続を凡打に抑えて、試合終了。敗れれば広島の優勝が決まるがけっぷちの試合だったが、投打が噛み合って逃げ切った。巨人は4連勝でヤクルトとの対戦成績を13勝10敗とし、今季のカード勝ち越しを決めた。
9.8阪神○甲子園球場で行われた阪神タイガースとの22回戦。巨人先発の内海は、三回まで阪神打線を1安打に抑えるなど、安定した立ち上がり。しかし四回、福留にタイムリーを浴び先制点を許してしまう。一方の打線だが、阪神先発・青柳の前に七回まで3安打に封じ込まれ、得点を奪えない。八回、2つの死球でチャンスを迎えると、代打・坂本が阪神2番手の藤川から3ランホームランを放ち、一気に逆転に成功する。八回からはマシソン、澤村とつなぎ巨人が3対1で勝利した。好投の内海は8勝目を挙げた。  打線は初回、阪神先発の青柳を攻め立てる。一死から亀井、ギャレット、阿部の3連打が飛び出し、満塁のチャンスを作る。しかし続く村田が併殺打に倒れ、先制点の好機を逸してしまう。   一方、内海は立ち上がりから安定した投球を見せる。三回までわずか1安打に封じ、阪神打線を寄せ付けない。  しかし四回。先頭の大和に二塁打を許し、内海はこの試合初のピンチを迎える。その後、一死三塁から福留にタイムリーを浴び、先制点を奪われてしまう。  内海を援護したい打線だが、青柳を打ちあぐねる。三回以降は一人の走者も出せず、得点の糸口をつかめない。  八回、代打の堂上が死球を受け、二回以来の出塁を果たす。続く代打の長野も死球で、一死一、二塁のチャンスを迎える。ここで由伸監督が坂本を代打に送ると、阪神ベンチは青柳から藤川にスイッチ。坂本は藤川が投じた5球目を捉え、左翼へ飛び込む起死回生の3ランホームランを放った。主将の一発で、巨人は見事逆転に成功する。  内海は7回を投げ切り1失点の好投。勝ち投手の権利を得てマウンドを後続に託した。八回はマシソン、九回は澤村がそれぞれ無失点に抑え、巨人が3対1で勝利した。好投の内海は7回5安打1失点で8勝目。このカードを3連勝とし、阪神との対戦成績を15勝6敗1分とした。
9.7阪神○甲子園球場で行われた阪神タイガースとの21回戦。巨人は阿部の2打席連続タイムリーで序盤に2点を先行。五回にもギャレットのタイムリーで1点を追加した。先発の田口は六回まで毎回走者を背負ったが、要所を締めるピッチングで阪神打線に得点を与えない。七回まで投げ切り、6安打1失点の粘投を見せた。八回からはマシソン、澤村がつなぎ、3対2で逃げ切った。阿部は5打数5安打の大当たり。田口は阪神相手に無傷の5勝目を挙げ、自身初の二桁勝利を達成した。  巨人は初回、ヒットの長野を二塁に送ると、二死後、阿部が阪神先発・メッセンジャーの初球をとらえる。右翼線を破るタイムリーツーベースで、幸先良く1点を先制する。  さらに三回、長野が四球を選ぶと、二死三塁から阿部がメッセンジャーの変化球をはじき返し、中堅にタイムリーヒット。頼れる4番の2打線連続タイムリーで、序盤で2対0とリードを広げた。  巨人先発の田口は、今季阪神戦で4勝負けなしと相性抜群。しかしこの日は初回から毎回走者を許す苦しいピッチング。それでも味方の攻守にも助られ、粘りのピッチングで阪神打線を無得点に抑える。  打線は五回、阿部のこの試合3本目のヒットなどで、二死一、二塁のチャンスを作る。ここでギャレットにタイムリーヒットが飛び出し、1点を追加。メッセンジャーをこの回でマウンドから引きずり降ろした。  田口はその裏、代打・上本に四球を与え、この日3度目の先頭打者の出塁を許す。二死二塁とされたところで、高山にタイムリーヒットを浴び、3対1。それでも続く福留をキャッチャーファウルフライに打ち取り、この回を最少失点で切り抜けた。  田口は再三得点圏に走者を背負ったが、要所を締める粘りのピッチングを続ける。結局7回を投げ切り、6安打1失点。10勝目の権利を得て、マウンドをリリーフに託した。  八回はマシソンがマウンドへ。しかし高山に四球、ゴメスに右翼線へのツーベースを浴び、二死二、三塁。続く鳥谷の放った飛球は、がら空きの右中間へ。外野手の間を破るかと思われたが、中堅手・長野が横っ飛びで見事キャッチ。選手会長の大ファインプレーでピンチを脱し、田口の勝ち投手の権利を守った。  九回は澤村がマウンドに上がる。二死後に北條にソロホームランを浴びて1点差に詰め寄られたが、大和を内野ゴロに打ち取り、3対2で逃げ切った。九回にもヒットを放った阿部は5打数5安打の大当たり。田口はチームトップの10勝目を挙げ、プロ3年目で自身初の二桁勝利を達成した
9.6阪神○甲子園球場で行われた阪神タイガースとの20回戦。巨人は二回に長野の犠牲フライで先制すると、四回には先発の菅野がタイムリーを放ち、試合を優位に進める。3対0で迎えた五回裏、菅野は二死から2本のタイムリーを含む4連打を浴び1点差に迫られるが、後続を断ちリードを守った。七回以降はリリーフ陣4人が無失点リレーでつなぎ、4対2で巨人が逃げ切り連敗を4で止めた。6回2失点の菅野は9勝目を挙げた。  巨人は二回、阪神先発の藤浪からギャレット、クルーズの連打と死球で無死満塁のチャンスを作る。一死後、長野の右翼への犠牲フライで巨人が先制に成功した。  先発の菅野は、今季阪神戦で3試合に登板し、防御率0.00と相性は抜群。この日も毎回のように走者を背負うも、要所を抑え序盤の3回を無失点に封じる。  追加点がほしい巨人は四回、先頭のクルーズがヒットで出塁すると、小林誠が送りバントを決め一死二塁とする。ここで菅野が自身を援護するタイムリー二塁打を放ち、2点目を挙げた。さらに五回にも、阿部と村田の連打で無死一、三塁のチャンスを作ると、一死後、クルーズの打席で相手野手がエラー、阿部が生還しリードを3点に広げた。  粘りの投球を続けていた菅野だったがその裏、連打で二死一、二塁のピンチを招く。すると高山にタイムリーヒットを許し、1点を失う。さらに続く福留の打球は二塁手・片岡のグラブを弾きライト前へ。1点差に迫られたが、ゴメスを空振り三振に仕留め、相手の反撃を防いだ。  菅野は、六回にもヒットと送りバントで一死二塁とされるが、後続を抑え得点を与えなかった。9安打を浴びながらも6回を2失点にまとめ、この回でマウンドを降りた。  七回から巨人は継投策に入る。七回は田原誠と山口が抑え、八回はマシソンが三者凡退に抑えた。  打線は六回以降、継投策に入った阪神投手陣の前に追加点を奪えない。しかし九回、一死から片岡が四球で出塁すると、続く亀井のヒットをまたも相手野手がエラーし、一、三塁とチャンスを広げる。二死後、村田の打席で相手捕手がパスボール、片岡が生還して貴重な追加点を奪った。  4対2と2点リードで迎えた九回裏、澤村がマウンドに上がる。先頭の柴田にヒットを打たれるが、後続を併殺に打ち取り試合終了。先発の菅野が投打に活躍を見せ、田口に並ぶチームトップタイの9勝目を挙げた。巨人は連敗を4で止め、阪神との対戦成績を13勝6敗1分とした
9.4中日●東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの20回戦。巨人は初回、坂本が中日先発の小笠原から2ランホームランを放ち先制する。二回にも小林誠のタイムリーで1点を追加し、3対0とリードを広げた。巨人先発のマイコラスは、七回まで二塁を踏ませない好投を続けていたが、八回に集中打を浴びて1点差まで詰め寄られ降板。2番手のマシソンも耐え切れず2点を失い、逆転を許した。九回、3番手の澤村も投球が安定せず、さらに1点を失う。打線も、中盤以降立ち直った小笠原から追加点を奪えず、中日リリーフ陣の前に沈黙し、3対5で試合終了。巨人は、逆転負けで4連敗を喫した
9.3中日●東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの19回戦。巨人先発の大竹は初回、自らのエラーも絡みいきなり3失点を喫する。四回にもピンチを招いたところで大竹は降板。3回3分の1を投げて4失点という、悔しいマウンドになった。打線は中日先発の小熊の前に、拙攻続きで得点を奪えず。七回にクルーズが2試合連続となる11号ソロを放って1点を返すが、反撃はその1点どまり。首位打者を視野に入れる坂本、好調のクルーズがそれぞれ猛打賞の活躍を見せたが、巨人は1対5で敗戦。前のカードから3連敗となり、貯金は「3」となった
9.2中日●東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの18回戦。巨人は3対3で迎えた五回、二死から阿部と村田の連続タイムリーで2点を勝ち越す。しかし先発の内海ら投手陣が粘り切れず、六回に一挙5点を奪われ逆転を許した。八回にクルーズの2ランホームランで1点差に迫るが、その後のチャンスであと一本が出ない。結局巨人はクルーズの4打点の活躍も実らず、7対8で打撃戦を落とした
8.31ヤクルト●富山で行われた東京ヤクルトスワローズとの22回戦。巨人先発の田口は、初回にバレンティンのタイムリーヒットで先制を許すが、6回を2失点にまとめる粘投。しかし打線がヤクルト先発・小川をとらえ切れない。結局5安打に抑えられて三塁も踏めず、0対4の完封負けを喫した。田口は7敗目で自身の連勝が6で止まり、初の二桁勝利は次回以降に持ち越しとなった
8.30ヤクルト○福井で行われた東京ヤクルトスワローズとの21回戦。巨人は初回、坂本の犠牲フライと村田のタイムリーで2点を先制するが、三回に先発・菅野がタイムリーを浴び、同点に追いつかれる。しかし、その裏、村田が2打席連続のタイムリーを放って2点を勝ち越すと、五回には坂本のタイムリーが飛び出し、1点を追加した。菅野は四回以降は立ち直り、7回を投げ切って2失点。終盤はマシソン、澤村が無失点リレーで締め、巨人が5対2でヤクルトを下した。巨人は北陸シリーズの初戦を白星で飾り、連敗を「5」で止めた。  ヤクルト先発は杉浦。  打線は初回、杉浦に襲い掛かる。先頭の長野が安打で出塁し、けん制悪送球も絡んで無死三塁に。重信が四球を選んで一、三塁とチャンスを広げると、続く坂本が中堅に犠牲フライを打ち上げ、早々に先制点を挙げた。なおも二死三塁の場面で、村田が右翼にタイムリーヒットを放ち、1点を追加。巨人は初回に幸先良く2点を先行した。  一方、菅野は初回、二回と走者を出しながらも無失点に抑えていたが、三回につかまってしまう。安打と2つの四球で一死満塁のピンチを招くと、山田に左翼への2点タイムリーヒットを浴び、試合は振り出しに戻った。  その裏、巨人打線が再び杉浦を攻め立てる。重信、坂本の連打などで一死二、三塁のチャンスを作ると、村田が2打席連続となるタイムリーヒットを右翼に放ち、巨人が2点を勝ち越した。杉浦はこの回でマウンドを下りた。  五回、巨人がまたも上位打線からの攻撃を生かす。ヤクルト2番手の近藤に対し、先頭の重信が四球を選ぶと、この日2つ目の盗塁を決めて無死二塁。さらに相手バッテリーのエラーで三塁まで進塁する。続く坂本が左翼にタイムリーを放ち、貴重な1点を追加した。  序盤こそ球数が多く、走者を背負う場面が続いた菅野だが、四回以降は立ち直って本来の投球を披露する。四回から五回にかけて五者連続三振を奪うなど、ヤクルト打線を圧倒。7回6安打2失点にまとめ、3点のリードを保ったままマウンドをリリーフ陣に託した。  八回はマシソンが2番手で登板。三者連続三振に封じる好リリーフを見せた。九回、澤村が二死から連打を浴びて一、二塁のピンチを招くも、最後は西田を中堅フライに打ち取ってゲームセット。巨人は5対2でヤクルトに快勝し、連敗を脱出。菅野は8勝目を手にした。ヤクルトとの対戦成績は12勝9敗となった。
8.28DeNA●横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの23回戦。二回途中に1時間以上の雨天中断を挟む中、試合は2対2のまま終盤へ。迎えた八回、4番手マシソンが味方の2つのエラー絡みで一挙4点の勝ち越しを許してしまう。九回には代打・堂上の3ランホームランで1点差に迫ったが、5対6で試合終了。巨人は終盤の勝負どころで守備が乱れ、痛い5連敗を喫した
8.27DeNA●横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの22回戦。先発の大竹は初回に連続タイムリーを浴びて3点を先行されるが、打線がすぐに反撃。二回のギャレットの2試合連続のソロホームランと三回の坂本のタイムリーなどで同点に追いついた。しかし五回、大竹が再びDeNA打線につかまり、勝ち越しを許した。打線も四回以降はDeNA先発の山口からヒットを打てず、完投を許し、3対7で敗戦。巨人は4連敗となり、DeNAとの対戦成績は10勝11敗1分となった
8.26DeNA●横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの21回戦。先発の内海は初回に6連続タイムリーを浴び、6失点で降板。後を受けたリリーフ陣もDeNA打線の勢いを止められず、2ケタ失点を喫した。打線は阿部が2打席連続ホームランを放ち、坂本とギャレットにもソロホームランが飛び出したが及ばず。巨人は5対11で敗れ、DeNAとの対戦成績は10勝10敗1分となった
8.25広島● 東京ドームで行われた広島東洋カープとの21回戦。巨人は三回に、坂本のタイムリー二塁打と村田の3ランホームランで4点を先行する。先発の田口は、走者を出しながらも要所を締めて五回まで無失点に抑える。しかし六、七回に1点ずつ返されると、後を受けた救援陣も広島の流れを止めることが出来なかった。1点差で迎えた九回には、澤村が二死から3連続タイムリーを浴び、4対6と逆転される。その裏、打線は三者凡退に抑えられ、試合終了。逆転負けを喫した巨人は、広島との1、2位対決を1勝2敗で負け越した
8.24広島●東京ドームで行われた広島東洋カープとの20回戦。巨人は四回、阿部の2ランホームランで2点を先制する。先発の菅野は四回まで8奪三振の好投を見せたが、五回、安部にソロホームランを許すと、六回は集中打を浴びて逆転を許し、7回5失点で降板。2番手の戸根も二者連続ホームランを許して2対7と突き放される。巨人打線は八回に1点を返したが反撃もここまで。3対7で逆転負けを喫し、広島には優勝へのマジックナンバー20が点灯した
8.23広島○東京ドームで行われた広島東洋カープとの19回戦。試合は緊迫した投手戦となった。巨人先発のマイコラスは再三、走者を許しながらも要所を締め、7回を無失点。後を受けたマシソンも2イニングを無失点でつないだ。打線は広島・ジョンソンの前に沈黙を続け、九回、ようやく一死満塁の好機を作るが、ここも無得点。0対0のまま延長戦に突入した。十回、広島の攻撃を澤村が三人で片付けると、その裏、先頭の脇谷が広島2番手のジャクソンが投じた速球を捉え、右翼にサヨナラホームラン。熱戦に劇的な終止符を打った巨人が、首位・広島との3連戦初戦を白星で飾り、マジック点灯を阻止した。  マイコラスは初回、先頭の田中に安打を浴びるなどして二死三塁のピンチを背負うが、後続を打ち取り、先制点を与えない。その後も毎回のように走者を許す苦しい投球となったが、決定打は許さず、スコアボードに「0」を並べた。  一方、巨人打線もジョンソンから得点を奪えない。六回までわずか3安打。七回、巨人は相手野手の失策も絡んで一死一、二塁とし、この試合初めて走者を得点圏に進めたが、ギャレットが併殺打に倒れて無得点に終わる。  マイコラスは7回を投げきり、5安打無失点の内容でマウンドをリリーフ陣に託す。2番手のマシソンは八回、九回をゼロに抑え、打線の奮起を待った。  するとその裏、先頭の長野が安打で出塁。橋本到の送りバント、坂本の敬遠四球で一死一、二塁とジョンソンを攻め立てる。続く阿部は右翼に安打でつなぎ一死満塁。しかし、続く村田が併殺打に倒れ、サヨナラのチャンスを逸した。  試合は両軍無得点のまま延長戦に突入。十回、3番手の澤村が広島打線を三者凡退に抑えて流れを作ると、その裏先頭の脇谷が、広島2番手・ジャクソンの速球を見事に捉え、右翼スタンドに叩き込むサヨナラホームラン。脇谷の一振りで巨人は広島を1対0で下し、ゲーム差を「7」としてマジック点灯を阻止した。広島との対戦成績は11勝8敗となった。
8.21阪神●東京ドームで行われた阪神タイガースとの19回戦。巨人先発の高木勇は、初回を三者凡退に抑える完璧な立ち上がりを見せる。一方の打線は阪神先発の岩貞を攻略できず、六回まではお互い一歩も譲らぬ投手戦となった。試合が動いたのは七回、二死から小林誠が左翼へソロホームランを放ち先制に成功する。しかし、直後の八回に上本にソロホームランを浴び、試合は振り出しに。延長戦に入り、十回、3番手の山口が阪神打線につかまり、連続ヒットで3点を失い1対4と勝ち越しを許す。その裏、巨人は先頭の橋本到がエラーで出塁するが、かえせず、試合終了。連勝は3でストップした
8.20阪神○東京ドームで行われた阪神タイガースとの18回戦。巨人は初回、阿部のタイムリーと相手内野手のエラーで2点を先制する。八回には、ギャレットがソロホームランを叩き込んでリードを広げた。先発の大竹は、序盤こそ走者を背負ったが徐々に調子を上げ、10奪三振、無四球で8回無失点の好投を見せた。最終回は澤村が三者凡退で試合を締め、3対0で逃げ切り巨人は3連勝。大竹は5勝目を挙げ、チームは貯金を今季最多の10とした。  大竹は初回、先頭の北條に二塁打を浴び、いきなり得点圏に走者を背負う。さらに内野ゴロの間に一死三塁とされるが、ここは後続を断ち、立ち上がりを無失点に抑えた。  打線はその裏、阪神先発の青柳を攻め立てる。橋本到が10球粘った末に四球を選ぶと、坂本が中堅へのヒットで続き、一死一、二塁。ここで阿部がタイムリーヒットを放って幸先よく先制に成功する。さらに三塁手の捕球ミスの間に坂本も生還し、この回2点を奪った。  引き離したい打線は二回以降、毎回のように走者を出すがあと1本が出ない。五回には橋本到が四球と盗塁で二塁に進むと、さらに二つの四球で二死満塁のチャンスを迎えるが、ギャレットが空振り三振に倒れ、追加点を奪うことが出来なかった。  一方の大竹は徐々に調子を上げていき、五回から八回までをパーフェクトに抑える。結局、10奪三振を達成するなど8回3安打無失点の好投を見せた。  八回には、ギャレットが貴重な追加点となるソロホームランをバックスクリーンに叩き込み、3対0とリードを広げた。  九回には澤村が登板し、三者凡退できっちり抑えて試合終了。3対0で逃げ切った巨人は、阪神との対戦成績を12勝5敗1分とした。
8.19阪神○東京ドームで行われた阪神タイガースとの17回戦。巨人は3対3に追いつかれた直後の五回、阿部に9号2ランが飛び出して勝ち越しに成功すると、六回には橋本到のタイムリーで1点を追加した。巨人先発の田口は5回3失点でマウンドを降りたが、六回以降リリーフ陣4人が無失点でつなぎ、6対3で逃げ切った。田口は自身6連勝で、チームトップの9勝目を挙げた。  田口は初回を三者連続三振に仕留める完璧な立ち上がりを見せた。  打線はその裏、阪神先発のメッセンジャーにいきなり襲いかかる。一死から橋本到が初球を右翼へ運び出塁すると坂本のヒット、阿部の四球で一死満塁のチャンス。ここで村田がセンター前にタイムリーヒットを放って幸先よく先制に成功する。続くギャレットの三塁ゴロの間に坂本が生還し、2点目を奪った。  二回、長野のヒットと橋本到の送りバントで二死二塁とすると坂本が右翼フェンス直撃のタイムリー二塁打を放って3対0とリードを広げた。  田口は四回、四球とヒット、エラーが重なり無死満塁のピンチを招くが、ここは遊撃ゴロ併殺の間の1失点でしのぐ。しかし五回、中谷に2ランホームランを浴び、同点に追いつかれてしまった。田口は結局、5回3失点でマウンドを降りた。  追いつかれた巨人打線はその裏、すぐさま反撃。坂本が3打席連続となるヒットで出塁すると、阿部が右中間スタンドへ飛び込む9号2ランホームランを放って5対3とし、勝ち越しに成功する。  六回には代打・脇谷が四球を選ぶと長野がバントヒットを成功。脇谷の好走塁で一死一、三塁のチャンスを作る。さらに盗塁で二、三塁として、橋本到がフルカウントから一、二塁間を破るタイムリーヒット。小技を絡めた作戦が決まり、6対3とリードを広げた。  六回から継投に入った巨人は田原誠、山口、マシソンが無失点で繋ぐと、最後は澤村が三者凡退で締めくくり6対3で試合終了。ここぞの場面で飛び出した4番の一発を継投で守り切り、2連勝とした。先発の田口は自身6連勝で、チームトップの9勝目。巨人は阪神との対戦成績を11勝5敗1分とした
8.18中日○ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの17回戦。先発は巨人が今村、中日がルーキー佐藤。巨人は三回一死一、三塁から橋本到の内野ゴロ間に1点を先制するが、直後に平田の2点タイムリーで逆転を許す。しかし六回、村田のタイムリー二塁打で同点に追い付くと、九回に二死から代打・堂上が三塁線を破る二塁打を放ち、続く長野のタイムリー二塁打で勝ち越し。その裏を澤村がピンチを背負いながらも無失点で締め、試合終了。七回から登板し、2回無失点の山口が今季初勝利となった。  巨人は三回、小林誠の四球、今村の送りバント、長野のヒットで一死一、三塁とすると、橋本到の二塁ゴロの間に1点を先制する。  その裏、今村は四球とヒットなどで二死二、三塁とピンチを背負うと、平田にライト前に2点タイムリーを浴び逆転を許す。  巨人打線は初対戦となる中日の新人・佐藤の前に五回まで2安打に抑えられる。しかし六回、先頭・橋本到がヒットで出塁し、暴投と阿部の四球で一死一、二塁とチャンスを広げると、村田が右翼フェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち、同点に追い付く。  今村は6回2失点でマウンドをリリーフ陣に託し、七回から2番手・山口が登板。七回を三者凡退で抑えると、八回は先頭にヒットを許したものの後続を打ち取り無失点。好リリーフで流れを相手に渡さない。  九回、二死から山口の代打・堂上が三塁線を破る二塁打を放つと、続く長野の打球は右中間を深々と破るタイムリー二塁打となり、勝ち越しに成功。その裏、3番手の澤村が連打で一死一、二塁とピンチを背負いながらも、後続を打ち取り、試合終了。接戦を3対2で制し、ナゴヤ3連戦を2勝1敗と勝ち越した
8.17中日●ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの16回戦。巨人・内海、中日・バルデスの両先発の好投で、六回まで0対0の緊迫した投手戦が続いたが、七回、村田の2試合連続となる16号ソロホームランで先制する。しかしその裏、同点に追い付かれると、八回には、2番手・マシソンが代打・高橋、大島に連続タイムリーを浴びて勝ち越しを許す。九回、先頭の坂本が内野安打で出塁するが、後続が倒れ試合終了。巨人の連勝は「2」で止まった
8.16中日○ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの15回戦。巨人・菅野は序盤、中日・吉見と投手戦を展開する。試合が動いたのは四回、村田が右翼に2ランホームランを放ち、2点を先行する。菅野はその後六回まで投げ無失点、三塁を踏ませない好投を見せた。菅野のあとを継いだリリーフ陣も得点を許さず、2対0で巨人が勝利。菅野は復帰登板を白星で飾り、7月9日以来の7勝目を挙げた。  打線は初回、長野が左中間への二塁打で出塁するも、後続が抑えられ先制はならなかった。その後も中日先発の吉見を捉えきれず、序盤の3回を無得点で終える。  先発のマウンドを任されたのは、8月5日以来中10日での登板となった菅野。相性のいいナゴヤドームのマウンドで、中日打線を三回までヒット1本に抑える。  四回、一死から坂本がヒットで出塁すると、二死一塁の場面で村田が右翼スタンドに第15号の2ランホームランを放ち、巨人が先制に成功した。  菅野はその裏、2本のヒットで一死一、二塁とされる。しかし後続の平田、高橋を空振り三振に切って取り、危なげなくしのいだ。五回にも菅野は2つの四球で二死一、二塁のピンチを招いたが、無失点で切り抜けた。結局菅野は6回113球を投げ被安打4、無失点。勝ち投手の権利を持ってリリーフ陣にマウンドを譲った。  七回は田原誠が今季50試合目のマウンドに上がる。一死から杉山にヒットを許すが、吉見の送りバントをうまく処理し、二塁に送球。併殺打で切り抜けた。八回はマシソンが登板し、無失点リレーでつなぐ。  一方の打線は吉見の前に五回から八回まで一人の走者も出せない。九回、一死から橋本が四球を選び、坂本がこの日2本目のヒットでチャンスを広げる。しかし、後続が倒れ追加点はならず、吉見に完投を許した。  2点差のまま九回裏は守護神・澤村がマウンドに。ヒットを1本打たれるが、得点は許さず試合終了。巨人は2対0で投手戦を制し、2連勝とした。先発の菅野は約1か月ぶりとなる7勝目、澤村は節目の30セーブ目を挙げた
8.14ヤクルト○神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの20回戦。巨人は四回、阿部のタイムリーで先制すると、同点の五回、ギャレットの19号ソロホームランで勝ち越しに成功。六回以降も小刻みに加点し、9得点を挙げて快勝、連敗を3で止めた。先発・マイコラスは8回2失点で今季負け無しの3勝目を挙げ、昨年からの連勝を14に伸ばした。長野は2安打でプロ通算1000安打を達成した。  打線はヤクルト先発・館山の前に三回まで完璧に抑えられたが、四回二死から坂本が四球で出塁。すかさず二盗でチャンスを広げると、続く阿部のチーム初ヒットとなるタイムリーで先制に成功する。  三回まで1安打ピッチングの巨人先発・マイコラスはその裏、バレンティンにソロアーチを浴びて同点とされる。しかし直後の五回、先頭のギャレットが右中間に2試合連続となる19号ソロを放ち、2対1と勝ち越す。  六回にも長野と坂本のヒットなどで一死一、三塁とすると、阿部の今日2本目となるタイムリーと、相手投手の暴投で2点を追加する。八回には橋本到、坂本の連続四球、阿部の内野安打で満塁とすると、ギャレットに2点タイムリーが飛び出す。  九回、代打・脇谷の二塁打、続く長野のプロ通算1000本目となる右翼へのヒットでチャンスを作ると、橋本到、坂本、村田のタイムリーで3点を追加し9対2。  先発・マイコラスは8回まで2失点で、後を受けた2番手・高木勇は九回を三者凡退で抑えて試合終了。巨人は連敗を3で止め、ヤクルトとの対戦成績を11勝9敗とした。
8.13ヤクルト●神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの19回戦。巨人先発の大竹は、二回にソロホームランで先制を許すと、四回にも1点を失い、五回途中で降板。一方の打線は、ヤクルト先発・山中の前に、六回まで散発3安打と抑え込まれた。七回にギャレットのソロホームランで1点差に詰め寄り、九回も二死一、二塁と同点のチャンスを作るが後続が倒れ、1対2で試合終了。巨人はヤクルトに連敗し、前カードから3試合連続で1点差でゲームを落とした
8.12ヤクルト●神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの18回戦。巨人は2対2の五回、坂本のソロホームランで勝ち越し。同点とされた六回にはクルーズのソロホームランで再びリードする。しかし七回、3番手の高木勇が追いつかれると、八回にソロホームランを浴びて逆転を許す。最終回の反撃も及ばず、4対5で試合終了。巨人は手痛い逆転負けを喫し、首位広島とのゲーム差は6.5に広がった
8.11DeNA●東京ドームで行われた横浜DeNAベイスターズとの20回戦。巨人先発・今村は三回、二死からの3連打で1点を先制されると、五回には梶谷、筒香の2者連続ホームランを浴びて4失点。イニング途中でマウンドを降りた。打線はDeNA先発・ペトリックの前に六回まで沈黙したが、七回二死から一気に爆発。村田のソロホームランを先頭に、四球を挟んで5者連続の長打で一挙4点を奪い、1点差に迫った。最終回も得点圏に走者を進めたが、あと1本が出ず、4対5のまま試合終了。巨人はDeNAに惜敗し、このカード3連勝を逃した
8.10DeNA○東京ドームで行われた横浜DeNAベイスターズとの19回戦。巨人先発の田口は八回途中1失点と好投を見せる。一方の打線は三回二死一、二塁の場面で橋本到が初球を捉え、タイムリー三塁打を放ち2点を先制する。四回に1点を追加、七回の長野の2ランで5対0とリードを広げる。八回、田口は二死から四球で走者を出すと、由伸監督は2番手に田原誠を投入するが、直後に2ランを浴び、5対2とされてしまう。3番手の戸根が相手の反撃ムードを断ち切ると、最終回は澤村が試合を締め、巨人は5対2で逃げ切り連勝。田口は自身5連勝で8勝目を挙げ、チームは貯金を今季最多の9とした。  巨人先発の田口は初回、2つの四球で走者を背負いながらも後続を併殺打に打ち取る上々の立ち上がりを見せる。  一方の打線はDeNA先発・山口の前に二回まで連続の三者凡退に抑えられる。  試合が動いたのは三回。巨人は小林誠と長野が四球を選び二死一、二塁とすると、橋本到が初球を右翼線へ運び、2点タイムリー三塁打で先制に成功する。  さらに四回、先頭の阿部が23試合連続のヒットとなる右中間への二塁打を放つ。続く村田の投ゴロの間に一死三塁とすると、ギャレットが振り逃げ。阿部が生還し、3対0とリードを広げる。  なおも七回、二死から田口が中堅にヒットを打つと、続く長野が左中間へ2ランホームランを放ち、5対0と、好投の田口を援護する。  一方の田口は七回まで相手打線を0点に抑える完璧な投球を見せる。  しかし八回、田口は二死から迎えた桑原に粘られた末、四球を許す。すると由伸監督は2番手として田原誠をマウンドへ。田原誠は宮崎に右翼への2ランホームランを許し、5対2とされる。3番手の戸根は、後続を空振り三振に仕留め、反撃の芽をつんだ。  打線は八回、阿部が四球を選び一死一塁とすると、阿部の代走・鈴木尚が二塁への盗塁を決める。村田が死球で出塁すると、松本哲の代打・相川の打席でさらに鈴木尚が三塁への単独盗塁を決め、一死一、三塁とチャンスを広げる。しかし後続が三振とフライに倒れ、追加点を上げることはできなかった。  九回からは澤村が登板し、力の入った投球で筒香を空振り三振に切って取る。その後、ヒットを打たれるも後続を併殺打に打ち取り、試合終了。5対2でリードを守りきった。  先発の田口は、八回途中1失点、134球の力投で今季8勝目をあげた。チームはDeNAに連勝し、貯金を今季最多の9とした。
8.9DeNA○東京ドームで行われた横浜DeNAベイスターズとの18回戦。巨人は二回、2か月ぶりの出場となったクルーズの7号2ランホームラン、橋本到の2点タイムリー二塁打、坂本のタイムリーで計5点を先制する。先発の内海は七回に2点を失うが、後を受けたマシソン、澤村が無失点に抑え、5対2で勝利。内海は7回被安打3で7勝目を挙げ、七回にヒットを放った阿部が連続試合安打を「22」に伸ばした。  巨人は初回、DeNA先発の久保康から、長野のヒット、橋本到の送りバントで一死二塁とチャンスを作るが、後続が倒れて無得点に終わる。  二回、先頭の村田がヒットで出塁すると、6月9日以来の出場となったクルーズが左翼席上段に特大の7号2ランを放り込み、先制に成功する。さらに、小林誠のヒット、内海の送りバント、長野の四球などで二死二、三塁とチャンスを広げると、橋本到に右中間への2点タイムリー二塁打が飛び出す。続く坂本も右翼にタイムリーヒットを放ち、この回5点を先制する。  援護をもらった内海は、順調なピッチングを見せる。三回からは2イニング連続の三者凡退など、DeNA打線を六回までヒット1本、1四球に抑え込む。七回、先頭打者への死球や連打などで2点を失ったが、リードを保ったままリリーフ陣にマウンドを託した。  打線は七回、二死から阿部が22試合連続安打を放ち、村田もヒットで続いたが、松本哲は倒れて追加点とはならなかった。  リリーフ陣は八回のマシソンが無失点で抑えると、九回は澤村が3者連続空振り三振でねじ伏せ、試合終了。DeNAとの対戦成績を9勝8敗1分とした。
8.7広島●マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの18回戦。巨人は5対5の同点で迎えた七回、ギャレットの2ランホームランで勝ち越しに成功する。しかし1点リードの九回、澤村が二死から菊池にソロホームランを浴び、同点とされる。さらに二死一塁から新井にタイムリー二塁打を打たれ、サヨナラ負け。7対8で乱打戦を落とした巨人の連勝は「7」でストップ。首位広島とのゲーム差は5.5に広がった
8.6広島○マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの17回戦。先発・大竹は初回に2点を失うが、打線がすぐに反撃。二回、長野のタイムリーで1点を返すと、五回には坂本、村田のタイムリーなど4安打を集中して2点を奪い、試合をひっくり返した。大竹は2回以降、要所を締めて追加点を許さず、後を受けたリリーフ陣も無失点でつないで1点のリードを死守。巨人は3対2で広島に連勝し、連勝を「7」に伸ばした。広島とのゲーム差を「4.5」に縮めた。  広島の先発は黒田。  大竹は初回、菊池に二塁打を浴びてピンチを迎えると、丸には右翼へのタイムリーを打たれて先制を許す。さらに四球などで二死一、二塁とされ、鈴木に中堅前に落ちるタイムリーを許し、2点目を奪われた。  巨人打線は二回に反撃。二死から小林誠と大竹の連打で一、二塁とし、長野が左翼へのタイムリーを放って1点を返した。  大竹はその裏を三者凡退に抑えたものの、三回にはヒット、四球、内野安打で無死満塁のピンチを背負う。しかし、迎えた四番のルナを右翼ファウルフライ、五番の新井を三塁併殺打に打ち取り、無失点で切り抜けた。    1点差を追う五回、巨人打線が黒田をとらえる。先頭・長野の左中間を破る二塁打と橋本到の犠打で一死三塁とすると、坂本がこの試合3安打目のタイムリーを放ち、2対2の同点に。さらに阿部がヒットでつなぐと、村田が中堅フェンスに届くタイムリー二塁打を打ち3対2。クリーンナップの3連打など4安打を集中し、一気に逆転した。  その裏、大竹は一死二塁のピンチを迎えたが、菊池と丸を連続三振に仕留めて無失点に抑える。六回は一死から、新井と鈴木に連打を浴びて一死一、三塁とされ、ここで大竹は降板。2番手の戸根は代打・小窪に死球を与えて満塁となるが、続く会沢を遊撃併殺打に打ち取り、このピンチを無失点でしのいだ。  戸根は七回もマウンドに上がり、2つの三振を奪うなどして無失点。八回はマシソンが3人で片付けた。九回は守護神の澤村が走者を出しながらも得点を許さず、3対2のまま試合終了。巨人は敵地で連勝を飾り、首位広島とのゲーム差を4.5に縮めた。広島との対戦成績は10勝7敗となった。
8.5広島○マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの16回戦。先発の菅野は二回にホームランを浴びて先制を許すが、三回に長野のタイムリーで同点に追いつく。その後も両チーム一進一退の攻防を見せ、3対3で迎えた九回、坂本のタイムリーと阿部の犠牲フライで5対3と勝ち越しに成功。その裏マウンドに上がった澤村は1点を返され、なお無死二塁のピンチをしのいで逃げ切り5対4で試合は終了。4時間38分の激闘を勝利で飾り、広島との対戦成績は9勝7敗。巨人は連勝を「6」に伸ばした。  広島先発は野村。  菅野は二回、会沢にバックスクリーンへのソロホームランを浴び、先制を許してしまう。  一方の巨人打線も三回、小林誠が遊撃のエラーで出塁すると、菅野が送りバントで一死二塁。長野が右翼へのタイムリーヒットを放って、すぐさま試合を振り出しに戻した。  三回も菅野は不安定な投球。一死から菊池のヒットで出塁されると、ルナに左中間を破るタイムリーを浴び、勝ち越しを許した。四回もヒットや死球などで二死二、三塁のピンチを背負ったが、田中のヒット性の打球を脇谷がダイビングキャッチ。ファインプレーにも助けられ、この回は無失点で切り抜けた。  五回、ギャレットがフルカウントから右翼スタンドへソロホームランを叩き込み、再び同点に追いつく。さらに、脇谷が中堅にヒット、小林誠がバントで送り一死二塁。長野が四球を選んで二死一、二塁のチャンスを作ったが、あと1本が出なかった。  先発の菅野は四回6安打2失点でマウンドを降り、五回からは継投に入る。  七回にマウンドに上がった西村は一死から丸に中堅へのヒットを浴びるとルナに左翼線へのタイムリー二塁打を許し、勝ち越されてしまう。さらに2つの四球を与え、一死満塁とされるが、代わった山口が後続を打ち取った。  巨人打線も粘りを見せる。八回、橋本到が中堅にエンタイトルツーベースで好機を得る。坂本もヒットで続くと、阿部の二塁併殺打の間に橋本到が本塁に返り、この試合3度目の同点に追いついた。さらに九回、小林誠がヒットで出塁すると、松本哲がバントで送り、続く長野も左翼へはじき返して一死一、三塁。橋本到も四球を選んで一死満塁とすると坂本が左翼へタイムリーヒットを放って、勝ち越しに成功する。さらに阿部の犠牲フライで1点を追加し、5対3とリードを広げた。  しかし、7番手の澤村が九回、ヒットと暴投で無死二塁とされると、赤松にタイムリーを放たれ1点差に詰め寄られた。なおも投球は安定せず二死一、三塁のピンチを背負ったが最後は代打・下水流を外野フライに打ち取り試合終了。4時間38分の激闘を制した巨人は6連勝となった。
8.2中日○ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの14回戦。序盤は巨人先発・田口、中日先発・大野の両左腕の好投で投手戦の展開に。しかし、巨人は四回に、ギャレット、田口にタイムリーが飛び出し2点を先制すると、続く五回には村田が3ランホームランを放ち、5点のリードを奪った。投げては、田口が二回以降、二塁も踏ませぬ圧巻のピッチングで、被安打2、無四球でプロ初の完封勝利を飾った。先発の快投、主軸の一発と投打がかみ合った巨人は、連勝を「5」に伸ばした。  田口は初回、先頭の大島に出塁を許すなど一死二塁のピンチを招くが、後続を連続三振に仕留め得点を与えない。  二回、先制点を狙う打線は阿部、脇谷のヒットなどで二死一、二塁の好機を迎える。しかしここは小林誠が三振に倒れてしまう。序盤は両先発の好投により投手戦の展開となった。  均衡が破れたのは四回。巨人は坂本の安打、相手野手のエラーで無死一、二塁とする。一死後、ギャレットが右翼にタイムリーヒットを放ち、先制点を挙げる。なおも小林誠が四球でつなぎ二死満塁とすると、続く田口が中堅に弾き返し、さらに1点を追加。2点を先行する。  続く五回、一死から坂本、阿部の連打でチャンスを作ると、村田が中堅に3ランホームランを放ち、一挙3点を奪う。試合は5対0となり、巨人は試合の主導権を握る。  田口は三回以降、1人の走者も許さない圧巻のピッチングを披露。直球と変化球をコントロール良く投げ分け、中日打線を手玉に取った。  しかし八回、先頭の高橋に死球を与え、久し振りの走者を許してしまう。ここは代打の福田を併殺打に打ち取り、危なげなくしのいだ。  田口は完封を狙い九回のマウンドへ。大島に安打を許したが、後続をきっちり抑え、見事プロ入り後初の完封勝利を飾った。連勝を「5」に伸ばした巨人は、中日との対戦成績を5勝8敗1分とした。
8.3中日○ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの13回戦。巨人は四回、中日先発の若松をとらえ、4連打などで一挙4点を奪う。その後も村田の2本のタイムリーヒットなどで計7点を挙げて逃げ切り、4連勝を飾った。約2か月ぶりに先発した今村が中日打線を5回2失点に抑え、5月14日以来久々の3勝目。村田は勝負強さを発揮し、3安打3打点の活躍を見せた。  6月11日以来の先発登板となった今村。初回から毎回走者を背負うも、要所を締める投球で序盤3回を無失点に抑えた。  好投する今村を援護したい打線は四回、先頭の坂本が四球を選ぶ。続く阿部が17試合連続ヒットとなるタイムリー二塁打を放ち先制。さらに村田がヒットで続き無死一、三塁とすると、ギャレット、脇谷が連続タイムリーを放ち、4連打で3点を追加。五回には村田の犠牲フライでリードを5点に広げた。  今村は四回を三者凡退に仕留めるが、五回に中日打線につかまる。四球と安打で一死一、二塁とされたところで、この試合プロ初出場の近藤にタイムリー二塁打を許し、2点を返される。今村は六回表に打順が回ったところで交代。5回を投げ4安打2失点と勝利投手の権利を持って、リリーフ陣にマウンドを託した。  七回、先頭の坂本がヒットで出塁すると、村田の打席で盗塁。得点圏に走者を置いたところで村田がタイムリー二塁打を放ち、追加点を挙げた。   村田はさらに九回一死一、二塁で中堅にタイムリーヒットを放って7対2と突き放す。村田はこの試合得点圏で4度打席に立ち3安打1犠飛、3打点と勝負強さを存分に発揮した。  今村の後を受けたリリーフ陣は六回から八回を西村とマシソンで無失点にしのぎ、5点差の九回は澤村が得点を許さず試合終了。投打がかみ合い、7対2で快勝した巨人は4連勝で、中日との対戦成績を4勝8敗1分とした。今村は5月14日以来、約2か月半ぶりの3勝目を挙げた。
7.31ヤクルト○東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの17回戦。巨人は二回、脇谷のタイムリーで先制すると、長野、坂本、阿部のタイムリーなどこの回ヒット7本を集め、一挙6点を奪う。先発マイコラスは8回を被安打5、ソロホームランによる1点に抑える好投を見せた。前日に続いて投打がかみ合った巨人は10対1で大勝し、このカード3連勝。マイコラスは今シーズン2勝目を挙げた。  ヤクルト先発は館山。  2勝目を目指すマイコラスは、初回、二回とヤクルト打線を三者凡退に打ち取り、上々の立ち上がりを見せる。  すると打線が二回裏に爆発。村田、橋本到の連打で無死一、三塁のチャンスを作ると、脇谷が前日に続いて先制のタイムリーを放ち、1点を先取する。さらにチャンスを広げ、一死満塁から長野が中堅にタイムリーを放ち追加点。さらに坂本、阿部もタイムリーで続く。この回7安打で計6点を奪い、一気に試合の主導権を握った。  さらに打線の勢いは止まらない。四回二死一、二塁で村田に2点タイムリー二塁打が飛び出し、8対0と試合は一方的な展開になった。  マイコラスは五回、先頭のバレンティンに右中間へのソロホームランを浴び、1点を返される。さらに2本のヒットで二死二、三塁とされ、この試合初めてピンチを迎えたが後続を断ち、最少失点で切り抜ける。  打線は七回にも小林誠に2点タイムリー二塁打が飛び出し、10点目を挙げた。  マイコラスは六回以降はヤクルト打線を封じ込める。結局8回を投げて被安打5、1失点。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。  九回は戸根が三者凡退に打ち取り、ゲームセット。巨人は連日の打線爆発で10対1で完勝、カード3連勝を飾った。マイコラスは前回登板に続く連勝で、今シーズン2勝目を挙げた。
7.30ヤクルト○東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの16回戦。巨人は二回、脇谷のタイムリーで先制点を挙げると、その後も長野のホームラン、小林誠のタイムリーで小刻みに加点し、序盤から試合を優位に進める。五回には、小林誠、長野のタイムリーが飛び出すなど一挙4点を追加。六回にも2点を奪い、試合を決めた。巨人先発の大竹は、粘りの投球で7回を投げて被安打4、無失点の好投。最後は西村が三者凡退で試合を締めた。投打がかみ合った巨人は9対0で快勝し、2連勝でこのカードの勝ち越しを決めた。  ヤクルト先発は山中。  大竹は初回、先頭の坂口に安打を許すなど二死三塁のピンチを招くが、ここはバレンティンを見逃し三振に切って取り、先制点を与えない。  一方の打線は二回、先頭の阿部が左中間に二塁打を放ちチャンスを作る。二死後、この日一軍に昇格したばかりの脇谷が右翼にタイムリーヒットを放ち、先制に成功する。  さらに三回、二死から長野にソロホームランが飛び出し追加点を挙げる。四回にも、一死一、三塁の好機に小林誠がタイムリーヒットを放ち、リードを3点に広げた。  二、三回を三者凡退に抑えて波に乗った大竹は、その後走者を出しながらも、要所を締める粘りの投球で、相手打線に得点を与えない。  五回、巨人打線が怒とうの攻撃を見せる。2番手の成瀬を攻め立て一死満塁とすると、代打の中井が押し出しの四球を選ぶ。さらに、続く小林誠、長野にタイムリーヒットが飛び出し、この回一挙4点を奪った。  六回には、村田のタイムリー、中井の犠牲フライでさらに2点を追加。試合は9対0と一方的な展開に。  大量援護を受けた大竹は、7回まで投げ切り4安打無失点の好投。先発の役割を果たし、マウンドを後続に託した。  八回は田原誠、九回は西村がそれぞれ無失点に抑え、試合終了。投打がかみ合った巨人は9対0で快勝し、ヤクルトとの対戦成績を9勝7敗とした。
7.29ヤクルト○東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの15回戦。巨人は初回、阿部が豪快な先制2ランを右中間スタンドに叩き込んで先制する。先発の内海は二回に1点を失うが、その後は打たせて取るピッチングでヤクルト打線を翻弄し、反撃の機会を与えない。六回には坂本がソロホームランで援護。内海は七回1失点でマウンドを降り、八回以降はリリーフ陣が無失点でつなぎ、巨人が3対1でヤクルトを下した。内海はチーム2位タイの6勝目をマーク。巨人のヤクルトとの対戦成績は8勝7敗となった。  ヤクルト先発はデイビーズ。  内海は初回、比屋根、西浦の一、二番コンビに連続安打を許し、いきなり無死一、二塁のピンチを背負う。しかし、中軸の山田、バレンティンを、ともに中堅フライに打ち取るなど落ち着いたピッチングでしのいだ。  打線はその裏、わずか3球で二死を取られた後、坂本が右翼へのヒットで出塁。続く阿部は右中間スタンドに先制アーチを放ち、巨人が幸先良く2点をリードした。  援護をもらった内海は二回、一死から西田に二塁打を浴びると、荒木にはタイムリーヒットを許し、1点差に詰め寄られる。さらに二死一、二塁とされ、西浦には左翼へのライナー性の打球を打たれたが、ギャレットが体勢を崩しながらもキャッチ。最少失点で切り抜けた。    巨人打線は二回以降、デイビーズを打ちあぐね、五回までの4イニングを小林誠の左翼前安打1本に封じ込まれる。しかし、内海も調子を上げ、三回から六回までを無安打に抑えるピッチングを見せ、試合は膠着状態が続いた。  試合が再び動いたのは六回。坂本がデイビーズからソロホームランを放ち、巨人が1点を追加した。七回にはヤクルト2番手の松岡から山本が右中間を破る三塁打を放ち、さらに追加点のチャンスを作ったが、得点には至らなかった。  一方、内海は七回を三者凡退に抑え、三回以降は5イニング連続でノーヒットピッチング。7回4安打1失点の好投でリリーフ陣に後を託した。  八回はマシソン、九回は澤村がマウンドに上がり、それぞれ四球で走者を背負ったものの、要所を締めて無失点。ヤクルト打線を7イニング連続で無安打に封じ込め、巨人が3対1で勝利した。内海は菅野、田口と並ぶ6勝目を挙げ、マシソンの7勝に次ぐチーム2位タイに並んだ。
7.28広島●京セラドーム大阪で行われた広島東洋カープとの15回戦。巨人先発の菅野は三回、田中にソロホームランを浴びて先制を許すと、六回にも2打席連続のソロホームランを打たれてリードを広げられた。打線は三回まで毎回得点圏に走者を進めるもあと1本が出ず、六回の二死二、三塁のチャンスも生かせなかった。九回にはリリーフ陣がダメ押し点を奪われ、0対4で試合終了。エース菅野で痛い黒星となった巨人は、広島との連戦を1勝1敗で終えた。
7.27広島○京セラドーム大阪で行われた広島東洋カープとの14回戦。打線は初回、長野の先頭打者ホームラン、村田のタイムリーで2点を先制。三回には阿部に2ランが飛び出し、リードを4点に広げる。その後も六回はギャレットの2ラン、八回は山本のタイムリーで着実に得点を重ねた。巨人先発の田口は、テンポのよい投球で強力・広島打線に的を絞らせず、7回を投げて4安打2失点に封じ込める力投を見せた。田口の後を継いだリリーフ陣も無失点リレーで、試合終了。7対2と投打のかみ合った巨人は、セ・リーグ首位・広島との直接対決初戦を制した。田口は6勝目を挙げた。  広島の先発はジョンソン。  打線は序盤、早いカウントからの仕掛けが奏功する。初回、ジョンソンの投じた2球目、先頭の長野が変化球をフルスイングすると、左翼ポール際に飛び込む第6号ソロホームランとなり、幸先良く先制。さらに相手のエラーなどで二死三塁とすると、村田にもタイムリーヒットが飛び出し、初回に2点を奪う。  三回も、一死から坂本がヒットを放ち出塁。続く阿部が初球を完璧にとらえると、打球は右翼席へライナーで飛び込む第6号2ランホームランとなり、リードを4点に広げる。巨人は序盤から打線がつながり、一気にジョンソンを攻略した。  一方、田口は抜群の立ち上がりを見せる。ストライク先行のテンポのよい投球で、四回まで広島打線を単発2安打に封じ込める。    しかし五回、四球やヒットなどで一死満塁のピンチを背負う。内野ゴロの間に1点を失ったが、ここは最少失点で切り抜けた。  田口は七回、先頭の鈴木にソロホームランを許してしまう。それでもこの回を投げ切り、強力・広島打線を4安打2失点に封じ込める力投を見せた。  一方の打線は、その後も着実に得点を重ねる。六回は、先頭の村田がこの日3本目のヒットで出塁。続くギャレットに特大の第15号2ランホームランが飛び出し、6対1。八回も先頭の松本哲がスリーベースを放つと、続く山本のタイムリーでダメ押しの7点目を奪った。  田口の後を継いだリリーフ陣も、広島打線を寄せ付けない。マシソンが八回、澤村が九回を無失点に抑え、試合終了。7対2と投打のかみ合った巨人は、先発野手全員安打となる計13安打で快勝。広島との対戦成績を8勝6敗とした。
7.24DeNA○横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの17回戦。巨人は1点を追う四回に村田、ギャレット、小林誠の3本のホームランを含む7連打で一挙6得点と、逆転に成功する。その後も着実に加点し、先発全員安打の猛攻で9点をあげた。先発のマイコラスは二回にソロホームランで先制を許すが、その後はわずか1安打に抑え、7回2安打1失点で今シーズン初勝利。打線の組み換えが奏功して投打がかみ合った巨人は9対1で快勝し、2位を堅持、貯金「1」とした。  DeNA先発は今永。  マイコラスは二回、先頭のロペスに左翼へのソロホームランを浴び、先制を許す。  三回まで今永に1安打に抑えられていた打線だが、四回、一発攻勢で試合をひっくり返す。まず一死から坂本が二塁打で出塁すると、今シーズン初めて4番に入った阿部が右翼にタイムリーヒットを放ち、同点とする。さらに5番の村田は、左翼スタンドに弾丸ライナーで飛び込む2ランホームラン。この一発で巨人が3対1と勝ち越した。続くギャレットが2者連続となるソロホームランを右中間に叩き込むと、ヒットの山本を一塁に置いて小林誠も左中間に2ランホームランを放ち、6対1。ラストバッターのマイコラスにも今シーズン初ヒットとなる二塁打が飛び出すなど、この回巨人は3本のホームランを含む7連打をDeNA先発の今永に浴びせた。  巨人は五回も攻撃の手を緩めず、二死三塁からギャレットのタイムリーヒットで中押しの7点目を奪う。  大量の援護をもらったマイコラスは、走者を出しながらも、DeNAの追い上げを許さない。四回には二死二塁、六回には二死二、三塁とピンチを招くが、いずれも後続を打ち取り、相手に流れを渡さず、七回は三者凡退。結局、マイコラスは7回2安打1失点と、先発の役割を十分に果たし、今季初勝利の権利を持って降板した。  打線は九回、長野、橋本到、坂本の3連打で一死満塁とすると、阿部が2点タイムリーヒットを放ち、この日3打点目。頼れる主砲がダメ押しの9点目を奪った。  マイコラスの後を受けたリリーフ陣も好投。八回に登板のマシソンがパーフェクトリリーフを見せると、九回に登板の田原誠は先頭打者にヒットを許すが、一死から白崎を併殺打に打ち取り、試合終了。先発のマイコラスは今シーズン初勝利で、昨シーズンからの自身の連勝を12にのばした。打線も奮起した巨人は9対1で快勝し、DeNAとの対戦成績を8勝8敗1分とした。
7.23DeNA●横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの16回戦。先発は巨人が大竹、DeNAが井納。巨人は二回、村田のタイムリー二塁打で先制すると、1対1の六回には阿部のタイムリー二塁打、相手の暴投、ギャレットのタイムリーで3点を勝ち越す。しかしその裏、DeNAの代打攻勢に5点を奪われ逆転を許す。七回以降、打線はDeNAリリーフ陣にかわされ、得点を奪えず試合終了。巨人は2連敗で、勝率5割に逆戻りした
7.22DeNA●横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの15回戦。先発は巨人が菅野、DeNAは石田。菅野は初回、筒香のタイムリーで先制を許すと、六回にも筒香にソロホームランを浴び2点差とされる。しかし七回、巨人は長野のソロホームランで1点差に迫ると、八回に相川の犠牲フライで同点に追い付き、試合はそのまま延長戦に突入した。延長十二回、5番手の山口が筒香にこの日2本目のソロホームランを浴び、サヨナラ負け。巨人の連勝は4でストップした
7.20阪神○甲子園球場で行われた阪神タイガースとの16回戦。先発は巨人が田口、阪神が青柳。巨人は二回、相手のエラーの間に1点を先制するが、その裏、西岡のタイムリーで同点とされる。六回、巨人は村田のタイムリーで勝ち越すと、続くギャレットに13号3ランホームランが飛び出し5対1とする。九回には中井のタイムリー三塁打で1点を追加。田口は五回途中でマウンドを降りたが、リリーフ陣がリードを守りきり4連勝で貯金「2」。田原誠は3勝目となった。  巨人は二回、先頭の阿部、村田の連続ヒットで無死一、二塁とチャンスを作る。続くギャレットの一塁ゴロで、併殺を狙った送球を青柳がそらす間に阿部が生還し先制する。  田口は初回、二死満塁のピンチを切り抜けるが、援護をもらった二回、二死三塁から西岡にタイムリーを浴び同点とされてしまう。三回以降も毎回ランナーを出し、五回、連続ヒットで一死一、二塁となったところで2番手・田原誠にマウンドを託す。田原誠は死球で満塁とするが、続く北條を併殺打に打ち取り、無失点で切り抜ける。  直後の六回、一死から坂本の四球、阿部のヒットで二死一、二塁とすると、村田が右翼にタイムリーヒットを放ち、1点を勝ち越す。さらに、続くギャレットが右翼に大きな13号3ランホームランを打ち込み、この回4点のリードを奪う。  その裏を田原誠が三者凡退で終えると、七回の宮國、八回のマシソンも1人のランナーも許さないパーフェクトリリーフを見せる。  打線は九回、先頭・村田が二塁打で出塁すると、二死から中井が右中間にタイムリー三塁打を放ち、ダメ押しとなる6点目を挙げる。  九回、山口がソロホームランによる1点を失いながらも、3つのアウトを取り試合終了。巨人は甲子園での3連戦を3連勝で終え、阪神との対戦成績を10勝5敗1分とした
7.19阪神○甲子園球場で行われた阪神タイガースとの15回戦。巨人は二回、橋本到の2点タイムリー二塁打で先制すると、三回にも村田、橋本到の2本の2点タイムリー二塁打で4点を追加する。先発の内海は7回を投げ6者連続を含む11奪三振、4安打1失点で5勝目を挙げた。巨人はオールスターをはさんで3連勝で、貯金1となった。  先発は巨人が内海、阪神が能見。  巨人は二回、二死からギャレット、小林誠の連続ヒットと内海の三塁ゴロ失策で満塁とすると、橋本到が右翼線に2点タイムリー二塁打を放ち、先制に成功する。  さらに三回、一死から長野、阿部の連続ヒットで一、二塁とチャンスを作ると、村田の左中間へのタイムリー二塁打で2点を追加する。さらに小林誠、内海の四球で二死満塁とすると、またも橋本到が右翼線に2点タイムリー二塁打を放ち、この回4点を挙げて6対0とリードする。  先発の内海は四回までランナーを三塁まで進ませない安定したピッチング。五回、二死から原口にソロホームランを浴びるが、六回先頭から6者連続三振を奪う。内海は七回を投げて4安打1失点、11奪三振の好投を見せた。  八回は山口、九回は宮國が無失点で締め、試合終了。巨人は3連勝で貯金1、阪神との対戦成績は9勝5敗1分となった
7.18阪神○甲子園球場で行われた阪神タイガースとの14回戦。巨人先発のマイコラスは四回に先制を許すが、その後は追加点を与えず7回1失点の好投を見せた。一方の巨人打線は、阪神先発・メッセンジャーの前に、五回まで1安打に抑え込まれたが、六回、山本のプロ初打点となるタイムリーで同点に追い付いた。そして九回、阿部のタイムリーでついに勝ち越しに成功した。巨人が2対1で接戦を制し、勝率5割に復帰。後半戦幸先の良いスタートを切った。  先発のマイコラスは二回、二死からゴメスに二塁打を打たれ、ピンチを背負う。続く高山にもヒットを許すが、ここは中堅手・橋本到の本塁への好返球もあり、無失点でしのいだ。  一方の打線は三回、先頭のギャレットが右中間に二塁打を放つ。先制のチャンスをつくったが後続が倒れ、序盤は無得点に終わる。  試合が動いたのは四回。序盤を無失点に抑えたマイコラスだったが、一死からセーフティバントと盗塁で一死二塁とされる。福留は空振り三振に仕留めるが、原口にタイムリー二塁打を浴び、先制を許した。  追い付きたい巨人は六回、先頭の小林誠が右中間への三塁打で出塁し、無死三塁と同点のチャンスをつくる。二死後、山本が粘って8球目を打つと、これが一塁へのタイムリー内野安打となり、同点に追い付く。山本のプロ入り初打点で試合を振り出しに戻した。  続く七回、一死から長野が四球を選ぶと、続く阿部のヒットで三塁まで進む。しかし村田、ギャレットと凡退に終わり、勝ち越し点が奪えない。  マイコラスは阪神打線を五回以降は無失点に抑え、7回1失点でマウンドを降りた。八回からはマシソンが登板。マシソンは八回を三者凡退に抑え、打線の奮起に望みをつないだ。  1対1の同点のまま迎えた九回、代わった阪神2番手のドリスから、先頭の山本がこの日2本目となるヒットを放ち、勝ち越しの走者が出る。続く坂本の遊撃ゴロを鳥谷がフィルダースチョイス、無死一、二塁とさらにチャンスを広げる。その後、走塁ミスなどで二死二塁なったが、阿部が左翼へタイムリーヒットを放ち、待望の勝ち越し点を挙げる。  1点リードの九回裏は澤村がマウンドに。しっかりと三者凡退に仕留め、試合終了。巨人は後半戦初戦を白星で飾り、勝率を5割に戻した。2番手で登板したマシソンがチームトップの7勝目。阪神との対戦成績は8勝5敗1分となった。
7.13広島○マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの13回戦。巨人は二回、阿部のソロホームランで先制に成功する。さらに六回には阿部のタイムリーと村田の2ラン、七回にも橋本到と坂本のタイムリーで6点をリードした。先発の田口は、四球などで何度も得点圏にランナーを背負いながらも、6回3安打無失点の粘投を見せた。後を受けたリリーフ陣も無失点で切り抜け、6対0で快勝。田口は今季5勝目を挙げ、球宴前最後の試合を白星で締めくくった。  広島先発は黒田。  巨人打線は二回、先頭の阿部が初球を右中間スタンドに叩き込み先制に成功する。  しかしその裏、田口は四球とヒットで無死一、三塁とされる。三振などで二死まで追い込んだが、下水流に四球を与え、なおも二死一、三塁のピンチを背負った。続く石原の打球は右中間を抜けると思われたが、長野がスライディングキャッチ。好守備にも支えられ無失点で切り抜けた。  三回以降、黒田の前にわずか2安打に抑えられていた巨人だったが、六回に打線がつながる。山本が二塁打で出塁すると、二死後、阿部が右翼線に抜けるタイムリーで追加点を奪う。さらに村田が左翼スタンド上段に飛び込む2ランを放ち、この回3点を追加した。  続く七回も小林誠が二塁打で出塁し、代打・寺内が三塁へ送ると、橋本到がタイムリーを放ち5点目。二死二塁の場面で、坂本にもタイムリーが出てリードを6点に広げた。    一方の田口は三回以降、2安打に抑える好投を見せ、結局6回3安打無失点でマウンドを降りた。2番手の宮國は、七、八回と走者は出したものの得点は許さず、3番手のマシソンも九回を三者凡退で締めくくった。打線がつながり、投手陣も粘りの投球を見せた巨人が6対0で快勝、広島との対戦成績を7勝6敗とした。
7.12広島●マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの12回戦。巨人は初回、坂本のタイムリーヒットで先制するが、先発・内海が序盤で広島打線につかまり、3回途中で5失点。リリーフ陣も広島打線の勢いを止められず、五回に一挙7点を失うなど失点を重ね、3対13の大差で敗れた。巨人の連勝は3でストップ。球宴前の勝率5割復帰はならなかった
7.10DeNA○東京ドームで行われた横浜DeNAベイスターズとの14回戦。試合は序盤、互いに点を取り合う乱打戦に。3点を追う五回、小林誠が第1号3ランホームランを放ち、7対7の同点に追いつく。さらに七回、二死満塁から代打・相川が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち、10対7とこの試合初めてリードを奪った。五回からDeNA打線を無安打に封じ込めていたリリーフ陣は、八、九回も三者凡退に抑えて逃げ切った。乱打戦を制した巨人は、球宴前の最後のホームゲームを白星で飾り、3連勝で借金は1となった。  先発・マイコラスは立ち上がり、制球が定まらない。初回は2四球とヒットで一死満塁とされると、タイムリーヒットと犠牲フライで2点を先制される。二回もヒットと四球で二死一、二塁のピンチを背負うと、2点タイムリー二塁打を浴び、序盤に4点を失った。  それでも打線が取りかえす。初回、坂本の四球、長野の内野安打などで二死一、三塁とすると、阿部のタイムリーヒットで1点をかえす。二回も下位から打線がつながり、2四球と二塁打で二死満塁とし、坂本に2点タイムリーヒット、さらに一、三塁から長野のタイムリーヒットが飛び出し、4対4の同点に追いつく。  打線の援護を受けたマイコラスだが、三回、無死二、三塁から内野ゴロの間に1点の勝ち越しを許す。3回6安打5失点でマウンドを降り、試合を作れなかった。  2番手・西村も踏ん張れない。四回、二死二塁から連続タイムリーヒットを浴び、2点を失い、4対7とされる。  しかし、打線はあきらめない。五回、阿部の四球、村田の二塁打などで一死一、三塁とすると、小林誠がDeNAの3番手・久保裕の低めの変化球をすくい上げる。舞い上がった打球は左翼席への第1号3ランホームランとなり、7対7の同点に追いついた。  中盤から投打がかみ合い始めた巨人は、リリーフ陣も好投を見せる。五回から戸根、山口、宮國の3人がDeNA打線を3イニング連続で三者凡退に抑え、打線の奮起を待つ。  そして七回、打線はギャレットの内野安打、小林誠の四球、山本のヒットで一死満塁のチャンスを作る。二死後、代打・相川が外角高めの変化球に食らいついた。前進守備の右翼手の頭上を越える走者一掃の3点タイムリー二塁打となり、10対7。39歳のベテラン・相川の殊勲打で、この試合初めてリードを奪った。  八回はマシソン、九回も澤村が危なげなく三者凡退に抑え、試合終了。10対7で勝利した巨人は、3連勝でDeNAとの対戦成績を7勝6敗1分とし、勝ち越しに成功。2位をキープして首位・広島とのオールスター前の2連戦に臨む。
7.9DeNA○東京ドームで行われた横浜DeNAベイスターズとの13回戦。巨人・菅野、DeNA・石田の投げ合いで序盤は投手戦となった。巨人は四回、阿部のソロホームランで先制するも、六回に失策絡みで同点に追いつかれる。その裏、相手の失策に乗じて再び1点をリードしたが、七回に菅野がソロホームランを浴び、またも同点となる。しかし八回、坂本がソロホームランを放って勝ち越すと、村田にも2ランが飛び出し、一気にリードを広げた。菅野は九回を投げ切り、5対2で巨人が勝利。菅野は自己最多タイの13奪三振で6勝目をマーク。チームはDeNAに連勝し、2位に浮上した。  菅野は初回、連打を浴びて一、二塁に走者を背負ったが、DeNAの4、5番を打ち取り、得点は与えない。二回以降は調子を上げ、四回まで3イニング連続で三者凡退に抑える。  打線は三回まで石田の前に沈黙したが、四回、二死から阿部が右翼スタンドに第4号ソロホームランを放ち、巨人が1点を先制した。  菅野は五回も三者凡退に抑えるが、六回に内野安打と味方の失策で一死二塁のピンチを招く。ここでエリアンにタイムリー二塁打を浴び、同点に追いつかれた。なおもピンチは続いたが、菅野は後続を断って勝ち越しは許さなかった。  菅野を援護したい打線はその裏、坂本の四球と長野のヒットで一死一、三塁のチャンスを作る。ここで阿部の打球は二遊間に転がるが、DeNAの遊撃手・倉本が捕球できず(記録はエラー)、その間に坂本が生還。巨人が幸運な形で勝ち越し点を奪った。  再びリードをもらった菅野だが、直後の七回、先頭のロペスにレフトスタンドに飛び込む一発を浴び、試合を振り出しに戻されてしまう。だが、後続を断って追加点は許さず、八回も三者凡退に抑えて味方の援護を待った。    その裏、先頭の坂本がDeNA4番手の三上から、値千金のソロホームランを左中間スタンドに叩き込み、巨人が3度目の勝ち越しに成功する。続く長野が内野安打で出塁すると、代走・鈴木尚が盗塁と相手バッテリーのミスで一気に三塁まで進み、チャンスを広げる。一死後、ここまで2安打の村田が左中間スタンドに2ランホームランを放ち、試合を決定付けた。  九回のマウンドにも菅野が上がる。筒香、ロペスから連続三振を奪うなど、最後まで力強い投球を見せて5対2で試合終了。菅野は自己最多タイの13奪三振で完投勝利を挙げた。巨人はDeNAとの対戦成績を6勝6敗1分の五分とし、リーグ2位に浮上した。
7.8DeNA○東京ドームで行われた横浜DeNAベイスターズとの12回戦。巨人先発の大竹は三回、ロペスに犠牲フライを打たれ、1点を先制される。それでも六回、村田のソロホームランで同点に追いつく。さらに七回、二死二、三塁から途中出場の大田に値千金の2点タイムリー三塁打が飛び出し、3対1と勝ち越しに成功する。八回からはマシソン、澤村のリリーフ陣が無失点に抑え、試合終了。3対1でDeNAを下した巨人は3位に浮上した。7回8安打1失点と粘投の大竹は、6月2日以来の2勝目を挙げた。  大竹は初回、連打と四球でいきなり一死満塁のピンチを背負ったが、ロペスを併殺打に打ち取る。二回も四球とヒットなどで二死二、三塁とされたが、後続を断ち、得点を与えない。  しかし三回、連続二塁打で一死二、三塁とされると、ロペスに犠牲フライを打たれ、1点を先制される。  一方の打線は、DeNA先発・井納の前に「あと一本」が出ない。二回から五回まで毎回得点圏にランナーを進めるが、投手に打順が回る巡り合わせもあり、本塁にかえすことができない。  援護のない大竹だが、ボールを低めに集め、粘りの投球を続ける。  五回はこの試合初めての三者凡退。六回はヒットと盗塁などで二死三塁と、またも得点圏にランナーを背負ったが、ここも無失点で切り抜けた。  するとその裏、村田が大竹の好投に応える。カウント1−1から井納の落ち切らない変化球を完璧にとらえる。左中間スタンドに突き刺さる第9号ソロホームランで、1対1と試合を振り出しに戻す。  大竹は七回もマウンドへ。先頭打者にヒットを許したが、後続を併殺打に打ち取り、この回も無失点。大竹は七回を投げ、8安打1失点と試合を作った。  大竹に白星をつけたい打線はその裏、打ちあぐねていた井納を攻め立てる。先頭の代打・山本が二塁打で出塁すると、中井がバントで三塁に送る。二死後、敬遠気味の四球を選んだ坂本が二盗を決め、二死二、三塁の絶好のチャンスを作る。ここで長野に代わって途中出場の大田が、フルカウントから変化球をとらえた。左中間を破った打球は、値千金の2点タイムリー三塁打となり、3対1とついに勝ち越しに成功した。  由伸監督は八回からリリーフ陣をマウンドへ。八回はマシソンが三者凡退に抑えると、九回も澤村がDeNAの代打攻勢を退け、試合終了。3対1でDeNAを下した巨人は、DeNAとの対戦成績を5勝6敗1分とした。大竹は6月2日以来の2勝目を挙げた。
7.7阪神●東京ドームで行われた阪神タイガースとの13回戦。巨人先発の高木勇は立ち上がりを阪神打線に捉えられ、3回までに4点を失ってしまう。後を受けた矢貫も五回に2点を失い、試合は苦しい展開に。六回以降のリリーフ陣は無失点でつないだが、打線が阪神先発のルーキー青柳らの前に沈黙。結局、ヒットは二回に村田が放った1本のみに終わり、0対6で零封負けを喫した
7.6阪神○東京ドームで行われた阪神タイガースとの12回戦。先発の田口は三回、タイムリー内野安打で1点を先制される。しかし五回、村田のソロホームランで同点に追いつくと、六回には、一死満塁から阿部に2点タイムリーヒットが飛び出し、3対1と勝ち越しに成功する。七回途中から継投に入った巨人は、宮國、マシソン、澤村の無失点リレーで逃げ切った。七回途中8安打1失点の田口は、5月31日以来の白星で4勝目。巨人は5カードぶりのカード勝ち越しを決めた。  田口は初回、三者凡退に抑える完璧な立ち上がり。しかし三回、二死から四球とヒットで二死一、三塁とされると、福留にタイムリー内野安打を打たれ、1点を先制される。  田口は四回も二塁打とヒットで無死一、三塁のピンチを背負ったが、後続3人を打ち取り、無失点で切り抜けた。  一方の打線は、阪神先発・岩崎をとらえられず、四回までわずか1安打に封じ込められる。しかし五回、村田が3−0から甘く入った直球を強振。打球は左中間への第8号ソロホームランとなり、1対1の同点に追いつく。  そして六回、打線が一気につながる。一死から橋本到が四球、坂本が遊撃への内野安打で続くと、長野もラッキーな内野安打で一死満塁の大きなチャンスを作る。ここで打席に立ったのは阿部。岩崎の投じた5球目、外角の直球を中堅にはじき返すと、橋本到、坂本が生還。阿部の貴重な2点タイムリーヒットで、3対1と勝ち越しに成功する。  援護をもらった田口は七回、一死から四球を出したところで降板。両コーナーに投げ分ける粘りの投球で、七回途中8安打1失点の内容だった。マウンドを引き継いだ宮國は後続を断ち、無失点に抑えた。  八回、由伸監督はマウンドにマシソンを送る。マシソンは二塁打とヒットで一死一、三塁のピンチを背負うが、続く原口、西岡の代打攻勢を連続で外野フライに打ち取り、2点のリードを守り抜いた。  九回に登板した澤村は、危なげなく三者凡退で抑え、試合終了。3対1で逆転勝利を収めた巨人は、阪神との対戦成績を7勝4敗1分とした。
7.5阪神○東京ドームで行われた阪神タイガースとの11回戦。巨人先発の内海は、阪神先発・メッセンジャーとの息詰まる投手戦を展開。試合が動いたのは六回。巨人が一死一、二塁から坂本の先制タイムリー、長野の犠牲フライ、阿部のタイムリーで3点を先行する。その後2点を返されるが、4投手のリレーで逃げ切って連敗を「3」で止めた。内海は7回途中1失点で4勝目、澤村は節目の20セーブ目を挙げた。  内海は立ち上がりを三者凡退で終える上々の立ち上がりを見せる。三回には三者連続三振を奪うなど、序盤を無失点に抑えた。  一方の巨人打線もメッセンジャーの角度のあるボールの前に手も足も出ない。五回まで2安打、10三振と完璧に抑え込まれた。  内海も中盤まで阪神打線を相手に凡打の山を築き、6回まで2安打無失点と快投。メッセンジャーとの投手戦は後半勝負にもつれ込んだ。  援護したい打線は六回裏、一死から1番の中井が四球で出塁。続く橋本到のバントが相手一塁手のエラーを誘い、一死一、二塁とチャンスを広げる。ここで坂本がピッチャーのグラブをはじいて外野に抜けるタイムリーヒットを放ち、先制に成功する。なおも一死一、三塁で長野が犠牲フライ、さらに阿部もタイムリーヒットで続く。数少ないチャンスでクリーンアップ3人が結果を出し、この回一挙3点を奪った。  リードを守りたい内海だったが七回、2本のヒットと四球で二死満塁のピンチを招く。ここで由伸監督は内海に代え、宮國をマウンドへ。宮國は押し出し四球で1点を失うが、メッセンジャーの代打・西岡を一塁ゴロに抑え、最少失点にとどめた。  八回はマシソンが登板。しかし一死から鳥谷にソロホームランを浴び、1点差に詰め寄られる。    3対2で迎えた九回は、4番手として澤村がマウンドに上がる。二死一、二塁と逆転の走者を背負うが、代打・伊藤隼を一塁ゴロに抑えて試合を締め、今季20セーブ目を挙げた。巨人はカード初戦を制して連敗を3でストップ、阪神との対戦成績を6勝4敗1分とした。
7.3ヤクルト●秋田こまちスタジアムで行われた東京ヤクルトスワローズとの14回戦。巨人先発のマイコラスは初回と二回にタイムリーヒットを打たれて2点のリードを許すが、打線が五回に猛反撃。坂本、阿部、ギャレットのタイムリーなど5安打を集めて3点を奪い、逆転に成功した。しかし七回、3番手のマシソンが山田に2試合連続の決勝ホームランを浴びるなどして一挙4失点。巨人は3対6でヤクルトに敗れ、3連敗となった
7.2ヤクルト●秋田こまちスタジアムで行われた東京ヤクルトスワローズとの13回戦。巨人先発の菅野は六回に四球と安打で無死一、三塁とされ、三塁ゴロの間に1点を先制される。直後の七回には、代打・大田のタイムリーで同点に追いついたものの、2番手の宮國が八回、山田にソロホームランを浴びて勝ち越しを許してしまう。九回には長野と村田のヒットで一死一、二塁の好機を作ったが、反撃及ばす1対2で試合終了。負け越しは今季最多の4となった
6.30中日●東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの12回戦。巨人は初回、坂本が左翼スタンドにソロホームランを放ち先制する。先発の大竹は二回に味方のエラーも絡んで1点を失い同点とされるが、抜群の制球力で追加点を許さず、8回を無四球1失点にまとめた。巨人打線も追加点を奪えず、1対1のまま迎えた九回、2番手の澤村が二死二、三塁のピンチを招くと、まさかのバッテリーエラーが2つ重なり2失点。巨人は1対3で中日に敗れ、6月最後のカードを1勝2敗の負け越しで終えた
6.29中日○東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの11回戦。巨人先発の高木勇は二回、四球と連続ヒットで2点を失う。一方の打線は三回、實松の第1号ソロホームランで1点を返すと、五回には阿部のタイムリー二塁打で同点に追いつく。さらに七回、二死満塁の場面で村田が押し出しの四球を選び、逆転に成功する。投手陣は、六回から山口、田原誠、宮國、マシソンの継投で1点差を守り抜き、九回は澤村が三者凡退に抑える完璧な投球を見せ、試合終了。巨人が逆転勝ちで、中日戦の連敗を「3」で止めた。  高木勇は初回、二死からヒットを許すも、後続を断つ安定した立ち上がりを見せる。しかし二回、先頭のナニータに四球を与えると、ヒットと送りバントで一死一、二塁のピンチを迎える。続く8番・桂、9番・バルデスに2者連続タイムリーを浴び、一気に2点を失う。さらに一死満塁とされるが、後続をゴロと三振に抑え、この回の失点を2点にとどめた。  三回、打線は中日先発のバルデスを捉える。先頭の實松が左翼への第1号ソロホームランで1点を返すと、一死から橋本到、山本の連続ヒットと坂本の四球で一死満塁と逆転のチャンスを迎える。しかし、長野が遊撃ゴロ、阿部も外野フライに倒れ、追加点は奪えなかった。  五回、先頭の橋本到が四球で出塁すると、送りバントと四球で一死一、二塁とする。二死から打席に立った阿部は、右翼線へタイムリー二塁打を放ち、同点に追いつく。なおも二死二、三塁とチャンスが続くが、村田が外野フライに倒れ、逆転はならなかった。  高木勇は毎回走者を出しながらも粘りの投球を続け、5回2失点で降板。六回は、山口がマウンドへ。亀沢、大島の左打者を抑えると、3番手に田原誠が登板し、後続をフライに打ち取る完璧な継投を見せる。七回からは宮國が登板し、一死一、三塁とされるも無失点で切り抜けた。  七回、先頭の橋本到が右中間へ二塁打を放ち、無死二塁とする。さらに坂本の四球、阿部の内野安打で二死満塁と走者をためると、村田が押し出し四球を選び、ついに勝ち越しに成功。さらに追加点がほしい場面だったが、後が続かず1点差のリードで攻撃を終えた。  八回から継投したマシソンは、2本のヒットを許すも粘りの投球で無失点に抑える。九回のマウンドには澤村。2者連続の空振り三振を奪うなど三者凡退で試合を締めた。巨人は、東京ドームでの中日戦で今季初勝利を挙げ、中日との対戦成績を3勝7敗1分とした。
6.28中日●東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの10回戦。巨人先発の田口は二回に先制を許すと、四回には福田に痛恨の3ランホームランを浴びる。リリーフ陣は中日打線を無失点に抑えたが、打線が中日先発・大野の前に歯が立たない。結局散発3安打に封じられ、0対5で完封負けを喫した
6.26DeNA○横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの11回戦。先発は巨人が内海、DeNAがモスコーソ。巨人は二回、ギャレットの10号3ランホームランと片岡のタイムリーヒットで4点を先制する。ギャレットはさらに四回にも11号ソロ、五回にも12号3ランと3打席連続ホームランを放ち、この日7打点の活躍。八回にも村田の7号ソロで9点目を挙げた巨人が、9対4で勝利。内海は九回途中4失点の内容で自身3連勝。連敗を「2」で止めた巨人が、2位に浮上した。  巨人は二回、長野、村田のヒットで一死一、二塁とすると、ギャレットがバックスクリーン右に10号3ランを放つ。さらに實松の二塁打、橋本到の四球で二死一、二塁とすると、片岡のタイムリーヒットで1点を追加し、この回4点を先制する。  四回、先頭・ギャレットの打球は右翼席上段へ。2打席連続の11号ソロで1点を追加する。  さらに五回、二死一、二塁の場面で打席にはギャレット。打球は右翼席最前列付近に届き、3打席連続のホームラン。ギャレットはこの日7打点の活躍となった。  先発の内海は、初回を三者凡退に抑えると、その後も安定したピッチングを続け、七回まで三塁すら踏ませない素晴らしい投球を見せる。  一方の打線は、八回に村田が右翼に7号ソロを放ち、9点目。内海に大きな援護を与える。  七回まで無失点の内海だったが、八回一死から桑原に二塁打を許すと、続く石川にタイムリーを許し、9対1とされる。  内海は九回もマウンドに上がるが、内野安打などで無死満塁のピンチを背負う。ここで澤村がマウンドへ。澤村は2本のタイムリーや犠牲フライで3点を失うが、最後は宮崎を遊撃ゴロに抑えて試合終了。巨人は、今季チーム最多となる4本のホームランを放ち、リーグ戦再開後初勝利で2位に浮上。DeNAとの対戦成績は、4勝6敗1分となった
6.25DeNA●横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの10回戦。巨人は2点を追う四回、村田の通算1000打点となる2ランホームランで同点とする。今季初登板の先発マイコラスは五回に勝ち越されるが、巨人は六回、橋本到の2点タイムリーなどヒット5本を集めて逆転に成功。しかし八回、4番手のマシソンがDeNAに再逆転を許し、6対7で惜敗。巨人は交流戦明け2連敗を喫し、マイコラスの今季初勝利はお預けとなった
6.24DeNA●横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの9回戦。巨人先発の菅野は初回、二回と続けて失点し、三回には桑原の満塁ホームランを浴びるなど一挙5失点。計9点を失い、この回途中でマウンドを降りた。巨人はその後も守備の乱れなどから失点を重ね、今季ワーストの計12点を失った。打線は六回、橋本到のソロ本塁打などで2点をかえすと、九回にはギャレットと大田の一発で一挙4点を奪ったが、反撃もここまで。6対12でDeNAに敗れ、リーグ戦の再開初戦を飾ることはできなかった
6.19ロッテ○東京ドームで行われた交流戦の最終試合となる千葉ロッテマリーンズとの3回戦。巨人は初回、坂本、長野、阿部の3連続タイムリーヒットで3点を先制して主導権を握る。先発・高木勇が3回に1点を失うと、4回から早くも継投策に入り、田原誠、宮國、マシソンが八回までを無失点でつなぐ。打線は八回、坂本、鈴木尚のタイムリーで2点を追加してリードを広げ、最後は澤村が1イニングを零封して締めくくり、巨人が5対1で勝利した。巨人は連敗を2で止めて交流戦を9勝9敗の五分で終え、今月24日のDeNA戦(横浜スタジアム)でペナントレースを再開する。  ロッテ先発は唐川。巨人打線は初回、その立ち上がりを攻め立てる。先頭の山本がヒットで出塁すると、橋本到は四球で無死一、二塁。3番・坂本は右翼線にタイムリー二塁打を放ち、先制に成功する。さらに4番・長野は左翼に、5番・阿部も中堅にタイムリーヒット。上位が出塁してチャンスを作り、中軸が返すという理想的な攻撃で、この回3点を先制した。  援護をもらった高木勇だが、毎回走者を出し、安定感に欠けるピッチング。三回、無死一、三塁から犠牲フライで1点を失うと、由伸監督は続く四回からリリーフ陣を起用し、継投策に出た。  2番手以降の投手陣は素晴らしい投球を見せる。四回を投げた田原誠はヒット一本を許したものの無失点、五、六回を投げた宮國、七、八回のマシソンはそれぞれ2イニングをパーフェクトに抑え、ロッテに反撃の機会を与えない。  一方、打線は毎回安打を放ちながらも、二回以降は得点を挙げられない展開が続く。ようやく八回、先頭の山本のヒット、橋本到の送りバントで一死二塁とすると、坂本のこの日2本目となるタイムリー二塁打で1点を追加。さらに、長野の内野安打で一死一、三塁とチャンスを広げ、代走で途中出場の鈴木尚が三遊間を破るタイムリーヒット。5対1と、リードを4点に広げて九回を迎えた。  九回は澤村がマウンドに上がり、二死満塁まで粘られたが、最後は高浜を内野ゴロに抑えて5対1のまま試合終了。中盤の2イニングを完璧に抑えた宮國が勝利投手となり、今季2勝目をマークした。巨人はロッテとの対戦成績を1勝2敗とし、9勝9敗で交流戦を終了。24日のDeNA戦からペナントレースを再開する
6.18ロッテ●東京ドームで行われた千葉ロッテマリーンズとの2回戦。小山が2年ぶりの勝利を狙って先発したが、初回にいきなり先制を許す。小山は二回に自らタイムリーを放ち同点とするも、三回に再び勝ち越しを許す。その裏、すかさず村田にタイムリーが飛び出して同点とするが、五回、小山は角中に3ランホームランを浴びてまたも勝ち越され、無念の降板となった。打線は四回以降沈黙し、ロッテ投手陣の前に得点を奪えず。今季初登板の矢貫、移籍後初登板の乾の好投などもあったが、2対6で敗戦となった。ロッテに連敗の巨人は、交流戦の勝ち越しがなくなった
6.17ロッテ●東京ドームで行われた千葉ロッテマリーンズとの1回戦。先発は巨人が菅野、ロッテが涌井のエース対決。巨人は二回、ギャレットのタイムリーヒットで先制する。しかし、菅野が四回にナバーロ、六回には角中にそれぞれソロホームランを浴び逆転を許す。反撃したい打線だったが、最後まで涌井を打ち崩すことができず、1対5で敗戦。チームの連勝は2でストップした
6.16楽天○東京ドームで行われた東北楽天ゴールデンイーグルスとの3回戦。巨人先発の大竹は初回に2ランホームランを浴びるなど不安定な内容、3回途中でマウンドを降りた。一方の打線は長野、橋本到のタイムリーなどで効果的に加点する。試合は序盤から互いに得点を奪い合う乱打戦に。楽天の1点リードで迎えた八回。巨人は、橋本到のこの日4安打目となるヒットでチャンスを作ると、坂本が左翼に逆転2ランホームランを放ち、これが決勝点となった。先発野手全員安打、18安打の猛攻で乱打戦を制した巨人は、楽天とのカードに勝ち越しを決め、勝率を5割に戻した。大竹は初回、二死一塁からウィーラーに2ランホームランを浴び、先制を許してしまう。追いかける打線はその裏、楽天の先発・美馬から、橋本到の安打などで二死二塁とすると、長野が中堅にタイムリーヒットを放ち1点を返す。その後阿部の安打で一、二塁とし、続く村田は遊撃に内野安打を放つ。ここで相手遊撃手が送球エラーを犯し、その間に長野がホームイン。巨人はたちまち同点に追いついた。さらに二回、小林誠のバントヒットなどでチャンスを作ると、橋本到にタイムリー二塁打が飛び出し、勝ち越しに成功する。しかし三回、大竹が楽天打線に捕まる。岡島に2ランホームランを浴び逆転を許すと、さらに二死一、三塁のピンチを招いたところで、由伸監督は交代を決断。西村をマウンドに送る。しかし西村が美馬にタイムリー内野安打を許し、リードを広げられてしまう。巨人は四回、ギャレットの安打、小林誠の四球などで無死一、三塁とし、代打・脇谷の併殺打の間に1点を挙げる。五回には3番手の田原誠がソロホームランを浴びるが、その裏ギャレットがタイムリーを放ち再び点差は1点に。六回からは、宮國が4番手としてマウンドに上がる。宮國は六、七回をそれぞれ三人に打ち取る好リリーフを見せ、打線の反撃を待った。すると七回、村田の四球をきっかけに一死三塁のチャンスを作ると、小林誠が左翼に犠牲フライを放ち、同点に追いつく。しかし八回にマシソンがホームランを打たれ、またも勝ち越しを許してしまう。打線はその裏、先頭の橋本到がこの日4安打目となる安打でチャンスメイクを果たすと、吉川が送りバントを決めて一死二塁とする。ここで打席にはこの試合ここまでノーヒットの坂本が向かう。坂本は3球目を捉え、左翼席に吸い込まれる起死回生の逆転2ランホームランを放った。主将の一振りで逆転を果たすと、その後も打線の勢いは止まらず、小林誠のタイムリー内野安打などで2点を追加。この回一挙4点を奪い、スコアを10−7とした。九回は澤村がマウンドに上がる。2番から始まる相手の好打順を三者凡退に封じ、18セーブ目を記録した。投手陣は4本塁打を浴びたが、先発野手全員安打、18安打の猛攻で乱打戦を制した巨人は、楽天とのカードに勝ち越しを決め、勝率を五割に戻した。
6.15楽天○東京ドームで行われた東北楽天ゴールデンイーグルスとの2回戦。巨人は三回、橋本到の2ランホームランで先制。だが先発・内海は六回、ウィーラーに痛恨の同点ホームランを浴びて追いつかれる。それでも巨人は九回二死一、二塁のチャンスで村田が左翼にサヨナラヒットを放ち、試合を決めた。巨人は今季2度目のサヨナラ勝ちで、連敗を5で止めた。楽天の先発は川井。 自身3連勝を狙う内海は序盤からボールを低めに集め、三回まで無得点に抑える上々の立ち上がりを見せる。一、二回を無得点に終わった打線は三回、先頭の小林誠がヒットで出塁すると、二死二塁で橋本到が初球の甘く入った変化球をとらえる。打球は右翼席最前列に飛び込む第1号2ランホームランとなり、巨人が2点を先制する。五回まで無失点の内海だったが六回、先頭のオコエに二塁打を許すと、自身のけん制悪送球で一死三塁のピンチを迎える。ここで吉持は見逃し三振に仕留めたが、ウィーラーに痛恨の2ランホームランを浴び、2対2の同点に追いつかれてしまう。内海は6回を2失点でマウンドを降りた。勝ち越したい打線だが、五回から八回まで楽天投手陣の前に沈黙し、無安打に封じ込められる。一方、巨人リリーフ陣も得点を与えない。七回は宮國、八、九回はマシソンが無失点で踏ん張り、打線の奮起を待つ。そして迎えた九回、打線は楽天3番手・青山を攻め立てる。先頭の橋本到がライトにヒットを放つと、由伸監督は鈴木尚を代走へ送る。続く坂本は今季初めての送りバント。執念の采配で得点圏にサヨナラのランナーを進める。続く長野は外野フライに倒れたが、阿部が敬遠ぎみの四球で歩き二死一、二塁。ここで打席に立った村田は、外角の変化球をレフト前に鋭くはじき返す。この打球で鈴木尚が二塁から俊足を飛ばして見事サヨナラのホームインを決めた。3対2で楽天を下した巨人は連敗を5でストップ。終盤2イニングを無安打に抑えたマシソンが5勝目を挙げた。
6.14楽天●東京ドームで行われた東北楽天ゴールデンイーグルスとの1回戦。巨人は四回、阿部のソロホームランで先制した。先発の田口は、五回まで無失点に抑えたが、六回に2本のタイムリーを浴びて逆転を許す。打線も、中盤以降に調子を上げた楽天の則本から追加点を奪えず、1対4で敗れた。巨人はこれで今季2度目の5連敗となった
6.12ソフトバンク●ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクホークスとの3回戦。巨人先発の高木勇は城所に2打席連続の2ランを浴びるなど、五回まで5点を奪われる。六回には2番手・山口も2ランを打たれ、一発攻勢でソフトバンクに試合を優位に進められる。一方、打線は五回の長野、七回の坂本のソロで2点を返す。さらに八回、一死満塁から今季一軍初昇格の橋本到のタイムリー、長野の押し出し四球などで2点差まで追い上げるが、あと一歩及ばず、試合終了。5対7で敗れた巨人はこのカード3連敗を喫し、4連敗で借金1となった
6.11ソフトバンク●ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクホークスとの2回戦。巨人は初回、阿部のタイムリーで幸先良く先制したが、先発の今村が三回につかまり、内川の満塁弾などで一挙5失点。続く四回、ギャレットの2ランで反撃したが、その裏、今村が2点を失い、再び突き放された。打線は五回以降も毎回のように走者を出したが、ソフトバンク投手陣をとらえ切れず、追加点を挙げられぬまま、3対8で敗れた。巨人は3連敗で、勝率5割に後退した
6.10ソフトバンク●ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクホークスとの1回戦。巨人先発の菅野は三回に先制されたが、粘りの投球で追加点は許さない。打線は相手先発の東浜に六回まで2安打に抑えられていたが、七回に阿部のタイムリーで同点に追いつく。しかし八回、疲労の色が見えた菅野が一死満塁で鶴岡に決勝の犠牲フライを打たれ、1対2で敗れた。菅野は8回120球を投げて2失点で完投したが、打線の援護に恵まれず今季2敗目となった
6.9西武●西武プリンスドームで行われた埼玉西武ライオンズとの3回戦。巨人は初回に阿部のタイムリーで先制。その後も長野の2打席連続タイムリーで加点し、中盤まで試合を優位に進める。しかし3−2で迎えた七回に、リリーフの山口、西村が西武打線に捕まり、一挙5点を奪われ、逆転を許す。打線は八回に亀井のタイムリーで1点を返し、なお一死満塁と粘りを見せたが、反撃はここまで。4対7で敗れた巨人は交流戦初のカード負け越しとなった
6.8西武○西武プリンスドームで行われた埼玉西武ライオンズとの2回戦。巨人は二回、阿部、村田、坂本のタイムリーなど打者10人を送る猛攻で一挙5点を先制する。先発の内海はその裏、2点を失ったものの、三回以降は要所を締めるピッチングで追加点を与えず、6回2失点でマウンドを降りた。七回からは点の奪い合いになり、巨人は七回に坂本のタイムリー、八回には村田のソロホームランで2点を追加。最終回は澤村が三者連続三振に仕留め、巨人が7対5で西武を下し、連敗を2でストップした。  西武先発は高橋光。  初回の攻撃を三人で終えた巨人打線が、二回に大爆発した。先頭の長野がいきなり三塁打。続く阿部が初球を中堅に運んで1点を先制すると、続くクルーズは相手のエラーで出塁。無死一、二塁で村田にもタイムリーが飛び出し、1点を追加。さらに、脇谷の送りバントを相手捕手がファンブルし、無死満塁にチャンスを拡大。ここで小林誠が四球を選び、押し出しで3点目。このあと2人が倒れて2死となったが、坂本が2点タイムリーヒットを放ち、計5点。打者10人を送り、4安打1四球の猛攻となった。  大量援護をもらった内海だが、その裏、連打を浴びて一死二、三塁とされると、鬼崎の二塁ゴロの間に1点を返される。なおも二死三塁の場面で金子侑にタイムリー二塁打を浴び、5対2と点差をつめられてしまう。    それでも内海は三回以降は立ち直り、六回まで毎回走者を背負いながらも得点は許さない。内海は6イニングを投げ切り、被安打6、2失点の内容だった。  打線は三回以降、沈黙を続けたが、七回に再び高橋光をとらえる。二死二塁の場面で坂本がこの日2本目のタイムリーヒット。6対2とリードを広げる。  その裏から巨人は継投策に入るが、リリーフ陣が踏ん張れない。七回、2番手の山口が味方のエラーなどからピンチを招き、3番手のマシソンが中村にタイムリー二塁打を浴び、2点を奪われた。  しかし八回、村田が西武2番手・小石からバックスクリーンに飛び込む特大の第5号ソロホームランを放ち、再び西武を突き放す。    その裏、マシソンが西武打線に3安打を浴びるが、要所を締めて1失点で切り抜ける。  巨人2点リードで迎えた最終回、守護神・澤村がマウンドへ。メヒア、中村、浅村のクリーンナップを三者連続三振に仕留めてゲームセット。巨人が7対5で勝利し、連敗を脱出した。交流戦成績を6勝2敗とし、勝率は単独トップとなった
6.7西武●西武プリンスドームで行われた埼玉西武ライオンズとの1回戦。巨人は1点を先制されて迎えた四回、クルーズの2点タイムリー二塁打で逆転する。しかしその裏、味方の失策なども絡み3点を失い、再び逆転を許す。打線は五回以降、西武投手陣の前にヒット1本に抑えられ、2対6でカード初戦を落とした。巨人の交流戦成績は5勝2敗となった
6.5日本ハム●東京ドームで行われた北海道日本ハムファイターズとの3回戦。巨人は初回、日本ハム先発・大谷から大田が先頭打者ホームランを放つ。しかし三回、巨人先発の高木勇がつかまって1対3と逆転を許し、八回には2本のホームランを浴びて5点差とされる。九回に相手のエラーの間に1点を返すものの、結局2対6で大谷に完投負け。巨人は交流戦初黒星となり、連勝は「6」で止まった
6.4日本ハム○東京ドームで行われた北海道日本ハムファイターズとの2回戦。巨人は3点を追う初回、長野の遊撃ゴロの間に1点を返すと、クルーズの6号3ランホームランで逆転する。三回に中田のソロで追い付かれるが、六回に阿部の2号ソロで勝ち越しに成功。5対4で勝利し、6連勝で5月21日以来のセ・リーグ首位に浮上した。2番手で登板し、3イニングを完璧に抑えた宮國が今季初勝利、西村が八回に初登板、山口に初セーブがついた。  巨人先発は今村、日本ハム先発はメンドーサ。  今村は初回、立ち上がりを攻められる。先頭・西川の二塁打、中島の送りバントで一死三塁とされると、陽岱鋼のタイムリー二塁打で先制を許す。さらに暴投、田中賢のタイムリーヒットで1点ずつ失い、この回3点を取られてしまう。  その裏、一死から今季初スタメンの松本哲がヒットを放つと、二盗に成功。さらに坂本の内野安打で一死一、三塁とチャンスを広げると、長野の遊撃ゴロの間に松本哲が生還し、1点を返す。阿部の死球で二死一、二塁とすると、続くクルーズが左翼スタンドに6号3ランを放ち、4対3と逆転に成功する。  三回、今村は中田にソロホームランを浴び同点とされる。五回からは、2番手・宮國が登板。宮國は3イニングをパーフェクトに抑える素晴らしいリリーフを見せる。  4対4の同点で迎えた六回、日本ハム2番手の谷元から、阿部が右翼席に今季本拠地初アーチとなる2号ソロを放ち、勝ち越して終盤を迎える。  八回には、3番手・西村が今季初登板。無死満塁のピンチを作るが、レアードを空振り三振、代打・矢野を一塁ゴロ、谷口を見逃し三振に抑え、無失点で切り抜ける。  九回は山口が三者凡退で締め、5対4で試合終了。広島が引き分けたため勝率差でリーグ単独首位に浮上、12球団で唯一、負けなしの交流戦5連勝となった。
6.3日本ハム○東京ドームで行われた北海道日本ハムファイターズとの1回戦。巨人は1点リードの五回、坂本の2試合連発となる3ランホームランなどで5対0とリードを広げる。先発の菅野は7回1失点の粘投。八回にマシソンが3ランホームランを浴びて1点差まで詰め寄られるが、逃げ切った。菅野は約1か月ぶりの5勝目。巨人は今季初の5連勝を飾り、セ・リーグ首位の広島に0.5ゲーム差に迫った。  菅野は初回、先頭の西川に安打を許すも、後続を打ち取り得点を与えない。打線はその裏、日本ハム先発の吉川から先頭の大田が二塁打を放つと、二死三塁で長野が中堅にタイムリーヒットを放ち先制する。  菅野はその後も走者を許しながらも、要所を締めスコアボードに「0」を並べていく。五回までに8つの三振を奪う力投で、打線のさらなる援護を待った。  すると五回、大田のヒット、重信の四球で一死一、二塁とすると、打席には打撃好調の坂本を迎える。坂本は3球目を捉え、左翼席へ3ランホームランを叩き込んだ。主将の2試合連続となる一発で大きな追加点を挙げると、その後も二死一、二塁から村田が右翼にタイムリーヒットを放ち、さらに1点を加えて5対0とした。    援護を受けた菅野は、六回を三者凡退に抑え、七回のマウンドにも上がる。しかし、2本の安打を浴びピンチを迎えると、西川にタイムリーヒットを許してしまう。しかし次打者を併殺打に打ち取り、1失点でしのいだ。菅野は7回を被安打7、1失点の粘投でリリーフ陣に後を託した。  八回、2番手の戸根が先頭の田中賢を抑えたところで、田原誠がマウンドへ。だが、田原誠が二死一、二塁のピンチを招くと、ここで由伸監督は4番手に5連投となるマシソンを告げる。細かい継投で勝利への執念を見せたが、マシソンはレアードに3ランホームランを浴び、1点差まで詰め寄られてしまう。  最終回は、同じく5連投の澤村がマウンドへ。3つの四球を与えて二死満塁と追い詰められるが、谷口を打ち取りかろうじて逃げ切った。菅野は約1か月ぶりの5勝目。坂本の3ランホームランなどで逃げ切った巨人は、今季初の5連勝を飾った。 
6.2オリックス○京セラドーム大阪で行われたオリックスバファローズとの3回戦。巨人は初回、坂本がオリックス先発の金子からソロホームランを放ち、先制点を挙げる。二回にも、亀井のタイムリー二塁打などで3点を追加し、序盤から試合を優位に進めた。巨人先発の大竹は立ち上がりから危なげない投球で、四回まで相手打線に安打を許さなかった。五回にタイムリーを浴びるなどして、2点を失ったが、六回途中2失点の粘投を見せ、マウンドをリリーフ陣に託した。後を受けた山口、マシソン、澤村はそれぞれ無失点。リードを守りきり、大竹に今季初勝利をプレゼントした。巨人は速攻が決まって連勝を「4」に伸ばした。  巨人は初回、二死から坂本が中堅にソロホームランを放ち、幸先良く1点を先制する。一方の大竹は初回を3人で片付け、上々の立ち上がりを見せた。  二回、巨人は阿部の四球や村田のヒットで一死一、二塁とすると、続く亀井が左中間へ2点タイムリー二塁打を放ち、2人の走者が生還。さらに、相手の中継プレーが乱れた間に打者走者の亀井もホームイン、この回一気に3点を追加する。  援護を貰った大竹は、その後も安定した投球を披露。四回までに許した走者は四球のみで、オリックス打線に1本の安打も許さなかった。  しかし五回、先頭のT-岡田に安打を許すと、一死後、ボグセビックに右中間を破るタイムリー二塁打を浴び、1点を返される。さらに二死三塁の場面で小林誠が捕逸。バッテリーエラーも絡み、この回2点を失う。  突き放したい打線だが、金子の前に二回以降は沈黙。三〜六回の計4イニングを亀井の安打1本に抑え込まれ、得点の糸口を見出せない。  六回、大竹は安打と四球を許し、一死一、二塁のピンチを迎える。中島を三振に取ったところで、由伸監督は2番手・山口を投入。山口はT-岡田を三振に打ち取り、見事火消しに成功した。  直後の七回、先頭の村田の二塁打、脇谷の四球などで二死一、三塁。追加点のチャンスを迎える。だが重信が三振に倒れ、好機を生かせない。  八回は、3番手のマシソンがマウンドに上がる。二死一、二塁のピンチを招いたが、後続を仕留め無失点に切り抜けた。  最終回は、守護神・澤村がマウンドへ。安打に自らのボークも絡み、二死三塁のピンチを迎える。ここは代打のブランコを空振り三振に打ち取り、試合を締めた。澤村は、リーグ単独トップの15セーブ目を挙げた。大竹が今季初白星。速攻で逃げ切った巨人は、連勝を「4」に伸ばし、交流戦では12球団唯一の3連勝と好スタートを切った。
6.1オリックス○京セラドーム大阪で行われたオリックスバファローズとの2回戦。今季初勝利を狙う内海は、度々得点圏にランナーを背負いながらも、粘りのピッチングで六回まで無失点。打線は、初回に坂本の内野ゴロで1点を先制した後は、オリックス投手陣の前に好機で一本が出ず、追加点が奪えない。結局、巨人はこの1点をリリーフ陣が最後まで守り切り、1対0で勝利、接戦をものにした。内海は昨年10月4日以来の勝利で、今季初勝利。巨人はオリックスに対して勝ち越しを決め、3連勝で再び貯金「1」とした。  オリックス先発は松葉。  巨人は初回、無駄のない攻撃で先制する。脇谷が遊撃に内野安打を放つと、その際にショートの悪送球で二塁へ進塁。さらに脇谷は重信の送りバントで三塁へ進むと、坂本の一塁ゴロの間に生還した。  内海は、要所を締めるピッチングで中盤まで得点を許さない。序盤、初回と三回にそれぞれ二死二塁のピンチを背負うが、いずれも三振でピンチを脱する。五回には、味方のエラーも絡んで一死一、三塁とされるが、きっちり後続を抑え、ここで勝利投手の権利を手にする。六回には、亀井がT-岡田のレフトフェンス際への大飛球をジャンプしてキャッチ。スーパープレーで内海を助けた。内海は6回3安打無失点と、復調を印象付ける投球内容で降板した。  さらに内海を援護したい打線だったが、初回以降、毎回のように走者を得点圏に進めながらも残塁の山を築き、追加点を奪えない。四回には、松葉から無死一、三塁、七回には、2番手の佐藤達から二死満塁など度々追加点のチャンスを作ったが、いずれもあと一本が出ず、重苦しい展開が続いた。八、九回は、オリックスのリリーフ陣の前にいずれも三者凡退で攻撃を終えた。  内海の後を受け、七回からは田原誠が登板。先頭打者に出塁を許すが、続くブランコを併殺打に打ち取る。二死からは山口がワンポイントリリーフ。きっちり左打者の西野を抑え、役割を果たした。  八回は、マシソンが三者凡退で抑えると、九回は守護神・澤村がマウンドに上がる。一死からヒットの走者を背負うが、続くT-岡田を三振に打ち取る。その際二盗を試みた一塁走者を小林誠が素早い送球で刺し、試合終了。完封リレーで、初回にあげた1点を守りきった。内海が今季初白星。交流戦開幕から2連勝で、最初のカードの勝ち越しを決めた巨人は、貯金を再び「1」とした。
5.31オリックス○京セラドーム大阪で行われたオリックスバファローズとの1回戦。巨人は二回、小林誠のタイムリーヒットで先制。先発の田口は五回に逆転を許すが直後の六回、この試合が今季初出場となった阿部が1号逆転2ランホームランを放ち、3対2と逆転に成功。1点のリードをリリーフ陣がきっちり守り切った。復帰した頼もしい主砲の一振りで、巨人は交流戦初戦を白星で飾り、勝率を5割に戻した。  オリックスの先発は西。  打線は二回、クルーズと村田のヒットで一死一、三塁の好機を作ると、小林誠が中堅にタイムリーヒットを放ち、1点を先制する。  巨人の交流戦の「開幕投手」を託された田口は、一回から四回までひとりの走者も出さない、完璧な立ち上がりを見せる。しかし五回、一死からT-岡田に初ヒットを許すと、小谷野にも連打を浴び一死一、二塁とされる。ここでブランコは打ち取ったが、続く安達、伊藤に連続タイムリーヒットを打たれ、一気に逆転を許してしまう。  それでも1点を追う打線は六回、2死から長野がヒットで出塁すると、「5番・指名打者」で今季一軍初出場の阿部が3打席目へ。この場面で阿部がフルスイングで放った打球は、右翼スタンドへ突き刺さる逆転の1号2ランホームラン。頼れる主砲がここぞの場面で輝き、巨人がすぐさま3対2と試合をひっくり返した。  再び援護をもらった田口はその裏、二塁打と四球で一死一、三塁のピンチを迎える。だが後続をフライと空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けた。田口は6回を投げて5安打2失点にまとめ、試合を作った。  七回から継投に入った巨人。七回は田原誠と山口、八回はマシソンが得点を許さず、僅差のリードを守る。  九回は守護神・澤村が危なげなく三者凡退に抑え、3対2で試合終了。巨人は阿部の劇的な逆転2ランホームランで交流戦白星スタートを飾り、勝率を5割に戻した。
5.29阪神○東京ドームで行われた阪神タイガースとの10回戦。先発は巨人が高木勇、阪神はメッセンジャー。巨人は三回、重信のタイムリーヒットで先制すると、坂本の10号ソロホームランで追加点を挙げる。そのリードを高木勇、マシソン、澤村のリレーで守りきり、2対1で勝利。高木勇は7回1失点の好投で4勝目を挙げた。巨人は交流戦前最後のゲームを白星で飾り、連敗を「7」で止めた。  高木勇は初回から三回まで一人のランナーも許さないパーフェクト・ピッチング。素晴らしい立ち上がりを見せる。  打線は三回、一死から脇谷が右中間を破る二塁打で出塁すると、続く重信が中堅にタイムリーヒットを放ち、先制に成功する。重信は二塁を狙ってタッチアウトとなってしまうが、次打者の坂本が左翼スタンドに10号ソロホームランを放ち、リードを2点に広げる。坂本は8年連続の2けたホームランとなった。  高木勇は直後の四回、先頭の鳥谷にこの試合初被安打となるソロホームランを浴びるが、その後もテンポのよい投球で阪神打線に的を絞らせない。結局7回を投げて被安打3、7三振を奪って1失点でリリーフにマウンドを託した。  八回は2番手マシソンがきっちり三者凡退、九回は5月20日以来久しぶりの登板となった澤村が締めた。投手戦を制して2対1で逃げ切った巨人は連敗を「7」でストップ。首位広島と3.5ゲーム差で31日からの交流戦に突入する
5.28阪神●東京ドームで行われた阪神タイガースとの9回戦。打線は三回、相手のエラーと長野のタイムリーで2点を先制。一方、先発の今村は先制した直後の四回、先頭打者に四球を与え一死後、4者連続安打を放たれこの回一挙4点を失う。さらに九回、3番手の宮國が、2者連続ソロホームランを浴び、2対6と突き放される。打線は最終回、一死から亀井、大田の連続ヒットと四球で満塁とし、暴投、坂本の犠牲フライで2点差に詰め寄るも、最後はクルーズがキャッチャーファウルフライに倒れ、試合終了。巨人は2006年7月以来、10年ぶりの7連敗を喫した
5.27阪神●東京ドームで行われた阪神タイガースとの8回戦。巨人先発の菅野は立ち上がりを攻められ、味方のエラーもあって初回に先制点を許してしまう。2回以降は徐々に調子を上げ、7回1失点でマウンドを降りたが、打線が阪神・岩貞の前に沈黙。3安打に封じ込まれ、0対1で完封負けを喫した。菅野は自責点0ながらも今季初黒星。チームは6連敗となった
5.26広島●マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの11回戦。巨人打線は初回、重信の左中間への三塁打と坂本のタイムリーで1点を先制する。一方、今季初登板の先発・大竹は初回と二回にそれぞれソロホームランを浴び、逆転を許してしまう。反撃を狙う打線は六回、重信のこの日二本目の三塁打などで一死二、三塁とし、クルーズの犠牲フライで同点に追いつく。しかしその裏、大竹は3四球など一死満塁のピンチを迎えると、安部に犠牲フライ、この回無安打で勝ち越される。大竹は結局6回3失点で降板。打線も終盤はあと1本が出ず、今季初の5連敗で貯金がなくなり、勝率は5割に戻った
5.25広島●マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの10回戦。先発は巨人が田口、広島が野村。田口は初回に2点を失うが、直後の二回、アンダーソンの今季初打点となるタイムリーですぐさま1点差に迫る。しかし六回、リリーフ陣が2本の3ランホームランを浴びるなどで7点を失ってしまう。終盤にクルーズ、代打・脇谷のタイムリーで1点ずつ返すが、反撃及ばず今季初の4連敗。首位広島とのゲーム差は2.5に広がった
5.24広島●マツダスタジアムで行われた首位の広島東洋カープとの9回戦。巨人先発の内海は二回、小窪のタイムリーヒットで先制を許す。その後もエルドレッドと丸に一発を浴び、5回4失点で降板した。打線はこの日一軍昇格したアンダーソンが今季初ヒットを放ったものの、広島先発のジョンソンを最後まで打ち崩せず、散発4安打で完封負け。投打に精彩を欠いた巨人は0対6で敗れ、3連敗を喫した
5.22中日●ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの9回戦。巨人は三回、クルーズのタイムリー二塁打で1点を先制する。しかし四回、先発の高木勇がソロホームランとタイムリーで逆転を許してしまう。さらに六回にも、守りのミスなどで一挙3失点。高木勇は、六回途中5安打5失点の内容でマウンドを降りた。一方の打線は八回まで毎回ヒットを放つがつながりを欠き、追加点を奪えない。九回には、重信がプロ初の猛打賞となる3本目のヒットを放ったが、後続が打ち取られ、1対5で試合終了。敵地で中日に連敗し、対戦成績は2勝6敗1分となった
5.21中日●ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの8回戦。巨人先発の今村は二回にソロホームランを浴びて先制を許すが、直後の三回、大田が豪快な一発を浴びせて同点に。1対1のまま迎えた七回、巨人はクルーズの右翼へのソロホームランで勝ち越すが、その裏、リリーフ陣が崩れて4点を失い、中日に逆転を許した。八回、巨人は重信のプロ初安打となるタイムリー三塁打などで1点差に迫るが、その裏に1点を奪われて突き放され、4対6で敗れた
5.20中日○ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの7回戦。巨人先発の菅野は、安定した投球で、8回6安打無失点の好投。一方の打線は、中日先発・バルデスの前に再三の好機を作るが、あと1本が出ず、先制点を挙げられない。試合は息詰まる投手戦となり、両軍無得点のまま延長戦へと突入した。均衡が破れたのは十一回。巨人は中日3番手福谷を攻め、一死二、三塁とすると、代打・亀井の打席で福谷が暴投。思わぬ形で先制点を挙げると、二死後、大田のタイムリーが飛び出し、この回2点を奪った。その裏を澤村が締め、2−0で試合終了。2回無失点の好リリーフを見せたマシソンが勝利投手となった。投手戦を制した巨人は連敗を「2」で止め、首位を堅持した。  打線は初回、バルデスの前に三者凡退に倒れる。二回には、先頭のクルーズが左翼線に強い当たりを放ち二塁を狙ったが、あえなくタッチアウト。得点の糸口を見出せない。  一方、菅野の立ち上がり。初回、先頭の大島に四球を許したが、続く荒木を併殺打に打ち取るなど、わずか7球で切り抜けた。その後もテンポの良い投球で、中日打線を手玉に取った。  すると五回、巨人に大きなチャンスが訪れる。村田、ギャレット、大田の三連打で無死満塁。絶好の得点機を迎えたが、後続が倒れ、無得点に終わってしまう。  続く六回には、坂本が右中間に三塁打を放つなどして、二死一、三塁とする。だが、ギャレットが見逃し三振に倒れ、前のイニングに引き続き、先制点のチャンスをものに出来ない。  四回のクルーズのファインプレーなど、味方の守備にも助けられ、五回までリズム良く投じていた菅野だが、六回にピンチを迎える。ヒットと四球で、二死一、二塁とされる。ここはビシエドを遊撃ゴロに打ち取り、得点を与えない。菅野は、七、八回もマウンドに上がり、無失点に抑えた。8回6安打無失点の好投で、菅野はリリーフ陣にバトンを託した。  エースの好投に応えたい巨人打線は九回、村田、ギャレットの連打が飛び出し、無死一、三塁。またも絶好のチャンスが訪れる。しかし、大田が併殺打、小林誠が遊撃フライに倒れ、本塁が遠い展開。    九回から、巨人のマウンドにはマシソンが上がる。無失点に抑え、試合は延長戦に突入した。マシソンは十回もゼロで切り抜け、好リリーフで打線の奮起を待った。  十一回、ついに均衡が破られる。中日3番手の福谷から、坂本がこの日3本目の安打となるライト前ヒットを放つと、クルーズもライト前ヒットで続き、代打・寺内が送りバントを決めて、一死二、三塁。代打・亀井の打席で福谷が暴投。思わぬ形で、巨人は待望の先制点を手にした。なおも二死三塁から、大田がしぶとく中堅タイムリーヒット、貴重な追加点を挙げ、2−0とリードした
5.18DeNA●福島で行われた横浜DeNAベイスターズとの8回戦。巨人先発の田口は打たせて取る投球で、五回まで3安打に抑え得点を与えない。一方の打線は、DeNA先発の石田を打ちあぐね、五回までクルーズの単打1本に抑え込まれる。田口は六回、ソロホームランを浴びて先制を許してしまう。すぐさま追いつきたい打線だが、その後も石田から得点を奪えず、代わったDeNAリリーフ陣も捉えることが出来なかった。結局、0対1のまま試合終了。田口が8回1失点の好投をみせたものの、完封負けを喫し、「東北シリーズ」は連敗に終わった
5.17DeNA●山形で行われた横浜DeNAベイスターズとの7回戦。巨人は二回、村田の4号ソロホームランで先制。しかし今季初登板の先発・内海が五回に同点に追いつかれると、六回は守備のミスなどで2点の勝ち越しを許す。中継ぎ陣もロペスに2打席連続の2ランを浴びるなどDeNA打線を止められなかった。打線もDeNAの先発・モスコーソに最後まで苦しみ、1対7で敗戦。巨人の連勝は「4」でストップした
5.15ヤクルト○東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの12回戦。巨人は立ち上がりにヤクルト先発・原樹を攻め立てる。初回、2本のヒットと四球で無死満塁とすると、ギャレットの内野ゴロの間に長野が生還し、先制に成功。二死後、亀井がセンターへ2点タイムリーヒットを放ち、この回3点を奪う。巨人先発・高木勇は7回2失点でまとめ、マシソン、澤村とつないで逃げ切った。ホームでのヤクルトとの「TOKYOシリーズ」を3連勝で飾り、今季2度目の4連勝とした。  巨人先発・高木勇は初回、ヤクルト打線を三者凡退に抑える上々の立ち上がりを見せる。  一方の打線はその裏、先頭の長野のヒットと盗塁、立岡の四球、坂本のヒットで無死満塁と絶好のチャンスを作ると、ギャレットの内野ゴロの間に1点を先制。二死後、さらに亀井が中堅への2点タイムリーヒットを放ち、ヤクルト先発のルーキー・原樹から3点を先制した。 しかし、二回以降は、立ち直った原樹らヤクルト投手陣を打ちあぐね、ヒットは三回の坂本の右翼へのヒット1本のみ。追加点を奪うことはできなかった。  高木勇は二回にバレンティンにソロホームラン、六回には、二死から山田に三塁打、バレンティンに左翼へのタイムリーを許し、3対2で1点差と詰め寄られる。しかし、その後は踏ん張り、7回2失点でマウンドを降りた。  八回はマシソンが三者凡退に抑えると、九回の澤村は二死から四球を出しながらも後続を打ち取り、試合終了。東京ドームで行われた「TOKYOシリーズ」は巨人の3連勝で幕を閉じた。チームは4連勝となり、高木勇は4月26日以来の3勝目、澤村は2年連続の二桁となる10セーブ目
5.14ヤクルト○東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの11回戦。巨人先発の今村は初回に先制を許すが、二回以降は好投。打線は二回に長野のタイムリー二塁打で追いつき、亀井の2ランホームランで勝ち越した。その後もギャレットの2ランホームランなどで効果的に得点を重ね、ヤクルトを突き放した。今村は今季最長の7イニングを投げ、1失点の好投で2勝目。投打がかみ合った巨人は3連勝でこのカード勝ち越しを決め、首位を守った。  今村は初回、二死二塁から相性の悪いバレンティンに右中間へのタイムリー二塁打を浴び、いきなり先制を許す。  しかし打線は二回、ヤクルト先発のアンダースロー・山中から逆転に成功する。先頭のギャレットが二塁打で出塁すると、長野の右中間タイムリー二塁打で同点。さらに続く亀井が右翼に2ランホームランを放ち、2点を勝ち越した。  今村は毎回のように走者を許しながらも、二回以降はヤクルト打線に得点を許さない。一方、追加点を奪いたい打線だったが、山中の前に三回以降、3イニング連続で三者凡退に打ち取られる。  しかし六回、二死から坂本がヒットで出塁すると、ギャレットに2ランホームランが飛び出し、5対1と点差を広げる。さらに七回にはヤクルト2番手・中澤から無死満塁の好機をつくると、代打のクルーズが犠牲フライを放ち、5点差とした。  今村は結局今季最長の7イニングを投げ切り、5安打1失点。上々の内容で降板した。  八回は2番手のマシソンが抑えると、その裏にはギャレットが内野安打を放ち、来日初の猛打賞。続く長野の右翼線への二塁打でギャレットの代走・鈴木尚が一気に生還してダメ押しの7点目を挙げた。  九回は田原誠が三者凡退に抑え、試合終了。巨人は7対1でヤクルトに勝利し、3連勝で首位を堅持。今村が4月24日以来の2勝目を挙げた
5.13ヤクルト○東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの10回戦。打線は二回、村田の3号ソロで先制に成功する。巨人先発の菅野は八回までヤクルト打線をわずか1安打に抑える圧巻のピッチング。しかし、九回に同点とされ延長戦へ。4番手の山口が十二回に無死一、三塁のピンチを背負うと、代わった田原誠のミスで勝ち越しを許したが、その裏、二死一、二塁から坂本が2点タイムリーを放って逆転サヨナラ勝ち。巨人は今季初のサヨナラ勝ちで2連勝を飾り、首位を守った。  ヤクルト先発は成瀬。  巨人先発の菅野は初回を三者凡退に抑える抜群の立ち上がり。  打線は二回、村田が初球を左中間スタンドに叩き込み、先制に成功する。 さらにリードを広げたい巨人打線は五回以降、毎回のように走者を出すが、あと1本が出ない。  菅野は二回以降も好投を続け、八回まで無四球、被安打1という圧巻のピッチングでヤクルト打線を封じこめた。  しかし、完封勝利が目前に迫った九回、先頭の今浪にこの試合初めての四球を与える。続く荒木は送りバント失敗の小飛球。ダブルプレーを狙った小林誠の送球が一塁走者に当たって、スタンドに入ってしまい、一死三塁のピンチ。続く坂口にタイムリーを浴びて同点とされ、試合は延長戦に突入する。    投手陣は十回澤村、十一回マシソンが無失点に抑えたものの、十二回にマウンドに上がった山口が無死一、三塁のピンチ。代わった田原誠は大引を投ゴロに打ち取ったが、ベースカバーのいない二塁に送球してしまい、フィルダースチョイスで1点を勝ち越されてしまった。  巨人はその裏、二死から長野がライトへ二塁打を放つと、鈴木尚の代打・大田が四球で二死一、二塁のチャンス。ここで坂本が左翼線に逆転の2点タイムリーを放って、今季初のサヨナラ勝ちを収めた。巨人は連勝で首位を守りきった
5.11阪神○甲子園球場で行われた阪神タイガースとの7回戦。巨人は初回、坂本の9号ソロホームランで先制すると、三回には脇谷とギャレットのタイムリーヒットで2点を加え、そのまま逃げ切った。先発の田口は七回途中まで1失点で2勝目、澤村はリーグトップタイの9セーブ目。チームは連敗を3で止め、5月6日以来の首位に浮上した。  巨人は初回、坂本が阪神先発・メッセンジャーから中堅へ9号ソロホームランを放ち、先制に成功する。  先発の田口は初回、先頭の高山にヒットを許すが、後続を断って順調な立ち上がりを見せる。  打線は三回、先頭の小林誠のヒット、田口の送りバントなどで二死二塁とすると、脇谷が巨人復帰後初となるヒットを中堅に放つ。この打球で本塁に滑り込んだ小林誠はタッチアウトの判定を受けるが、今季から導入されたコリジョンルールの適用で判定が覆り、生還が認められる。さらに坂本の四球で二死一、二塁とすると、ギャレットがしぶとく右翼にタイムリーヒット。巨人はこの回2点を追加し、3対0とリードを広げる。  田口は中盤まで見事な投球を見せる。初回にヒットを許してから六回一死で四球を与えるまで、15人連続でアウトを重ねた。  しかし七回、先頭の大和、続く福留に連続ヒットを許すと、ゴメスに四球を与え無死満塁としてしまう。ここでマウンドを2番手・マシソンに託す。マシソンは押し出し四球で1点を与えたが、鳥谷を投ゴロ併殺打に打ち取る。さらに二死二、三塁で代打・上本を空振り三振に仕留め、ピンチをしのいだ。  マシソンは続投した八回を三者凡退に抑え、九回は澤村が締めて試合終了。巨人は3対1で逃げ切り、連敗を3で止めた
5.10阪神●東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの6回戦。巨人先発の高木勇は、二回にソロホームランで先制を許すと、五回にもタイムリーなどで2点を追加される。さらに六回にも2失点、10安打を浴び5失点でマウンドを降りた。巨人は七回から勝ちパターンのリリーフ陣をつぎ込むも、マシソン、山口がそれぞれ3失点と中日打線を止められず、結局今季ワーストタイの11失点。一方の打線は中日投手陣の前に、六、九回の片岡と亀井の2ランホームランでの反撃にとどまった。投打がかみ合わなかった巨人は、東京ドームで今季初の3連敗を喫し、セ・リーグ3位に後退した
5.8中日●東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの5回戦。今季2勝目を狙う巨人先発の今村だったが、中日の4番・ビシエドに1イニングで2本の本塁打を浴びるなど、二回に一挙8失点。なんとか見せ場をつくりたい打線だったが、坂本の2試合連続となるソロホームランによる1点を返すに留まった。坂本の3安打1打点の活躍も実らず、巨人は1対8で敗れ、本拠地で中日に2連敗となり、首位を明け渡した
5.7中日●東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの5回戦。今季2勝目を狙う巨人先発の今村だったが、中日の4番・ビシエドに1イニングで2本の本塁打を浴びるなど、二回に一挙8失点。なんとか見せ場をつくりたい打線だったが、坂本の2試合連続となるソロホームランによる1点を返すに留まった。坂本の3安打1打点の活躍も実らず、巨人は1対8で敗れ、本拠地で中日に2連敗となり、首位を明け渡した
5.6中日●東京ドームに、悪友、下田と観戦する。東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの4回戦。巨人は三回、立岡のタイムリーで幸先よく先制した。プロ初登板初先発の育成出身ルーキー・長谷川は、初回の満塁のピンチを2者連続三振で切り抜けるなど、四回まで無失点に抑えたが、五回に集中打を浴びて無念の途中降板。後を受けたリリーフ陣も中日打線を止められず、16安打を浴びて2対7で敗戦した
5.5広島○東京ドームで行われた広島東洋カープとの8回戦。巨人先発・菅野は、六回までを被安打1・無四球のピッチングで広島打線を寄せ付けない。一方の打線は広島先発・九里を攻めあぐね、五回までは無得点。しかし、六回、菅野の内野安打をきっかけにチャンスを作ると、坂本のタイムリーで1点を先制。さらにギャレットの2ランが飛び出し、一気にリードを広げた。七回に菅野が2ランを浴びて1点差に詰め寄られたが、その裏、村田がソロ本塁打を放って再び引き離す。菅野は追加点を許さずに九回を投げ切り、巨人が4対2で勝利した。菅野は今季3度目の完投勝利。巨人は前日、広島に奪われた首位の座を奪い返し、首位攻防の3連戦を勝ち越しで終えた。  試合前半は息詰まる投手戦となった。  菅野は初回、二死から丸に二塁打を浴び、二死二塁のピンチを招く。しかし、続く松山を空振り三振に仕留め、先制点を与えない。  一方、打線は初回、九里の前に三者凡退に終わったが、二回に好機を迎える。長野、亀井の連打で一死一、二塁。ここで打撃好調の村田が打席に立ったが、二塁併殺打に倒れた。  初回こそ得点圏に走者を背負った菅野だが、二回からは圧巻のピッチングを見せる。六回までの計5イニングは全て三者凡退。広島打線を沈黙させた。  打線は三回以降も九里を捉えきれず、得点を奪うことが出来ない。両軍無得点のまま試合は中盤まで進んだ。  均衡が破れたのは6回。巨人は先頭の菅野が内野安打で出塁すると、立岡の送りバントなどで二死三塁の好機を作る。ここで坂本が粘った末に左翼にタイムリーヒットを放ち、待望の先制点を挙げた。さらに、続くギャレットがセンターに2ランホームランを放ち、巨人がこの回、一挙3点を奪って試合の主導権を握った。  しかし、直後の七回、無失点ピッチングを続けていた菅野が天谷に2ランを浴び、1点差に迫られる。  その裏、打線が再び菅野を援護。一死から村田が左翼にソロホームランを放ち、4対2と巨人がリードを広げる。九里はこの回でマウンドを降りた。  菅野は八、九回もマウンドに上がる。走者こそ許したものの、要所を抑えて反撃を断ち、巨人が4対2で勝利。菅野は開幕から無傷の4勝目をマーク。完投勝利は4月13日のヤクルト戦以来、今季3度目となった。巨人は、広島との首位攻防3連戦を2勝1敗で勝ち越して首位に浮上。広島との対戦成績を6勝2敗とした
5.4広島●かーめさんと野球観戦予定だったけど、チケットを紛失(予約していなかったか)し、観戦できず。でも、負けたからいいか。東京ドームで行われた広島東洋カープとの7回戦。巨人先発の江柄子は相手先発の野村に2打席連続タイムリーを浴びるなど、5回途中5失点で降板した。打線は六回、二死から辻のプロ初ヒットなど4連打で1点を返したが、「あと1本」を欠き、追加点を奪えない。結局、打線は計11安打を放ちながらも最少得点。投手陣は8与四球と安定感を欠き、2位の広島に1対6で敗戦。首位の座を明け渡した
5.3広島○東京ドームで行われた広島東洋カープとの6回戦。巨人先発の田口は2本のソロホームランで先行を許すが、打線が四回、村田のタイムリーヒットなどで同点に追い付く。田口は要所を締めて、7回を2失点にまとめる。すると2対2で迎えた八回、二死一塁からギャレットが決勝のタイムリー二塁打を放ち、試合を決めた。連敗を3で止めた巨人は首位攻防3連戦を白星スタートとし、首位を奪還した。  田口は初回、先頭の田中に投じた初球を左翼スタンドに運ばれ、いきなり先制を許す。その後も二死二塁とされたがエルドレッドを空振り三振に仕留め、ここは最少失点で切り抜けた。一方の打線は、苦手の広島先発・ジョンソン攻略にこの日も苦しむ。三回に村田が安打で出塁するも、序盤を無得点に抑えられた。  田口は中盤もテンポの良い投球を見せるが、四回に二死からエルドレッドにソロホームランを浴び、リードを2点に広げられる。  追う巨人はその裏、一死から坂本が四球を選ぶと、二死後に長野のヒットで一、三塁とする。続く亀井は遊撃ゴロに打ち取られるが、この打球を遊撃手の田中が弾き、エラー。三塁走者の坂本が生還して1点を返した。なおも二死一、三塁で村田の左翼へのタイムリーヒットで、この回同点に追い付いた。  七回、田口は連打で無死二、三塁のピンチを招く。しかし、後続を内野ゴロ二つで打ち取ってこの回を無失点でしのぐ。田口はその裏の攻撃で代打を送られ交代、7回を投げ2失点と、きっちり試合をつくった。八回は2番手マシソンが登板して三者凡退に抑え、打線の奮起を待った。  その裏、続投するジョンソン相手に、坂本が二死から四球で出塁する。続くギャレットは右中間を真っ二つに破るタイムリー二塁打を放ち、坂本が一塁から一気に生還。4番が終盤に一振りでジョンソンをとらえ、貴重な勝ち越し点をもぎ取った。  1点リードで迎えた九回、3番手として澤村がマウンドに上がる。先頭の丸に四球を与えるなど不安定な投球だったが、新井を空振り三振に抑えると、小林の好送球で丸の盗塁を阻止。その後エルドレッドにこの日3本目のヒットを許すも、後続を断った。  巨人は田口の粘りと4番・ギャレットの殊勲打が光り、3対2で勝利。広島との対戦成績を5勝1敗とし、首位に浮上した
5.1ヤクルト●神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの9回戦。巨人は初回、二死満塁から亀井が中堅に2点タイムリーヒットを放ち先制に成功する。しかし、先発の高木勇は二回に3点を失い逆転を許すと、三回、五回と山田に2打席連続ホームランを打たれ、5回を投げ計6失点。リリーフ陣も失点を重ね、結局、今季チームワーストの11失点、今季初の3連敗でリーグ2位に後退した
4.30ヤクルト●神宮球場に、コボちゃん、ロクさん、かーめさんと見に行く。1点を追う7回、この回からマウンドに上がった巨人の2番手・山口に襲いかかった。1死から代打・田中浩の左中間二塁打、続く代打・飯原の左越え2ランで試合をひっくり返した。9回は今季開幕から無失点のオンドルセクが締め、12試合連続無失点とした。巨人は先発・今村が6回2失点と粘りの投球を見せたものの、山口がつかまりヤクルトに連敗。28日の阪神戦(甲子園)でも守護神・沢村が9回に2点差を追いつかれ引き分けており、リリーフ陣の不安を露呈する一戦となった
4.29ヤクルト●神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの7回戦。巨人先発のポレダは立ち上がりから不安定な投球で、4回3失点と粘ることができなかった。打線もヤクルト先発・石川の前に、八回まで散発3安打に抑え込まれる。九回に長野のタイムリー三塁打で1点を返すが、反撃もここまで。5安打に抑え込まれた巨人は1対4で敗れ、引き分けを挟み連勝は3で止まった
4.28阪神○甲子園球場で行われた阪神タイガースとの6回戦。巨人は三回、坂本の3ランホームランで先制し、主導権を握る。先発・菅野は五回に1点を失い、その後もピンチを背負うが、要所を締めて八回を1失点。しかし、2点リードで迎えた九回、澤村がゴメスの一発を浴びるなどして同点に追いつかれ、試合は延長戦に突入した。打線は十回以降、毎回走者を送ったが決定打を欠き、3対3のまま十二回を終えて引き分けた。巨人の引き分けは今季3度目。阪神との対戦成績は3勝2敗1分となった
4.27阪神○甲子園球場で行われた阪神タイガースとの5回戦。巨人の先発は、今季初勝利を狙う田口。打線は初回、ギャレットに2ランホームランが飛び出し、幸先良く2点を先制。四回には、長野、立岡のタイムリーなどで4点を追加。さらに六回には、坂本の3ランなどで10対0とする。八回にも坂本に2打席連続となるダメ押しのソロホームランが飛び出し、今季最多の11得点を奪う猛攻を見せる。大量リードをもらった田口は、六回にソロホームランを許したものの、打たせて取るピッチングで阪神打線を最少失点に抑える。最終的に5つの併殺を奪うなど、球数わずか99球のプロ初完投で今季初勝利。巨人は3連勝で、阪神との対戦成績を3勝2敗と勝ち越した。  阪神の先発は左腕・岩田。  巨人は初回、長野がヒットで出塁すると、ギャレットに4月3日以来となる第5号2ランホームランが飛び出し、幸先良く2点を先制する。  巨人先発の田口は、初回を三者凡退に抑える抜群の立ち上がり。二、三回は四球を与えるも、阪神打線を無安打に封じ込める。  すると四回、打線は岩田を一気に攻略。亀井、村田の連打と田口の一塁ゴロエラーで一死満塁とすると、長野のタイムリーヒットと中堅・江越の悪送球で2点を奪う。なおも一死二、三塁の場面で、立岡のタイムリーヒットで5対0。ここで岩田をノックアウト。続いてマウンドに上がった歳内からも、坂本が犠牲フライを放ち、さらに追加点。この回4点を奪う。  6点の援護をもらった田口は四回、わずか7球で三者凡退に仕留める。五回にはゴメスに左翼線に初ヒットを浴びたが、亀井の二塁への好返球で見事タッチアウト。今季初勝利を目指す田口をバックが助ける。  六回も再び打線が爆発する。ヒットの小林誠を二塁に送ると、長野の中堅フェンス直撃のタイムリー三塁打で1点を追加。さらに立岡が相手エラーで出塁すると、坂本が第3号3ランホームランを左翼スタンドに叩き込み、10対0と大きくリードを広げる。  田口はその裏、代打・新井にソロホームランを浴び、1点を返される。さらに代打・陽川にヒットを許したが、後続を二塁併殺打に打ち取り、この回を最少失点で切り抜ける。  八回には、坂本に2打席連続となるソロホームランが飛び出し、ダメ押しとなる11点目を奪う。  今季初勝利に向けてその後もマウンドに上がった田口は、七、八、九回と毎回ヒットや四球などでランナーを背負ったが、阪神打線の拙攻にも助けられ3イニング連続で併殺打に打ち取り、無失点で切り抜ける。田口は最終的に5つの併殺を奪うなど、打たせて取る持ち味を発揮し、球数わずか99球のプロ初完投で今季初勝利。巨人は敵地・甲子園での快勝劇で、阪神との対戦成績を3勝2敗とした。
4.26阪神○甲子園球場で行われた阪神タイガースとの4回戦。巨人は2点を追う六回、阪神先発の藤浪から坂本のタイムリーヒットで1点差に迫ると、クルーズの同点タイムリーヒット、さらに亀井の2点タイムリー二塁打で計4点を挙げ、この回一気に逆転に成功。継投でリードを守り切った。七回途中2失点の先発・高木勇は3月26日以来1か月ぶりの2勝目を挙げた。  高木勇は三回、先頭の藤浪に二塁打を許すと、味方のエラーと犠飛で2点を失う。続く四回も先頭の鳥谷に二塁打を打たれるが、続く北條の投ゴロで飛び出した鳥谷に気づき、素早く送球して二塁タッチアウト。タッチした坂本はすぐ一塁に送球して併殺を完成させ、高木勇の投球を助けた。  打線は藤浪の前に五回まで1安打に抑えられていたが、六回に見事な集中打を見せる。先頭・長野のヒットと立岡の二塁打で無死二、三塁として、坂本のタイムリーで1点差に迫る。ギャレットが四球でつなぎ無死満塁とすると、クルーズのタイムリーヒットで同点。さらに続く亀井の打球は右翼線への2点タイムリー二塁打となり、勝ち越しに成功。この回、1四球を挟む5連続ヒットで一挙4点を挙げ、試合をひっくり返した。  高木勇は七回、一死を取ったところで2番手・山口と交代。直後の八回、亀井が2打席連続となるタイムリーヒットを放ち、5対2と差を広げる。  八回はマシソンが1点を失って2点差に詰め寄られるが、九回は澤村が三者凡退に抑え試合終了。6回3分の1を投げて2失点の高木勇は1か月ぶりの2勝目を挙げた。巨人はこのカード初戦を制し、阪神との対戦成績を2勝2敗とした
4.24DeNA○東京ドームで行われた横浜DeNAベイスターズとの6回戦。巨人先発の今村は、六回途中まで投げ被安打4無失点の投好を見せる。一方の打線は二回、四球とヒットで二死一、三塁のチャンスを作ると、立岡の中堅へのタイムリーで先制。さらに六回、相手エラーなどで2点目、坂本の犠牲フライで3点目を挙げリードを広げる。今村の後を受けたリリーフ陣も無失点に抑え、巨人が3対0で勝利。今村は、およそ2年ぶりの白星を挙げた。 DeNA先発は山口。  今村は初回、四球とヒットで走者を出しながらも後続を断ち、立ち上がりを無失点で切り抜けた。  打線は二回、小林誠の四球と長野のヒットで二死一、三塁とすると、続く立岡の中堅へのタイムリーヒットで先制に成功。しかしその後は、山口の前に打線がつながらず、追加点を挙げられない。  今村は五回まで、打たせて取る完璧な投球を見せる。しかし六回、DeNA上位打線につかまり二塁打を含む2本のヒットを浴びて、二死一、三塁のピンチを迎える。ここで由伸監督は交代を決断。2番手でマウンドに上がった宮國は後続を二塁ゴロに打ち取り、この回を無失点に抑えた。  六回、先頭の村田が左翼フェンス直撃の二塁打を放ち、無死二塁のチャンスを作る。続く小林誠が送りバントをすると相手一塁が悪送球、この間に村田が生還し、2点目。さらに、代打・松本哲の送りバントが相手エラーを誘い無死一、三塁、立岡のヒットで一死満塁とする。続く坂本の打球は中堅への犠牲フライとなり、3点目を挙げ、点差を広げる。  一方の投手陣は、六回途中から宮國、山口、マシソンとつなぎ、九回のマウンドには澤村。2本のヒットを許し一死一、二塁のピンチを背負うが、続く打者を三振とフライに仕留め、試合終了。リリーフ陣の好救援でリードを守りきった巨人が零封勝ち。DeNAとの対戦成績を3勝2敗1分とした
4.23DeNA● 東京ドームで行われた横浜DeNAベイスターズとの5回戦。巨人先発のポレダは六回までで8四死球と制球に苦しんだが、なんとか無失点のまま降板、2番手の田原誠は七回二死満塁から3点タイムリーを浴び、先制を許す。一方、打線は初回の好機を走塁ミスで逃すと、立ち直ったDeNA先発の井納にわずか5安打に抑えられ、0−3で完封負けを喫した。DeNAとの対戦成績は2勝2敗1分となった
4.22DeNA△ 東京ドームで行われた横浜DeNAベイスターズとの4回戦。先発は巨人が菅野、DeNAが今永。均衡が破れたのは五回、小林誠のタイムリー二塁打で巨人が先制する。しかし九回、3番手の澤村が同点ホームランを浴び、1対1となり延長戦に突入。試合はそのまま延長12回引き分けとなった。先発の菅野は7回89球で無失点。巨人は今季2度目の引き分けで、DeNAとの対戦成績は2勝1敗1分けとなった
4.17広島○東京ドームで行われた広島東洋カープとの5回戦。巨人は三回に片岡のソロホームランで先制。2シーズンぶりの勝利を目指して先発した今村は五回まで広島打線を1安打に抑えるが、六回にソロホームランを浴びて試合は振り出しに戻る。巨人は八回、クルーズのヒット、代走・鈴木尚の今季初盗塁などで一死三塁の場面をつくる。ここで村田が勝ち越しタイムリー。最終回は澤村が走者を得点圏に背負いながらも無失点で締め、巨人は広島に連勝で首位をキープした。  広島先発は福井。  初回、打線は片岡のヒットなどで二死満塁の好機をつくるが、ここは亀井が右翼フライに倒れる。しかし三回、先頭の片岡が左中間に1号ソロホームランを叩き込み、巨人が先制する。  今季初勝利を狙う巨人先発の今村は、快投を見せる。初回から三回まで無安打ピッチングを続けると、四回には先頭の菊池に初ヒットを許すが、4番のエルドレッドを併殺打に打ち取るなど、五回まで無失点で切り抜け、勝利投手の権利を一度は手にする。しかし六回、二死から菊池にソロホームランを浴びて同点とされる。続く丸に内野安打を許したところで今村は降板、2シーズンぶりの勝利はまたもお預けとなった。  勝ち越したい打線はその裏、亀井の四球などから二死二塁として、4試合連続でスタメンから外れた坂本が代打で打席に立つが、一塁ゴロに倒れる。続く七回も片岡がこの日3本目となるヒットで出塁するが、長野とギャレットが共に右翼フライに打ち取られる。  今村の後を受けた2番手の田原誠、3番手のマシソンは広島に勝ち越しを許さない。リリーフ陣が嫌な流れを断ち切り、打線の奮起を待つ。  八回、足を絡めた攻撃でついに巨人が均衡を破る。先頭のクルーズがヒットで出塁すると、ここで代走に起用された鈴木尚が今シーズン初盗塁となる二盗を決める。続く亀井の二塁ゴロで鈴木尚が三塁へ進むと、村田に中堅へのタイムリーヒットが飛び出し、巨人が勝ち越しに成功する。  最終回のマウンドには4番手として澤村が上がる。二死から鈴木に二塁打を許すが、会沢を遊撃ゴロに打ち取り試合終了。澤村はリーグトップに並ぶ5セーブ目をあげ、4カードぶりのカード勝ち越しを決めた巨人は、首位をキープした
4.16広島○東京ドームで行われた広島東洋カープとの4回戦。試合は序盤から激しい点の取り合いとなった。巨人は初回、広島先発・黒田の立ち上がりを攻め、クルーズと亀井のタイムリーで3点を奪うが、続く二回に先発・田口が1点を失う。その裏、ギャレットのタイムリーで再びリードを3点に広げるが、三回に田口が2本のタイムリーを浴びて4対4の同点とされる。その裏、村田の今季1号ソロで再びリードを奪うが、四回にリリーフ陣がつかまり、またも同点に。5対5で迎えた五回、クルーズが勝ち越しのソロホームランを放ち、巨人が3度目のリードを奪うと、リリーフ陣がこの1点を守り抜き、巨人が6対5で勝利。試合後に阪神が敗れ、巨人がセ・リーグ単独首位に立った。  試合前、熊本地震の災害支援のため、両チームの選手たちが東京ドーム内で募金活動を行い、プレーボール前にグラウンド上で黙とうを捧げた。  広島先発は、前回の対戦で完封負けを喫した黒田。  打線は初回から積極的な攻撃を見せた。片岡のヒットなどで二死一、二塁とすると、クルーズが詰まりながらもライト前に運んで1点を先制。なおも二、三塁に走者を置いて、亀井がセンター前にタイムリーヒットを放ち、2点を追加。早々に3点をリードした。  田口は初回を無失点で切り抜けたが、二回、石原に左翼前へのタイムリーを浴び1点を返される。  打線はその裏、ギャレットのタイムリー二塁打で1点を挙げ、4対1と再びリードを3点に広げる。  ところが、田口がこのリードを守れない。三回、ヒットと四球で無死一、二塁とされ、ルナにタイムリーヒットを浴びて1点を失う。さらに、エルドレッドへの死球で無死満塁とされると、新井には2点タイムリーヒットを浴びて4対4の同点とされた。    「取られたら取り返す」巨人打線。三回、村田が黒田の変化球を捉えて右翼スタンドへ1号ソロホームラン。5対4と再びリードを奪う。   由伸監督は四回からリリーフ陣を投入。二番手・小山は二死から連続四球を与えて一、二塁とされ、三番手・田原誠がマウンドに。田原誠はエルドレッドにタイムリーヒットを許し、またも同点に追いつかれてしまう。  5対5の同点で迎えた五回、先頭のクルーズが黒田の低めの変化球をすくい上げ、左中間スタンドに4号ソロを叩き込む。巨人が6対5と、この試合3度目のリードを奪った。  試合は中盤から投手戦に。巨人は六回を戸根、七回をマシソンが三人で片付ける。  しかし八回、イニングをまたいだマシソンが2本のヒットを浴び、一死二、三塁のピンチを背負う。ここで6番手・山口がマウンドに。山口は続く田中に内野ゴロを打たせ、三塁走者・鈴木を本塁クロスプレーでタッチアウト。後続も凡打に打ち取り、この回を無失点で切り抜けた。  九回は守護神・澤村がマウンドに上がり、広島打線を三者凡退に抑えて試合終了。巨人が6対5の接戦をものにし、広島を抜いてリーグ首位に浮上。試合後、阪神が敗れ、単独首位となった
4.14ヤクルト● 神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの6回戦。巨人は初回、長野の通算100号となるソロホームランで先制するが、先発の高木勇が三回に3点を奪われ逆転を許す。六回には小林誠の2点タイムリー二塁打などで逆転に成功するが、その後登板したリリーフ陣がいずれも失点し、逆転負けを喫した。シーソーゲームを落とした巨人は首位から陥落した
4.13ヤクルト○神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの5回戦。巨人は二回、亀井と村田の連続二塁打で一死二、三塁のチャンスを作ると、暴投と小林誠のタイムリーヒットで幸先良く2点のリードを奪う。その後も毎回のように得点圏にランナーを進め、小刻みにリードを広げる。援護をもらった先発の菅野は、三回から六回まで4イニング連続で三者凡退に抑えるなど、八回までヤクルト打線を3安打に抑える圧巻のピッチング。九回、四球とヒットなどで二死満塁のピンチを背負ったが、最後の打者を空振り三振に仕留め、試合終了。菅野は2試合連続の完封勝利で3勝目、打線も18安打8得点の猛攻を見せ、セ・リーグ最速で10勝に到達した。  ヤクルトの先発は館山。  巨人は二回、亀井と村田の連続二塁打で一死二、三塁のチャンスを作ると、ここで館山が暴投。亀井が生還し、ラッキーな形で先制点を挙げる。なおも一死三塁の場面で、小林誠が左翼前に落ちるタイムリーヒットを放ち、幸先良く2点のリードを奪う。  先発の菅野は初回、エラーで出塁を許すも後続を断ち無失点。二回にも、先頭打者にヒットを打たれるが、後続を併殺に打ち取り、この回も無失点で抑える。  打線は四回、村田の右翼線に落ちる二塁打と送りバントで一死三塁とすると、菅野が前進守備の内野の頭を越すタイムリーを放ち、自らのバットで追加点を挙げる。  五回は、二死から打線がつながる。クルーズが左翼へ3号ソロホームランを放つと、さらに一、二塁の場面で、小林誠に左中間フェンス直撃の2点タイムリー二塁打が飛び出し、リードを広げる。  菅野は、三回から六回まで4イニング連続で三者凡退に抑える圧巻のピッチングを見せる。集中力を切らさず、少ない球数で相手を打ち取り、尻上がりに調子を上げていく。  六回、打線はヤクルトの2番手の村中を攻め立てる。長野が二塁打を放ち、その後一死三塁とすると、クルーズが左翼に打球を運びこの回1点を追加する。  菅野は七回、山田とバレンティンに連打を浴び、一死一、二塁とこの試合初めて得点圏にランナーを背負う。だが、雄平、森岡を内野ゴロに打ち取り、この回も無失点で切り抜けた。  九回には、小林誠が左翼へのヒットで出塁、犠牲バントで二塁へ送ると、続く代打・坂本が三遊間を抜くタイムリーヒットを放ち、ダメ押しとなる8点目を奪った。  九回のマウンドにも上がった菅野だが、先頭の坂口に四球を与え、一死二塁とされる。しかし、続く山田をこん身のスライダーで空振り三振に抑える。その後、バレンティンへの四球、雄平の一塁内野安打で二死満塁とされたが、代打・上田から高めの直球で空振り三振を奪い、試合終了。投打がかみ合った快勝で、巨人はセ・リーグ単独首位に浮上した
4.12ヤクルト● 神宮球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの4回戦。巨人先発のポレダは三回に連続四球からピンチを招き、失策も絡んで3失点。四回にもバッテリーエラーで1点を奪われるなどミスが失点につながってしまった。あとを受けたリリーフ陣もヤクルト打線を止められず、失点を重ねた。打線は四回に坂本のホームラン、五回に長野の犠牲フライで反撃するが、後半はチャンスであと1本が出なかった。巨人は今季ヤクルト戦初の黒星でカード初戦を落とした
4.10中日○ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの3回戦。巨人は1対2で迎えた七回、立岡のタイムリーヒットで同点に追い付くと、続く坂本の2点タイムリー二塁打で勝ち越し。さらにクルーズと代打・中井にもタイムリーが飛び出し、この回一挙6得点で逆転に成功。投手陣は7人の継投で中日打線を2点に抑え、連敗を2でストップした。  巨人先発の今村は二回、大島にタイムリーヒットを浴びて先制を許す。なおも二死一、二塁のピンチで荒木にヒットを打たれるが、右翼・長野の好返球で二塁走者・桂は本塁タッチアウトとなりチェンジ。不安定だった今村を守備が助けた。今村は五回途中1失点で降板し、前回登板に続きまたも今季初勝利はお預けとなった。  打線は荒れ球気味の中日先発・ネイラーに対し、走者を出しながらも中盤まで得点を挙げられない。しかし六回、先頭・長野のヒットと立岡の送りバントなどで二死二塁とすると、ギャレットがタイムリーヒットを放ち、同点とする。  その裏、3番手の田原誠は先頭に四球を与えると、後続に連打を浴びて勝ち越しを許してしまう。しかし一死一、三塁の場面でリリーフした4番手の戸根は追加点を許さず、終盤の反撃に備える。  すると七回、小林誠が上手く右翼にヒットを放つと、大田も詰まりながら中堅に運び、一死一、二塁のチャンス。ここで中日は2番手・又吉が登板。二死一、三塁となって、立岡がしぶとく一、二塁間にタイムリーヒットを放ち、すぐさま同点に追い付いた。  さらに、坂本が右中間に2点タイムリー二塁打を放ち、勝ち越し。この回一気に逆転に成功する。  こうなると打線は止まらない。ギャレットの四球のあと、クルーズが右翼線に2点タイムリー二塁打。代打・中井もタイムリーヒットで続く。この回打者10人、ヒット6本の猛攻で6得点を挙げ、7対2とした。  七回からは山口、マシソン、澤村がそれぞれ無失点で締め、5点リードを守ったまま試合終了。好リリーフを見せた戸根が今季初勝利を挙げた。巨人は鮮やかな逆転勝ちでナゴヤドーム3連戦を1勝1敗1分けで終え、連敗を2でストップした
4.9中日△ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの2回戦は、息詰まる投手戦となった。巨人先発の田口と中日先発の吉見が共に7回無失点の好投。田口の後を受けたリリーフ陣も、再三得点圏に走者を背負いながらも、無失点で十二回をしのぎきった。しかし、巨人打線も、中日投手陣の投球の前に得点を奪えず。結局、延長十二回、4時間を超える死闘も決着はつかず。両軍無得点のまま引き分けとなった
4.8中日●ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの1回戦。巨人は二回、大田が1号2ランを左中間に叩き込んで先制する。しかし、その裏、先発・高木勇が2本のタイムリーヒットを浴びて同点とされ、四回には内野ゴロの間に1点を失い、中日に勝ち越しを許してしまう。反撃したい打線だったが、三回以降は中日先発・大野の前に沈黙。三回からは二塁を踏むこともできず、2対3のまま試合終了。巨人は、今季初の連敗を喫した
4.7阪神● 東京ドームで行われた阪神タイガースとの3回戦。プロ初登板・初先発となった3年目右腕の平良が三回まで無失点に抑える好投を見せるも、四回に4失点するなどプロの洗礼を浴び、デビュー戦を白星で飾ることはできなかった。その後も2番手の土田が5点を奪われるなど、大量失点。一方の打線は、阪神先発のメッセンジャーら、投手陣の前にクルーズのタイムリーによる1点を返すにとどまった。巨人は今シーズン初のカード負け越しとなった
4.6阪神○東京ドームで行われた阪神タイガースとの2回戦。巨人先発の菅野は、走者を許しながらも、要所を締め無失点に抑える立ち上がり。均衡した序盤だったが、先制したのは巨人だった。四回、二死一、三塁の好機に、村田が右翼にタイムリーヒットを放つ。五回には、立岡のタイムリーヒットと、内野ゴロの間にさらに2点を追加する。菅野は四回以降、圧巻の投球で阪神打線を寄せ付けず、内野安打の1本に封じた。九回も三者凡退に打ち取り、見事完封勝利を飾った。巨人がエースの好投で、今季初の完封勝ちを収め、阪神との対戦成績を1勝1敗とした。  阪神先発は岩田。  試合序盤は均衡した展開となった。菅野は毎回安打で走者を許しながらも、要所を締める投球で阪神打線を無失点に封じる。一方の打線は二回まで、岩田の前に2イニング連続で三者凡退に倒れる。  三回、小林誠がチーム初ヒットを中堅に放つと、続く菅野は送りバントを試みる。これが運良く内野安打となり、一死一、二塁と好機を広げる。しかし、ここは後続の長野、立岡が共に倒れ、無得点に終わる。  続く四回、先頭の坂本が内野安打で出塁する。その後相手バッテリーのミスも重なり、二死一、三塁とすると、打席には村田を迎える。村田は右翼へしぶとく運び、先制のタイムリーヒットを放った。  五回には、菅野、長野の連打で無死二、三塁のチャンスを作ると、立岡が中堅にタイムリーヒットを放ち、貴重な追加点を挙げた。さらに、一死満塁とすると、クルーズの内野ゴロの間にも1点を挙げ、3対0とリードを広げる。 援護点を貰った菅野は、尻上がりに調子を上げていき、四回以降は内野安打の1本に封じるなど、阪神打線を寄せ付けない。 八回までを無失点に抑えた菅野は、完封を狙い九回のマウンドにも上がる。危なげなく三者凡退に打ち取り、見事完封勝利を飾った。エースの見事な好投で、巨人が3対0で白星を挙げた。
4.5阪神●東京ドームで行われた阪神タイガースとの1回戦。巨人・由伸監督と阪神・金本監督による新監督同士の初対決となった。巨人は先発のポレダが初回に先制を許すが、その裏、ギャレットのタイムリーヒットですぐに同点に追いつく。しかし三回に3点を勝ち越されると、六回にも痛い4失点を喫した。七回に堂上のソロホームランで一矢報いるが、反撃もここまで。巨人は2対8で敗れ、今季の「伝統の一戦」は黒星スタートとなった
4.3広島○マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの3回戦。巨人はギャレットの先制ソロと坂本の今季1号2ランで3点をリードするが、広島打線の反撃を受け、8回に同点に追いつかれる。試合は3対3のまま延長戦に突入。巨人はチャンスを作るが「あと一本」が出ない。十二回、立岡が左中間にタイムリー二塁打を放ち、ようやく勝ち越しに成功すると、その裏を土田が締めて4対3で試合終了。巨人は今季延長戦で3戦全勝の粘り強さを発揮し、開幕から3カード連続で勝ち越した。この日が誕生日の澤村が勝利投手となり、同じく誕生日の由伸監督とともに記念日を白星で飾った。  先発は巨人が今村、広島は福井。  巨人は二回、ギャレットが4号ソロをバックスクリーンに叩き込み、1点を先制する。  さらに四回、先頭の立岡が一塁へのセーフティバントで出塁すると、続く坂本が左翼に今季第1号の2ランホームランを放ち、3対0とリードを広げる。  今村は広島打線に毎回のようにヒットを許しながらも、四回まで無失点を続ける。しかし、勝ち投手の権利のかかった五回2死から制球を乱し、田中と菊池に連続四死球を与えて一、二塁とされると、続く丸には左中間へのタイムリー三塁打を浴び、2点を返されてしまう。今村はここでマウンドを降りた。2番手の田原誠はルナに四球を与え、一、三塁とされるが、エルドレッドを左中間フェンスギリギリのフライに抑え、リードを守り抜く。  追加点が欲しい打線は八回、先頭の長野がレフト前ヒットで出塁。相手のミスもあって無死二、三塁にチャンスを広げる。だが、迎えたクリーンアップは連続でフライに打ち取られ、得点を奪えない。  その裏、4番手で山口がマウンドへ。新井にヒットを許すと、2死から会沢に左翼線へのタイムリー二塁打を打たれ、3対3と同点に追いつかれてしまう。  試合は延長戦に突入。巨人は十回、長野のヒット、立岡の死球、坂本の四球で一死満塁の好機を迎えるが、代打・亀井が遊撃ライナー、クルーズは空振り三振に倒れ、勝ち越すことができない。  十一回には、敵失で出塁した吉川をバントで二塁に送るが、吉川が刺され、得点には至らない。  投手陣は九回を小山、十回と十一回を澤村が抑え、味方の奮起を待つ。  そして十二回、広島3番手のジャクソンから、長野がこの試合3本目のヒットで出塁し、由伸監督は代走・鈴木尚を起用。続く立岡は左中間に二塁打を放ち、鈴木尚が生還。巨人がようやく4対3と勝ち越しに成功する。  その裏のマウンドには土田が上がり、二死からヒット1本を許したものの、最後の打者を凡打に打ち取り試合終了。今季延長戦を3戦全勝し、開幕からの連続カード勝ち越しを「3」に伸ばした
4.2広島● マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの2回戦。巨人先発の田口は三回に先制を許すと、その後も2本のソロホームランを浴び、6回3失点という内容だった。打線も広島先発の黒田の前に抑えられ、4安打で完封を許した。田口は今季初黒星。巨人の連勝は2で止まり、広島との対戦成績は1勝1敗となった
4.1広島○立岡が勝ち越しのタイムリー三塁打、連日の延長戦制す 決勝打を含む3安打の立岡 今季初セーブを挙げた戸根 1回1死1塁、坂本が先制打 マツダスタジアムで行われた広島カープとの1回戦。巨人は初回に坂本のタイムリー三塁打で先制するが、高木勇が直後にホームランを浴びて逆転を許す。巨人打線は七回にギャレットのタイムリーなどで追いつくと、九回には内野ゴロの間に得点して勝ち越しに成功する。しかし、九回に澤村が同点に追いつかれて2日連続の延長戦に突入。迎えた十回、立岡が中堅越えにタイムリー三塁打を放って勝ち越しに成功、吉川のタイムリー内野安打で加点し、逃げ切った。連日の4時間越えゲームを制して巨人が連勝した。  巨人打線は初回からプロ初登板初先発の広島のルーキー・岡田を攻め立てる。先頭打者の長野が右翼前ヒットで出塁すると、一死後に坂本が左中間へタイムリー三塁打を放って先制した。  援護をもらった巨人先発の高木勇だったが、初回、菊池にヒットを浴びると4番・ルナに左翼スタンドに運ばれてすぐに逆転を許してしまった。 二回には2本のヒットで一、三塁とされると、痛恨のボークで3点目を奪われた。  二回、村田のヒットと高木勇の四球などで二、三塁まで走者を進めたがあと1本が出なかった。三回はクルーズのヒットと2つの四球で一死満塁とするも村田が併殺に倒れチャンスを生かせない。  三回の高木勇は味方の失策や四球で一死一、三塁となったが新井を併殺に打ち取って切り抜けた。五回にも先頭打者の二塁打に失策が絡んで無死三塁のピンチを招いたが、ここも後続を断って追加点を与えなかった。高木勇は六回まで投げて3失点でマウンドを降りた。  反撃したい打線は七回、先頭の代打・大田がヒットで出塁し、二死後に坂本がこの試合2本目のヒットでつないで一、二塁とする。ここでギャレットが一、二塁間を破るタイムリーヒットを放って岡田をマウンドから引きずり下ろした。なおも一、三塁で迎えたクルーズの打球は三塁へのゴロとなったが、これをルナがエラーし、その間に坂本が生還。巨人が同点に追いついた。  その裏のマウンドには2番手の山口。先頭の田中を失策で出塁を許し、続く菊池の打ち取った打球が内野安打になるなど不運な形で無死一、二塁とピンチを迎える。さらに続く丸の打球は左翼に飛んだが、これを亀井が好捕して飛び出した二塁走者もアウトにした。その後は内野安打に失策が絡んで再び二死二、三塁とされたが、この場面は3番手として登板した田原誠がエルドレッドを遊撃ライナーに仕留めて無失点に抑えた。  八回はマシソンが2三振を奪うなど三者凡退に抑え、攻撃への流れを作った。  直後の九回、巨人は広島の中崎から、立岡の好走塁による二塁打と坂本の3本目のヒットで一死一、三塁と勝ち越しのチャンスを作る。続くギャレットの内野ゴロの間に、三塁走者の立岡が捕手のタッチをかいくぐって生還。巨人が勝ち越しに成功した。  その裏、澤村が登板。だが田中に右中間を破る三塁打を打たれると、さらに三塁への送球がそれてしまい、田中がホームイン。巨人は土壇場で同点に追いつかれ、連日の延長戦へと突入した。  十回、広島の今村から代打の片岡が今季初ヒットで出塁し、二盗を決めてチャンスを作る。ここで立岡がこの日3安打目となる、中堅越えのタイムリー三塁打を放って再び勝ち越しに成功した。さらに吉川のタイムリー内野安打も飛び出してこの回2得点を挙げた。  その裏のマウンドには土田が上がったが、先頭打者にヒットを打たれたところで戸根にスイッチした。戸根は後続を完璧に抑えて試合終了。巨人は5失策と守備が乱れたが、打線の粘りで2日連続で延長戦を勝ちきった
3.31DeNA○横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの3回戦。巨人先発の菅野は六回まで無失点の好投を続けていたが、七回、筒香に同点3ランを浴びてしまう。試合は3対3のまま延長戦に突入。巨人は十回、村田のタイムリーで均衡を破ったが、その裏に追い付かれる。しかし、続く十一回、満塁の好機で亀井が2点タイムリー二塁打を放ち、これが決勝打に。巨人が接戦を制し、開幕から2カード連続の勝ち越しを決めた。  DeNA先発は砂田。  巨人打線は三回、一死から長野が左中間へ二塁打を放つと、立岡も続き一死一、三塁とする。ここで坂本は二塁ゴロに倒れるが、その間に長野が生還し、開幕から6試合連続で先制に成功した。  五回には、小林誠が左翼線への二塁打で無死二塁のチャンスを作る。菅野が送りバントを決め一死三塁とすると、長野がこの日3安打目となるタイムリー二塁打を左中間に放ち、2対0とした。さらに七回、菅野のヒットなどで二死満塁の好機をつくり、DeNAのバッテリーエラーに乗じて3点目を奪った。  先発の菅野は変化球を中心に組み立て、6回を2安打無失点に封じる上々の投球を見せる。ところが七回、連打で無死一、三塁と初めてのピンチを迎えると、続く筒香には3ランホームランを浴び、同点に追い付かれた。菅野はその後も連打を浴び一死一、二塁と再びピンチを招いたが、後続を2者連続三振に仕留め、勝ち越しは許さない。菅野は8回を投げ切り、被安打8、失点3でマウンドをリリーフ陣に譲った。  九回は山口がDeNA打線を三者凡退に抑え、試合は3対3のまま今季初の延長戦に突入する。  打線は十回、先頭のギャレットが出塁すると、由伸監督は代走の切り札・鈴木尚を投入。二死後、鈴木尚を二塁に置いて村田が右中間にタイムリー二塁打を放ち、巨人が1点をリードする。  その裏、澤村が3番手でマウンドに上がるが、先頭打者に出塁を許すなどして二死一、二塁のピンチを背負う。続く荒波にはセンター前に運ばれ、再び同点に追い付かれてしまう。  続く十一回、先頭の長野がこの試合3本目の二塁打(計5安打)でチャンスメーク。坂本、代打・片岡の四球などで二死満塁とし、ここで途中出場の亀井が、DeNA7番手の福地から右翼フェンス直撃の2点タイムリー二塁打を放ち、巨人が6対4と、またも勝ち越しに成功した。  その裏はマシソンが登板。DeNAのクリーンアップを三者凡退に抑え、試合終了。巨人は今季初の延長戦を制し、このカードを2勝1敗で終えた。マシソンは今季初セーブをマークした
3.30DeNA●横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズとの2回戦。巨人はドラフト1位ルーキーの桜井がプロ初先発。援護したい打線は四回、立岡の2試合連続となるプロ2号ソロで先制、ギャレットの3試合連続となる3号ソロで加点。続く五回には桜井のプロ初打点となる犠牲フライで3対0とリードする。しかしその裏、桜井は2点タイムリーと押し出し死球で同点とされ、降板。代わった戸根も押し出し死球を与えてしまい、逆転を許す。後半は打線に元気がなく敗れ、チームの開幕からの連勝は4でストップした
3.29DeNA○横浜スタジアムで行われたDeNAベイスターズとの1回戦。巨人は二回、クルーズのソロホームランで先制すると、四回にギャレットの2ランホームラン、五回には立岡のプロ初ホームランが飛び出し、一発攻勢で効果的に加点する。巨人先発のポレダは、立ち上がりから安定した投球を展開、三塁を踏ませない危なげない内容で、7回を無失点に封じる。打線は八回にも、坂本の犠牲フライとギャレットのタイムリーで2点を追加。九回、田原誠が2点を失ったものの、最後は澤村が締めて試合終了。3本塁打が飛び出す快勝で、開幕4連勝を飾った。  DeNA先発は新人左腕の今永。  ポレダは初回、荒波に安打を許し得点圏に走者を背負ったものの、筒香を空振り三振に切って取り先制点を与えない。  一方の打線は二回、クルーズが今永の変化球を捉え、左翼へソロホームランを放つ。頼れる助っ人の一振りで、巨人が先制点を挙げる。  四回には、立岡が四球で出塁すると、一死後、ギャレットが2試合連続となるホームランを放ち、2点を追加する。そして五回、立岡のプロ初ホームランが飛び出し、さらに1点を加えた。  ポレダは二回以降も、安定したピッチングを披露する。力のある速球でDeNA打線を寄せ付けず、7回を投げ被安打3、無失点の好投で、先発の役割を十分に果たした。  打線は八回にも、DeNA2番手の小杉を攻め立てる。長野、立岡の連打で無死二、三塁の好機を作ると、坂本が犠牲フライ、続くギャレットがタイムリーを放ち、ダメ押しの2点を奪う。  八回から巨人のマウンドには田原誠が上がる。八回は無失点で切り抜けたが、九回、相手打線につかまってしまう。戸柱、山下幸にタイムリーを浴び、2点を失う。なおも二死二、三塁とピンチが続いたところで、巨人ベンチは澤村を投入。代打の松本を二塁ゴロに打ち取り、試合を締めた。3本塁打が飛び出す快勝で、巨人は見事、開幕4連勝を飾った
3.27ヤクルト○東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの3回戦。巨人先発の田口は、毎回のようにランナーを出すものの、粘りのピッチングで得点を与えない。援護したい打線は三回、クルーズのタイムリーヒットで1点を先制する。しかし六回、田口が山田にソロホームランを打たれ同点に追いつかれる。八回にも、マシソンがタイムリー二塁打を浴び、勝ち越しを許してしまう。しかしその裏、先頭の坂本がヒットで出塁すると、続くギャレットが右中間スタンドに2ランホームランを放ち、3対2と逆転に成功。九回は抑えの澤村が三者凡退で締め、試合終了。見事な逆転勝利で、由伸ジャイアンツが開幕3連勝を飾った。  ヤクルト先発はルーキーの原樹。  田口は初回、川端に二塁打を浴びるなど、三回まで毎回得点圏にランナーを背負うが、粘りのピッチングで得点を許さない。  一方の打線は初回、立岡のライト前ヒットと二盗、ギャレットの四球で二死一、二塁と先制のチャンスを作るも、得点を奪うことができない。二回も、小林誠がセンター前ヒットで出塁するが、無得点に終わる。  それでも三回、二死から坂本の二塁打とギャレットの四球で二死一、二塁のチャンスを作る。ここで開幕から好調のクルーズが左翼にタイムリーヒットを放ち、1点を先制する。  援護をもらった田口は、四回は三者凡退、五回も無失点に抑える好投を見せる。  しかし六回、先頭の山田に甘く入った変化球を左中間スタンドに運ばれ、同点に追いつかれてしまう。その後も2本のヒットで二死一、二塁とされるも、中村を三塁ゴロに打ち取り、この回を最少失点で切り抜ける。  勝ち越し点を奪いたい打線は、六、七回と先頭打者が出塁するも、それぞれ併殺に倒れ、チャンスを生かせない。  八回のマウンドにはマシソンが上がるが、制球が定まらず四球と暴投で無死二塁とされる。続く畠山に右翼線に落ちるタイムリー二塁打を浴び、逆転を許してしまう。  それでもその裏、先頭の坂本がヒットで出塁すると、続くギャレットが右中間スタンドに2ランホームランを放ち、3対2と逆転に成功。新外国人の来日初ホームランが、値千金の逆転ホームランとなった。  九回は、澤村が三者凡退に抑えて試合終了。3対2と見事な逆転勝利で、開幕カード3連勝を飾った
3.26ヤクルト○東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの2回戦。巨人は二回、亀井と小林誠のタイムリーで先制すると、三回にはクルーズが移籍第1号の3ランホームラン。その後も長野の2試合連続アーチとなる2ランホームランなどで加点し逃げ切った。先発の高木勇は7回2失点で今季初登板を勝利で飾った。14安打10点の猛攻でヤクルトを下した巨人は開幕2連勝となった。  高木勇は二回、ヒットと二塁打で無死二、三塁のピンチを招く。続く坂口の打球は左翼ファウルゾーンへのフライとなったが、亀井―坂本―小林誠の見事な中継プレーが決まり、ホームを狙った走者をタッチアウト。高木勇は味方の好守備に救われ、無失点で切り抜けた。  その裏、巨人はヤクルト先発の石川から先頭のクルーズが左翼前ヒットで出塁すると、続く亀井が左中間フェンス直撃の二塁打を放ち、クルーズが一気にホームに還って先制に成功する。さらに一死後、小林誠が2試合連続となるタイムリーヒットを右翼前に落として2点目を挙げた。 さらに三回、坂本のヒットとギャレットの来日初ヒットで一、二塁とすると、クルーズが左翼スタンド中段まで届く移籍後第1号3ランホームランを放って3点を追加。守備から流れを作った打線がつながりを見せ、今季初登板の高木勇を援護した。  五回、打線はなおも手を緩めず、2番手としてマウンドにあがったヤクルト・古野を攻め立てる。ヒットで出塁した坂本を二塁に置いて、亀井が右翼にこの試合2本目のタイムリー二塁打を放って6点目。さらに村田もタイムリーで続いた。六回には高木勇が四球で出塁すると、長野が2試合連発となる2ランホームランを右翼スタンドに運んで9点目。巨人打線はこれで先発野手全員安打となった。  六回までヤクルト打線を4安打無失点に抑える好投をしてきた高木勇は七回、大引のタイムリー二塁打と森岡の犠牲フライを許したが後続を断ち、7回2失点でマウンドを降りた。  その裏、巨人はクルーズの今日3本目のヒットなどで二死三塁とすると、小林誠がこの試合2本目のタイムリーを放って1点を追加した。さらに高木勇の代打でドラフト2位ルーキーの重信がプロ初出場。結果は一塁ゴロだったがその後も左翼の守備につき、攻守でデビューを果たした。  八回は田原誠が登板して無失点でつなぐが、九回にマウンドに上がった戸根が満塁から走者一掃の3点タイムリー二塁打を浴びて山口に交代。山口が坂口を打ち取って試合を締めた。  14安打10得点、先発野手全員安打と打線が爆発した巨人は、開幕2連勝となった
3.25ヤクルト○2016年のプロ野球ペナントレースが幕を開けた。東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの開幕戦。3年連続の開幕投手となった巨人先発の菅野は、要所を締める投球でヤクルト打線に得点を与えず、7回無失点の好投を見せた。打線は四回、長野のチーム初ヒットとなる左翼へのソロホームランで先制。七回には、女房役の小林誠の2点タイムリー二塁打で追加点を挙げた。マシソン、澤村のリリーフ陣も反撃を1点に抑え、巨人は3対1で勝利。由伸監督の初陣を見事白星で飾った。  ヤクルトの先発は小川。  開幕戦の先発を託された菅野は、初回を三者凡退に抑える上々の立ち上がり。二回は死球と二塁打で無死二、三塁のピンチを招いたが、坂口、中村、大引を打ち取って先制点を許さなかった。三、四回も、二死から走者を背負いながらも得点は与えなかった。  三回まで小川の前に1人の走者も出せなかった巨人打線だったが、四回、先頭の長野が左翼スタンドにチーム初ヒットとなるホームランを放ち、先制に成功する。さらに続く立岡がヒットと二盗、ギャレットとクルーズの四死球などで一死満塁として小川を攻めたが、ここは後続にあと1本が出なかった。  援護をもらった菅野は直後の五回、先頭の大引と上田にヒットを浴びて一死一、二塁と再びピンチを背負う。しかし川端、山田の中軸を打ち取り、この回も無失点で切り抜けた。  六、七回と三者凡退に抑えてマウンドを降りた菅野。走者を出しながらも、得点は与えない粘りの投球で7回を無失点に抑えた。  打線は七回、先頭のクルーズが2番手の秋吉から左翼に二塁打を放つと、村田が死球で出て一死一、二塁と四回以来となるチャンスを迎える。ここで、続く小林誠が右中間を破る2点タイムリー二塁打を放って貴重な追加点を挙げた。  八回のマウンドにはマシソン。一死から川端、山田に連続二塁打を打たれて1点を失うが、後続を断ちリードを守った。  その裏、巨人は3番手のペレスから2つの四死球で一、二塁としたが、得点には結びつかなかった。  九回は、澤村が危なげなく三者凡退で締めて試合終了。巨人は由伸監督の初陣を勝利で飾った。菅野は、これで3年連続の開幕戦白星を挙げた。1(右)長野、2(中)立岡、3(遊)坂本、4(一)ギャレット、5(二)クルーズ、6(左)亀井、7(三)村田、8(捕)小林誠、9(投)



2015年ジャイアンツ ドラフト指名

プロ野球のドラフト会議が10月22日、都内のホテルで行われた。各球団の指名選手は次の通り。注目の仙台育英の平沢大河内野手は2球団競合の末にロッテが、県岐阜商の高橋純平投手は3球団競合の末にソフトバンクが交渉権を獲得した。なお、ヤクルトと阪神が1位指名で競合した明大の高山俊外野手については、当初ヤクルトが交渉権を獲得したと発表されたが、その後、確認ミスがあったと訂正。阪神が交渉権を獲得した
方法指名プロフィールコメント
1巡目桜井俊貴投手 立命大
183cm、95kg
右投右打
右の本格派で、MAX149キロのストレートが魅力。変化球のキレも良く、先発投手として期待できる。即戦力右腕。
2巡目重信慎之介外野手 早大
173cm、70kg
右投左打
スピード感あふれるプレースタイルは、アマチュア球界屈指。脚力は特Aクラス。打撃も実戦的でミート力が高く、将来の1、2番候補として期待
3巡目与那原大剛投手 普天間
190cm、89kg
右投右打
MAX148キロのスピードボールが魅力の琉球の大魔神。我流の投球フォームながら、クイックは1秒を切る。将来性抜群の素材
4巡目宇佐見真吾捕手 城西国際大
181cm、87kg
右投左打
柔軟なリストから放たれる打球の速さ、飛距離は特出もの
5巡目山本泰寛遊撃手 慶應義塾大
176cm 76kg
右投左打
走攻守においてセンスを感じさせる選手。打撃においてはリストが強く、長打力がある。遊撃の守備においてはスローイングに安定感があり、堅実な守りができる。クレバーな選手である
6巡目巽大介投手 岩倉高
183cm、84kg
左投左打
投球に力強さがあり、しっかりと腕が振れる大型左腕。伸びしろを感じさせる、鍛えがいのある投手。最速143�舛猟承紊肇�レの良い縦のスライダー。都内屈指のプロ注目左腕。安定感に課題が残る
7巡目中川皓太投手 東海大
183cm、83kg
左投左打
左腕からのクロスファイヤーを武器に、切れ味鋭いスライダー、シュートでローテーションの一角を狙う
8巡目松崎啄也捕手 日本製紙石巻
174cm、90kg
右投右打
球種、コースに関係なくフルスイングできる打撃が特長。身体能力が高く、シャープな動きができる選手
育成1巡目増田大輝内野手 小松島高(徳島)−徳島インディゴソックス
172cm、65kg
右投右打
脚力があり、積極的なプレーが持ち味の選手。堅実な守備力で二塁・遊撃を守ることができる。1、2番タイプで走塁・盗塁での勘がよく、野球センスがある。走攻守と三拍子がそろい、鍛えがいのある選手
育成2巡目小林大誠捕手 八戸学院野辺地西高(青森)−武蔵ヒートベアーズ
180cm、82kg
右投左打
セカンドまで1秒93のスローイングができる捕手。体格もよく、鍛えがいのある選手。守備、打撃ともに課題はあるが、まだ伸びる要素を持っており期待が出来る
育成3巡目松澤裕介外野手 誉高(愛知)−朝日大−香川オリーブガイナーズ
181cm、83kg
左投左打
体に馬力があり、攻守に安定した能力がある選手。肩力も良く、送球の安定性もある。広角に長打力のある打撃ができ、将来の左の大砲候補として期待
育成4巡目田島洸成遊撃手 帝京高−武蔵ヒートベアーズ
175cm、78kg
右投左打
走攻守のセンス・バランスがよい選手。特に守備面は見所が多い。これから筋力・体力がついてくれば、すべての面で楽しみの多い選手
育成5巡目大竹秀義投手 春日部共栄高−武蔵ヒートベアーズ
180cm、87kg
右投右打
9月の入団テストで合格。最速148キロのストレートと空振りが取れるスライダーが武器のリリーフ投手。3度の手術、移籍、渡米など様々な苦労をしてきた投手だが、野球に対する情熱が素晴らしく、精神的な強さも魅力。1年目から勝負出来る投手
育成6巡目山下篤郎投手 鎮西高(熊本)
178cm、82kg
左投左打
今夏、熊本県予選で急成長。MAX144キロのストレートと落差の大きいカーブで、三振の山を築く。投手としての資質は素晴らしく、将来性抜群のサウスポー
育成7巡目矢島陽平投手 進修館高(埼玉)−駿河台大−武蔵ヒートベアーズ
179cm、82kg
右投右打
MAX147キロのストレートと140キロのカットボールを武器とするリリーフ投手。今季は年間通して好投し、安定感も増してきた。1年目から勝負の投手
育成8巡目長谷川潤投手 成立学園高(東京)−金沢学院大−石川ミリオンスターズ
186cm 74kg
右投右打
テスト合格者。柔らかい腕の使い方ができるサイドスローで、140キロのキレの良いストレートを投げる。スライダーもコントロールがよく、打者のタイミングを外す投球技術を持つ。先発・リリーフのどちらにも適応出来る可能性を感じる




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