| CSシリーズ | 相手 | 勝敗 | 場面 |
| 1戦目 | ヤクルト | 0勝1敗 | 逆転日本一を目指して臨んだ東京ヤクルトスワローズとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ初戦。四回に高橋由のタイムリーヒットで1点を先制するも、5回に同点に追いつかれ、六回にはリリーフ陣が2点を失ってしまう。最終回に代打の大村のソロホームランで1点を返すが、2対3で敗れ、ファイナルステージ進出には1敗も許されない状況となった |
| 2戦目 | ヤクルト | 1勝1敗 | 前日のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第1戦で逆転負けを喫し、後がなくなった巨人にとって負けが許されない試合となった第2戦。四回に阿部のソロ本塁打で先制。五回には内海のスクイズで点差を広げる。先発を託されたエース内海は6イニングを一失点と先発の役割を果たし、マウンドを中継ぎ陣に託す。終盤はピンチの連続も何とか踏ん張りリードを保つ。九回に代打・高橋由が走者一掃のタイムリー二塁打を放ち勝負あり。総力戦で勝ちをもぎ取り、明日の最終戦へと望みをつなげた。絶対に負けられない戦いの先発を任されたエース内海は、二回までヤクルト打線をパーフェクトに抑える完璧な立ち上がりを見せる。一方、ヤクルトの先発・石川も上々の滑り出しで一歩も譲らない。三回、内海は一死から相川にこの試合初ヒットとなる内野安打を許す。犠打を決められ、二死ながら得点圏に走者を進めてしまう。しかし続く上田を一塁ゴロに打ち取り、先制点を与えない。四回、ここまで石川を打ちあぐねていた巨人打線は、この回も寺内と長野が連続三振に倒れる。しかし、続く阿部は石川の失投を思い切り振り抜き、打球は右中間スタンドへ。自身も完璧と語る一打は、巨人に待望の先制点をもたらした。続く五回、一死から谷が二塁打を放つ。古城も内野安打でつなぎ、一、三塁のチャンスをつくり出す。すると内海は初球からスクイズを敢行。これが見事に決まり追加点を挙げる。巨人は2対0とリード広げ、石川をマウンドから引きずりおろす。しかしその裏、内海は先頭のバレンティンに四球を与えてしまう。犠打と内野ゴロでランナーを三塁に進めると、代打の川本にタイムリーヒットを浴び1点差に迫られる。六回にも先頭の田中にヒットを許す。しかし畠山のヒット性のライナーを右翼・谷がファインプレーで捕球し、この回を無失点に切り抜ける。内海は6イニングを3安打1失点に抑え、後続にマウンドを託す。七回、後を受けた東野は無死からの四球で出塁を許す。二死とするが、二塁にランナーを背負ったところで山口にスイッチ。山口は代打・野口を空振り三振に切って取り、このピンチを脱す。八回はイニングをまたいで山口が登板するが、二死から連打を浴び一、三塁としてしまう。ここで巨人ベンチは久保を投入する。久保は宮本を遊撃ゴロに打ち取り、ここも無失点に切り抜ける。必死の継投を見せ、ヤクルトに反撃を許さない。九回、巨人は先頭の阿部がこの日猛打賞となるヒットで出塁する。二死を取られるが、ヒットと四球で満塁とチャンスを広げ、ベンチは高橋由を代打に起用。高橋由はその期待に応え、右中間に走者一掃のタイムリー二塁打を放つ。その後、寺内にもタイムリーが飛び出し、この回4点を追加。試合を決定付ける。九回のマウンドに登った久保だったが、ライナー処理のアクシデントで降板してしまう。緊急登板となった西村は1点を与えるが、ヤクルトの追撃を振り切り、6対2で試合終了。負けられない一戦を総力戦でものにし、ファイナルステージ進出へ逆王手をかけた巨人。勝負は明日へ持ち越された。 |
| 3戦目 | ヤクルト | 1勝2敗 | 次なるステージへの出場権をかけて戦った東京ヤクルトスワローズとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第3戦は、3点差で迎えた九回、小笠原が意地のソロホームランを右翼スタンドに叩き込み1点を返し、何とか追いつこうと粘った。しかしそのまま試合は終了。ファイナルステージへの切符をつかむことはできなかった |
| 月日 | 相手 | 勝敗 | 場面 |
| 10.22 | 横浜 | ○ | 横浜ベイスターズを東京ドームに迎えて行われた今季最終戦は先発の澤村が村田に2打席連続で本塁打を浴び、リードを許す展開となる。しかし、八回に阿部のホームランで1点差に詰め寄ると九回、無死満塁から代打・長野がサヨナラ満塁ホームラン。劇的なサヨナラ勝ちで今季最終戦を飾った。澤村は200投球回に到達。内海は18勝目を挙げ、最多勝のタイトルを手中にした。初回を3人で打ち取り、素晴らしい立ち上がりを見せた澤村だったが二回、村田に右翼ポール際へのソロホームランを浴び、先制点を献上。さらに松本のヒットと盗塁で一死二塁のピンチを招くも後続を連続三振に切って取り、追加点は許さない。その裏、一死から小笠原がチーム初ヒットを放つと谷もヒット、高橋由は四球で続き、一死満塁の好機を迎える。ここで藤村が鋭い打球を放つも右翼の正面を突く不運な当たりで走者を還せない。澤村も見逃し三振に終わり、この回、無得点に終わった。四回、澤村は先頭の筒香を打ち取り、セ・リーグの新人では44年振りとなる200投球回を達成した。その直後、村田に2打席連続となる本塁打を許したところで澤村は降板。後を受けた2番手の山口は後続を抑え、流れを断った。同点に追いつきたい巨人はその裏、小笠原、谷の2打席連続となるヒットで一死一、三塁のチャンスを作り出す。しかし、高橋由が併殺打に倒れ、横浜の先発・国吉をとらえることができない。最多勝をかけ、マウンドに上がった内海は五回、横浜打線を三者凡退に切って取り、貫禄の投球を見せる。六回、寺内が左翼へのヒットを放ち、この試合始めて先頭打者が出塁する。二死三塁となったところで打席には好調の小笠原。期待のかかる場面だったが空振り三振に倒れる。続く七回にも一死から内海が気迫のヒットで出塁すると代打の矢野も内野安打で二死ながら一、三塁とする。しかし、坂本はあえなく投フライ。再三塁上を賑わすも後1本が出ない。八回、4番手・篠原の変化球を完璧にとらえた阿部の打球は一直線に右翼スタンドへ突き刺さる20号ホームラン。追撃弾でようやく1点を返し、点差を縮めた。逆転に向けて失点は許されない九回、5イニング目を迎えた内海が走者を出すものの、寺内の好守などもあり、無失点に抑え、最終回の攻撃に望みをつないだ。その裏、谷が遊撃エラーで出塁すると内海の代打・古城がヒット、さらに藤村のバントが相手のフィルダースチョイスを誘い、無死満塁と絶好のサヨナラ機を迎える。ここで打席にはとっておきの代打・長野。強振した打球は巨人ファンが待つライトスタンドに飛び込むサヨナラ満塁ホームランとなり、ゲームセット。今季最終戦を劇的な勝利で飾り、クライマックスシリーズに弾みをつけた。 ジャイアンツは22日の横浜戦で、今年のペナントレース公式戦144試合を終了、71勝62敗11分となり、首位・中日と3.5ゲーム差の3位と、2年ぶりのリーグ優勝奪回はなりませんでした。 低反発の統一球が導入された今シーズンは、チーム打率が2割4分3厘と昨年を大きく下回り、得点も昨年の711から471に、本塁打は同226から半数以下の108に減りました。また、阿部慎之助、高橋由伸、小笠原道大らの主力選手の故障離脱も影響し、チームはなかなか波に乗ることができませんでした。 首位と12ゲーム差まで離された7月15日以降、打線の復調も見られました。投手陣もストッパーに久保投手が定着して安定感が高まり、8月31日には首位に1.5ゲーム差まで迫りました。しかし、9、10月で26勝11敗5分と驚異的な強さを見せた中日には及ばず、逆転優勝はなりませんでした。 |
| 10.16 | 中日 | ○ | 首位・中日ドラゴンズとの今季最終戦は、阿部のタイムリーヒットやラミレスの4試合連続弾などで、計12点を奪い、完勝した。この結果、優勝マジックを1としていた中日の目前での胴上げを阻止、3位以上を確定させ、クライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。ここ5試合勝ち星から遠ざかっていた先発の西村だったが、立ち上がりから気迫のピッチング。初回を三者凡退で打ち取ると、打者一巡目を被安打1に抑え、相手に付け入る隙を与えない。すると三回、一死から寺内がチーム初ヒットと盗塁で口火を切ると、長野が四球を選び、チャンスメイク。ここで阿部が右翼にタイムリーヒットを放ち、先制した。さらに続くラミレスが逆方向へしぶとくタイムリーヒットを放つと、この日スタメン復帰の小笠原もヒットで繋ぐ。一死満塁と相手先発・山井を攻めたてると、高橋由の二塁野選、藤村の犠飛でさらに2点を追加した。この回、一挙に4点のリードを奪う。四回、大量援護を受けて波に乗りたい西村だったが、二死から連続ヒットと四球で満塁とされてしまう。原監督はここで2番手にロメロを起用。厳しい采配で勝利への執念を見せる。ロメロは渾身のストレートで堂上剛を見逃し三振に切って取り、起用に応えた。その裏、先頭の坂本がヒット、阿部が四球を選び、二死一、三塁とすると、ラミレスが4試合連続となる3ランホームランを左翼スタンドに叩き込む。リードを大量7点として試合を決めた。五回、イニングをまたいで登板したロメロは先頭バッターをヒットで出すと、代打で登場した小池に2ランホームランを浴びた。六回、巨人にこの日3度目のビッグイニングが訪れる。阿部、ラミレス、小笠原の3連打で一死満塁とすると、大村が中堅にタイムリーヒットを放つ。さらに亀井が押し出し四球、寺内が2点タイムリーヒットを放ち、この回に5点を追加した。大量リードに守られた投手陣は、六回からアルバラデホ、越智、福田、山口が登板。相手の反撃を2点に抑えて、試合終盤を締めくくった。中日との最終戦にも完勝、カード3連勝を決めた巨人は、苦手としていた相手から今季の対戦成績で勝ち越しを決め、CSに向けて弾みをつけた。 |
| 10.15 | 中日 | ○ | 首位・中日ドラゴンズとの3連戦第2戦。序盤はゴンザレスとチェンの、両者一歩も譲らない熾烈な投手戦となったが、巨人が2本の本塁打などで先制すると、投げては先発ゴンザレスが七回1安打無失点の好投を見せ、4対1で勝利。第1戦に続いて本拠地・東京ドームでの中日の胴上げを阻止し、CS出場にも王手をかけた。先発のゴンザレスは、完璧な立ち上がりで、初回から三回まで全員を内野ゴロに打ち取る好投を見せる。一方、巨人打線も中日の先発・チェンの前に、三回までわずかヒット2本で無失点に抑えられる。均衡が破れたのは四回。ラミレスが二死から、左翼に22号ソロ本塁打を放ち、先制に成功した。さらに五回、先頭の高橋由も右翼に第15号ソロを放ち、2点差に突き放す。五回まで、ゴンザレスは毎回三者凡退の完璧なピッチング。六回、大島に今日初めてのヒットを許すも、後続を併殺打に打ち取る。七回にも森野に死球を与え出塁を許すが、後続を断ち、無失点に抑えた。七回まで許したヒットはわずか1本、無失点でマウンドを降りた。八回、代わった2番手の越智は先頭の谷繁にヒットを許す。しかし後続をゴロと併殺に打ち取り、2点のリードを守った。その裏、続投のチェンから、先頭の坂本がヒットで出塁すると、寺内が送りバントで繋ぐ。すると、現在リーグ打率首位の長野が中堅にタイムリー二塁打を放ち、3点目を追加。続いて代打の矢野もだめ押しのタイムリーを放ち、4対0とリードを広げた。九回、3番手山口が先頭打者を空振り三振に仕留めると、4番手の久保がマウンドへ。久保は代打の佐伯にソロホームランを浴びて1点を献上したが、後続をしっかりと凡退に打ち取り、4対1で試合終了。今日も東京ドームでの中日の胴上げを阻止した。 |
| 10.14 | 中日 | ○ | 首位・中日を東京ドームに迎えての3連戦初戦。巨人・澤村、中日・大野のドラフト1位同士の対決となった。澤村は初回に先制を許したが、その裏に巨人は長野のソロ本塁打ですぐに同点とする。二回には4連打も含めた6安打の集中打で5点を挙げるなど、三回までに6点のリードを奪った。投げては先発の澤村が9回2失点の好投でリードを守りきり、3連戦の初戦を勝利。負ければ中日優勝の可能性もあったが、投打がかみ合った巨人が、中日のドームでの胴上げ阻止に意地を見せた。先発の澤村は立ち上がりを攻められる。初回、先頭・荒木の二塁打と井端のバントでいきなり一死三塁のピンチを背負うと、続く森野の犠牲フライで先制を許してしまう。しかしその裏、巨人は簡単に二死をとられたものの、長野がバックスクリーンにソロ本塁打を放ち、すぐさま試合を振り出しに戻す。巨人は二回、先頭のラミレスの2塁打と谷のヒットで無死一、三塁のチャンスを作ると、高橋由の当たりは左翼線に落ちるラッキーなタイムリーヒットとなり逆転に成功。さらに続く藤村が中堅へのタイムリーヒットを放ち、3点目を挙げる。二死二、三塁の場面で寺内にもタイムリーが飛び出し、2点を追加。相手のミスにも乗じて、この回一挙5点を挙げて中日を引き離す。続く三回にもラミレスが2試合連続となる本塁打を左中間に叩き込み、リードを6点に広げた。大量リードをもらった澤村は二回以降、中日打線に反撃を許さない。三回こそ二死一、二塁のピンチを招いたが、森野から見逃し三振を奪うなど、無得点で切り抜ける。この回以外はピンチらしいピンチもなく、7対1のまま最終回を迎える。九回一死には、森野にソロ本塁打を浴びて1点を返されるが、後続をしっかりと打ち取り、完投で11勝目。中日との3連戦の初戦を圧勝した |
| 10.12 | 阪神 | ○ | 今季最終戦を迎えた阪神タイガースとの伝統の一戦は緊迫した投手戦となり、1対1のまま延長戦に突入する。迎えた十回裏、好投した内海の代打・高橋由が劇的なサヨナラ3ランホームランを放ち、この試合に終止符を打った。内海は147球の熱投でハーラーダービートップの17勝目を挙げた。今シーズン初の中4日で登板した先発の内海は走者を出しながらも、序盤は阪神打線を無失点に抑え、上々の立ち上がりを見せる。四回、二死から新井貴に左翼線への二塁打を浴び、この試合初めて得点圏に走者を背負う。しかし、ブラゼルを中堅フライに切って取り、得点を許さない。一方の打線は阪神の先発・岩田の前に四回まで無安打と完璧に抑えられ、一人の走者を出すこともできない。円陣を組んで臨んだ五回、一死からラミレスの放った打球は一直線に右翼スタンドへ突き刺さる20号本塁打となり、待望の先制点を奪取。11年連続20号となるメモリアルアーチで均衡を破った。六回、先制点をもらった内海は先頭の平野にヒットを許すと続く柴田に犠打を決められ、一死二塁のピンチを招く。ここで鳥谷にタイムリーヒットを浴び、すぐさま同点に追いつかれてしまう。九回もマウンドに上がった内海は、新井貴、ブラゼルから三振を奪うなど3人で打ち取り、流れを呼び込む投球を見せる。好投する内海に報いたい打線はその裏、先頭の坂本が左翼へのヒットで出塁すると寺内がきっちり犠打を決め、一死二塁とサヨナラのチャンスを迎える。しかし、続く長野、阿部が倒れ、試合は延長戦に突入した。十回、先頭のラミレスが阪神の2番手・福原からヒットを放つと犠打で二塁に進み、九回に続いてサヨナラの好機を作り出す。さらに四球で二死一、二塁となったところで十回まで投げぬいた内海の打席で代打・高橋由が送られる。3番手の左腕・榎田の4球目を捕らえ、高々と舞い上がった打球はそのまま右翼スタンドへ突き刺さるサヨナラ3ランホームランとなりゲームセット。2試合連続となる劇的なサヨナラ勝ちで阪神とのゲーム差を4に広げた。 |
| 10.11 | 阪神 | ○ | CS出場をかけ、直接対決となった阪神タイガースとの23回戦。二回、阿部のソロ本塁打で先制した巨人だったが、先発の東野が三回に三者連続四球とタイムリーヒットを許し、逆転される。その後一進一退の攻防が続いたが、同点のまま迎えた九回裏に藤村が左翼にサヨナラヒットを放ち、4対3で接戦を制した。二回、先頭の阿部が右翼に第19号ソロホームランを放ち、先制に成功する。先発の東野は一、二回を無失点に抑え、順調な立ち上がりを見せる。しかし三回、三者連続四球で二死満塁のピンチを招くと、ブラゼルにタイムリーヒットを浴び、2点を失い、逆転を許す。その間に三塁を狙った新井貴をタッチアウトとし、追加点は阻止した。阿部の本塁打以降、阪神の先発メッセンジャーの前に一本もヒットが出ない巨人打線。しかし五回、先頭のラミレスが四球で出塁すると、谷がヒットで続き、無死一、三塁のチャンスを迎える。亀井のゴロの間に、ラミレスが三本間に挟まれタッチアウトとなるが、なおも一死二、三塁のチャンス。続く藤村が犠牲フライを放ち、貴重な追加点で同点に追いつく。六回、東野に代わった2番手の高木は、新井貴にソロ本塁打を許し、再び勝ち越される。しかしその裏、先頭の坂本が左翼線に抜ける二塁打を放つ。続く脇谷のバントがヒットになり、無死一、三塁のチャンス。長野がフライに打ち取られるも、阿部のタイムリーですかさず1点を返し、ゲームを振り出しに戻した。八回、二死から長野が二塁にヒットを放つと、阿部も右翼にヒットで続き、一、二塁とする。続く打席のラミレスの打球も三遊間を抜けヒットとなったが、二塁走者の長野が本塁を狙いタッチアウト。絶好のチャンスをものにできず、得点ならず。高木が七回、3番手の山口が八回、九回をそれぞれ三人に抑え、味方の反撃を待つ。同点のまま迎えた九回。先頭の谷がヒット、鶴岡が送りバントで一死二塁とし、先発のメッセンジャーをマウンドから引きずり下ろす。続く打席は藤村。代わった藤川から放った打球は左中間に抜け、谷が生還。藤村のサヨナラヒットで接戦を制し、CS出場へ貴重な一勝を挙げた。 |
| 10.10 | 阪神 | ● | 4位・阪神タイガースを東京ドームに迎えての3連戦初戦。クライマックスシリーズ進出を争う両チームの試合は、巨人が五回に西村のスクイズで先制。しかし六回、鳥谷と新井貴に連続タイムリーを浴び逆転されると、その後も追加点を奪われ敗れた。この敗戦で巨人のリーグ優勝の可能性が消滅した |
| 10.9 | 中日 | ● | 1勝1分で迎えた中日ドラゴンズとのカード3戦目。1か月半ぶりに先発したゴンザレスが六回までヒットを許さない好投を見せるが、打線が中日・チェンをなかなか攻略できず両チームとも無得点のまま延長戦へ。十回裏に久保が代打・堂上にタイムリーを打たれ、サヨナラ負けを喫した。打線は11安打を放ちながらも1点が遠かった |
| 10.8 | 中日 | ○ | 首位・中日ドラゴンズとの20回戦。先発の澤村は立ち上がりから好投を見せ、中日に得点を与えない。これに応えたい打線は三回に阿部のタイムリー二塁打で先制。四回にも4本のヒットを集中させ3点を奪い点差を広げる。リードをもらった澤村はその後も中日につけ入る隙を与えず、4対0で勝利。プロ初完封で10勝目を手にした。一、二回とランナーを出しながらも得点に結び付けられなかった巨人だったが、三回、一死から長野がヒットで出塁する。続く阿部の打席でヒットエンドランを敢行。阿部の打球がレフト線に抜ける間に長野が一気にホームを陥れ、先制点を奪う。前日、九回に粘りを見せた勢いそのままに、中日の先発・伊藤を攻め立てる。四回、先頭の亀井はファウルで粘り、10球目をセンター前へ運ぶ。続く藤村もヒットでつなぎ、チャンスを広げる。澤村の犠打で二、三塁とすると、坂本は体勢を崩しながらもレフトに2点タイムリーヒットを放ち、追加点を挙げた。その後、犠打でランナーを二塁に進めると、長野にもタイムリーが飛び出しその差を4点に広げる。 先発の澤村は立ち上がりを三者凡退に抑えると、その後も中日打線を寄せ付けない。五回まで1安打に封じ、二塁を踏ませないピッチングを見せる。六回、澤村は四球と内野ゴロで二死二塁とし、この日初めて得点圏に走者を背負う。しかし井端を打ち取り、無失点に切り抜ける。七回にはクリーンアップからの攻撃を三者凡退に抑え、追撃を許さない。九回もマウンドに登った澤村は先頭の代打・グスマン、続く荒木を空振り三振に切って取る。井端も二塁ゴロに抑えて試合終了。中日打線をわずか1安打に封じ、プロ初完封で10勝目を挙げた。また打線も10安打を放ち、投打が噛み合った巨人は首位から貴重な勝ちをもぎ取った。 |
| 10.7 | 中日 | △ | 首位・中日ドラゴンズとの天王山。巨人・内海、中日・吉見という最多勝を争うエース同士の対決となったが、内海は一回に3失点。一方、打線は吉見の前に八回までわずか2安打に抑え込まれていたが、九回に阿部、高橋由の適時二塁打で同点に追いついた。延長十回までもつれた激戦は、最後まで両者譲らず、規定により引き分けとなった |
| 10.6 | 横浜 | ○ | 連敗で迎えた横浜ベイスターズとの3連戦最終戦。一回にラミレスの2ラン本塁打などで3点を奪う。その後も主軸に本塁打が飛び出し、効果的に得点を加えていく。特に阿部はこの日5打点を挙げる大活躍を見せた。先発の東野は制球に苦しみながらも7イニングを2失点の好投。8対2の快勝で連敗を止めた。ここ2試合先制点を奪えていない巨人は一回、先頭の坂本がヒットで出塁。その後二死とされるが、阿部の中堅へのタイムリーヒットで待望の先制点を挙げる。続くラミレスは甘く入った変化球を見事にとらえ、打球は左翼スタンドへ一直線。実に20試合ぶりとなる19号2ラン本塁打を放ち、横浜の先発・加賀から3点を奪う。三回にも坂本が2打席連続のヒットで出塁する。脇谷、長野は倒れるが阿部に18号2ラン本塁打が飛び出し、序盤で大きくリードを広げる。先発の東野は三回まで相手打線を無安打に抑え、順調な立ち上がりを見せる。しかし四回、一死からこの試合初ヒットとなる二塁打を打たれてピンチを招く。すると筒香に2ラン本塁打を浴び、その差を3点に詰められる。五回、東野は無死から連続四球で一、二塁とする。しかし後続をきっちりと抑え、この回は無失点に切り抜けた。その裏、二死とされた後、脇谷と長野の連打で二、三塁のチャンスをつくる。するとこの日絶好調の阿部が右翼に2点タイムリーヒットを放ち、横浜に行きかけていた流れを取り戻す。七回には長野の15号ソロ本塁打でダメ押した。東野は四球でランナーを背負う場面も見られたが、七回まで投げ切り先発の役目を果たす。後を受けた2番手のアルバラデホは八、九回を無失点に抑え8対2で勝利。投打がかみ合った巨人は快勝で連敗をストップした。 |
| 10.5 | 横浜 | ● | 先発の福田が三回、横浜ベイスターズ打線に5連打を浴びて3点を失うと七回にもMICHEALが2点を献上。八回に途中出場の坂本が満塁ホームランを放ち1点差に追い上げるが、反撃も及ばず4対5で敗れた |
| 10.4 | 横浜 | ● | 東京ドームで迎えた横浜ベイスターズとの第21回戦は、中4日で先発のマウンドに上がった西村が二回に本塁打で3点を失う苦しい立ち上がりとなる。援護したい打線だったが横浜の投手リレーの前にわずか1点しか奪えず、1対4でゲームセット。9連戦の初戦を飾ることができなかった |
| 10.2 | 広島 | △ | 広島東洋カープとの今季最終戦は、五回に長野のタイムリー二塁打で先制するが、七回にバッテリーエラーで同点に追いつかれてしまう。その後は一進一退の攻防が続いたが、両チームの投手陣が踏ん張り、1対1のドローに終わった。先発の澤村は七回途中1失点の好投だったが、今季10勝目は次回登板に持ち越しとなった |
| 10.1 | 広島 | ○ | 広島東洋カープとの23回戦は、同点で迎えた六回、ソロホームランを浴び1対2とされたが、七回に藤村・長野の連続タイムリーヒットで勝ち越しに成功した。八回には脇谷のタイムリー二塁打で一気に3点を奪い、試合を決定づけた。先発の内海は、初回にいきなり赤松にソロホームランを浴び、先制点を許した。三回、先頭の坂本がヒットで出塁。藤村の送りバントは成功し、長野はヒットを右翼に運び、一死一、三塁。ここで阿部が中堅にタイムリーヒットを叩き出し、坂本が生還して同点に追いついた。四回、内海は先頭の丸にヒットを許すと石原、木村と立て続けにバントヒットを決められ無死満塁に。しかし内海は大竹を見逃し三振とした後、藤村の好送球などにより2者連続で二塁ゴロとし、このピンチを無失点で退けた。五回も得点を許さなかった内海だったが六回、先頭の石原からソロホームランを浴びてしまい、1対2となった。七回、内海は三者凡退に抑え、マウンドを降りた。その裏、先頭の亀井がヒットを打って出塁したが、脇谷の打席で代走の鈴木がタッチアウトとなってしまう。脇谷はフルカウントまで粘り、右翼にヒットを打った。坂本の二塁ゴロの間に脇谷が二塁へ。藤村が左翼線にタイムリーヒットを放ち、同点に追いついた。続く長野もタイムリーヒットを中堅に運び、ついにジャイアンツが勝ち越しに成功した。八回は山口が登板し、三者凡退に抑えた。その裏、矢野が左翼へのヒットで出塁。高橋由の送りバント、フィールズの死球で一死一、二塁とすると鈴木尚が四球を選び、一死満塁に。脇谷の2打席連続のヒットで一気に3点を奪い、6対2とさらに突き放した。九回は久保がマウンドへ。きっちりと三者凡退とし、試合を終了させた。貯金は5となった。 |
| 9.30 | 広島 | ○ | 広島東洋カープとの22回戦は、同点で迎えた八回に、阿部が勝ち越し打、矢野が満塁ホームランを放ち、打者一巡、一挙7点を奪う猛攻を見せた。東野が6回途中を粘りの投球で2失点に抑えると、その後は小刻みな継投で相手の反撃を1点に停め、9対3で快勝した。先発の東野は初回、先頭の東出をヒットで塁に出すと、盗塁を決められて得点圏に走者を背負う。粘りたいところだったが、二死から栗原に左翼超えのタイムリーヒットを浴び、先制を許してしまった。三回、先頭の坂本が四球を選ぶと、藤村の送りバントに続いて、長野も四球で出塁。これに相手のワイルドピッチも絡み一死一、三塁とチャンスを広げる。阿部は二塁ゴロに倒れるも、この間に三塁走者・坂本が生還し、同点に追いついた。なおも二死二塁から、ラミレスが右翼にヒット。しかし本塁を狙った長野が右翼手・丸の好返球の前にタッチアウトとなり、この回の勝ち越しはならなかった。立ち上がりに不安があった東野だったが、しり上がりに調子を上げていく。三回、二番から始まる好打順を3人で打ち取ると、続く四回も三者凡退で切り抜けて、攻撃へのリズムを作った。四回、一死から坂本が死球を受けて出塁すると、藤村が2打席連続となる送りバントを成功させる。ランナーを二塁に置いて打席に立った長野は中堅にタイムリーヒットを放つ。坂本がこの日2度目のホームを踏み、勝ち越しに成功した。六回、東野は先頭のバーデン、栗原に連続でヒットを浴び、無死一、三塁のピンチを迎える。さらに丸に死球をあてて、満塁とすると、二死から倉に押し出し四球を与え、同点に追いつかれた。東野は六回途中を投げて2失点。勝ち投手の権利を逃してマウンドを後にした。なおも二死満塁のピンチで代打・前田智を迎えたが、ここは2番手で登板の高木が遊撃ゴロに打ち取り、相手にリードは許さなかった。八回、先頭の藤村が四球で出塁すると、長野もヒットで続き無死一、二塁とする。このチャンスで打席に入った阿部は右中間を破る2点タイムリー二塁打。四番が勝利を引き寄せる勝ち越し打を放ち、追いすがる広島を突き放した。さらにラミレスがヒット、高橋由が四球で満塁とすると、代打で登場した矢野が今季の第1号ホームランとなるグランドスラムを放ち、試合を決定付けた。この後さらにフィールズ、鶴岡に長打が出るなど、この回打者一巡の猛攻で、一挙7点を挙げた。九回のマウンドはMICHEAL。相手の反撃を1点に抑え、カード初戦を快勝で締めくくった。 |
| 9.29 | 横浜 | ● | 3連勝で勢いに乗る巨人は、横浜ベイスターズと対戦。二回に高橋由のソロ本塁打が飛び出し先制するも、三回に6安打を打たれ4点を奪われる。その後七回に矢野の適時打で1点を返したが、最後まで序盤の失点が重く逆転負けを喫した |
| 9.28 | 横浜 | ○ | 巨人は最下位の横浜ベイスターズ相手にヒットが出ず、1点を先取される苦しい戦いとなったが、九回表に阿部、古城らのヒットで見事逆転勝利をおさめた。3連勝で貯金も4となり、逆転優勝への望みをつなげた。一回裏、2四球を与えるなど立ち上がりに不安のあった今季初先発の福田を、野手陣がサポート。二死一、二塁から内藤に右翼へヒットを打たれたが、ホームを狙った下園を長野が好返球でタッチアウトにした。三回表には、亀井、橋本が連続ヒットで出塁。福田が送りバントを決め、一死二、三塁と横浜の先発・加賀を追い込んだが、坂本の打球は二塁ライナーとなり、飛び出した三塁走者の亀井が戻れずアウト。チャンスをつぶしてしまう。その後は両先発が好投。両チームとも打線がつながらず、こう着状態が続いた。均衡が破られたのは七回。福田が細山田に左翼へ本塁打を放たれ、1点を先制される。福田に代わった金刃、MICHEALは2回を0点に抑え、打線の援護を待った。後が無い九回表、一気に試合が動いた。横浜の守護神・山口を相手に、四球で長野が出塁。続く阿部は中堅へヒットを放ち、長野の好走塁で無死一、三塁とチャンスを広げた。七回に代打でヒットを放った古城が、ここでも左中間にタイムリー二塁打を放ち、一気に逆転に成功した。最後は守護神・久保が一、三塁に走者を背負うも、きっちり抑えて3連勝となった。 |
| 9.27 | 横浜 | ○ | 逆転優勝へ確実に勝ち星を積み重ねていきたい巨人。最下位横浜ベイスターズとの3連戦初戦は、投げては先発・澤村が7回を1失点に抑えると、打っては3本の犠飛などで効率よく得点し、快勝した。一回表、先頭・坂本が安打で出塁。長野、阿部も四球を選び一死満塁と絶好のチャンスをつくる。ここでフィールズが左翼へ犠飛を放ち、幸先良く先制した。その裏、澤村は一死一塁から渡辺に右前安打を許すと、この打球を右翼手・長野がまさかの後逸。俊足の石川が一気に生還し、思わぬかたちで同点に追いつかれてしまう。その後は両先発が好投し、膠着状態が続いた。再び試合が動いたのは5回表。古城、橋本が連続ヒットを放つと、澤村は四球を選び無死満塁となる。続く坂本が左翼へ大きな当たり。惜しくもスタンドインとはならなかったが、犠牲フライで勝ち越しに成功した。さらに藤村も右翼へ犠飛を放ち、リードを2点に広げた。援護をもらった澤村は、五、六、七回を三者凡退に切って取り、7イニングを自責点0で乗り切った。八回、2番手の山口も難なく三者凡退に抑える好リリーフを見せる。九回には代打で出場したラミレスが右翼線へ二塁打を放ち、存在感を示す。すると続く坂本が、中堅前へポトリと落ちるヒットを放ち1点を追加した。最後は守護神の久保が3人でしっかりと抑え、取りこぼしの許されない3連戦の初戦をものにした。 |
| 9.25 | 阪神 | ○ | 今カード1敗1分で迎えた阪神タイガースとの21回戦は、先発・内海が7イニングを1失点に抑える好投を見せた。打撃では藤村、フィールズ、坂本がタイムリーヒットを放ち計4得点。敵地・甲子園で意地を見せた巨人が4対2で勝利した。先発の内海は一回、先頭の平野にヒットを許すと、犠打と内野ゴロで三塁に走者を進めてしまう。続く二回にも連続ヒットで一、二塁のピンチを迎えた。しかしいずれも二死から後続を打ち取り、先制は許さなかった。三回、ここまで相手の先発・メッセンジャーに抑え込まれていた巨人打線だったが、一挙5安打を放つ。口火を切ったのは、この日一軍初スタメンの橋本。俊足を生かした内野安打で出塁すると内海の送りバント、坂本のヒットで三進し、一死一、三塁とチャンスを広げた。ここで藤村がタイムリーヒットを放ち、幸先良く先制した。続く長野も内野安打でつなぎ一死満塁とすると、阿部の犠牲フライ、フィールズのタイムリーヒットで2点を追加。3点のリードを奪い、主導権を握ることに成功した。六回、内海は一死から鳥谷にヒットを浴びると、新井貴を味方のエラーで塁に出して走者をためてしまう。続くブラゼルを空振り三振に切って取るも、マートンにタイムリーヒットを許し1点を返された。さらに二死一、二塁のピンチを迎えたが、金本を右翼フライに打ち取り、最少失点で切り抜けた。すると直後の七回、先頭の古城が相手のエラーで出塁すると、代打・矢野が左翼線を破る二塁打を放ち、無死二、三塁と追加点のチャンスを作る。ここで一死から坂本が中堅にしぶとく運ぶタイムリーヒットを放ち、再びリードを3点とし、相手を突き放した。内海は7イニングを投げて1失点。そのうち4イニングで得点圏に走者を背負う投球となったが粘りを見せ、一度も相手にリードを許さずマウンドを後に託した。八回、2番手でマウンドに上がった山口は新井貴、ブラゼルにヒットを浴びて、一死一、二塁とすると金本に左翼へのタイムリーヒットを打たれる。しかし、ここで左翼手・高橋由が三塁を狙ったブラゼルを見事な送球でアウトとし、ピンチを切り抜けた。九回、守護神・久保は無死から走者を背負うも、2点のリードを守りきり、4対2で勝利。今カードの対戦成績を1勝1敗1分のタイとした。 |
| 9.24 | 阪神 | ● | 敵地・甲子園で迎えた阪神タイガースとの第20回戦は先発の東野が二回に5点を先制される苦しい試合展開となった。打線は阿部のタイムリーヒット、矢野の本盗などで一時は1点差まで詰め寄るも中継ぎ陣が崩れ、4対9で大敗。4位・阪神に1ゲーム差まで詰め寄られた |
| 9.23 | 阪神 | △ | 阪神タイガースとの甲子園最終カード初戦、四回にフィールズの2点タイムリーヒットで先制すると、五回には阿部のタイムリーヒットでさらに1点を加える。しかしリリーフ陣が踏ん張りきれず、九回に同点に追いつかれ、勝利を逃した |
| 9.20 | ヤクルト | ○ | 首位・東京ヤクルトスワローズとの今季最終戦。二回にフィールズの2号2ランで先制すると、中盤には寺内のタイムリーや阿部の2打席連続本塁打などでリードを広げ、試合の主導権を握る。先発の澤村は7回と3分の1を1失点の好投で8勝目を挙げ、チームは6対1でヤクルトに快勝した。先発の澤村は一回、二回をぴしゃりと3人ずつに抑え、順調な立ち上がりを見せる。二回、矢野が2アウトから四球を選び出塁すると、続くフィールズが放ったボールはライトスタンドへ。フィールズの2号2ランホームランで先制に成功する。しかし三回、澤村が相川と青木にヒットを許し、二死一、三塁のピンチを招く。続く田中にタイムリーヒットを浴び、1点を返された。四回、先頭の長野が投ゴロに倒れるも、阿部が右翼にソロホームランを放ち、1点を追加。再び2点リードとする。五回にも、先頭のフィールズがフェンス直撃の二塁打を放つ。澤村が送りバントで繋ぎ、一死三塁のチャンスを作る。藤村の代打・谷がフライに打ち取られるも、続く寺内が左翼線にタイムリー二塁打を放ち、フィールズが生還。4点目を挙げ、ヤクルトの先発・村中をマウンドから引きずり降ろした。味方の援護を受けた澤村は、四回、五回をともに三者凡退に打ち取り、気迫のピッチングを見せる。六回、川端にヒットを許すと、畠山に四球を与え、得点圏にランナーを進めるも、後続を断ち無失点に抑える。六回、先頭の長野が四球で出塁。すると続く阿部が、2打席連続となるホームランを放つ。だめ押しの17号2ランで、ヤクルトを6対1と突き放した。七回も三者凡退に抑えた澤村は、八回、青木にヒットを許したところでマウンドを降りた。代わった2番手の山口は、後続を凡打に打ち取り、無失点に抑える。最終回はアルバラデホがマウンドに上がる。四死球で走者を背負うも、後続を断ち、6対1で試合終了。ヤクルトとの最終戦を勝利で締めくくり、ゲーム差を7とした。 |
| 9.19 | 中日 | ● | 中日ドラゴンズとの第18回戦は、2点を先制された初回に坂本の15号ソロで1点を返した。三回の寺内のタイムリーなどで得点したものの、その後も失点を積み重ね、3対8で敗れた |
| 9.18 | 中日 | ○ | 中日ドラゴンズとの第17回戦は、七回に阿部のソロホームランとフィールズの2ランで3点を奪うと、八回には阿部のタイムリー二塁打でさらに1点を追加して突き放した。先発の東野は5イニングを三者凡退とし、8回2安打無失点で今季7勝目を挙げた。初回、寺内がチーム初ヒットを右翼に放ち出塁した。続く坂本の打席で二盗し、一死二塁としたが後続を断たれた。二回、ラミレスが左翼にヒットを放ち一死一塁としたが、この回も後続を断たれ、先制点は奪えなかった。東野は四回にヒットを1本許した以外は、初回から五回まで三者凡退とした。六回、二死から荒木に死球を与えてしまうと、続く野本が右翼線に二塁打を放ち、ピンチを招いた。しかし森野を空振り三振に抑え、得点を与えなかった。その裏、二死から坂本がヒットを左翼に運び出塁したが、続く長野が中堅フライに打ち取られた。七回、東野は先頭のブランコに四球を与え、無死一塁となった。堂上剛が送りバントを試みたが、阿部への守備妨害の判定を受けてアウトを取るなどして、この回も無失点に抑えた。その裏、四回に中堅へのヒットを放った阿部は、左中間にソロホームランを叩き込み、ジャイアンツが先制に成功した。続くラミレスはヒットを左翼に運び、出塁。亀井が送りバントを決め一死二塁とすると、フィールズも左中間に来日初となるホームランを打ち、2点を奪い、3対0とした。八回も東野は三者凡退に抑えると、その裏、先頭の寺内が左翼にヒット。阿部が右翼スタンドに入りそうな二塁打を放つと、寺内が生還し1点を追加した。九回、久保がマウンドに上がり三者凡退とし、きっちりと役目を果たし、試合を終了させた。 |
| 9.17 | 中日 | ● | 1.5ゲーム差で追う2位・中日ドラゴンズとの直接対決。先発の西村は序盤から好投を見せるが、五回にソロ本塁打で先制を許す。直後に坂本の本塁打で同点にするが、七回に勝ち越しのタイムリー二塁打を浴び、要所で踏ん張ることができなかった。打線も最終回にチャンスをつくるがあと一本が出ず、カード初戦で痛い敗戦を喫してしまった |
| 9.15 | 横浜 | ● | 今カード1勝1敗で迎えた横浜ベイスターズとの17回戦は、ジャイアンツが初回に先制し、さらに三回に追加点を奪った。しかし、先発の小野がその裏に同点の2ラン本塁打を許してしまう。同点で迎えた五回は、リリーフ陣がつかまり一挙4点差に。巨人打線は七回と九回に長野のタイムリーで3点を返すもあと一歩及ばず、このカードを負け越した |
| 9.14 | 横浜 | ○ | 最下位・横浜相手に2日続けて取りこぼしは許されない巨人。四回に5安打を集中し、一挙4得点を奪うと七、八回にも追加点を挙げ、試合を優位に進めた。先発の澤村は七回無失点の好投を見せ、後を受けた野間口、アルバラデホがリードを守りきり、6対2でゲームセット。澤村は8月19日以来の白星を手にした。一回、長野が横浜の先発・リーチから右翼線に二塁打を放ち、チャンスを迎えるが、ラミレスが三振に倒れ、先制点とはならなかった。続く二回、高橋由のふらふらと上がった打球を横浜の外野守備陣が見失い、ラッキーな二塁打となる。さらに坂本のヒット、高橋信の四球で一死満塁と好機を迎えたが後続が倒れ、無得点。相手のミスを生かすことができなかった。好投する澤村を援護したい打線は四回、高橋由が2打席連続の二塁打で出塁すると坂本が中堅にタイムリーヒットを放ち、待望の先制点を挙げる。阿部もヒットで続き、無死一、三塁とすると澤村の打球は中堅の頭を越えるタイムリー二塁打となり、自らのバットで追加点を奪った。さらに寺内にも2点タイムリーが飛び出し、この回一挙4得点。リーチをノックアウトした。五回までに6三振を奪うなど横浜打線を寄せ付けなかった澤村は六回、先頭の渡辺にヒットを許すと、自らの暴投も重なり、二死二塁と得点圏に走者を許す。しかし、続く村田を落ち着いて打ち取る。七回、長野が右中間への二塁打で出塁するとすかさず三盗を決め、無死三塁の好機を作り出す。一死後、高橋由が猛打賞となるタイムリーヒットを放ち、リードを5点に広げた。その裏、澤村は筒香、金城に安打を許し、初めて三塁に走者を背負う。このピンチに横浜の代打・ハーパー、中村を抑え、無失点で切り抜けた。坂本が八回、この日4本目の安打となる二塁打を放つと、阿部もヒットで続き、無死一、三塁とする。ここで高橋信の代打・亀井がきっちり犠牲フライを打ち上げ、1点を追加した。八回、九回に1点ずつ奪われたものの最後はアルバラデホが細山田を右翼フライに打ち取り、試合終了。優勝争いに向け期待の持てる投打のかみ合った試合となった。 |
| 9.13 | 横浜 | ● | 横浜ベイスターズとの3連戦初戦。ジャイアンツは1対1で迎えた9回、無死満塁で遊撃ゴロを本塁へ送球した坂本の送球が逸れ、サヨナラ負けを喫した。先発内海は8回1失点と力投したが、味方打線がベイスターズの小刻みな継投に押さえ込まれた |
| 9.11 | 広島 | ○ | 広島東洋カープとの第21回戦は、三回に2点を先制されたが、七回に大村、八回に亀井のタイムリーでそれぞれ1点を返し、同点とした。さらに九回、高橋由の中堅越のタイムリーヒットでサヨナラ勝ちとした。初回、先発の東野は、先頭の東出に初球をセンター前に運ばれる。送りバントと四球で一死一、二塁とランナーを背負ったが、栗原と嶋を中堅フライに打ち取った。その裏、先頭の藤村が四球で出塁すると、二盗を決めた。二死二塁からラミレスも四球を選んだが、続く高橋由がピッチャーフライに倒れ、得点はできなかった。三回、東野は先頭の東出にまたもヒットを許した。送りバントなどで一死一、三塁とピンチになると、広島の4番・栗原からタイムリー二塁打を浴び、先制点を奪われた。さらに犠牲フライで1点を追加され、この回に2点を失った。五回、先頭の亀井がヒットをセンター前に運んだ。東野が送りバントを決めると、続く藤村がライト前にヒット。さらに古城の打席で藤村が二盗を決め、二死二、三塁と一気に追いつくチャンスを作ったが、長野が投ゴロに倒れて、この回も無得点に終わった。七回から登板した高木は、先頭のバリントンに中堅へのヒットを浴びた後、遊撃併殺打に打ち取ったが、続く木村にはヒットを打たれ、マウンドを去った。3番手の野間口が登板すると最初の打席で阿部がパスボールしてしまい、二死二塁。さらにバーデンに四球を与え、栗原の遊撃内野安打で二死満塁とピンチを招いた。しかし、嶋を三塁ゴロに打ち取り、無失点に抑えた。その裏、先頭の亀井が四球を選んだ。橋本の送りバントなどで二死三塁。ここで大村が中堅にタイムリーヒットを放ち、亀井が生還し、1点を返した。続く長野も中堅にヒットを放ち、二死一、二塁とチャンスを広げたが、ラミレスが空振り三振に倒れ、なかなか追いつくことができない。八回、4番手に越智が登板した。二死から四球を与えると、天谷の打席で暴投してしまい、二死一、三塁とピンチに。ここでマウンドには5番手の山口が登板。東出を空振り三振に抑え、仲間の反撃に望みをつないだ。その裏、二死から阿部が左中間に二塁打を放った。広島はサファテがマウンドに。ここで亀井が右翼にタイムリーヒットを運び、阿部の代走・實松が生還し、ついにジャイアンツが同点に追いついた。九回、山口が小窪を一塁ファウルフライ、バーデンを二塁フライに抑えた。マウンドには6番手の久保が登板。栗原に右翼越の二塁打を打たれたが、無失点に抑えた。その裏、先頭の藤村が二塁内野安打で出塁。寺内の送りバントで一死二塁とすると、長野が故意四球を受けるなどで二死一、二塁。ここで高橋由が中堅越にタイムリーヒットを放ち、サヨナラ勝ちで白星を挙げ、今カードを勝ち越した。 |
| 9.10 | 広島 | ○ | ラミレスのホームランによる1点を投手陣が守り切り広島東洋カープに勝利した。先発の西村は前田健との投げ合いを制して自己最多の7勝目をマーク。後を受けた山口、久保は走者を背負うも得点を許さず完封リレーを演じた。西村は苦しい立ち上がり。初回、先頭の東出に二塁打を許すと、続く二回も二死から四球とヒットに自身のワイルドピッチも絡み三塁まで走者を進めてしまう。しかし、いずれも粘りを見せて、先制は許さなかった。二回、先頭のラミレスが左中間に第18号ホームランを放つ。四番の一振りで貴重な先制点を奪うことに成功した。援護をもらった西村は四回、石井、中東のヒット、東出への四球で二死満塁のピンチを迎えるも、続く木村を空振り三振に打ち取った。五回まで毎回相手の出塁を許すが、粘りの投球で主導権は渡さない。追加点の欲しい打線だったが、相手のエース・前田健の前にチャンスを作れず、六回まで散発3安打に抑え込まれた。七回、西村は一死から木村、栗原にヒットを浴び二死一、三塁としたところでマウンドを後にした。2番手で登板した山口は続く広瀬に四球を与え二死満塁とピンチを広げるも、石井を一塁ゴロに打ち取り起用に答えてみせた。八回、イニングをまたいで続投した山口だったが代打攻勢に出た広島の赤松、バーデンに連続でヒットを打たれてしまう。一死一、三塁と一打逆転の場面を迎えるも東出を投ライナーに抑えるとこれが併殺となりピンチを切り抜けた。九回は守護神・久保が登板。左翼手・橋本の好プレーも手伝い無失点で最後を締めくくった |
| 9.9 | 広島 | ● | 2週間ぶりに本拠地・東京ドームに戻っての広島東洋カープとの3連戦初戦。先発を任された東野は一回に3点を先制されノックアウト。2番手の藤井も要所で追加点をとられ、終始リードを奪われる展開に。高橋由、坂本のホームランで追撃するも及ばず、3対6で負けを喫した |
| 9.8 | 中日 | △ | 1勝1敗で迎えた中日ドラゴンズとの3連戦の最終戦は、巨人・澤村、中日・ソトという両先発が好投し、0対0のまま延長戦に突入した。救援陣も踏ん張りを見せ、スコアレスドローに終わった |
| 9.7 | 中日 | ● | 敵地・ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズとの第14回戦。先発の小野が、三回までに3点のリードを許すも、五回に阿部、藤村の適時打で2点を奪い、1点差に迫る。しかし、その後は中日のリリーフ陣の前に得点することができず、2対3で敗れた |
| 9.6 | 中日 | ○ | ナゴヤドームでの中日ドラゴンズとの第13回戦は、二回に阿部のタイムリー二塁打で先制すると、三回にはラミレスの2ランで3点差とした。その裏に1点を許したが、七回に古城の中堅越のタイムリー三塁打で1点を追加した。その裏、守備のミスから中日に2点を奪われたが、そのまま逃げ切った。初回、二死から長野が中堅にヒットを放ち出塁。続くラミレスの打席で長野は二塁を狙ったが、タッチアウトとなった。二回、二死から坂本が四球で出塁すると、続く阿部が中堅越にタイムリー二塁打を放った。坂本が一塁から一気に走り、ジャイアンツが先制した。亀井は故意四球を受け、二死一、二塁とチャンスは続いたが、内海が三振に倒れた。三回、先頭の藤村が四球を選ぶと、古城が送りバントで一死二塁。ここでラミレスが2試合連続となるホームランを左翼スタンドに叩き込み、藤村とラミレスが生還して3点差とした。その後も高橋由がピッチャー前にヒット。続く坂本も右翼にヒットを放ち、この間に高橋由は一気に三塁まで走った。阿部の打席で坂本は二盗を決め、二死二、三塁とチャンスを作ったが、阿部が中堅フライに打ち取られた。その裏、内海は先頭の荒木に左中間への二塁打を打たれ、平田にも右翼線に二塁打を浴び、1点を返された。四、五回を無失点に抑えた内海は六回、2者連続のヒットを許したが、この回も無失点に抑えた。一方の打線は四、五、六回と無安打だったが、七回、二死から藤村が四球で出塁。続く古城の打席で藤村は二盗を成功させると、古城が中堅越えのタイムリー三塁打を放ち、藤村が生還して4点目を奪った。その裏、2番手の野間口がマウンドに上がった。一死一塁から大島に二塁ゴロを打たれるが、藤村がエラーしてしまい、一死一、二塁とランナーを背負った。続く平田にタイムリーを浴び1点を失うと、野間口はマウンドを越智に譲った。3番手の越智は、ブランコに犠牲フライを打たれ、4対3と1点差に迫られた。八回、4番手の山口が登板し、無失点に抑えた。九回、先頭の亀井がヒットを左翼に運ぶと、谷は三塁ゴロとなり、一死一塁。藤村が送りバントを決め、古城も左翼にヒット。二死一、三塁とすると、長野がタイムリー内野安打を放ち、谷が生還し、5対3となった。このまま逃げ切りたいジャイアンツは、その裏、久保が5番手として登板した。平田にヒットを許したものの、無失点で逃げ切って試合終了。先発した内海は自身最多勝利数に並ぶ14勝目を挙げた。 |
| 9.4 | ヤクルト | ○ | 2連敗を喫して迎えた東京ヤクルトスワローズとの第23回戦。巨人は二回に先制を許したが、四回にラミレスのタイムリーヒットで同点とする。その後は西村、石川の両先発の投げ合いとなったが、七回に巨人がラミレス、坂本の連続本塁打で逆転。終盤は3点のリードをリリーフ陣がしっかりと守り、今季初となる神宮球場での勝利を果たした。先発の西村は初回を無得点に抑えたが二回、武内にソロ本塁打を浴び先制を許してしまう。1点ビハインドで迎えた四回、これまで完璧に抑えられていた石川から先頭の藤村がヒットで出塁。さらに盗塁と相手の悪送球で無死三塁のチャンスを迎える。後続の谷、長野が打ち取られて二死となるが、この日4番に復帰したラミレスが左翼にタイムリーヒットを放ち、同点に追いつく。先制を許した西村だったが、その後は追加点を許さない。五回の二死一、二塁のピンチは藤村の好守もあり切り抜けた。六回にも二死から武内に三塁打を浴びるも、後続の宮本を内野ゴロに打ち取った。すると七回、先頭の長野がヒットで出塁すると、ラミレスが2ラン本塁打を放ち逆転。さらに続く坂本にもソロ本塁打が飛び出し、リードを3点に広げた。その後も二つの四死球と藤村のヒットで二死満塁までチャンスを広げたが追加点は奪えなかった。リードの後、七回は野間口、八回は山口が三者凡退に抑え、相手に反撃を許さない。最終回は守護神の久保がマウンドへ。最後もしっかり3人で打ち取り試合終了。3連敗を阻止して首位ヤクルトとのゲーム差を再び3とした。 |
| 9.3 | ヤクルト | ● | ヤクルトスワローズとの第22回戦は、6点を奪われていたジャイアンツが五回に亀井と古城のタイムリーで2点を、八回には長野の14号ソロなどで4得点したが、終盤にさらに4失点し、追いつくことができないまま九回へ。ラミレスのタイムリー二塁打で反撃を試み粘ったが、連敗となった |
| 9.2 | ヤクルト | ● | 2ゲーム差で迎えた首位・東京ヤクルトスワローズとの首位攻防戦の初戦。二回にラミレスの2ランで先制するも、先発の澤村がリードを守りきれず、五回に試合をひっくり返される。何とか反撃したいところだったが、頼みの打線は中盤以降、完全に沈黙。逆転負けを喫した |
| 8.31 | 横浜 | ○ | 横浜ベイスターズとの北陸シリーズ第2戦。富山で行われた試合は激しい雨の中での戦いとなった。巨人は初回に先制を許すも、その裏すぐさま逆転する。横浜に追い上げられるがリリーフ陣が好投。終盤には効果的に追加点を奪い、北陸で連勝した。六回から好リリーフを見せた野間口が今季初勝利を挙げた。4連勝で首位ヤクルトに1.5ゲーム差までせまった。先発の小野は初回、連打を浴び一死一、三塁のピンチを迎える。ここで村田に犠牲フライを打たれ、先制を許してしまう。その裏、巨人は先頭の藤村が四球で出塁。亀井がバント失敗も長野が中堅越のタイムリー2塁打ですぐさま同点に追いつく。さらに前日から5番に座る坂本が左翼にタイムリーを放ち逆転に成功する。二回には四球で出塁したラミレスを二塁に置いて、小野が内野安打。相手のミスも絡み3点目を奪う。二回以降ランナーを背負いながらも粘りの投球を続けていた小野だったが五回、二死から連続四球を与えると村田にタイムリーを浴びて1点差に迫られる。ここでベンチは小野に代えて高木をマウンドへ送る。中村に四球を許し二死満塁のピンチとするも、後続の金城を内野ゴロに打ち取り追加点を与えなかった。六回からは野間口がマウンドへ。3者連続三振に切って取り、相手に傾きかけた流れを引き戻した。するとその裏、一死後に阿部、ラミレス、高橋信の3連打で満塁とする。後続の寺内は左翼フライに倒れるも、藤村の代打・谷が中堅にタイムリーを放ち再び2点差とする。七回には長野の13号ソロ本塁打がとび出しさらに1点を追加する。八回は橋本のプロ初ヒットを足がかりに高橋信、寺内、谷と4連打を放ち、リードを5点に広げて最終回へ。最終回は山口がしっかり締め試合終了。首位ヤクルトが敗れたため、1.5ゲーム差まで迫った |
| 8.30 | 横浜 | ○ | 横浜ベイスターズとの北陸シリーズ初戦。高校時代を過ごした福井での凱旋登板となった内海が、7回2/3を無失点に抑え、ハーラーダービー単独トップの13勝目を挙げた。打線も初回に3本の適時打を集中させ効率よく得点。救援陣も完封リレーでつなぎ快勝した。先発の内海は一回、下園に安打を許すも2つの三振を奪う上々の立ち上がり。するとその裏、打線が内海を援護する。先頭の藤村が四球を選ぶと、亀井もヒットで続く。その後長野、高橋由の連続タイムリー、さらに阿部も右翼前へタイムリーを放ち、3点を先制した。内海は三、四、五回を三者凡退に抑える好投。一方、攻撃陣は二回以降立ち直った高崎の前にチャンスをつくることができないイニングが続く。四回、ラミレスが18打席ぶりのヒットを放つが後続が倒れ、追加点を奪うことができない。勝利投手の権利を得た内海は六回、2本の安打で一死一、二塁のピンチを招く。しかし、村田を中堅フライ、筒香を空振り三振に仕留め、得点を与えなかった。内海は八回にも先頭の代打・藤田にヒットを許すと、さらに石川にもヒットを打たれ、一死一、二塁と得点圏に走者を背負う。続く下園を遊撃ゴロに打ち取ったところで、マウンドを2番手の野間口に譲った。野間口は村田を中堅フライに抑え、反撃を許さない。最終回は守護神の久保がパーフェクトリリーフを見せ、完封リレーで締めくくった。 |
| 8.28 | 広島 | ○ | 一番に藤村を抜擢するなど打線を大幅に組み替えて臨んだ広島東洋カープとの第18回戦は、緊迫した投手戦の中、八回に亀井のタイムリーヒットで勝ち越す。しかし、すぐさま同点に追いつかれ、試合は延長戦へ。迎えた十回、途中出場の坂本が値千金の2点タイムリー三塁打を放ち、シーソーゲームを制した。貯金は再び1となった。一回、坂本に代わり一番に入った藤村が四球を選び、出塁すると盗塁と犠打で一死三塁のチャンスを作る。ここで長野がきっちり左翼にタイムリーヒットを放ち、1点を先制。組み替えた打線が早速機能し、先手を奪った。先発の西村は一回を0点に抑え、上々の立ち上がりを見せた。しかし、二回、先頭の丸に四球を出すと松本の投前に転がるバントを西村が二塁へ悪送球し、無死一、三塁のピンチを招く。続く石原を併殺打に仕留めるも三塁走者の生還を許し、ミスから同点に追いつかれた。四回、亀井の四球、長野のヒットと盗塁で無死二、三塁と追加点の好機を迎える。続く高橋由の中堅フライで本塁を狙った亀井は広島の好返球の前にあえなくタッチアウト。追加点とはならなかった。広島打線を1点に抑えてきた西村は六回、二死から嶋に右翼越えに三塁打を許したものの四番・栗原を強気のピッチングで中堅フライに打ち取り、得点を許さない。ここまでわずか4安打と振るわなかった打線は八回、先頭の古城がヒットで出塁すると犠打とバッテリーエラーで一死三塁と一打勝ち越しの場面を迎える。ライアルの四球の後、亀井が広島の2番手・青木から中堅にぽとりと落ちるタイムリーヒットを放ち、待望の勝ち越し点を奪った。このまま逃げ切りたい巨人だったが、2番手の山口が乱調。一死二、三塁から赤松の遊撃ゴロの間に1点を奪われ、試合は振り出しに戻った。九回、先頭の阿部がヒットで出塁すると犠打で得点圏に進み、広島の守護神・サファテを攻める。しかし、橋本が空振り三振に倒れ、得点を奪うことができない。その裏、3番手のアルバラデホが広島打線を三者凡退に抑え、試合は延長戦に突入した。十回、二死から長野が内野安打で出塁すると寺内も四球を選ぶ。ここで打席には途中出場の坂本。広島の6番手・今村からスタメン落ちの悔しさを晴らす中越え2点タイムリー三塁打を放ち、2点を勝ち越した。その裏、久保が一人走者を出したものの後続を抑え、4対2で試合終了。二転三転したシーソーゲームに終止符を打った。 |
| 8.27 | 広島 | ○ | 広島東洋カープとの17回戦は、先発の東野、前田健の投げ合いで、前日の試合と同様、1点を争う接戦となった。同点で迎えた八回、長野のタイムリー三塁打で勝ち越すと、リリーフ陣が踏ん張り、2対1で逃げ切った。勝率は5割に戻った。東野は初回、東出のヒットと2つの四球で二死満塁のピンチを招くと、天谷の打席で二塁にけん制悪送球、その間に三塁走者が生還し先制を許した。さらに天谷にもヒットを浴びて再び満塁とされたが、石原をサードファウルフライに打ち取り、1失点で切り抜けた。打線は前田健に四回までわずか1安打に抑えられていたが、五回、阿部がセンター前ヒットで出塁。続く亀井もライトにヒットを放ち、一死一、三塁とチャンスを広げた。しかし、古城、東野が連続で空振り三振に倒れた。東野は二回以降立ち直り、三回から3イニング連続で三者凡退に仕留めるなど好投を見せた。六回は先頭の嶋にヒットを打たれるなどして、二死一、二塁と得点圏に進塁されたが、後続を断った。七回、高橋由が四球を選び、初めて無死から走者を出した。ここで、代走に送られた鈴木尚がすかさず二盗を決め、さらに前田健の暴投で三塁へ進んだ。ラミレスが凡退したものの、阿部がレフトにタイムリー二塁打を放ち、ようやく同点に追いついた。東野はその裏、先頭の木村にヒットを打たれたが、その後をきっちり抑えて二塁を踏ませず。八回に代打を送られて降板した。その代打として打席に入った大村が2番手の今村からレフトにヒットを放つと、坂本が送って一死二塁、さらに藤村のファーストゴロの間に三塁へ進んだ。ここで、今月七日の試合で今村から頭部に死球を受けた長野がセンターオーバーのタイムリー三塁打を放ち、終盤でついに勝ち越した。八回、2番手の山口が登板し、一死三塁のピンチを招いたが、広島の拙攻にも助けられ、無失点で切り抜けた。九回は久保が1安打に抑え、1点のリードを守りきった。 |
| 8.26 | 広島 | ● | 今季10勝4敗1分と相性のよい広島東洋カープとの第16回戦は、先発の澤村が一回に先制点を奪われるも尻上がりに調子を上げ、7回1失点の好投を見せる。しかし、打線が広島投手陣の前に1点も奪えず0対1で敗戦。澤村の好投に報いることができなかった |
| 8.25 | 阪神 | △ | 東京ドームでの阪神タイガースとの18回戦は、高橋由が二回にソロホームラン、三回にはタイムリーヒットを放ち3点をリードしたが、金本のタイムリーなどで同点に追いつかれて延長戦に突入。そのまま決着はつかず、試合終了した。 |
| 8.24 | 阪神 | ● | 対阪神タイガース17回戦は、先発の内海が四回、平野にソロホームランを浴び先制を許す。しかし、その裏ラミレスが史上26人目となる通算350号ホームランを放ち、同点に追いつく。その後は内海、能見の両先発による投手戦が続いたが、八回に内海が金本にソロホームランを許しこれが決勝点。ラミレスの快挙に花を添えることができなかった |
| 8.23 | 阪神 | ○ | 東京ドームに阪神タイガースを迎えて行われた伝統の一戦は、巨人が5対2で勝利した。二回に先制を許したものの、六回にこの日四番でスタメン復帰したラミレスの2点タイムリー二塁打で逆転に成功。さらに七回には代打で登場の谷が貴重なタイムリーヒットで追加点をあげると、八回には坂本が2点タイムリーヒットを放ち、試合を決定付けた。一回、長野、ラミレスがヒットを放ち、二死一、三塁とすると、続く高橋由も中堅方向に鋭い当たりを放つ。しかしこれは遊撃・鳥谷の正面をつくライナーとなり先制はならなかった。先発のゴンザレスは初回を三者凡退で抑えるも、二回、先頭の新井貴、ブラゼルに連続でヒットを浴びる。関本は三塁ゴロに打ち取るも、この間に三塁走者が生還。先制を許してしまった。五回まで毎回ランナーを出しながらも追加点を許さず、粘投をみせていたゴンザレスだったが、六回、関本にヒットを打たれた直後に脚を負傷。交代を余儀なくされてしまう。その後を受けた高木は藤井彰を遊撃併殺打に打ち取り、攻撃陣へリズムを作った。するとその裏、先頭の坂本のヒット、続く寺内の送りバントで得点圏に走者を進める。長野が四球を選び一死一、二塁としたところで、打席にはこの日スタメン復帰のラミレス。頼れる四番が起用に応える二塁打を放つと、これが2点タイムリーヒットとなり、一気に逆転に成功した。 追加点を狙う巨人打線は七回、相手の四球につけこみ二死一、二塁とすると、代打・谷が中堅にタイムリーヒット。終盤に貴重な追加点を奪った。八回、山口は上本、関本の連続ヒットで無死一、三塁のピンチを迎えたが、俊介の三塁ゴロの間の1失点に抑えた。1点差に迫られた直後、巨人打線が再び相手を突き放す。先頭の高橋由の四球、阿部の二塁打、亀井の四球で満塁のチャンスを作ると、坂本が中堅に2点タイムリーヒットを放ち、点差を3点に広げた。九回は守護神・久保が無失点に抑え、カード初戦を見事勝利で飾った。 |
| 8.21 | ヤクルト | ● | 連勝で迎えた東京ヤクルトスワローズとの直接対決第3ラウンド。先発の西村は二回にバレンティンに2ランホームランを浴びると、五回には畠山にタイムリーヒットを許してしまう。打線は相手先発の増渕を打ちあぐね九回の高橋由のソロホームランによる1点のみで、ヤクルト戦3連勝はならなかった |
| 8.20 | ヤクルト | ○ | 東京ヤクルトスワローズとの19回戦。巨人は一回から猛攻を仕掛けて4点を先制する。先発の東野は五回まで無安打の好投を見せ、終盤に2点を返されるも完投。八回に長野の走者一掃タイムリー二塁打が飛び出し、チームは7対2でヤクルトに2連勝。このカード勝ち越しを決め、ゲーム差を4に縮めた。一回、先頭の坂本が四球で出塁すると、藤村が送りバントで繋ぐ。続く長野、高橋由がともに四球を選び、一死満塁のチャンスで打席には小笠原。すると期待通りのタイムリー二塁打を放ち、坂本と長野が生還。先制に成功すると、続く阿部もタイムリー二塁打でさらに2点を追加。一回から一挙に4点を奪った。先発の東野は安定した立ち上がりで一回を三者凡退にしとめると、その後も五回まで1本もヒットを許さない完璧なピッチングを見せる。一方、攻撃陣は先発・由規から毎回ヒットを放ってチャンスを作るも、なかなか追加点を奪えない。六回、七回はともに、ヤクルトのリリーフ陣の前に三者凡退に倒れる。東野は六回、森岡にこの日初めてヒットを許すも、後続を断ち無失点で凌ぐ。しかし七回、川端に二塁打を浴びると、二死三塁のピンチでホワイトセルにタイムリーヒットを許し、ついに1点を返される。送球の間にホワイトセルに二塁を狙われるが、これを長野の好返球でタッチアウトとし、追加点を許さなかった。八回、ヒットの古城を東野がバントで送ると、坂本が四球で二死一、二塁とする。打席には藤村の代打・ラミレスが立つが、四球を選ぶ。寺内がラミレスの代走に入り、迎えた二死満塁のチャンスで、長野が中堅のフェンスにダイレクトで届く走者一掃のタイムリー二塁打を放つ。3点を追加し、ヤクルトを7対1と突き放した。最終回も東野が続投。武内と青木に連続ヒットを浴び、一死二、三塁のピンチを招く。川端の右翼フライの間に、三塁走者の武内が生還し、1点を献上。しかし、その間に三塁を狙った福地をすかさずタッチアウトとし、試合終了。7対2でヤクルトに快勝し、原監督が通算600勝を達成した。 |
| 8.19 | ヤクルト | ○ | 首位・東京ヤクルトスワローズとの直接対決。序盤に2点を奪った巨人だったが、三回以降5イニング連続で三者凡退に倒れる。先発の澤村は再三、走者を背負うも、八回途中まで無失点に抑える。終盤、ヤクルトの粘り強い反撃にあったが、4安打で3点と少ないチャンスを確実にものにした巨人が接戦に勝利。ゲーム差を5に縮めた。澤村は一回、田中にヒットを許すも後続を併殺に打ち取り、好調な立ち上がり。打撃陣も、序盤から積極的な攻撃を見せる。一回、先頭の坂本が四球で出塁、寺内が送りバントで繋ぐと、長野がタイムリーヒットを放ち、先制に成功。さらに二回、一死から小笠原が右中間に5号ソロホームランを放ち、2点目を挙げた。澤村は、二回と三回をともに完璧なピッチングで三者凡退にしとめ、首位ヤクルト打線を封じる。四回以降は毎回ヒットを許しピンチを招くも、気迫の投球で無失点に抑える。一方、打撃陣は三回以降、ヤクルトの先発・村中に5イニング連続で三者凡退に抑えられ、追加点のチャンスを作れない。八回、澤村が先頭打者にヒットを許したところで、マウンドを2番手の山口に託す。山口は青木の打球を膝に受けるも続投。これが二塁打となったため、無死二、三塁のピンチを招く。田中の三塁ゴロで本塁を狙った三塁走者・森岡をタッチアウトとするも、川島慶の二塁ゴロの間に走者が還り、1点を献上。なおも二死二塁のピンチで、3番手の久保がマウンドに上がる。久保はわずか2球で、畠山を内野ゴロに打ち取り、1点リードを死守した。その裏、リリーフ陣の奮闘に応えるべく、先頭の藤村が四球で出塁すると、實松がバントで繋ぐ。ここで途中出場の亀井が右翼にタイムリー二塁打を放ち、貴重な1点を追加。再び2点差に広げた。最終回、久保は先頭のバレンティンから二塁打を浴びると、二死二塁から相川にタイムリーを許し、1点差に詰め寄られる。しかし、落ち着いたピッチングで続く宮出を遊撃ゴロにしとめ、試合終了。直接対決の大事な初戦をものにした。 |
| 8.18 | 中日 | ● | 1勝1敗の後、5カード連続勝ち越しをかけて挑んだ中日ドラゴンズとの12回戦。四回にラミレスの三塁打で先制した巨人だったが、七回に好投を続けていた小野が和田に逆転の2ラン本塁打を浴び、リードを守りきれなかった。打線も四回以外は中日投手陣を前に沈黙、先制の1点のみに終わった |
| 8.17 | 中日 | ● | 中日ドラゴンズ11回戦は、先発の内海と中日・チェンの投げ合いとなった。ともに無失点のまま迎えた六回、内海が四球からピンチを招き、谷繁のタイムリーヒットでついに均衡を破られると、打線はチェンにわずか2安打に抑えられ、0対1で完封負けを喫した |
| 8.16 | 中日 | ○ | 5カード連続勝ち越しをかけた中日ドラゴンズ3連戦の初戦は、二回に集中打で3点を奪うと、終盤に1点差に迫られたものの、山口、久保の好投で逃げ切った。久保は20試合連続無失点となり、球団記録を更新した。チームは3連勝で、5月21日以来の「貯金」1とした。初回、藤村がセンター前ヒットで出塁。長野もセンター前にポトリと落ちるヒットで続き、一、二塁としたが、後続を断たれた。二回、小笠原がヒット。阿部が四球で歩いた後、古城もヒットで続き、無死満塁とチャンスを広げた。ここで先発のゴンザレスが自らタイムリーヒットを放ち、先制した。さらに坂本の左中間を破る2点タイムリー二塁打で3対0とした。ゴンザレスは初回に森野に二塁打を浴びたものの、後続を断って切り抜けると、二、三回を三者凡退にしとめる上々の立ち上がりを見せた。ゴンザレスは二回以降、中日打線をノーヒットに抑えていたが、七回、先頭の佐伯に右中間を破る二塁打を浴びると、野本に死球を与え、無死一、二塁のピンチを招いた。続く谷繁に送りバントを決められ、小池のタイムリーヒットで1点を返されたところで、降板した。2番手のロメロは、平田をショートゴロに打ち取ったが、併殺崩れの間に1点を失い、3対2と1点差に迫られた。その後、連続四球を出して二死満塁としてしまい降板、3番手の山口がマウンドに上がった。終盤最大のピンチに登板した山口は、森野をピッチャーゴロにしとめて切り抜けた。山口は八回も続投、2つの三振を奪って三者凡退に抑え、リードを保ったまま守護神の久保につないだ。久保は2つの四球で得点圏に走者を背負ったが、荒木をセカンドフライ、大島を空振り三振に打ち取り、逃げ切った。久保は連続無失点の記録を20に伸ばした。この日、敗れた阪神に代わり、チームは2位に浮上した。 |
| 8.14 | 広島 | ○ | 前日の逆転勝ちで勢いに乗る巨人。4連勝中の西村に先発を託すが、2本のソロ本塁打でリードを奪われる展開になる。しかし五回、阿部の13号3ラン本塁打で逆転する。続く六回にも打線がつながり、3点を追加した巨人は6対2で勝利を収めた。これでカード勝ち越しとともに5割復帰となった。先発の西村はここまで4連勝中。また広島に対して、今季2勝を挙げており相性も良い。その西村だったが二回、一死から石井にヒットで出塁を許す。続く嶋には二塁打を打たれるが、長野、藤村の見事な中継プレーで走者の石井を本塁で刺し、得点を許さない。西村の立ち上がりを守備陣が助けた形となった。不安定な立ち上がりを無失点に抑え波に乗りたい西村だったが、四回、先頭打者の天谷に本塁打を浴び、先制点を献上してしまう。続く五回にも石原のソロ本塁打でリードをさらに広げられ、その後も三連打を許し一死満塁となる。しかし西村は四番の栗原を三塁ライナーに打ち取り、また二塁走者が戻れずダブルプレー。ピンチを何とか切り抜けた西村はこの回でマウンドを降りた。その裏、ここまで先発のバリントンからヒットが無かった巨人打線だったが、先頭の高橋由がヒットで出塁する。小笠原も内野安打でつなぎ、一、二塁とチャンスを広げる。迎えた阿部は初球を叩き、打球はライトスタンドへ。2試合連続となる13号3ラン本塁打で試合をひっくり返した。六回、先頭の長野が出塁すると、この日、1500試合出場を果たしたラミレスもヒットで続く。ここでバリントンを引きずりおろす。迎えた高橋由は代わった青木から右翼にタイムリーヒット。その後、満塁とした巨人は左腕の青木に対して高橋信を代打で起用する。その高橋信は期待に応え、タイムリー二塁打を放ち、さらに2点を追加した。リードを奪った巨人は六回以降、高木、ロメロ、アルバラデホと広島打線を無失点で抑え、つかんだ主導権を離さない。九回は久保が登板。久保は三人をきっちりと打ち取り、19試合連続無失点の球団新記録で試合を締めくくった。これで巨人はカード勝ち越しとともに5割復帰となった。 |
| 8.13 | 広島 | ○ | 広島東洋カーブとの第14回戦は2点を先制されたが、五回に阿部の2ランで同点とした。八回には、長野の中堅越えタイムリー三塁打で2点を奪い、勝ち越しに成功。さらにラミレスの犠牲フライで1点を追加し、このまま5対2で逃げ切った。先発の東野は一回、先頭の東出にヒットを左翼に運ばれる。続く木村に送りバントを決められた。二死二塁、栗原にタイムリーを打たれ、いきなり1点を奪われた。その裏、先頭の坂本が左翼にヒットを放ち出塁。藤村の投ゴロ、長野の中堅フライで二死三塁とするが、ラミレスが捕ファウルフライに倒れた。東野は二回、三回を三者凡退に抑えた。三回裏、坂本が遊撃にヒットを放ち出塁したが、続く藤村の打球は投ライナーとなり、坂本が戻れず、併殺となった。五回、先頭の嶋に右翼にヒットを打たれると、送りバントと2つの四球で一死満塁とピンチに。木村の中堅犠牲フライで1点を奪われ、0対2となった。その裏、先頭の小笠原が中堅にヒットを放ち出塁。阿部が右中間に2ランホームランを叩き込み、一気に試合を振り出しに戻した。八回、先頭の木村が左翼にヒット。さらに二盗も決められ、一死二塁。東野は栗原を捕ファウルフライとしたが、マウンドを降りた。二死二塁で登板した2番手の山口は無失点に抑えた。その裏、坂本が三塁線に二塁打を運ぶと、続く藤村は四球を選び、一死一、二塁。長野が中堅越えにタイムリー三塁打を叩き出し、坂本と藤村が生還。巨人が勝ち越しに成功した。続くラミレスが中堅犠牲フライを放ち、長野が生還してさらに1点を追加し、5対2となった。九回、3番手の久保が登板し、三者凡退で抑え試合終了。巨人が広島から今季9勝目を挙げ、連敗を止めた |
| 8.12 | 広島 | ● | 広島東洋カーブとの第13回戦は、二回に先発の澤村が崩れ、ヒットや押し出しで3点を失うと、七回には犠牲フライで1点を追加された。一方、ジャイアンツは4安打と打線が繋がらず、広島戦の連勝は7でストップした |
| 8.11 | 横浜 | ● | 8連勝をかけて臨んだ横浜ベイスターズ12回戦は、先発のトーレスが序盤から3点を奪われ、2イニングでノックアウト。打線は横浜先発・リーチに8回を2点に抑えられ、2対5で敗れた。連勝は7でストップした |
| 8.10 | 横浜 | ○ | 五割復帰に王手をかけ、是が非でも勝利を掴みたい横浜ベイスターズとの一戦。好調な打線は3本塁打を含む11安打で8得点を奪う。このリードを5人の投手リレーで辛くも守りきり、7連勝。6月4日以来の五割復帰を果たした。内海はハーラーダービートップの12勝目を挙げた。二回、高橋由が横浜の先発・大家から2試合連発となる9号ソロホームランを右中間スタンドに運び、幸先よく1点を先制した。四回、先頭の藤村がヒットで出塁すると、すかさず二盗。キャッチャーの送球がそれる間に一気に三塁を陥れ、無死三塁の好機を作り出す。ここでラミレスがきっちり犠牲フライを打ち、2点目を挙げる。さらに、高橋由の四球の後、阿部の鋭い打球は右翼席上段に突き刺ささる2ランホームランとなり、リードを4点に広げた。走者を出しながらも無失点を続けてきた内海だったが四回、新沼にソロホームランを許し、1点を返される。五回には坂本が二番手・大沼の出鼻をくじくソロホームランを左翼に放ったが、その裏に内海が死球とヒットで得点圏に走者を背負うと、中村にタイムリーヒットを浴び、2点目を許してしまう。六回、3点差に詰め寄られた巨人はすかさず、無死一、三塁のチャンスを作る。ここで亀井が右翼線へタイムリー二塁打を放ち、再びリードを広げた。波に乗れない内海は六回にも走者をため、下園にタイムリーヒットを許したところで降板。一死一、三塁のピンチを高木、ロメロがなんとか1失点で切り抜けた。巨人は八回、ヒットと四球で一死一、二塁とすると古城が右翼線にタイムリー二塁打、さらに、二死満塁から藤村がタイムリー内野安打と2点を追加し、横浜を突き放した。その裏、4番手の山口が無死満塁のピンチを招くと石川、村田にタイムリーを浴び、降板する。後を受けた5番手の久保も中村の遊撃ゴロの間に1点を許し、この回3点を献上。8対7と1点差まで詰め寄られた。 八回から続けてマウンドに上がった久保は九回、1人走者を出したものの後続を打ち取り、8対7のまま逃げ切ってゲームセット。両軍合わせて23安打の乱打戦に終止符を打った。 |
| 8.9 | 横浜 | ○ | 横浜ベイスターズとの10回戦は両チーム合わせて6本のホームランが飛び出す乱打戦となった。頭部への死球の影響で、長野がスタメンから外れたものの、その穴を感じさせない打力を見せた巨人打線。クリーンアップの3人が揃ってホームランを放つなど、計13安打7得点を奪い、横浜に打ち勝った。これで連勝記録を6に伸ばし、借金返済にも王手をかけた。初回、先発のゴンザレスは一死から石川に内野安打で出塁を許すと、続くスレッジに左中間へのタイムリー二塁打を浴び、横浜に先制を許した。しかし、復調傾向の打線が四回に爆発する。先頭の小笠原が右中間に鋭い当たりの二塁打を放つと、ラミレスが左翼スタンドに特大の2ランホームラン。四番の一振りで逆転に成功した。さらに続く高橋由も右翼スタンドに二者連続のホームランを放つ。巨人らしい一発攻勢でこの回一挙3点を奪い、試合をひっくり返した。援護をもらい波に乗りたいゴンザレスだったが、直後に崩れてしまう。先頭のスレッジ、村田に二者連続でホームランを被弾し同点に追いつかれると、中村、金城にも連続でヒットを浴びてしまう。しかし無死一、二塁のピンチは、阿部の盗塁阻止などもあり、なんとか切り抜けた。五回、ゴンザレスに代打を送り勝負をかけると、その古城が死球で出塁。続く坂本、藤村がともに相手の裏をかくバスターでつなぎ無死満塁のチャンスを作る。小笠原は空振り三振に倒れるも、続くラミレスがしぶとく中堅に2点タイムリーヒットを放ち、勝ち越しに成功した。その裏には2番手で金刃が登板したが、下園、石川に連続でヒットを浴びると、スレッジに勝ち越しの3ランホームランを運ばれてしまう。ひとつのアウトも取れぬまま金刃は降板となった。しかし、その後を受けた小野が好投を見せる。勢いづく横浜打線にランナーを許すも、3イニングを無失点に抑え、流れを引き寄せた。すると七回、先頭の小笠原が右翼スタンドにホームランを放ち、同点に追いついた。さらに、迎えた九回、二死から小笠原が四球で出塁すると、代走には俊足の鈴木尚。ラミレスは二塁への内野安打だったが、ヒットエンドランが奏功して一気に三塁へ進み、二死一、三塁の勝ち越しチャンスを作った。高橋由が死球を受けて満塁とすると、阿部の打席で相手投手がワイルドピッチ。相手のミスで貴重な勝ち越し点を奪った。最終回のマウンドには八回に登板した山口が続投。3人で締めくくり乱打戦を締めくくった。 |
| 8.7 | 広島 | ○ | 広島東洋カープとの12回戦は、同点にされた直後の六回、阿部がソロホームランを放って勝ち越すと、八回にも大村のタイムリー二塁打などで2点を加えて突き放し、5対3でこのカード3連勝。チームの連勝も5に伸ばした。先発・西村は7回を5安打2失点と粘りのピッチングを見せたほか、打っては2打点を上げ、先発で4連勝を果たした。二回、二死から阿部、亀井が連続で四球を選ぶと、西村がレフトオーバーの2点タイムリー二塁打を放ち、自ら先制点を叩き出した。三回、西村が二死から四球とヒットで一、二塁と初めて得点圏に走者を背負ったが、廣瀬をライトフライに打ち取って切り抜けた。五回、広島2番手・岸本から藤村がヒット。長野もヒットで続き、さらにラミレスが四球を選んで満塁とし、早くも岸本を退かせた。しかし3番手の青木に後続を断たれ、追加点は奪えなかった。その裏、味方のエラーも絡んで西村が無死満塁のピンチを招くと、木村のタイムリーで1点を返された。続く廣瀬を空振り三振にしとめた後、栗原に右中間を破りそうな当たりを浴びたが、これを高橋由がダイビングキャッチ、犠牲フライの1点にとどめ、同点で切り抜けた。直後の六回、阿部がライトスタンドにソロホームランを叩き込み、3対2と勝ち越した。さらに亀井がヒットで出塁、西村の送りバントで二塁に進むと、坂本が敬遠されて一死一、二塁となった。続く藤村はこの日2本目のヒットを放ち、一死満塁とチャンスを広げて青木をノックアウトした。しかし、二塁走者の坂本が4番手でマウンドに上がった豊田のけん制でタッチアウト、長野は見逃し三振に倒れた。八回、亀井がライトオーバーの二塁打を放つと、原監督は好投の西村に代打・大村を送った。これに応えて大村は右中間を破るタイムリー二塁打、終盤で貴重な1点を追加した。さらに寺内が送って一死三塁とすると、フルカウントまで粘った藤村が意表を突くスリーバントスクイズを決め、5点目を奪った。この回、長野が頭部に死球を受けて交代。投手の今村は危険球で退場した。その裏、2番手の山口が栗原に一発を浴び、1点を返されたが、九回は久保が三人でピシャリと抑え、逃げ切った。対広島戦は7連勝となった。 |
| 8.6 | 広島 | ○ | 広島原爆忌の8月6日に53年ぶりに広島市内で開催されたプロ野球の公式戦。打線は一回に高橋由、小笠原のタイムリーヒットで3点を先制、五回までに5点を奪い試合を優位に進めた。投げては東野、久保のリレーで広島打線を2点に抑え、今季初の4連勝で3位に浮上した。一回、藤村が広島の先発・ジオからチーム初ヒットを放つとラミレスの打席で二盗。さらにラミレス四球の後、三盗も決め、自慢の足で二死一、三塁のチャンスを作る。ここで高橋由が左翼にタイムリーヒットを放ち、先制点を奪った。小笠原も左中間への2点タイムリー二塁打で続き、この回、幸先良く3点を挙げた。二回にも先頭の實松が今季1号となるソロホームランを左翼席に運び、さらにリードを広げた。東野、藤村も連打で得点圏に走者を進めたものの後続が倒れ、追加点を挙げることはできなかった。先頭の藤村が五回、早くも3本目となるヒットで出塁すると長野が犠打、高橋由の死球で二死一、二塁の好機を迎える。続く小笠原が右翼にタイムリーヒットを放ち、1点を追加した。六回まで広島打線を1安打に抑える好投を見せていた先発の東野だったが、ヒットと四球でこの試合初めて得点圏に走者を背負う。ここで木村の二塁への当たりを藤村が本塁に送球するも判定はセーフ。1点を失った。続く広瀬を空振り三振に打ち取り、このピンチを脱したものの、七回に代打・前田のタイムリーヒットで2点目を許した。八回、大村が右翼にヒット、亀井も四球で続いたが實松の代打・阿部が遊撃ゴロに打ち取られ、得点はならなかった。東野の後を受けて九回にマウンドに上った久保は、振り逃げで走者は許したものの後続を落ち着いて打ち取り、ゲームセット。対広島の連勝は6に伸びた。 |
| 8.5 | 広島 | ○ | 連勝で敵地・広島に乗り込んだ巨人。先発の澤村は5連勝と波に乗る広島東洋カープの勢いを止めることができない。押し出しの四球などで4失点を喫し、二回途中でマウンドを降りた。しかし直後に高橋由の3ラン本塁打で同点に追いつく。再びリードを奪われるが、六回に相手のエラーで勝ち越しに成功した。その後は毎回得点と打線がつながり、終わってみれば19安打で今季最多の11得点。シーソーゲームを制し、3連勝で4位浮上となった。一回、先頭の坂本がヒットで出塁する。藤村は凡退するが、長野の内野安打にエラーが絡み二、三塁とチャンスをつくる。先制点の期待が高まったがラミレスは空振り三振。高橋由の四球後、小笠原も左翼フライに倒れ満塁のチャンスを生かせない。その裏、先発の澤村は先頭を抑えるが、続く打者にヒットで出塁を許す。すると3番の丸に左翼へ先制の2ラン本塁打を浴びてしまう。二回、巨人は二死から澤村が右翼へヒットを放つ。相手の送球エラーで二塁に進み、得点圏打率リーグトップの坂本に打順が回る。坂本は勝負強さを発揮し、中堅にタイムリーヒット。一点を返し1対2とする。得点をもらい立ち直りたい澤村だったが、制球が安定しない。二塁打を打たれた後、死球とヒットで満塁のピンチを迎える。そして澤村は木村、丸に対して連続で押し出し四球を与えてしまう。ここで澤村はマウンドを降り、自己最短でノックアウト。後を受けた金刃は栗原を打ち取り、続くピンチはなんとか切り抜けた。直後の三回、巨人は先頭の長野がヒットで出塁すると、続くラミレスも内野安打でつなぐ。長野の好走塁もあり、一、三塁とチャンスを広げる。迎えた高橋由は甘いボールを見逃さず振りぬいた打球はバックスクリーンに一直線。7号3ラン本塁打で同点に追いついた。その裏を三者凡退で抑えた金刃だったが、続く四回に2本のヒットで得点圏にランナーを進める。すると先ほど本塁打の丸にタイムリーヒットを打たれ、勝ち越し点を献上してしまった。六回、一点を追う巨人は、一死から代打の谷が三塁打を放ち同点のチャンスを迎える。坂本はこの日2本目となるタイムリーヒットで再び同点に追いついた。その後、藤村の犠打で走者を進めると、続く長野の打球はショートのエラーを誘い、二塁ランナーの坂本が一気に本塁を陥れ勝ち越しに成功。この試合、初めてとなるリードを奪う。続く七回には小笠原が2試合連続となる本塁打。貴重な追加点を挙げ、リードを2点に広げる。3番手の小野、4番手の高木は五、六回を三者凡退に抑える。七回にはピンチを迎えるが、越智、山口と必死のリレーを見せ、反撃を1点に抑える。終盤、巨人は坂本、長野のタイムリーで4点を追加し広島を突き放した。最終回はロメロがランナーを出しながらも無失点で締め試合終了。19安打で今季最多の11得点を奪った巨人は3連勝。4位浮上となった。 |
| 8.4 | 阪神 | ○ | 東京ドームでの阪神タイガースとの第15回戦は、六回に押し出しで先制した後、七回に小笠原の2号ソロで2点差とした。このまま阪神に得点を許さず、試合終了。先発の内海は今季11勝目を挙げた。二回、先頭のラミレスが右翼線に二塁打。続く阿部は送りバントを試みたが、三塁に送球されラミレスがタッチアウトとなり、先制点には結びつかなかった。四回、内海は鳥谷の二塁打、新井貴への死球などで二死一、三塁とランナーを背負ったが、関本を遊撃ゴロに打ち取り、無失点に抑えた。六回、先頭のフィールズが中堅にヒットを運ぶと、内海は四球を与えられ、無死一、二塁となる。続く坂本の送りバントは成功したが、寺内は投ゴロ。この間にフィールズの代走・藤村はタッチアウトとなった。長野も四球を与えられ、二死満塁とチャンスに。4番・ラミレスも四球となり、ジャイアンツは押し出しという形で待望の先制点を奪った。七回、小笠原がライトスタンドに今季2号目となるソロホームランを叩き込み、2点差とした。八回、内海は先頭の金本に二塁打を浴びたが、後続の3打者は三振とした。その裏、先頭の坂本が左翼線に二塁打を放つ。寺内が送りバントを決め、ラミレスが四球を与えられ、二死一、三塁。さらにラミレスの代走・鈴木尚が二盗を決め、追加点を奪うチャンスを広げたが、阿部が右翼フライに倒れ、点差は広げられなかった。九回、2番手の山口が登板。平野を三塁ゴロに、鳥谷を一塁ゴロに打ち取った。あと一死のところで、3番手の久保がマウンドに上がり、新井貴を左翼フライとした。阪神に連勝し、このカードを勝ち越した |
| 8.3 | 阪神 | ○ | 阪神タイガース14回戦は、1点リードされて迎えた八回に高橋由が小林宏から2試合連続となるホームランで同点とすると、九回には古城が藤川から決勝弾を放ち、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。三回、先頭の實松がヒット。トーレスがバント失敗後、坂本がセンター前ヒットでつなぐと、藤村がバントを決めて二死二、三塁とした。さらに長野が四球を選び満塁として、四番に戻ったラミレスが打席に入ったが、空振り三振に倒れた。トーレスは四回まで毎回走者を背負ったが、要所を締めて得点を許さず。三、四回は阪神バッターに粘られる場面も目立ったが、五回は初めて三者凡退に抑えた。ともに得点できないまま迎えた五回、二死から藤村がレフトにヒット。長野の打席で盗塁を決めると、これに応えて長野がライトに先制のタイムリーヒットを放ち、ついに試合の均衡を破った。しかし直後の六回、トーレスが連打を浴びるなどして二死一、三塁のピンチを招き、ブラゼルに右中間へのタイムリー二塁打を許して同点とされた。さらに二死二、三塁とピンチは続いたが、関本を空振り三振にしとめて切り抜けた。七回から2番手のロメロが登板。先頭の金本にいきなり二塁打を浴びると、送りバントを決められ、代打・桧山のタイムリーで勝ち越しを許した。さらにマートンにもヒットを打たれ、一死一、三塁としたところでマウンドを降りた。その裏、古城がヒット。代打・阿部もヒットで二死一、二塁として、長野のサードへの当たりは内野安打になったが、一塁に送球される間に本塁に向かった古城が三本間で挟まれタッチアウト。同点のチャンスを逸した。八回、高橋由がこの日も小林宏から2試合連続となるソロホームランを放ち、同点に追いついた。さらに小笠原が右中間を破る二塁打で続き、谷の投ゴロで二死三塁となったが、フィールズが空振り三振に倒れて勝ち越しならず。九回、走塁でミスがあった古城が阪神守護神・藤川から値千金のソロホームランを放ち、サヨナラ勝ち。このカード1勝1敗とした。 |
| 8.2 | 阪神 | ● | 東京ドームに阪神タイガースを迎えての一戦は、ゴンザレスと能見という両先発による投手戦となった。四回に内野ゴロとエラーで2点を先制されると、打線は高橋由のソロ本塁打による1点のみに抑えられ、1対2で敗れた |
| 7.31 | ヤクルト | △ | ヤクルトスワローズとの17回戦は、序盤に長野の3ランホームランなどで5点のリードを奪ったものの、リリーフ陣が打ち込まれて追いつかれ、6対6で2夜連続の引き分けに終わった |
| 7.30 | ヤクルト | △ | 福島から神宮に舞台を移した東京ヤクルトスワローズとの一戦は、一回に幸先良く先制に成功。しかし、先発の東野が直後に同点とされると、六回には川島慶に勝ち越しの犠飛を打たれる。このまま終われない打線は九回、ヤクルトの守護神のイム・チャンヨンから、代打の谷が同点のタイムリーヒット。土壇場で追いつき、引き分けで終えた |
| 7.29 | ヤクルト | ● | 3カード勝ち越し中の勢いを首位の東京ヤクルトスワローズと対戦に生かしたい巨人は福島に乗り込む。先発の澤村は初回に2点を奪われるも立ち直り、好投を続ける。しかし打線が村中の前に反撃できず完封負け。またもルーキーの好投に応えることができなかった |
| 7.28 | 横浜 | ○ | カード勝ち越しをかけた横浜ベイスターズとの9回戦。2点のリードを許す苦しい展開となったが、五回に相手のミスに乗じて4点を奪い逆転すると、八回にも3者連続のタイムリーヒットで一挙5点を奪う猛攻を見せて完勝した。投げては、先発のトーレスが5イニングを2失点に抑え来日初勝利を挙げると、リリーフ陣も高木、ロメロ、山口、金刃の4投手が相手に1本のヒットも許さない無失点リレーで試合を締めた。一回、この日二番に入った寺内が四球を選ぶと、長野が右翼にヒットを放ち、二死一、三塁のチャンスを作る。しかし続く高橋由が中堅フライに倒れ、先制はならなかった。先発は5月8日以来の1軍マウンドとなったトーレス。一回にスレッジに二塁打を打たれるも後続を打ち取ると、二回を三者凡退に切り抜ける好調な立ち上がりをみせた。しかし三回、二死から下園に右翼へソロホームランを打たれ、先制を許してしまった。五回、ここまで相手打線を4安打に抑える好投を続けていたトーレスだったが、一死からリーチにヒットを許すと、この日2つ目のボークを与え、ランナーを得点圏に進めてしまう。ここで下園にタイムリー二塁打を浴び、得点差を2点に広げられてしまった。 反撃したい打線はその裏、一死から坂本が四球で出塁すると、続く寺内が右翼にヒット。これに相手投手・リーチのボークも絡み、走者が二、三塁に進んだ。ここでラミレスが左翼フェンス直撃の2点タイムリーヒットを放ち、同点に追いついた。さらに二死から高橋由の四球、相手のバッテリーエラーなどで再び二、三塁とすると、フィールズが振り逃げ。この間に塁上の走者2人が生還し、勝ち越しに成功した。六回以降のマウンドにはリーグトップの防御率を誇るリリーフ陣が登板。高木、ロメロ、山口がそれぞれ1回を三者凡退に打ち取る好投で横浜打線を寄せ付けない。八回には、この日代走で登場していた藤村が投内野安打で出塁すると、盗塁と相手のエラーで三塁にまで進塁する。続く亀井が四球、坂本が死球で一死満塁とチャンスを広げると、古城、長野が連続の2点タイムリーヒット。さらに続く高橋由が3者連続となるタイムリーヒットを放つなど、この回一挙5点を奪い試合を決定付けた。九回に登板した金刃も相手クリーンナップを三者凡退で完璧に抑え込み、試合を締めくくった。9対2で完勝した巨人は3カード連続での勝ち越しを決め、後半戦の巻き返しに向けて弾みをつけた。 |
| 7.27 | 横浜 | ○ | 後半戦での巻き返しを図りたい巨人は、先発の西村が五回無失点と試合をつくると、女房役の阿部が先制本塁打を含む猛打賞の活躍を見せた。救援陣も完封リレーでつなぎ、後半戦初勝利を挙げた。先発のマウンドには先発転向後2連勝中の西村。一回、先頭の下園にいきなりヒットを許すも後続を断ち好スタートを切る。前日0点に抑えられた打線も二回、阿部が右中間にソロホームランを放ち、幸先良く先制した。その後も西村は走者を出しながらも、五回まで毎回の7奪三振で得点を与えない。好投の西村に応えたのはまたしても阿部。五回先頭で打席に立つと打球は左中間へ。この当たりで一気に二塁を陥れる激走を見せた。続くフィールズが右方向へのチームバッティングで進塁させると、前半戦不振にあえいだ小笠原が右翼線を破る適時二塁打を放ち追加点を挙げた。さらに得点を奪いたい巨人は好投の西村に代打・大村を起用。しかし、空振り三振に倒れダメ押しとはならなかった。六回からはロメロが登板。六、七回と相手の攻撃を三者凡退に抑え、相手に流れを渡さない。七回裏には2番手の篠原から阿部が猛打賞となるヒットを放った。八回のマウンドには越智。一死後、新沼にヒットを許し、左の代打・内藤を向かえたところで山口が登板。横浜は代打の代打・中村を起用するなど総力戦となる。その後、二死満塁とこの試合最大のピンチを招いたが、金城を三塁ゴロに仕留め得点を与えなかった。八回裏、二死から振り逃げで出塁した寺内が二盗を決め、追加点への闘志を見せたが得点にはつながらなかった。最終回は久保がマウンドへ。村田、ハーパー、スレッジと一発のある打者を迎えたが、2三振を含む三者凡退の好リリーフで試合を締めくくった。 |
| 7.26 | 横浜 | ● | 後半戦のスタートとなる横浜ベイスターズ7回戦は、先発・ゴンザレスが7回1失点と好投したものの、打線は散発の6安打とつながりを欠き、0対1で敗れた |
| 7.20 | 中日 | ○ | 前半戦、最後の試合となった中日ドラゴンズとの新潟シリーズ2戦目。巨人・ゴンザレス、中日・チェンの投手戦になるも、七回、大村の適時打で先制する。この1点を守りきりたいところであったが、九回二死から投入した山口が和田に適時打を浴び同点に。しかし十回、阿部が殊勲のサヨナラ打を放ち、前半戦を勝利で締めくくった。先発のゴンザレスは一回、得点圏まで走者を進められるも、平田、森野の後続を抑える。その後も走者は出すものの三回、四回を連続で併殺で切り抜けるなど、打たせて取るピッチングで中日打線に得点を許さない。一方の攻撃陣は五回、阿部が四球で出塁。一死後、大村が10球粘ってレフト前に弾き返し、一、二塁とこの日初のチャンスを作る。しかし藤村、ゴンザレスは連続三振に倒れ得点を奪うことができない。中盤以降も安定したピッチングを続けるゴンザレスは、六回、七回を三者凡退に抑え、中日打線を完璧に封じ込める。ゴンザレスを援護したい打線は七回、先頭の長野がこの日2つ目の四球で出塁。阿部の送りバント、続くフィールズのセンター前ヒットで一、三塁とチャンスを広げると打席には大村。先制点への期待が高まる中、レフトへ値千金のタイムリーヒットを放ち、ついに試合の均衡を破る。1点をもらったゴンザレスだったが、九回、ヒットと送りバントで二死二塁とされたところで降板。巨人ベンチは最後のマウンドを山口に託したものの、ワイルドピッチと四球で自らピンチを広げてしまう。ここで和田に痛恨のタイムリーヒットを浴び、あとアウト1つのところで試合は振り出しに。その裏、一死から寺内がセンター前ヒットで出塁。大村が送りバント、藤村が四球を選び、二死ながら一打サヨナラの場面を作るも、代打で登場の谷は空振りの三振。試合を決めることができない。十回のマウンドには、守護神の東野が上がる。一死二塁とされるも後続を打ち取り、何とかサヨナラ勝利へ望みをつなぐ。時間切れで最後の攻撃となった十回、先頭の坂本が二塁打、亀井は敬遠で無死一、二塁とする。続く鈴木尚が犠打を決め、二、三塁としたところで中日バッテリーは長野を敬遠。一死満塁とすると、阿部が右翼越えにタイムリーヒットを放ち、見事サヨナラ勝ちを収めた。これで前半戦最後の2カードを勝ち越しで終え、いい形でペナントレースを折り返した。 |
| 7.19 | 中日 | ○ | 中日ドラゴンズとの前半戦最終カードは新潟に舞台を移した。序盤は内海、ネルソンの両先発が譲らず投手戦となったが六回に阿部のソロ本塁打と相手の失策で2点をリード。七回に内海が1点を失うも、リリーフの久保、東野が1点のリードを守りきり、緊迫の投手戦を制した。内海は初回を三者凡退に抑えると、二回は苦手としている和田にヒットを許すが後続を断ち、得点を許さない。三回、四回も三者凡退に打ち取り、相手打線に隙を与えない投球が続く。一方、巨人打線は初回、先頭の坂本の二塁打から一死三塁のチャンスを作る。しかし、小笠原が三塁フライの後、長野は四球を選ぶが、大村が右翼フライに打ち取られ先制のチャンスをいかせない。三回にも二死から小笠原が内野安打で出塁すると、長野が四球でチャンスを広げるが、大村が空振り三振に倒れ、無得点に終わる。五回も0点に抑えた内海だったが、六回に先頭の小山に四球を与えると一死二塁のピンチを迎える。初めて得点圏に走者を背負ったが、落ち着いて後続を打ち取り、先制を許さない。六回、二死後に阿部が右翼に先制のソロ本塁打を放ち、投手戦の均衡を破る。さらにフィールズがヒットで出塁すると藤村の右翼フライを相手が失策し、追加点を奪った。六回まで無失点、打たれたヒットは1本のみと好投を続けていた内海だったが、七回に先頭の平田にヒットを打たれると、二死一、二塁のピンチを招く。ここで井端にタイムリーを打たれ1点を返されてしまう。なおも一、三塁のピンチが続いたが小池を空振り三振に抑え、なんとかリードを守る。八回からは2番手の久保がマウンドに上がる。一死からヒットと四球でピンチを招くが、後続を打ち取り、なんとか無失点で切り抜けた。九回からは新守護神の東野が登板。先頭の和田に四球を与えると二死三塁と一打同点のピンチを迎えるも、最後は野本を右翼フライに打ち取り、新潟での初戦を制した。 |
| 7.18 | 中日 | ● | 中日ドラゴンズとの7回戦は、一回、高橋由の4号ソロホームランで1点を先制するも追加点が奪えず、1対7で黒星を喫した |
| 7.17 | ヤクルト | ○ | ヤクルトスワローズ14回戦は、この日一軍登録された小野がプロ初先発、8安打を浴びながらも5回を2失点に抑えると、リードでも小野を支えた阿部が3ランホームランを放って逆転勝ちした。小野は一回、四球で走者を出したものの後続を断ち、無失点の立ち上がりを見せた。二回、バレンティンの高く上がった打球が野手の間に落ちる二塁打となり、続く宮本の内野安打で無死一、三塁と大きなピンチを招いたが、川端を投ゴロに仕留め、三塁走者を三本間でタッチアウトにすると、相川、増渕を打ち取って切り抜けた。しかし四回、川端の内野安打、相川の二塁打で一死二、三塁されると、二死までこぎつけたものの、青木に2点タイムリーを浴びて、ついに先制を許した。その裏、先頭の高橋由がヤクルト先発・増渕からレフトフェンス直撃の二塁打を放ち出塁。二死から大村が四球を選び、二死一、三塁としたところで、阿部がライトスタンドに3ランホームランを叩き込み、一気に逆転した。小野は毎回のように得点圏に走者を背負ったが、5回2失点で勝利投手の権利を得てマウンドを譲った。その後を受けた高木は1回3分の1を無失点に抑えて、3番手の久保につなぐと、久保もイニングをまたいで打者5人を完璧に封じた。最後は東野が三者凡退でピシャリと締めて1点のリードを守りきり、初セーブをあげた。ヤクルト戦は開幕2連戦以来の連勝で、借金は7に減った。 |
| 7.16 | ヤクルト | ○ | 首位・ヤクルトスワローズとの第13回戦は、二回に鶴岡のタイムリーで先制し、その後も長野の本塁打や藤村、大村らのタイムリーなどで計13安打とし、6対3で勝利した。先発の西村は5安打3失点と好投し、プロ初完投。一回、二死から小笠原が右中間に二塁打を放ち、先制のチャンスを作ったが長野が遊撃フライとなり、この回は得点できなかった。二回、先頭の大村が二塁打を左翼越に運ぶ。鶴岡が左翼にタイムリーヒットを放ち、大村が生還。まずは先制点を奪った。その後、西村も左翼にヒットを打ち、二死一、二塁とチャンスを広げたが、坂本が中堅フライに打ち取られた。三回、先頭の高橋由がセンター前ヒットで出塁すると、長野の4番としての初ホームランで2点を追加した。さらに、大村もヒット、ヤクルトの先発・山本斉をベンチに退かせ、2番手の松井光がマウンドに。その後もフィールズの東京ドーム初ヒット、藤村のタイムリーヒットで、4対0となった。四回、畠山の打球を長野がダイビングキャッチし、守備からもチームを盛り上げた。その裏、二死から高橋由が二塁打を叩き出し、代走に亀井が送られる。小笠原の打席でヤクルトが暴投し、この間に亀井は三塁へ。小笠原は四球は与えられ、二死、一、三塁。ここで長野が4番の仕事をしっかりとこなし中堅にタイムリーヒット。亀井が生還した。続く大村も中堅にタイムリーヒット。小笠原が生還し、2点を追加し、突き放した。五回まで無安打の西村だったが、六回、青木にヒットを打たれるなどで二死満塁とピンチを迎えると畠山にタイムリーを浴び2点を奪われた。六回、二死から小笠原が三塁内野安打で出塁したが、長野が一塁ファウルフライとなり、追加点は奪えない。七回、大村が四球で出塁すると、代走の鈴木尚がきっちりと二塁に盗塁。一死二塁としたが、鶴岡は右翼フライ、藤村は二塁ゴロに倒れた。その裏、八回と西村は、好投した。九回、西村は三振、遊撃フライと打ち取り、あと一死というところで川端、宮出と連打を浴び、1点を奪われた。しかし続く藤本を二塁ゴロとし、6対3で白星を挙げ、ヤクルト戦の連敗を止めた。 |
| 7.15 | ヤクルト | ● | 首位・ヤクルトスワローズとの12回戦は、同点で迎えた六回に先発・澤村が田中に一発を浴びて勝ち越しを許し、1対2で敗れた。打線は中盤以降ヒットが出ず、1点差を跳ね返すことができなかった |
| 7.14 | 阪神 | ○ | 小笠原に続いてラミレスもスタメンをはずれ、長野が初の四番に入るなど大幅に打線を組み替えて阪神タイガース12回戦に臨んだジャイアンツは、三回に5連打で4点を奪って阪神先発・岩田をノックアウト、4対0で快勝した。先発のゴンザレスは7回を無失点に抑える好投で今季初勝利、チームの連敗を2で止めた。三回、ゴンザレスが自らライトにヒット。坂本のセンター前ヒットで無死一、二塁とすると、亀井がライト線に2点タイムリー三塁打を放ち、先制した。さらに三番に入った大村が左中間を破る二塁打、長野がレフトオーバーの二塁打と、3者連続となる長打のタイムリーでこの回、一気に4点を奪った。四回には2番手の渡辺から先頭の谷がヒット。藤村がライト線に二塁打を放ち、無死二、三塁とした。しかし後続を断たれて、追加点はならず。その裏、ゴンザレスが制球を乱し、新井貴に死球、金本に四球を与えて、二死一、二塁とピンチを招いたが、藤井彰をレフトフライに打ち取った。ゴンザレスは7イニングを散発の5安打無失点に抑えた。八回は久保が鳥谷にヒットを許したものの後続を断ち、九回のマウンドには2試合連続で東野が上がった。東野は新井貴、金本を簡単に打ち取って二死までこぎつけると、最後は、昨夜、サヨナラ打を許した代打・桧山をレフトフライにしとめて三者凡退で締めた。 |
| 7.13 | 阪神 | ● | 先発の内海は二回、阪神タイガース打線に連打を浴び、先制点を許すが、六回、高橋由の二塁打で同点に追いつく。同点で迎えた九回には東野が今季初となるリリーフで登場。しかし満塁のピンチを招くと、最後は犠牲フライでサヨナラを許し接戦をものにできなかった |
| 7.12 | 阪神 | ● | 同一カード3連勝の勢いに乗り、阪神タイガースとの対戦で甲子園へ。初回に長野のホームランで先制するも、六回に2本のタイムリーヒットを浴び逆転を許し、そのまま逃げ切られて逆転負けを喫した。追加点を奪えない展開で今季初の4連勝を逃した |
| 7.10 | 広島 | ○ | 今季初の同一カード3連勝を懸けた広島東洋カープとの第3戦目。打線は、一回にラミレスのタイムリーヒットで先制すると追加点を内野ゴロ二つで奪うなど、そつのない攻撃を見せた。先発の西村は7回無失点と好投し、高橋由の通算1500本安打達成を勝利で飾った。西村は今季初勝利。一回、中7日で先発のマウンドに上がった西村は木村にヒットを許し、いきなり得点圏に走者を背負う。しかし、落ち着いた投球で後続を打ち取り、一回を無失点に抑える。その裏、高橋由が左翼に二塁打を放ち、チャンスを作るとラミレスが左翼にタイムリーヒット。4番の働きで幸先良く、1点を先制した。二回、先頭の大村が左翼への二塁打で出塁すると、鶴岡の犠打で一死三塁の好機を作る。続く藤村のバウンドの高い遊撃ゴロの間に大村が生還し、2点目を奪った。五回、好投する西村のために追加点を挙げたい打線は高橋由が今日3本目となるヒットを左翼に放つ。このヒットで高橋由はプロ野球史上108人目の通算1500本安打を達成した。続く長野は二塁併殺打に倒れ、得点は奪えなかった。七回、ここまで走者は許すものの粘りの投球を見せ、広島打線を無得点に抑えていた西村はこの回も石原にヒットを許してしまう。しかし、後続の松山、東出を凡打に打ち取り、無失点で切り抜ける。西村は7回無失点と先発の役割を果たし、この回でマウンドを降りた。その裏、先頭の鶴岡が四球を選び、出塁すると西村の代打・谷も三塁内野安打で続き、一死一、三塁のチャンスを作る。ここで坂本の遊撃ゴロの間に三塁走者鶴岡が生還し、待望の追加点を挙げた。八回、新外国人助っ人のフィールズが初打席を迎え、四球を選ぶ。その後、二死二塁とするも無得点に終わる。八回、九回を西村の後を受けた山口、久保が無失点に抑え、3対0で試合終了。今季初の同一カード3連勝を達成した。先発の西村は昨年5月30日以来の白星を挙げた。 |
| 7.9 | 広島 | ○ | 広島東洋カープ・ソリアーノと澤村の両先発による投手戦が続く中、六回にラミレスの犠牲フライと阿部の2ランホームランで3点を奪い均衡を破る。澤村はプロ初完封こそ逃したものの、9回3安打1失点の好投で5勝目を挙げた。広島と順位が入れ替わり、巨人は4位に浮上した。澤村は初回、三振を2つ奪う上々の立ち上がりを見せる。その裏、先頭の坂本が四球で出塁すると、今シーズン初めて2番に入った高橋由の進塁打で一死二塁のチャンスを迎える。しかし長野、ラミレスが内野ゴロに倒れ、得点ならず。二回に澤村は二死から小窪にヒットを打たれ、この試合初めてランナーを背負うも天谷を空振り三振に抑える。三回、先頭の藤村が内野安打で出塁すると、澤村の打席で二盗を決める。しかし、澤村が送りバントを失敗。坂本は四球を選ぶも、後続が凡退し先制点を奪えない。六回、先頭の坂本が左翼に二塁打を放ち、一死一、三塁のチャンスを作ると、広島はソリアーノに代えて今村をマウンドに送る。ラミレスは今村からきっちり犠牲フライを打ち、先制する。さらに阿部が2ランホームランを放ち、この回一挙3点を奪った。完封を目前にした九回、澤村は先頭の石井にヒットを許すと、東出には二塁打を浴び無死二、三塁とされると丸に犠牲フライを許し1点を失う。なおも一発が出れば同点という場面だったが、栗原を二塁ゴロに打ち取り、プロ初完投勝利を果たした。 |
| 7.8 | 広島 | ○ | 負ければ自力優勝が消滅する巨人は広島東洋カープと対戦。試合は先発の東野が五回までに3点を奪われる苦しい展開になる。しかし、六回に5連打で同点に追いつくと、最後は坂本の値千金のタイムリーヒットで勝ち越しに成功。この1点のリードを山口、久保のリレーで守りきり、連敗を4で止めた。一回、この日一軍昇格の松本が今季初ヒットで出塁。長野、小笠原の四死球などで二死満塁とチャンスを作るも高橋由は空振り三振に倒れる。先発の東野は三回、四球とヒットで一、三塁のピンチを招くと木村の一塁ゴロで先制を許す。さらに丸に内野安打を打たれ、二死ながら二、三塁とされると栗原にタイムリー二塁打を浴び、2点目を奪われる。反撃に出たい巨人打線は四回、一死から高橋由がレフト線へのツーべースを放つ。阿部は打ち取られるも、続く藤村の打球はセンター前へ。二塁走者の高橋由が本塁を狙うも、相手の好返球で得点することができない。五回、東野は一死一、二塁とされると、またも栗原にタイムリーヒットを打たれる。点差を3点に広げられ、この回でマウンドを降りる。六回からは、2日前に先発した金刃が登板。三者凡退に抑えるとその裏、巨人打線が広島先発の前田健に襲いかかる。長野、ラミレスのヒットで無死一、二塁とすると阿部が左中間にタイムリー二塁打。1点を返すと、なお二、三塁から高橋由、小笠原の連続タイムリーが飛び出し、同点に追いつく。その後、二死となるも二、三塁の場面で打席にはここまで前田健に抑えられていた坂本。この場面で、レフト前へタイムリーヒットを放ち、ついに勝ち越しに成功する。この回6安打を集中させ、3点差をひっくり返す。七回からマウンドに上がった山口は2イニングを完璧に封じ込める。最終回は久保が三人で締め、見事な逆転勝利で連敗を4で止めた。 |
| 7.7 | ヤクルト | ● | 序盤は内海と石川の両先発の投げ合いが続いたが、四回、大村のタイムリーで巨人が先制する。坂本の10号ソロなどで2点をリードするも、六回以降、東京ヤクルトスワローズの反撃にあい、八回に同点に追いつかれる。延長十一回まで激しい攻防が続いたが、4番手の越智が二死満塁であと一人を抑え切れず、2対3でサヨナラ負け。ヤクルトに7連敗となった |
| 7.6 | ヤクルト | ● | 東京ヤクルトスワローズとの10回戦は、一回に先制されるも、二回に阿部が右翼にソロホームランを放ち、すぐに同点に追いついた。しかしその裏、先発の金刃は4安打を浴び3点差と突き放された。その直後、長野のタイムリーヒットで1点を返したが、2対4のまま試合は終了し、ヤクルトに2連敗した |
| 7.5 | ヤクルト | ● | 静岡で行われた首位・東京ヤクルトスワローズとの試合。巨人は先制されるも、藤村の逆転タイムリー、長野のソロホームランなどで主導権を握った。しかし、最後は久保がサヨナラ打を浴び、逆転負けを喫した。 |
| 7.3 | 中日 | ● | 先発の澤村は、初回に和田に3ラン、五回には小池に2ランを許し、五回5失点で先発の役目を果たせなかった。打線は八回に坂本の2点タイムリーヒットで追い上げるも反撃及ばず、連勝はならなかった |
| 7.2 | 中日 | ○ | 前日まさかの逆転負けを喫し、なんとしても勝利がほしいなか、今季初先発の西村が6回1失点の好投で自らの役割を果たす。打線も五回に阿部の好走塁と相手のミスで1点をもぎ取ると、八回には長野が特大の勝ち越し本塁打を放った。最後は山口が締め、接戦をものにした。西村は一回、三者凡退と最高の立ち上がりを見せる。二回は先頭の和田に二塁打を許すと、さらに暴投で無死三塁のピンチ。しかし後続を絶ち、先制点を与えない。打線は二回、ラミレスがバットを折りながらも左翼前に運び、チーム初ヒット。移籍後初スタメンの大村も左翼へヒットを放ちチャンスを広げる。その後二死満塁とするが西村が空振り三振に倒れ、得点することができなかった。三回はともに三者凡退に倒れて迎えた四回表、一死から森野、和田に連打を浴び一、三塁のピンチを招いた。続くグスマンを投ゴロ、平田を遊撃ゴロに仕留め、このピンチを切り抜けた。五回、西村は先頭の井端に四球を与え、送りバントなどで二死ながら三塁に進められる。荒木にはフルカウントから粘られるも7球目、外角いっぱいのストレートに荒木は手が出ず見逃し三振。その裏、阿部が右翼前にヒットを放つと、古城の送りバントで二塁に進む。さらに坂本の打席で意表を突く三盗。ここで相手バッテリーにミスが出て、思わぬかたちで先制点を奪った。直後の六回、またしても森野、和田に連打を許し、一死二、三塁のピンチ。グスマンを三塁ゴロに抑えるも、続く平田に左翼へ同点タイムリーを浴びてしまった。それでも井端は二塁ゴロで最小失点に抑えた。七回からは2番手の越智が登板し三者凡退に切って取るが、巨人打線も走者を出すことができない。八回からは山口が救援するも先頭の代打・小池に二塁打を許す。その後二死一、三塁となり打席に平田を迎えたが、見逃し三振で勝ち越しを許さない。なかなかチェンからチャンスをつくれない打線はその裏、長野が左翼へ値千金の特大弾で勝ち越し成功。山口が引き続き最終回のマウンドへ。一死から四球で走者を出すも、代打・佐伯は二塁ゴロ併殺打で試合終了。 |
| 7.1 | 中日 | ● | 中日ドラゴンズを東京ドームに迎えての対戦は、内海と吉見の両エースが好投し投手戦となった。1対1の同点で迎えた八回に新加入の大村の本塁打で一時は勝ち越すも、九回にリリーフ陣が一挙4点を奪われてしまう。最終回に1点を返し粘りを見せるも、反撃は及ばなかった |
| 6.30 | ヤクルト | △ | 福島から東京ドームに戻って迎えたヤクルトスワローズ8回戦は、2点リードされた九回、ヤクルト守護神・イム・チャンヨンを打ち崩して同点とする粘りを見せ、2夜連続の引き分けに持ち込んだ |
| 6.29 | ヤクルト | △ | 福島・郡山でのヤクルトスワローズ7回戦は、一回に3点のリードをもらって好投していた先発・金刃が五回に味方のエラーも絡んで逆転を許すと、打線は追いつくものの勝ち越すことができず、延長戦の末、5対5で引き分けた |
| 6.28 | ヤクルト | ● | 郡山での東京ヤクルトスワローズとの6回戦は、二回に2失点するも、三回に亀井のタイムリーで1点を返した。しかし九回に連続ヒットを浴び3点差となり、1対4で黒星を喫した |
| 6.26 | 阪神 | ○ | 同一カードの3連敗は避けたい、阪神タイガースとの9回戦。前日に続きラミレスのタイムリーヒットで先制すると、着実に追加点を重ねていき、4点のリードを奪った。最終回に反撃にあい、2点差にまで迫られたが最後を山口が締め、4対2で勝利した。先発の澤村は7回を無失点に抑えるピッチングで4勝目を手にした。一回、先頭の坂本が四球で出塁、長野が中堅にヒットを放ち得点圏へ走者を進めると、続くラミレスが前日に続くタイムリーヒット。この日も幸先よく先制に成功した。援護をもらった先発・澤村は立ち上がり、相手にヒットを許すもその後を抑える上々のピッチング。三回には能見、マートン、平野を三者凡退に打ち取って攻撃へのリズムを作った。すると四回、二死から谷の左翼線二塁打、阿部の敬遠四球で二死一、二塁のチャンスを作る。ここで今日スタメン出場となった脇谷が左中間を深々と破る2点タイムリー三塁打。貴重な追加点を挙げ、好投を続ける澤村を後押しした。澤村は三回から五回までヒットを許さないピッチングを披露。相手打線を寄せ付けず反撃を許さなかった。打線は、2番手で登板した福原の前にチャンスを作れなかったが、七回二死から亀井、長野の連続ヒットで一、三塁とすると、ラミレスがこの日2本目のタイムリーヒットを放ち、4対0とした。澤村の後を受けて八回に登板した久保は三者凡退で切り抜けた。しかし、九回に登板したアルバラデホは、先頭の鳥谷、続く新井貴にヒットを許すと、ブラゼル、林に連続でタイムリーヒットを浴びてしまう。4連打で2点を失うと、一つのアウトも取れぬまま降板した。無死一、二塁と一打同点の場面で登板した山口は圧巻のピッチング。岡崎を投犠打失敗、浅井を一塁ライナー、新井良を遊撃ゴロに切って取り、試合を締めくくった |
| 6.25 | 阪神 | ● | 甲子園球場での阪神タイガースとの8回戦は、先発にエース内海を立てて臨んだ。ラミレスのタイムリーで先制したが、守備の乱れがことごとく失点につながり逆転負けを喫した。 |
| 6.24 | 阪神 | ● | リーグ戦が再開し、最初の相手・阪神タイガースとの7回戦は、2点を先制される展開となったが、三回に4者連続ヒットで同点に追いついた。しかし四回にタイムリーを浴び、再び2点差とされた。その後は打線がつながらず、そのまま2対4で黒星を喫した |
| 6.18 | 西武 | ○ | 交流戦の最終カードとなった埼玉西部ライオンズとの2連戦の初戦。五回、長野のソロ本塁打と内海のタイムリーヒットで2点を先制する。投げては先発の内海が9回を投げ切り、1失点で完投勝利。接戦を制した巨人が連敗を3で止めた。先発のマウンドにはリーグトップの8勝を挙げている内海。二回、三回と連続で得点圏に走者を背負うも、要所を締め西武打線を無得点に抑える。打順を入れ替えて臨んだ巨人打線は三回まで走者を出すことができなかったが、四回、亀井がチーム初ヒットで出塁。阿部もレフト前ヒットで続き、一死一、二塁のチャンスを作るも4番のラミレスはショートへの併殺打に倒れ、先制点を奪えない。それでも五回、先頭の長野がとらえた打球はレフトスタンドへ。11試合ぶりとなる第7号ソロホームランで先制する。さらに小笠原の四球、この日一軍昇格のライアルの右翼前ヒットで西武の先発・涌井を攻めたてると、ピッチャーの内海がタイムリー内野安打を放ち2対0とする。中盤まで西武打線を無得点に抑えていた内海だったが、七回に浅村にタイムリーヒットを打たれ1点差に詰め寄られる。しかし、続く後藤の打席で一塁走者の浅村をキャッチャーの阿部がけん制で刺し最小失点で切り抜ける。打線は、八回、二死満塁と西武の中継ぎ陣を攻めたてるも、藤村の代打の谷は見逃し三振に抑えられる。終盤以降、幾度となくチャンスを作るも追加点を奪うことは出来なかった。最終回もマウンドには完投勝利を目指す内海が上がる。二死二塁と一打同点のピンチを迎えるも、浅村の三遊間を抜けるかという当たりを途中出場の脇谷が好捕。最後は味方の守備にも助けられた内海が、9回127球を投げ1失点で完投勝利。被安打もわずか3と完璧な投球内容で、チームに久々の勝利をもたらした。 |
| 6.15 | ロッテ | ● | 千葉ロッテマリーンズとの交流戦の最終戦は、対戦成績を1勝1敗1分の五分で迎えた。ロッテの先発・成瀬からラミレスが2打席連続で本塁打を放つなど試合を優勢に進める。しかし、九回、アルバラデホが伊志嶺に逆転の2ランホームランを浴び、痛恨の逆転負けを喫した |
| 6.14 | ロッテ | ● | 東京ドームに千葉ロッテマリーンズを迎えての3回戦。一回にラミレスのタイムリーで先制し、先発のグライシンガーが七回まで1失点と好投。しかし、延長十回に山口がキム・テギュンに決勝の犠牲フライを浴び、惜敗を喫した |
| 6.12 | オリックス | ● | 好投手同士の投げ合いとなったオリックス・バファローズとの4回戦。先発の澤村は七回まで1失点に抑える好投を見せたが、八回に痛恨の2ラン本塁打を被弾した。打線は九回に反撃を見せ1点差にまで詰め寄ったが勝ち越すことはできず、2対3で惜敗した |
| 6.11 | オリックス | ○ | 高橋由、亀井が一軍復帰し、ベストオーダーで臨んだオリックス・バファローズとの3回戦は、六回に4連打が飛び出すなど打線がかみ合い、6対2で快勝した。亀井は先制弾、高橋由はタイムリーで自らの復帰戦を飾った。先発の内海は6連勝でハーラートップの8勝目。チームの連敗は4でストップした。一回、1番に入った亀井がいきなり先頭打者ホームランを放ち、先制した。三回、先頭の藤村がセンター前ヒット。すかさず盗塁を決め、亀井のセカンドゴロの間に三塁へ進むと、坂本がレフトにタイムリー二塁打を放ち、2点目を奪った。さらに坂本がオリックスの2番手・近藤の暴投で三塁へ進み、小笠原のセンターへの犠牲フライで生還。3対0とした。二回までは得点圏に走者を背負いながらも無失点に抑えてきた内海だったが、三回、先頭の坂口にヒットを許すと、ベテラン・田口に左中間を破るタイムリー二塁打を浴び、1点を返された。四回には荒金にレフトにソロホームランを打たれ、1点差に詰め寄られた。六回、ラミレスが右中間への当たりで果敢に二塁を陥れると、高橋由がライトにタイムリー。ラミレスが二塁から一気に生還した。さらに長野もヒットでつなぎ、一死一、二塁から阿部がレフト線にタイムリー、4連打で2点を奪った。なおも一死一、三塁から谷の犠牲フライで1点を追加、6対2と突き放した。内海は5回2失点で降板し、六回からは1イニングごとの継投に入った。西村、山口、久保と、いずれも走者は出したが得点は許さず、4点リードのまま九回を迎えた。マウンドに上がったアルバラデホは、この試合初めての三者凡退で試合を締めくくった。 |
| 6.9 | ソフトバンク | ● | 福岡ソフトバンクホークスとの4回戦は、先発の東野が力投し7安打2失点に抑えるも、打撃陣が4安打と振るわず4連敗となり、借金も4となった |
| 6.8 | ソフトバンク | ● | ソフトバンクホークスとの3回戦は、この日からスタメンに戻った小笠原がホームランを含む3安打2打点と完全復活をアピールしたが、先発・金刃が松田に3ランを浴びて逆転負けを喫した。チームは3連敗で借金も3となった |
| 6.6 | 日本ハム | ● | 日本ハムとの第4戦は、先発・澤村が四回、味方のエラーをきっかけに満塁のピンチから2失点すると、打線は9安打を放ちながら10残塁の拙攻で点を奪えず、2試合連続の零封負けを喫した |
| 6.5 | 日本ハム | ● | 北海道日本ハムファイターズとの3回戦は、藤村が2安打を放ち奮闘したものの、打線が繋がらず、0対5となり黒星を喫した |
| 6.4 | 楽天 | ○ | 東北楽天ゴールデンイーグルスとの交流戦の最終戦。坂本の先頭打者アーチで先制すると、ここまでハーラートップの6勝を挙げている内海が7回無失点の好投。七回に古城のタイムリーで追加点を挙げると救援陣も完封リレーと、投打がしっかりかみ合い2連勝で勝率5割復帰。今季の交流戦で楽天に4戦全勝となった。本拠地初先発となった内海は一回、先頭の鉄平にいきなりヒットを許す。しかし続く聖沢のバントを自らのナイスフィールディングで二塁封殺。後続も打ち取り、先制点を与えない。するとその裏、坂本が今季4本目となる先頭打者本塁打で先制。さらに長野が右翼線に三塁打を放ちチャンスをつくるも、後続が倒れ追加点を奪えなかった。内海はその後も、毎回走者を出しながら丁寧な投球で要所を締め、楽天打線に得点を与えず勝ち投手の権利を得る。追加点を奪いたい打線は六回、坂本が左翼へヒットを放つと2番・藤村が送りバントでチャンスメーク。しかしクリーンナップが倒れ、好投を続ける内海を援護できない。しかし七回、無死から阿部がヒットで出塁すると矢野がバントで確実に二塁へ進める。その後二死となり打席には古城。有銘の5球目を捉え、右翼線を破る値千金の適時二塁打。待望の追加点を挙げ、完全に試合の主導権をつかんだ。八回は山口が相手の攻撃を三者凡退に抑えると、その裏二死から代打で松本が今季初打席へ。結果は投ゴロだったが、松本の復帰は大いにスタンドのファンをわかせた。九回のマウンドには防御率0点台のアルバラデホが上がる。4番から始まる攻撃を2つの三振を含む完璧な投球で、試合を締めくくった。 |
| 6.3 | 楽天 | ○ | 本拠地東京ドームに東北楽天ゴールデンイーグルスを迎えた3回戦。一回に先制を許すもその裏、ラミレスのタイムリーヒットですぐさま同点に追いつく。さらに両チーム無得点で迎えた六回には、ラミレスのソロホームランで勝ち越しに成功。その後も長野の適時打などで追加点を奪い、先発の東野が開幕戦以来の2勝目を挙げた。先発の東野は1回、いきなり先頭の聖沢に四球を与えてしまう。二盗と内野ゴロで二死三塁とされると、暴投で自ら先制点を献上する。その裏、巨人打線はすぐさま反撃に出る。先頭の坂本が内野安打で出塁。藤村の送りバント、長野の四球で一死一、二塁とすると、ラミレスがタイムリーヒットを放ち同点に追いつく。さらに阿部も内野安打で続き、一死満塁とするも、矢野、大田は連続で三塁ライナーに倒れ、勝ち越し点を奪うことはできない。東野は走者を背負いながらの投球であったが、要所を締め楽天打線を無得点に封じ込める。六回には、二死から山崎、中村に連続でヒット打たれ二死一、三塁のピンチを迎えるも高須を左翼フライに抑えた。二回以降、塩見の前に無得点に抑えられていた巨人打線は六回、4番・ラミレスが初球をレフトスタンドへ叩き込み、待望の勝ち越し点を挙げる。さらに代わった2番手の美馬から一死二、三塁のチャンスを作ると、古城の内野ゴロの間に3点目を奪う。七回には、先頭の坂本が左中間への二塁打で出塁すると、藤村がこの日2つ目の送りバントをきっちりと決める。一死三塁となったところで長野のタイムリーヒットが飛び出し、貴重な追加点を挙げる。東野の後を受けた久保、アルバラデホが七回、八回を無得点で抑える。九回から登板した守護神のロメロは、1点を失うもリードを守りきる。接戦を制し、今季交流戦で楽天に3連勝を決めた。 |
| 6.1 | 西武 | ● | 埼玉西武ライオンズとの第二回戦。1点ビハインドの四回に坂本のソロ本塁打で同点に追いつく。しかし、先発の金刃が踏ん張れず、五回途中4失点で降板。打線も涌井に1点のみで抑えられ、今カードでの連勝とはならなかった |
| 5.31 | 西武 | ○ | 敵地で行われた埼玉西武ライオンズとの第1回戦。中盤まで両チームの先発の好投で緊迫した投手戦となる。巨人の先発・澤村は五回に先制を許すものの、七回に長野の2ラン本塁打で逆転。澤村は全イニングを一人で投げきり、初完投で2勝目を挙げた。澤村は初回に先頭の片岡から空振り三振を奪うと、四回まで一人のランナーも許さない完璧な立ち上がりを見せた。澤村を援護したい巨人打線は、四回に坂本が四球で出塁すると、藤村がきっちり送ってクリーンアップの前に一死二塁のチャンスを作る。しかし、長野とラミレスがともに打ち取られ無得点。少ないチャンスをいかせなかった。完璧な投球を続けていた澤村だったが、五回に先頭の中村にソロ本塁打を浴びてしまう。さらにフェルナンデスに内野安打を許すが、後続を打ち取り1失点に抑える。先制はされたものの、その後も澤村は好投を続け、六回、七回ともに得点を許さない。石井一の前に抑え込まれていた巨人打線だったが、七回に先頭の藤村が振り逃げで出塁すると、長野がセンターへ6号2ラン本塁打を放って逆転に成功する。さらに八回には先頭の鈴木尚が死球で出塁。大田がバントを決めて一死二塁のチャンスを作る。続く古城が中堅ヒットでチャンスを広げると、坂本の犠牲フライで追加点をもぎ取った。九回にもグラマンから阿部がだめ押しのタイムリーを放ち、リードを3点に広げる。九回裏も好投を続ける澤村がマウンドに上がる。二死から中村に内野安打を許すも、最後のバッター・フェルナンデスを三振にしとめ試合終了。澤村は2勝目をプロ入り初の完投勝利で飾った。 |
| 5.30 | ロッテ | ● | 前日の降雨ノーゲームを受けて行われた千葉ロッテマリーンズとの2回戦。巨人は坂本の先頭打者ホームランで先制点を奪うが、先発・高木の乱調でその裏に逆転を許してしまう。それでも五回、巨人は古城の犠牲フライで同点に追いつく。その後は両チーム共にチャンスであと一本が出ず、2対2で引き分けとなった |
| 5.28 | ロッテ | ○ | 雨が降りしきる中行われた千葉ロッテマリーンズとの1回戦は、先発の内海が152球の熱投で犠牲フライであげた2点を守りきり今季初の完封勝利、チームの連敗を4で止めた。先発投手の完投も今季初めてで、開幕から連続完投なしの球団ワースト記録は34試合でストップした。坂本をおよそ半月ぶりに一番に戻し、三番に長野を入れるなど打線を組み替えて臨んだジャイアンツは一回、先頭の坂本が左中間を破る二塁打で出塁した。続く藤村の送りバントを、ロッテ先発・唐川が三塁に送球したが、セーフとなり、無死一、三塁。さらに藤村が盗塁を決め、二、三塁としたところで、長野がライトに犠牲フライを打ち上げ、坂本がかえって先制した。 その裏、内海が伊志嶺に三塁打を許し、井口に四球を与えて、一死一、三塁のピンチを招いたが、里崎を空振り三振、今江を一塁ゴロと中軸を打ち取って切り抜けた。二回、先頭の矢野がライトフェンス直撃の二塁打を放ったが、後続を断たれて追加点はならず。内海は三回にも2つの四球をきっかけに二死一、三塁としたが、ここでも今江を二塁ゴロに打ち取った。六回、長野、ラミレスがこの日初めての連打で無死一、二塁とすると、五番の阿部が送りバント。一死二、三塁としたところで、この日、2安打と当たっている矢野がライトに犠牲フライを放ち、長野がかえってようやく追加点をあげた。三回以降、二塁を踏ませぬピッチングで三振の山を築いていた内海だったが、球数が140を超えた九回、二死から清田に二塁打を浴びた。しかし、最後は福浦をセンターフライに打ち取り、4安打10奪三振の力投で6勝目をあげた。 |
| 5.26 | ソフトバンク | ● | 先発・東野が七回までソフトバンク打線を2安打に抑える好投を見せたが、八回二死から連打を許し、カブレラに2点タイムリー二塁打を浴びて逆転負けを喫した。チームは今季ワーストタイの4連敗。藤村が連夜の猛打賞に2盗塁と、ひとり気を吐いた |
| 5.25 | ソフトバンク | ● | 福岡ソフトバンクホークスとの1回戦は、巨人がソフトバンクを上回る計8安打を放つも8残塁と打線がつながらず1対2で敗れた。しかし、藤村がプロ入り初のタイムリーヒットと猛打賞を記録するなど、次につながる好材料も見られた |
| 5.23 | オリックス | ● | オリックス・バッファローズとの東京ドームでの2回戦は、一回に先制したが、四回にタイムリーヒット、九回に3ランを許してしまい、2日連続の黒星を喫した |
| 5.22 | オリックス | ● | オリックスとの1回戦は、1点リードされて迎えた九回に代打・矢野のタイムリーで同点に追いつく粘りを見せたが、延長十回に抑えのロメロがつかまり3失点、1対4で敗れた |
| 5.21 | 日本ハム | ○ | 日本ハムとの2回戦は、序盤から4点の援護をもらった先発・内海が六回、中田の2ランで1点差に迫られたが、継投で逃げ切った。内海は5勝目。1回、今季初スタメンの大田がサード強襲ヒットで出塁。藤村がきっちり送ると、続く坂本がレフトフェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち、先制した。さらに主砲・ラミレスもセンター前にタイムリー、坂本が二塁から一気にかえって2点目を奪った。1、2番でチャンスをつくり、中軸がタイムリーという理想的な展開で2点をもらった内海だったが、その裏、連打と死球でいきなり満塁のピンチを招くと、小谷野の犠牲フライで1点を失った。しかし、その後は二岡を見逃し三振、中田を三塁ゴロに打ち取り、切り抜けた。三回、藤村が俊足を生かして内野安打で出塁。八木の暴投で藤村が二塁へ進み、坂本のこの日2本目のヒットで無死一、三塁とチャンスを広げると、ラミレスの二塁ゴロで併殺崩れの間に藤村がかえり、再びリードを2点とした。四回、移籍後初スタメンの高橋信が四球を選び、鈴木尚がヒットで続くと、大田の打席で八木が暴投。走者がそれぞれ進塁し一死二、三塁となったところで、大田がライトに犠牲フライ、高橋信が生還し、4対1とした。二回以降は好投していた内海だったが、六回、小谷野にこの日2本目のヒットを許すと、中田に2ランホームランを浴びて1点差に詰め寄られた。七回から、久保がマウンドに上がり、八回途中まで打者4人を無安打に抑えて山口にスイッチ。山口が四球後に二塁打を打たれ、二死二、三塁のピンチを迎えたところで、抑えのロメロが登板し、中田を空振り三振にしとめて切り抜けた。九回もロメロが危なげなく3人で片付け、1点のリードを守りきった。 |
| 5.20 | 日本ハム | ● | 日本ハムとの今季初対戦は、先発・東野が3失点で踏ん張ったが、打線は日本ハム先発・ケッペルの前に7残塁と決め手を欠き、1対3で敗れた。東野は開幕戦以来勝ち星がなく、4敗目を喫した |
| 5.18 | 楽天 | ○ | 東北楽天ゴールデンイーグルスとの2回戦は、二回に阿部のソロホームランなどで2点を先制したが、六回に本塁打を浴び、同点とされた。七回には阿部の通算250本塁打で、この日の2本目となるソロホームランで1点を返したが、その裏に再び追いつかれるなどし、延長戦に突入したが、十回に大田のプロ初ヒットで勝ち越しに成功。6対4と楽天に2連勝した。二回、阿部が今シーズン初のソロホームランを放って先制すると、長野、矢野と立て続けにヒットを打つ。一死一、三塁で田中大が打席に入ると左翼にタイムリーヒットを放ち、長野が生還。点差は2点に広まった。その裏、ヒットや四球などで二死満塁とピンチを迎えるが、金刃は中谷を空振り三振とし、得点を許さなかった。六回、粘りの投球を見せていた金刃だったが、先頭打者にヒットを打たれ、さらに中村に同点弾を浴び、2対2の同点となった。試合は振り出しに戻ったが、七回、頼れる主将・阿部が通算250本塁打で、この試合2本目のソロホームランを右翼に運び、逆転に成功。しかしその裏、中谷にホームランを打たれ、再び追いつかれてしまう。突き放したい巨人は八回、一死三塁。相手投手の美馬から坂本が左翼にタイムリーエンタイトル二塁打を放った。この間に寺内が生還し、再び勝ち越したが、その裏、高須にタイムリーヒットを打たれ、再度同点となってしまう。九回、先頭打者の阿部がエラーで出塁し、長野の二塁打などで一死満塁のチャンスを迎える。寺内が左翼フライを打ち、大田がタッチアップで本塁を狙ったがタッチアウトとなり、追加点は奪えず、延長戦へ。十回、古城が四球で出塁し、続く坂本とラミレスがヒットを放ち、一死満塁とした。次のバッター・大田がプロ初安打、初打点となるタイムリーヒットを中堅に放ち、古城と坂本が生還し、一気に2点差とした。その裏、ロメロは無失点に抑え、試合終了。楽天に連勝し、貯金を1とした。 |
| 5.17 | 楽天 | ○ | 交流戦の開幕戦・東北楽天ゴールデンイーグルスとのKスタ宮城での一回戦は、なかなか打線が繋がらず3点を追いかける苦しい展開だったが、九回に逆転に成功し、幸先の良いスタートとなった。一回、先頭バッターの聖沢にいきなり左中間に二塁打を打たれるなどで、一死三塁とピンチを迎えたが、藤村が松井稼の二塁ゴロをしっかりとさばき、先制を許さなかった。二回も二死満塁のピンチを迎えるが、澤村はこの回も0点に抑えた。しかし三回、ヒットや四球などで一死満塁とピンチを迎えると、中村にヒットを打たれ、ついに先制されてしまう。一死満塁のピンチは続き、澤村は暴投などで一気に2点を奪われ、差は3点と広がった。反撃したいジャイアンツだったが、なかなか岩隈を打ち崩すことができない。ところが七回、藤村が四球で出塁した後、ラミレスが右翼にヒットを放ち二死一、三塁。続く阿部の打席でバッテリーエラーが起こり藤村が生還し、1点を返すことに成功。その後、長野が右翼にタイムリーヒットを放ち、ラミレスも生還。もう1点を追加し、差を1点に縮め、2対3とした。この裏は山口が、八回には越智が無失点に抑え、追加点を許さなかった。九回、今日から一軍復帰した頼れる主将・阿部が2アウトで迎えた打席で中堅にヒットを放ち、二死一塁。次の長野の打席でサンチェスが暴投。この間に阿部の代走で、一軍登録されたばかりの大田が二塁へ進む。長野は故意四球で、二死一、二塁。続く矢野が左翼にタイムリーヒットを放ち、大田が生還して同点に追いつく。鈴木尚は四球となり、二死満塁とこの試合最大のチャンスを迎える。バッターは円谷。初球を右翼に運びタイムリーヒット。これで長野が生還し、ついに逆転に成功した。この裏、マウンドにはロメロが登場。しっかりと無失点に抑え、試合終了。交流戦の初戦を白星スタートとすることができた。 |
| 5.15 | 広島 | ○ | 前日の雪辱を果たすべく臨んだ広島東洋カープとの6回戦。中盤までに坂本の5号2ランなどで4点をリードする。しかし先発のグライシンガーが五回、広島打線に捕まり2点を返される。終盤には1点差まで詰め寄られたが、巨人が逃げ切り勝利。このカードの勝ち越しを決めた。先発のグライシンガーは、三回まで広島打線をノーヒットに封じ込め、好調な立ち上がりを見せる。一方、巨人打線は三回に鈴木尚の代打・紺田の二塁打でチャンスを作ると、坂本が右翼にタイムリーヒットを放って、先制に成功。続くラミレスも左中間にタイムリー二塁打を放ち、2点差とする。さらに五回、先頭の紺田が2打席連続のヒットで出塁し、藤村が送りバントで繋ぐ。続く坂本が放った打球は、レフトスタンドを越える場外ホームランに。坂本の5号2ランでリードを4点に広げた。味方の援護を受けたグライシンガーだったが、五回裏、先頭打者に四球を与え出塁を許すと、丸にタイムリー三塁打を浴び、1点を返される。なおも無死三塁のピンチで暴投し、2点目を献上。石原にも二塁打を打たれ再びピンチを招くも、右翼・長野のファインプレーなどに助けられ、追加点は許さなかった。グライシンガーに代わった西村は、六回、七回ともに走者を背負うも、後続を断ち2点リードを守る。しかし八回、3番手の久保が、2者連続安打で走者をためると、栗原にタイムリーヒットを許す。ついに1点差に詰め寄られ、前日の悪夢が脳裏をよぎる。しかし最終回、マウンドに上がったアルバラデホは、安定したピッチングで三者凡退に打ち取り試合終了。4対3で広島に勝利し、前日の借りを返した。 |
| 5.14 | 広島 | ● | 広島東洋カープとの5回戦は、二回にラミレスの本塁打などで2点を先制し、その後も得点を重ねていったが、九回で追いつかれて逆転を許してしまい、今季初の3連勝にはならなかった |
| 5.13 | 広島 | ○ | ここまで2敗1分と勝ち星のなかった広島東洋カープとの対戦。投げては、先発・内海が七回途中まで無失点、打っては、ラミレスの2ラン本塁打とエースと主砲が活躍。リードを、このところ好調の救援陣が守り切るという理想的な試合運びで完勝した。巨人の先発は、ここまでチームトップの3勝を挙げている内海。一回、二死から死球と安打で一、三塁のピンチを招くも、後続を三塁ゴロに打ち取る。二回以降も毎回のように得点圏に走者を進められるも、要所を抑え得点を許さない。ここまで広島先発・バリントンの前にわずか1安打に抑えられていた打線は四回表、この試合も3番に座る坂本が、初球を左翼にヒットを放つと、続くラミレスは甘く入ったボールを逃さず、左翼に特大の一発。鮮やかな攻撃で先制点を挙げた。先制点をもらった内海は五、六回も粘り強い投球で広島打線を封じ込める。四回以降なかなかチャンスをつくれなかったが、七回表に加藤の2008年以来の本塁打で貴重な追加点を奪う。この日、初スタメンの藤村は四球で出塁すると、すかさず二盗成功。プロ初盗塁をマークし、武器である俊足をアピールした。内海は七回一死まで無失点の好投で先発の役割を果たし、マウンドを安定感抜群の救援陣に託した。後を受けた久保、アルバラデホと無失点でつなぎ、最後は守護神・ロメロが三者凡退に抑え、完封リレーで勝利した。 |
| 5.12 | 横浜 | ○ | 小笠原を1番に起用するなど不振続きの打線を大幅に組み替えて横浜6回戦に臨んだジャイアンツは、この采配がズバリ的中、幸先良く一回から2点を奪うと、リードを守りきって連敗を3でストップした。先発の金刃は六回途中まで無失点に抑える好投で、先発としては4年ぶりの白星をあげた。一回、ジャイアンツ移籍後初めて1番に入った小笠原が、いきなり左中間を破る二塁打で出塁。谷のショートゴロで三塁に進むと、こちらも初めて3番に座った坂本がレフトの頭上を越える先制タイムリー二塁打を放って期待に応えた。さらに二死三塁から、打率チームトップの長野もセンター前にタイムリー。2点目を奪った。今季2度目の先発登板となった金刃は、5連勝と波に乗る横浜打線に対し、走者は出すもののタイムリーは許さず、五回まで無失点に抑えた。六回、ヒットと四球で2人の走者を背負ったところで、西村と交代した。西村、越智と無失点でつなぎ、八回には久保が登板。中軸に3連打を浴びて1点を失い、1点差に迫られたが、続く吉村を三塁ゴロ、内藤を空振り三振に切ってとり、二死までこぎつけた。さらに5番手のロメロが代打の藤田を空振り三振に仕留め、この試合最大のピンチを切り抜けた。ロメロは九回、四球で走者を出したが渡辺を三塁ゴロに打ち取りダブルプレー。1点のリードで逃げ切った。 |
| 5.11 | 横浜 | ● | 本拠地・東京ドームに戻り迎えた横浜ベイスターズとの5回戦。序盤にリードを許した巨人だったが、五回に先発・澤村のタイムリーなどで3点を奪い逆転に成功。しかし直後の六回、ハーパーに2ランホームランを被弾する。これが決勝点となり3対4で競り負けた巨人は、3連敗で5位転落となった |
| 5.10 | 横浜 | ● | 苦手のナゴヤドームでの3連戦を勝ち越して迎えた、群馬での56年ぶりの公式戦。二回に長野のソロホームランで先制するも、打線はその後沈黙。先発の東野も六回途中6失点と先発の役目を果たせずに、1対8で敗れ勝率5割復帰はならなかった。 |
| 5.8 | 中日 | ● | 2連勝で迎えた中日ドラゴンズとの3回戦。巨人先発のトーレスは五回二死まで好投を続けたが、死球の後に4本の長短打を浴びノックアウト。打線も再三のチャンスを生かしきれず完敗。今季初の同一カード3連勝は、次節以降に持ち越しとなった |
| 5.7 | 中日 | ○ | 先発のルーキー・小山は中日ドラゴンズ打線相手に走者は出すものの粘りの投球を見せ、五回途中1失点で降板。後を受けた中継ぎ陣も無失点と好投を見せた。打線は坂本が九回に決勝のソロホームランを放つなど全打点を挙げる活躍を見せ、2対1で勝利。昨年鬼門と言われたナゴヤドームで連勝を決めた。一回、立ち上がりに苦しむ小山は四球とヒットで二死満塁のピンチを招くも、グスマンを空振り三振に打ち取り、無失点で切り抜ける。しかし二回、またも得点圏に走者を背負うと荒木にタイムリーを許し、先制点を奪われてしまう。三回、ライアルがチーム初ヒットで出塁し、二死二塁のチャンスを作ると好調な坂本が左翼にタイムリーヒットを放ち、すぐさま同点に追いついた。五回、小山が荒木にヒットを許し、二死三塁となったところで降板。後を受けた高木は森野をわずか一球で打ち取り、ピンチを脱した。均衡が破れたのは1対1で迎えた九回、打席には三回にも打点を挙げた坂本。ネルソンの初球をレフトスタンドにライナーで突き刺す勝ち越しホームランを放ち、前日の決勝打に続き、勝負強さを見せた。その裏、ロメロが中日打線をきっちり3人で抑え、2対1で試合終了。敵地で見事、連勝を飾った。 |
| 5.6 | 中日 | ○ | 昨年のセ・リーグ覇者・中日ドラゴンズとの初顔合わせ。巨人・内海と中日・チェンの左腕エースの投げ合いは、六回まで両チームともゼロ行進が続いたが、七回表に坂本の適時打で2点を奪った巨人が3連戦の初戦をものにした。一回表、先頭の坂本が四球で出塁し、今季初登板の緊張からか制球に苦しむチェンを一気に崩したいところだったが、後続が倒れ無得点。二回表にも亀井の左翼線への二塁打で得点圏に走者を進めるが、あと一本が出ない。先発の内海は一回裏に、2本の安打で一死一、二塁のピンチを招いたが続く和田、ブランコを内野ゴロに仕留め、先制点を許さなかった。その後も五、六回を連続で三者凡退に抑える好投で味方の援護を待った。試合が動いたのは七回表。先頭の亀井がこの試合2本目のヒットを放つと、二つの四球で一死満塁とこの試合最大のチャンスで打席には坂本。2球目を振りぬくと打球は中堅へ。2点適時打で待望の先制点を奪う。小笠原の死球で再び満塁とすると、ラミレスが押し出しの四球を選び追加点。七回には越智が2つの三振を奪うなど完璧な救援を見せた。八回も久保が走者を出したが併殺に打ち取り、マウンドをストッパーとしての地位を確立しつつあるロメロに託す。ロメロはきちんと三人で締め、公式戦では9連敗中だった苦手のナゴヤドームで勝ち星を挙げた。今季初の同一カード3連勝へ幸先の良いスタートを切った |
| 5.5 | 阪神 | ● | 東京ドームでの対阪神6回戦は、澤村が本拠地で初登板したが、今季2敗目を喫した。一方で、小笠原が史上38人目となる2000本目のヒットを放つという球団史に残る試合にもなった |
| 5.4 | 阪神 | ○ | 東京ドームで行われた対阪神5回戦は、一回に3点を失ったが、五回に2点、八回に1点を追加し同点とした後、九回で實松が左中間にサヨナラヒットを放ち、本拠地で初白星を挙げた。一回、今季初の先発・金刃がブラゼルに2試合連続の2ランを浴びるなどで3点を追いかける展開に。その裏、脇谷が右翼にヒット、小笠原が四球で一死一、二塁となる。4番打者のラミレスは、打球にインフィールドフライを宣告され、この判定を巡って一時試合が中断した。続く長野は空振り三振に倒れた。二回、阪神・俊介の3塁へのファウルフライを坂本が捕球し、守備でチームを活気付けるも、打線がなかなか繋がらなかった。四回、小笠原がセンターに1999本目となるヒットを打ったが、その後が続かず得点できなかった。しかし五回、ようやく打線が繋がった。7番のライアルが四球で出塁し、続く鶴岡と金刃の代打・矢野がそれぞれ遊撃にヒットを打ち、一死満塁。ここで坂本が中堅にタイムリーヒットを叩き出し、ライアルと鶴岡が生還。一気に2点を奪った。八回、先頭打者の坂本が初球を打ち、中堅ヒットに。脇谷の送りバント、小笠原の一塁ゴロで坂本が三塁に進んだところに、頼れる主砲のラミレスがタイムリーヒットを放った。これで同点に追いつき、試合を振り出しに戻した。六回からマウンドに立った西村、高木、越智の3投手がそれぞれ無失点に抑えた。このリリーフ陣の踏ん張りに応えたい打撃陣は九回、先頭打者の谷が二塁打を放った後、続くライアルが遊撃ゴロで谷が三進に成功。無死一、三塁とした。ここで阪神は守護神・藤川をマウンドに送り込んできた。対するバッター・實松は左中間にヒットを放ち、谷が生還。4対3とし、今季初のサヨナラ勝ちとした |
| 5.3 | 阪神 | ● | 東京ドームでの開幕戦を迎えた巨人。先発の東野は三回までに4本のホームランを浴び、阪神タイガース打線を食い止めることができない。好調だった打線も能見の前に沈黙。九回に2点を奪い意地を見せるが、反撃もここまで。3対7で本拠地初戦を白星で飾ることはできなかった |
| 5.1 | 横浜 | ○ | 横浜スタジアムの強風を味方につけた巨人は、一回から打者一巡の猛攻で5点リードを奪う。しかし先発のトーレスが横浜ベイスターズの村田に2打席連続ソロ本塁打を許すと、四回に4者連続四球を与える。1点差に詰め寄られるも、中継ぎ陣の好投でリードを守ると、終盤にラミレスの5号ソロが飛び出し、7対5で勝利した。一回、脇谷と小笠原のヒットでチャンスを作ると、ラミレスがフェンス直撃のタイムリーヒットを放ち、巨人が先制に成功する。この日スタメンの亀井もタイムリーヒットで1点を追加。続くライアルは四球を選び、なおも二死満塁のチャンスで、加藤が右翼に走者一掃のタイムリーヒットを放つ。横浜のルーキー、須田から5点の大量リードを奪って幸先の良いスタートを切る。先発のトーレスは、一回を三者凡退で好調の立ち上がり。しかし二回に先頭の村田にソロ本塁打を浴び、1点を返される。三回、2アウトから亀井が右翼線に二塁打を放つと、続くライアルも3試合連続となるタイムリー二塁打で、6点目を挙げ、再び5点差に突き放す。トーレスは四回、村田に2打席連続となるソロ本塁打を許し、1点を献上。続くハーパーを見逃し三振に打ち取り2アウトとするも、後続に4者連続四球を与える。押し出しで1点を返され、マウンドを降りた。代わった2番手の高木は、石川に2点タイムリーヒットを浴び、ついに1点差に詰め寄られる。五回を西村、六回を越智、七回を久保が、それぞれ三者凡退の好投で横浜打線を封じ、味方の追撃を待つ。すると八回、この日連続4番出場の球団記録を塗り替えたラミレスが、左翼に5号ソロホームランを放ち、貴重な1点を追加する。最終回のマウンドに上がったロメロも三者凡退に抑え、試合終了。巨人が逃げ切り7対5で勝利。2連勝でこのカードを勝ち越した。 |
| 4.30 | 横浜 | ○ | 横浜ベイスターズとの2回戦。巨人は序盤に坂本の先頭打者ホームラン、ライアルのタイムリーで2点を奪う。しかし先発のルーキー小山がこのリードを守れず、同点に追いつかれてしまう。六回、ラミレスの2ランホームランで勝ち越しに成功。その後も効果的に追加点を挙げた巨人が8対2で勝利。連敗を4で止めた。一回、巨人は坂本が左翼に先頭打者ホームランを放ち先制点を挙げる。その裏に同点に追いつかれるが、続く二回にも先頭の長野が二塁打で出塁するとライアルがタイムリーヒット。横浜先発・山本の立ち上がりを攻め立て、すぐさま勝ち越した。三回、リードをもらった先発のルーキー小山だったが、ヒットと四球で満塁のピンチを迎える。ここでハーパーに犠牲フライを打たれ再び同点に追いつかれてしまう。しかし六回、一死から小笠原が四球を選ぶ。続くラミレスは2球目をたたき、バックスクリーン右横に飛び込む2ランホームラン。松井秀喜に並ぶ415試合連続4番出場を果たした主砲の一振りで勝ち越しに成功する。八回にも満塁から代打の亀井が2点タイムリー二塁打を放ち追加点を挙げる。五回からマウンドに上がったアルバラデホはランナーを出しながらも2イニングを無失点に抑える。3番手の久保、続く越智も横浜に点を与えず、追撃を許さない。九回、長野が二死から右中間にダメ押しの2ランホームランを放ち、試合を決定付ける。最後もロメロが三人できっちりと締め、8対2で勝利。連敗を4で止めた。 |
| 4.29 | 横浜 | ● | 横浜ベイスターズとの今季初対決。先発のゴンザレスは三回まで無安打に抑え、好調の打線をバックに一時は5点差と楽勝ムードが漂ったが、四、五回に崩れ降板。3安打と復活した小笠原ら打撃陣は15安打を放ったものの、リリーフ陣がリードを守りきれず4連敗となった |
| 4.28 | ヤクルト | ● | 静岡・草薙球場での東京ヤクルトスワローズとの5回戦は、4月21日の阪神戦で初勝利を挙げた澤村が先発。八回途中までを投げ、8安打で4失点と粘ったが、打撃陣の援護が乏しく、3登板目で初黒星を喫した。巨人は今季2度目の3連敗 |
| 4.27 | ヤクルト | ● | 前日の大敗から立ち直りたい巨人は二回に小技で先制するも、雨の静岡・草薙球場で調子を乱した内海が好調ヤクルト打線につかまり、2連敗を喫した |
| 4.26 | ヤクルト | ● | 静岡・草薙球場で行われた東京ヤクルトスワローズとの三回戦。初回、坂本の先頭打者アーチで先制するも、四回に同点とされ、六回には勝ち越しを許す。さらに七回にはミスも絡み一挙4失点。打線も初回の1得点のみに終わり逆転負けを喫した。 |
| 4.21 | 阪神 | ○ | 先発の澤村が7回を1失点と好投、リリーフ陣も無失点に抑えてリードを守りきり、3対1で阪神に連勝した。澤村は2度目の登板でプロ初勝利をあげた。一回、澤村は鳥谷、新井貴と連続ヒットを浴び、ブラゼルに四球を与えて、いきなり満塁のピンチを招いた。しかし、続く金本を三塁フライに打ち取り、切り抜けた。その後、ランナーを出すものの要所を締め、五回まで無失点に抑えた。ルーキーの好投を受け打線も奮起。六回、脇谷のヒットなどで一死満塁のチャンスを作ると、ここで頼れる主砲ラミレスが2点タイムリーヒットを放ち、坂本、脇谷が生還。2対0と先制点を奪った。その後、長野が敬遠され、再び満塁としたが、ライアルが三振に倒れた。先制点をもらった澤村だったが、その裏、先頭の新井貴にヒットを許すと続くブラゼルにタイムリー二塁打を浴び、1点差に迫られた。八回、ラミレス、高橋由が四球で一死一、二塁。昨夜も4安打と絶好調の長野が左翼にタイムリー二塁打を放ち、待望の追加点を奪った。澤村はこの回代打を送られ、退いた。八、九回は、高木、久保、ロメロが阪神打線をノーヒットに抑え、試合終了。甲子園で阪神に2連勝し、勝ち越した。 |
| 4.20 | 阪神 | ○ | 甲子園球場での対阪神2回戦。先発の新戦力、トーレスが6回を2失点に抑える粘投を見せると、打線が八回に爆発。長野の2点タイムリーなど打者8人の猛攻で逆転し、シーソーゲームを制した。中継ぎとして登板した内海が今季2勝目を手にした。来日初先発のトーレスは苦しい立ち上がり。二回、ブラゼルの左翼線への二塁打を足がかりに、一死二、三塁のピンチを背負うと、俊介に遊撃タイムリー内安打を許し、先制点を奪われる。三回には二死から鳥谷に四球、新井貴のヒットで、二死一、三塁とされると、ブラゼルに左翼へタイムリーヒットを浴び、2点のビハインドを背負ってしまう。反撃したい打線は四回、二死からラミレス、高橋由が四球を選ぶと、長野がしぶとい内安打でチャンスをつなぐ。満塁のチャンスで亀井が中堅に2点タイムリーヒットを放ち、同点に追いついた。トーレスは六回に金本、城島、俊介を三者凡退に切ってとるなど回を追うごとに調子を上げる。デビュー戦で6回2失点と粘りのピッチングで試合を作った。七回から、マウンドには2番手の内海。先頭の新井良を味方のエラーで出すと、マートンのヒット、平野の犠打で、一死二、三塁のピンチとなる。ここで鳥谷に左翼への犠牲フライを打たれ、勝ち越しを許した。しかし直後の八回、先頭の小笠原が遊撃への内安打で出塁すると、ラミレスのヒット、高橋由の四球で無死満塁のチャンスを作る。打席にはこの日3本のヒットを放っている長野。ここでも三塁強襲の2点タイムリーヒットを放ち、一気に逆転した。続く亀井もタイムリー内安打を放ち、5対3と点差を広げた。九回にはロメロが登板。二死満塁のピンチを招き、バッテリーエラーで1点を失ったが、最後のバッター桧山を空振り三振に打ち取った。これで連敗は3でストップ、通算成績をタイに戻した。 |
| 4.19 | 阪神 | ● | 敵地、甲子園で迎えた阪神タイガースとの今季初戦。先発の東野は先制点を許すが、その後は立ち直り阪神先発・能見との息詰まる投手戦となる。七回にラミレスのタイムリーで同点にするが、その裏勝ち越しを許す。八回、再び同点に追いつき、試合は延長戦へ。十回、4番手の山口が満塁から新井良にタイムリーヒットを打たれサヨナラ負け。3連敗となった |
| 4.17 | 広島 | ● | 先発・ゴンザレスは一回に1点を失い、五回にも2ランホームランなどを浴びて4失点でマウンドを降りる。続く金刃、西村が無失点に抑えて2対4で迎えた九回、紺田のタイムリーヒットで追い上げたが、及ばなかった。2連敗で広島のドラフト1位ルーキー・福井に初登板初勝利を献上することとなった |
| 4.16 | 広島 | ● | ラミレスが連夜の先制弾を放ったが、先発・グライシンガーが2回までに4失点と早々に逆転され、2対4で今季初黒星を喫した |
| 4.15 | 広島 | △ | 広島・マツダスタジアムでの3連戦初戦は期待のルーキー・澤村が初登板。初回に援護をもらい、六回まで無失点と堂々のピッチングを見せた。澤村は勝ち投手の権利を持ったまま七回途中でマウンドを降りたが、リリーフ陣が踏ん張れず、同点とされ、さらに九回に再び奪ったリードも守れず、4対4で引き分けた。試合は一回に、脇谷が四球で出塁。小笠原が右翼にヒットを放ち、一死一、二塁とチャンスを広げると、ラミレスが2試合連続となる3ランホームランを左翼スタンドに叩き込み、初陣の澤村に3点をプレゼントした。六回には、広島2番手の岩見からラミレスがセンターオーバーの二塁打を放つと、高橋由は四球を選び無死一、二塁。さらに、ライアルも四球で満塁としたが、加藤、澤村が三振に倒れ、追加点を奪えなかった。六回まで5安打無失点に抑えていた澤村だったが七回、味方のエラーで走者を背負うと、続く天谷に右中間にタイムリー三塁打を打たれ、1点を返される。さらにその後、ベテランの前田智の犠牲フライで、3対2と1点差に迫られ、降板した。1点リードのまま迎えた八回、4番手のロメロが栗原にタイムリー二塁打を浴び、同点とされた。直後の九回、先頭の坂本が代わったばかりのサファテから右中間への三塁打を放つと、脇谷が左翼線にタイムリー二塁打、4対3とすかさず勝ち越した。その裏、新守護神の山口がマウンドに上がったが、二死から四球で走者を出すと、二死二塁から梵にタイムリーヒットを許し、土壇場で再び同点とされた。最後は東出をセンターフライに打ち取ったが、試合時間が3時間半を超えた場合、新しいイニングに入らないルールにより、そのまま4対4の引き分けで試合は終了した。 |
| 4.13 | ヤクルト | ○ | 福岡・北九州で迎えた開幕2戦目。先発の内海は好調な立ち上がりで東京ヤクルトスワローズ打線を八回途中まで無失点に抑えた。打線はラミレス、高橋由の2者連続ソロ本塁打、小笠原のタイムリー二塁打と主軸が活躍し、3対0で開幕から2連勝を決めた。先発の内海は八回途中でマウンドを降りるまでに8安打を許すものの、無失点に抑え、先発の責任を果たした。試合は序盤、内海とヤクルト先発・由規の好投で投手戦の展開を見せていたが、巨人は四回、先頭打者・ラミレスと続く高橋由の2者連続ソロホームランが飛び出し、クリーンアップの一発で一気に2点を先制した。五回には脇谷が振り逃げで出塁。小笠原の中堅へのタイムリー二塁打で生還し、1点を追加して3対0と突き放す。八回、内海が二死一、三塁と追い込まれる。マウンドを代わった久保は、さらに四球で二死満塁のピンチを招いたが、バレンティンを三塁ファウルフライに打ち取り、得点を許さなかった。九回は山口が守護神として今季初登板。宮本に中堅にヒットを許し、バッテリーエラーと四球で二死一、三塁のピンチとなったが、田中を三塁ゴロに仕留めゲームセット。昨シーズンの開幕カードで負け越した相手に2連勝して、借りを返した |
| 4.12 | ヤクルト | ○ | ちょっと分析してみる。統一球で長打力は半減しても、長打力は12球団トップクラス。補うべく、犠打・進塁打も徹底的に練習を続けている。V奪回へ息切れした先発陣の立て直しが優勝争いのカギに。スーパールーキー・澤村(中大)は150キロ台の速球を持ち、素質十分で即戦力になる。「近未来打線」と原監督が命名したオーダーの実現へ、長野には粘り強い打撃とスタミナ面が求められる。波があり1番固定は難しいが、代わりも多いのがこのチーム。坂本はオープン戦で2番、3番のテストをしたが、チャンスで自由に打たしたい所か。オープン戦では中軸の調子が上がってこないが、当たり出したら止まらない。1989安打の小笠原はファースト固定させたいが、ベンチには高橋由もおり、ライアルと亀井2人のサード候補の調子次第で再び戻される可能性も。注目選手は、松本。フォーム改造で、昨年の故障後の打撃不調から巻き返したい。ルーキー・澤村が一時は開幕投手の候補に上がるほどの内容で、後は貯金できる先発かどうか。今年はグライシンガーが復調の兆しを見せているが、長いイニング投げれるかは疑問。先発のコマ数では昨年よりも多く、整備できそう。リリーフ陣では左の山口以外は仕上がりが遅れている印象。クルーンの代わりに獲得したアルバラデホ(ヤンキース)も制球難で不安。山口がイニングまたぎで抑えをやる可能性も十分ある。注目選手は、澤村。上原以来の怪物右腕。ルーキーから先発陣を引っ張る可能性も。先発は、内海、東野、澤村、グライシンガー、ゴンザレス、 朝井。中継は、越智、久保、マイケル、金刃。抑えは、山口、アルバラデホ。一軍候補には、藤井、西村健、野間口、高木、須永、星野、ロメロ。 球団史上初めて地方開催となった山口・宇部での東京ヤクルトスワローズとの開幕戦。初の開幕投手を任された東野が6回まで無安打ピッチングで試合をつくると、打線は、こちらも初の開幕スタメンを勝ち取った脇谷の先制タイムリー、坂本の2本の適時二塁打で石川を攻略。終盤には長野の3ラン本塁打などでダメ押し。9対2で勝利し、2011年の初陣を白星で飾った。昨季チームの勝ち頭・東野が快投を見せた。一回先頭の青木を中堅フライに打ち取るとそのまま勢いに乗り、六回まで無安打に抑える。七回表、先頭の浜中に初安打を許すと、その後連打を浴び2点を失ってしまいマウンドを降りた。快挙達成とはならなかったが、大役を果たした。打線は二回裏、鶴岡の今季チーム初ヒットを足がかりに好機をつくると、脇谷の右翼前タイムリーで先制。四回にライアル、東野のヒットで二死一、二塁のチャンスをつくり、坂本が左翼線にに適時二塁打。さらに坂本は六回にも左翼へ適時二塁打を放ち中押し。七回には長野が左翼スタンドへ今季チーム第1号となる3ラン本塁打を放ち、勝負を決めた。長野は続く打席でも2点適時打を放ち、この試合5打点の大暴れ。東日本大震災で被災した福島県相馬市出身の鈴木尚は1安打1盗塁2得点の活躍で、故郷に勇気を与えた。東野の後を受けた救援陣は、高木、久保がきっちり抑え、最後はこの日が27歳の誕生日を迎えたロメロが三者凡退で締めて快勝。2年連続で開幕戦勝利を挙げた。1番(遊)坂本、2番(二)脇谷、3番(一)小笠原、4番(左)ラミレス、5番(右)高橋由、6番(中)長野、7番(三)ライアル、8番(捕)鶴岡、9番(投)東野 |
| 方法 | 指名 | プロフィール | コメント |
| 1巡目 | 澤村拓一 | 投手 佐野日大高―中央大 183cm 90kg 右投右打 | 高いレベルでの先発完投能力が高い投手。投球はもちろんだが、体力・精神力も強く、強気なピッチングが魅力。4年春に神宮最速157�舛魑�録の豪腕。重い直球を武器にする本格派 |
| 2巡目 | 宮國椋丞 | 投手 糸満高 184cm 73kg 右投右打 | 今夏、沖縄県大会決勝でライバル興南・島袋洋奨投手に惜敗。MAX147キロのストレートには角度があり、投手としての資質は一級品。将来のエース候補。しなる腕の振りから伸びのある直球と多彩な変化球。投球センス良く将来性に高い評価。 |
| 3巡目 | 田中太一 | 投手 大分工業高 179cm 77kg 右投右打 | 今夏、全国選手権大会出場。腕の振りにしなりがあり、MAX148キロのストレート、スライダーはキレ味抜群。決め球の“太一カーブ”を武器に一軍のマウンドに立つ日も近い。鋭い腕の振りから繰り出す148�祖承紊塙眤�カーブで三振量産。3年夏2回戦で1安打17K完封 |
| 4巡目 | 小山雄樹 | 投手 大府高−天理大 187cm 77kg 右投右打 | 最速149�舛凌�びのある直球にプロ注目。4年春4勝を挙げベストナインを受賞。将来性のある大型右腕 |
| 育成選手1巡目 | 和田凌太 | 内野手 広島工高 180cm 71kg 右投両打 | ミート力があり、内外野を守れるセンスある選手。粗削りだが将来性がある |
| 育成選手2巡目 | 岸敬介 | 投手 関西学院高−関西学院大−愛媛マンダリンパイレーツ 180cm 75kg 左投左打 | 投球フォームに癖がなく、バランス良い投球ができる。貴重な左投手で今後の活躍が期待できる。 |
| 育成選手3巡目 | 福泉敬大 | 投手 神港学園高−神戸9クルーズ 184cm 85kg 右投右打 | 腕の振りが柔らかく使え、バランスの良い投球ができる。神戸9クルーズでは、抑えとして活躍。球威あるストレートが魅力の投手 |
| 育成選手4巡目 | 荻野貴幸 | 内野手 杜若高―愛知工大 176cm 65kg 右投左打 | 足が速く運動能力の高い選手。二遊間、外野を守り、ユーティリティープレーヤーとして期待できる。 |
| 育成選手5巡目 | 財前貴男 | 内野手 西日本短大付高−駒沢大−エイデン愛工大OB BLITZ 176cm 70kg 右投左打 | 足が速く運動能力の高い選手。ハンドワークが柔らかくミート力が良い |
| 育成選手6巡目 | 成瀬功亮 | 投手 旭川実高 182cm 78kg 右投右打 | バランス良く、柔らかい投球フォームからキレのあるボールを投げる。高校3年夏の甲子園大会に出場し好投。経験は浅いが、将来性の高い右腕 |
| 育成選手7巡目 | 川口寛人 | 内野手 大月短大附高−山梨学院大−西多摩倶楽部 168cm 71kg 右投右打 | 安定したスローイングで、堅実な守備が特徴の内野手。テスト入団 |
| 育成選手8巡目 | 丸毛謙一 | 外野手 大阪桐蔭高−大阪経済大 183cm 78kg 右投右打 | 脚力のあるプレーが持ち味の選手。リーグではトップクラスの脚力で盗塁を量産。 |