巨人(2008年ジャイアンツ)

読売巨人軍は永遠に不滅です

2008年ジャイアンツ

巨人日本一奪回ならず

◇シリーズ表彰選手◇

▽最高殊勲選手　岸孝之（西武）
▽敢闘選手　アレックス・ラミレス（巨人）

日本シリーズ	相手	勝敗	場面
１戦目	西武	●	巨人・上原、西武・涌井の両投手が好投し、締まった投手戦となった。巨人が4回に2死二塁からラミレスの詰まった当たりが右前に落ちる幸運な二塁打で先制したが、西武は5回に後藤のソロ本塁打で追いつき、6回には2死から中島が右中間に打ち込むソロ本塁打で勝ち越し。1点のリードを涌井－グラマンのリレーで守りきった。巨人はわずか2安打と強力打線が不発。6回裏１死一、二塁、9回１死１塁でラミレスがともに投ゴロ併殺打に終わった。先制打は放ったものの、その後は大きなブレーキとなってしまった。上原は7回105球で降板。内角球を効果的に使い、西武を５安打2点に抑えたが、勝負どころでの2本のホームランに泣いた。1点差の接戦ではあったが、西武打線の長打の威力を見せつけられる結果となった。巨人の日本Ｓでの連勝は8で止まった。2000年のダイエー（現ソフトバンク）との第3戦から4連勝し、02年の西武戦では負けなしの4連勝だった。
２戦目	西武	○	ジャイアンツは九回、ラミレスが鮮やかなサヨナラ弾を放ち試合を決めた。日本シリーズの対戦成績を1勝1敗のタイにして、埼玉西武ライオンズの本拠地・西武ドームに乗り込む。先発は巨人は高橋尚、西武は帆足の両左腕。初戦に続き先制したのは巨人。二回、イ・スンヨプの四球、谷の死球で無死一、二塁すると、坂本がバントを決め、鶴岡の犠飛でイ・スンヨプが生還する。3イニング連続で三者凡退に抑えていた高橋尚だったが、四回に中島に2試合連続となる2ランを浴び、逆転される。巨人は五回に木村拓、小笠原の連打、イ・スンヨプの四球で二死満塁としたが、このチャンスを生かせず。しかし、六回、途中出場の亀井が西武の２番手・大沼からタイムリー2塁打を放ち、同点に追いつく。試合はこう着状態が続いたが、九回一死からこの日ノーヒットだったラミレスが左中間スタンドへ1号ソロ。4番の起死回生のひと振りでサヨナラ勝ちした。巨人の投手陣の踏ん張りも目立った。打たれたヒットはわずか3本。得点されたのは四回だけで、高橋尚、西村健、越智の３投手合わせて7イニングを三者凡退に抑えた。
３戦目	西武	○	巨人が鈴木尚、ラミレス、小笠原の一発攻勢で西武を下し、通算成績を2勝1敗とした。西武の先発左腕・石井一に対し、巨人は主砲のラミレスを「4番・指名打者」で起用。谷を「6番・左翼」に据えた。第2戦で左手首に死球を受け出場が危ぶまれた小笠原も「3番・三塁」で先発。先発マウンドは内海。巨人は1回、先頭打者の鈴木が石井一の初球を右翼線に流し打ち二塁打。続く木村拓は初球を遊ゴロで鈴木は三進。さらに3番・小笠原への初球がショートバウンドの暴投となり、鈴木が生還。巨人がわずか3球で先制した。さらに巨人は2回、2死一、三塁から鈴木が左翼席に放り込む3ランを放ち、リードを広げた。6回にはラミレスが左翼席へシリーズ2本目のソロ本塁打を放ち5－0としたが、その裏、西武が猛反撃。1死一、三塁から中島の適時打で1点を返し、内海をマウンドからひきずり下ろす。さらに代わった西村からここまでシリーズ10打数無安打だった中村が左中間へ3ランを放ち、あっという間に1点差に迫った。しかし巨人は8回、先頭の小笠原が小野寺から右翼席へ一直線にライナーで運ぶソロ本塁打。6－4とリードは2点差に広がった。巨人のリリーフ陣は西村こそ打たれたものの、越智が7回、8回を無失点に抑え、9回はクルーンが西武最後の反撃を3人でピシャリと断った。
４戦目	西武	●	ジャイアンツは先発・グライシンガーが2本の2ランを浴びるなど失点を重ね、打線も埼玉西武ライオンズの先発・岸を最後まで打ち崩すことが出来ず完封負けを喫した。対戦成績は2勝2敗のタイとなった
５戦目	西武	○	巨人は7回1死走者なしから、ラミレスが右前二塁打。続く阿部の右前安打でラミレスが必死の走塁で生還し同点。亀井が中越二塁打で二、三塁。押せ押せの場面で脇谷が打席に。カウント0－2からの3球目、直球を叩くと打球は左中間を破る三塁打。阿部、亀井が生還し一気に逆転。さらに坂本が中前に弾き返し1点を加点。この回5連打で一気に4得点。6回まで2安打に抑えられていた涌井を攻略しマウンドから引きずり降ろした。9回にも攻撃の手を緩めず鈴木尚のスクイズなどで2点を加点した。先発の上原は3回7安打2失点と乱調で降板したが、バトンを受け継いだ山口―西村健―豊田―越智―クルーンのリレーで逃げ切った。巨人は日本Ｓ対戦成績を3勝2敗とし、日本一に王手を掛けた
６戦目	西武	●	ジャイアンツは序盤の失点を取り返そうと、繰り返し得点圏に走者を送ったが、もう1本が出なかった。埼玉西武ライオンズとの戦績は3勝3敗となり、あす9日の第7戦が日本一奪回への最後の決戦となる。巨人の先発は高橋尚、西武は帆足。高橋尚は立ち上がり、ヒットと2四球で満塁のピンチを招き、平尾に走者一掃の二塁打を浴びて3点を失った。巨人は二回、ラミレスとイ・スンヨプの連打で無死一、三塁とすると、亀井の右翼線へのタイムリー二塁打で1点を返上。その後、二死二、三塁となり、原監督が高橋尚に代えて代打・大道を送ったが、内野ゴロに倒れた。四回にはラミレスの二塁打などで一死一、三塁のチャンス。しかし西武が中2日で投入した2番手・岸に後続を断たれた。その後も、岸を打ち崩せず、八回にも一死一、三塁でラミレスが内野フライ、イ・スンヨプが見逃し三振に打ち取られた。九回には代打・阿部の右翼越二塁打と加藤のヒットで、3回目の一死一、三塁。続く木村拓、鈴木尚とも打席で粘ったが、いずれも空振り三振に終わった。マウンドの2番手・東野、3番手・西村健は粘りの投球で西武の猛攻をしのぎ、大量失点を防いだ。4番手・久保、5番手・山口は被安打ゼロの力投だった。
７戦目	西武	●	原巨人は2-1の8回に無安打で同点を許すと、連続四球から平尾に中前適時打を浴び逆転負けを喫した。打線は西武中継投手陣の前に完ぺきに抑え込まれた。シリーズ対戦成績が3勝4敗となり、巨人の21度目の日本一は来シーズンに持ち越しとなった。巨人は1回、1死満塁で西口の暴投の間に、木村拓也内野手が生還し先制。2回は先頭の坂本勇人内野手がカウント0―2からの3球目、真ん中に来た直球を強く叩くと、ボールはそのままレフトスタンドへ吸い込まれた。先発の内海は5回2死から、代打・ボカチカに外角高めに抜けたチェンジアップを鋭く振り抜かれ左越えにソロ本塁打を許した。越智は8回に、先頭の片岡に死球を与えると、すかさず二塁へ盗塁を決められ、栗山の一犠打で三塁へ進まれた。中島の三塁ゴロの間に、片岡がホームへ突入し生還。無安打で同点に追いつかれると、さらに中村、野田に四球を出し、絶体絶命のピンチで平尾にフルカウントからの6球目、外角の変化球を中前に弾き返され逆転を許した

セリーグクライマックスシリーズ

巨人日本Ｓ進出決定

◇ＣＳの最優秀選手（ＭＶＰ）シリーズ表彰選手　ラミレス

ＣＳシリーズ	相手	勝敗	場面
１戦目	中日	●	2年連続リーグ優勝の巨人は中日と接戦を繰り広げたものの3対4で敗れ、初戦黒星発進。巨人に与えられた1勝のアドバンテージを含めて1勝1敗の五分となったが、巨人にとってはリーグ優勝の貯金が早くもなくなった形となり、ポストシーズンで中日に4連敗となった。巨人の先発・グライシンガーは立ち上がり、いきなり中日打線につかまった。初回、カウント1―1から先頭の李に左中間スタンドに放り込まれる先頭打者ホームランを浴び、さらに2死後、4番・ウッズにカウント2―3から真ん中の速球を右中間スタンドへ運ばれ、2点目を許した。しかしその裏、巨人は2死三塁からラミレスが中前タイムリー。さらに4回には谷が左翼へソロホームランを放ち、2―2の同点に追いついた。しかしグライシンガーは中盤になっても安定せず、5回、安打、失策などで1死満塁にすると和田に押し出し四球を与え、2－3となったところで降板。その裏、巨人は1死二塁から木村が中前タイムリー、再び3－3の同点に追いついた。息詰まる競り合いとなった試合だが、巨人は8回、1死満塁の大チャンスに代打・高橋由が遊ゴロ。井端が前進守備から二塁併殺を完成させる超美技を見せ、勝ち越し機を逸した。そして9回、5番手で投入した守護神クルーンが乱れた。森野に四球、和田の中前安打で2死一、三塁。この時、打球を処理した鈴木尚が右足を痛めて退場。そして中村にはファウルで粘られた末に中前に運ばれ、勝ち越しを許した。その裏、中日守護神・岩瀬の前に、最後の反撃も三者凡退。巨人にはグライシンガーＫＯ、クルーン敗戦投手、鈴木尚の負傷退場、小笠原無安打と、誤算が多すぎる痛い初戦黒星となった
２戦目	中日	○	ジャイアンツは小笠原の2打席連続ホームランなど計17安打の猛攻で大量11点。先発・上原も安定した投球で、中日ドラゴンズに快勝した。初回に1点を先制された巨人は、その裏、小笠原が中日の先発・朝倉から右翼へ2ランを放ち、すかさず逆転。二回には、上原が打球を三塁方向へころがし、全力疾走で内野安打に。その後の連打で満塁とすると、小笠原がまたも右翼へホームランを打ち込み、一挙にリードを広げた。四回にはラミレスが2ラン、七回にはイ･スンヨプがソロアーチ、そして八回には、二死二、三塁で途中出場の加治前が左翼へ2点タイムリーを放ち、リードを広げていった。一方、マウンドの上原は序盤に2本のソロアーチを浴びたものの、投球のリズムはまったく崩れない。8回を被安打4本、9奪三振、死四球ゼロの好投だった。巨人はクライマックスシリーズ初勝利だが、リーグ優勝のアドバンテージ1勝を含め、戦績は2勝1敗となった
３戦目	中日	○	原巨人は2回、先頭の鶴岡一成捕手がバックスクリーンへ1号ソロを叩き込み先制。内海は3回1死一塁、和田一浩外野手に右翼席に運ばれ逆転されると、谷繁元信捕手に適時二塁打を打たれ3点を失った。巨人は6回無死二、三塁から脇谷亮太内野手の遊撃内野安打で1点を返すと、一、二塁から重盗を成功、小笠原道大内野手、ラミレス外野手凡退も李承ヨプ内野手が左中間中段に逆転の3ランを放ち、この回4点を奪った。8回に豊田清投手がウッズ内野手に2号ソロを打たれた。1点差で9回から登板したクルーンは先頭打者の中村紀洋が左手に死球を与えて降板。代わった山口鉄也が谷繁に右越え二塁打を打たれ追いつかれた。その裏、巨人は得点を奪えず延長戦に突入した。巨人は11、12回も無失点で守りきり、この試合の負けは無くなり、日本シリーズ進出に王手をかけた。巨人は対戦成績をアドバンテージの1勝を含む2勝1敗としている
４戦目	中日	○	原巨人は2―2の8回、ラミレス外野手の2号2ランで勝ち越しに成功するとこの回4点を奪い、中日を一気に突き放した。対戦成績をアドバンテージの1勝を含む3勝1敗1分けとし、勝利数が同じ場合はレギュラーシーズンの上位球団が勝者となるため、巨人の6年ぶりの日本シリーズ進出が決まった。試合は巨人が4回2死一、二塁で谷佳知外野手の左翼線適時二塁打で先制すると、坂本勇人内野手の左前適時安打が出て2点を先行。先発の高橋尚成は6回、ウッズに右中間の看板直撃の3号ソロを打たれるも後続を抑え7回1失点で交代。8回からマウンドに上った連投の山口鉄也が打たれ１死一、三塁で降板。代わった越智大祐はウッズに同点犠飛を許すも後続を打ち取った。最後はクルーンが締め、投打がっちり噛み合った原巨人がセ・リーグを完全制覇し、昨年、屈辱の3連敗を喫した中日にリベンジを果たした。ＣＳの最優秀選手（ＭＶＰ）にはラミレス外野手が選ばれた。日本シリーズは11月1日に東京ドームで開幕。巨人は2002年以来の日本一を目指し、パ・リーグの覇者でＣＳも制した西武と対戦する。

巨人リーグ優勝おめでとうございます

１４４試合　８４勝利　５７敗　３引き分け　.５９６優勝
最多打点:ラミレス　125点　③
最多勝利:グライシンガー 17勝　②
最多セーブ:クルーン 41　①

月日	相手	勝敗	場面
10.11	ヤクルト	○	リーグ連覇を決めている巨人は今季最終戦を勝利で飾った。ラミレスが7回に左翼席に飛び込む45号を放ち、本塁打王争いで横浜の村田に並んだ。19歳の坂本は全試合先発出場達成を自ら2安打2四球で祝った。原巨人は144試合を戦い84勝57敗3引き分けで終えた。
10.10	ヤクルト	○	優勝マジック「２」のジャイアンツは阿部の先制ソロなどで小刻みに得点し、投げては先発のグライシンガーの好投で東京ヤクルトスワローズに快勝した。この日、2位の阪神が敗れたため、ジャイアンツのリーグ優勝が決まった。巨人は四回、阿部がヤクルトの先発・ゴンザレスから、巨人ファンの待つ左翼スタンドへソロホームランをたたき込み、1点を先制。その裏にヤクルトに同点に追いつかれたものの、直後の五回、先頭の鈴木尚が内野安打で出塁。足を生かして二盗、さらに三塁へ進んだ後、バッテリーエラーの間に、勝ち越しのホームを踏んだ。六回には、一死二塁で阿部が右翼越の大きなタイムリー二塁打を放ち、3点目をあげた。一方、マウンドのグライシンガーは立ち上がりから危なげない投球。四回にタイムリーを許したが、失点はこれだけ。九回二死までを投げ、被安打4本、8奪三振の好投で17 勝目をあげた。最後はクルーンが登板。青木をきっちりと二塁ゴロに打ち取った。試合では、粘るヤクルト打線が放つ強い当たりを、木村拓や亀井らがファインプレーで止めるなど、堅守も光った。また、六回、二塁走者の阿部はけん制プレーでのアクシデントで途中退場した。阿部は都内の病院でレントゲン検査などを受け、右肩関節の挫傷と診断された。2年連続のセ・リーグ制覇。巨人の優勝は1936年以来、通算41回目、2リーグ分裂以降は32回目。今シーズンは球団史上初となる開幕5連敗でスタート。交流戦では優勝争いを繰り広げるなど次第にチーム状態を上げる。7月8日には首位を独走する阪神に13ゲーム差もつけられる。粘り強い戦いで徐々にその差を縮め、9月21日には10連勝で初めて同率首位。その後、連勝を32年ぶりの「１２」に伸ばし、10月8日には阪神を抜いて今季初の単独首位に浮上。13ゲーム差を逆転しての優勝は、セ・リーグでは96年に長嶋茂雄監督（現終身名誉監督）率いる巨人が11.5ゲーム差をひっくり返した「メークドラマ」を上回る。巨人は11日のヤクルト戦（神宮球場）で今季のペナントレース全日程を終了。今月22日から東京ドームで行われるクライマックスシリーズ(CS)第２ステージに出場し、第１ステージの勝者と日本シリーズ出場権を争う
10.9	横浜	●	巨人は横浜に敗れ、優勝へのマジックナンバー2は変わらなかった。巨人は1回、小笠原の失策の後に先発の高橋尚が初回に吉村に34号3ランを食らう苦しい立ち上がり。3回に2四球などで1死満塁としたところで降板。失策と捕逸が絡みこの回3点を失った。巨人は4回裏、ラミレスの44号ソロ、谷の10号2ランで3点を返したが、5回に東野が村田に44号2ランを食らい再び突き放され、その後の反撃は木村拓のソロ1点にとどまり、挽回できなかった。10日は、巨人がヤクルト戦に勝ち、阪神が横浜戦に敗れた場合のみ、巨人の2年連続優勝が決まる
10.8	阪神	○	ジャイアンツはイ・スンヨプのタイムリー、ラミレスの43号ソロで3点を奪うと、投げては4投手の力投で反撃を1点に抑え、阪神タイガースに快勝。巨人は巨人が阪神との同率首位決戦を制し、141試合目で今シーズン初めて単独首位に浮上。優勝マジック「2」を点灯させた。巨人の先発は今季阪神戦7試合で3勝1敗、防御率1.48の左腕・内海、阪神は安藤。三回に脇谷の二塁打を足がかりに一死満塁のチャンスを作ると、イ・スンヨプが左翼越えにタイムリー2塁打を放ち2点を先制する。ここからジムで走りながら観戦。内海は走者を出しながらも、粘りの投球で要所を締め、五回まで無失点。しかし、六回に安打と2つの四球で二死満塁とされると、矢野に押し出しの四球を与え、1点を失う。走りながら、見ていられなかった。二死満塁で後を受けた山口は代打・桧山を二塁ゴロに打ち取りこのピンチを断つ。凄かった山口。阪神の2番手・アッチソンに3者連続三振を喫するなど、追加点を挙げられなかった。アッチソンの投球で、完全に阪神に流れがいったかと思ったけど、七回にラミレスがアッチソンから中堅に43号ソロを放ち、再びリードを2点に広げる。このリードを継投陣が踏ん張った。山口は3イニングにまたがり2回を無失点の好投。ワンポイントで豊田が繋ぎ、9回は2点リードでクルーンが登場、代打バルディリス、代打葛城、赤星を3者凡退に仕留めた
10.5	中日	○	巨人がエース上原の好投で中日の連勝を7で止め、首位阪神に並んだ。初回に先頭打者の鈴木尚が左中間に弾き返し先制すると、4回には阿部が右翼2階席に飛び込む特大の23号ソロで加点。8回には小笠原が3試合連続となる36号を左翼席に運んだ。上原は7回105球を投げ5安打6Ｋ無失点で6勝目。7回には中村紀、平田、小池を連続三振に打ち取る気迫の投球だった。8回は豊田がつなぎ、9回にはクルーンが１死満塁のピンチを招くも代打・ウッズを併殺に打ち取り39セーブ目を挙げた。
10.4	中日	●	巨人は守護神のクルーンが打たれ大事な一戦を落とした。先発のグライシンガーは8回を投げ森野の19号の1失点に抑えるも、同点の9回から登板したクルーンが誤算。連続四球と暴投で１死二、三塁とすると中村紀に中越え24号を打たれ3点を失った。打線も中日・先発の山本昌の前に小笠原35号の1点に抑えれらた。9回に岩瀬を攻め2死満塁から坂本の適時打で2点を返し、なお２死1、2塁と攻め立てたが、越智の代打亀井が遊ゴロに倒れた
9.30	横浜	○	巨人が横綱相撲で横浜に快勝、80勝の大台に乗せた。2回にラミレスがホームランダービー単独トップに立つ42号ソロで先制。5回には、相手のまずい守備からチャンスをつかみ、木村拓の中犠飛、さらに小笠原が28日の中日戦で死球を受け、右手小指を打撲した影響を感じさせぬ34号ソロで横浜先発の工藤をマウンドから引きずりおろした。ラミレスと小笠原は今季15回目のアベックアーチとなり、68年の王、長嶋を上回るシーズン最多記録を樹立した。高橋尚は8回を投げ122球、無失点。金城に3安打を許した以外は完ぺきなピッチングを見せ、07年4月1日以降、横浜戦7連勝で今季8勝目。9回はクルーンが3人でピシャリと締めて危なげなく38セーブ目を挙げた
9.28	中日	●	巨人が完封負けで、一日で首位から陥落した。0対0で迎えた8回2死、好投の上原が中日・荒木に痛恨の決勝アーチを許した。「メークレジェンド」へ好調だった打線も、チェンの前にわずか5安打、このカード3個目の白星を献上。試合がなかったライバル・阪神に、今季7度目の優勝マジック8が点灯した。残り7試合。30日の横浜戦から虎を再び追いかけ「レジェンド最終章」を完成させる
9.27	阪神	○	ジャイアンツはイ・スンヨプが4打点を放つなどして阪神タイガースの優勝マジック点灯を阻止、再び同率首位に浮上。先発は巨人が内海、阪神は岩田の両左腕。二回に先制された巨人は三回、ラミレスが同点適時打放つと続くイ・スンヨプが中堅に8号2ランをたたき込み、勝ち越しに成功。その裏に1点を返されるものの、四回二死満塁から押し出し四球、さらにはイ・スンヨプの2点適時打でリードを広げた。四、五回と無失点に抑えた内海は六回、2つの四球と死球で無死満塁と大きなピンチを招き、2番手・越智へ継投。ここで阪神は代打攻勢をかける。越智は桧山を空振り三振に仕留めたが、この日一軍に復帰したばかりの新井にタイムリーを浴び、さらに押し出し四球で2点差に詰め寄られる。3番手・山口は2者連続空振り三振で満塁のピンチを切り抜ける。阪神は久保田、アッチソン、ウイリアムス、藤川を投入し、最終回の反撃に備えたが、巨人は豊田、クルーンとつないで逃げ切った。阪神・矢野がキャッチャーの時、オリンピックの時もそうだったけど、李承ヨプはよく打つな～。プロ野球のイースタン・リーグは27日、今季の全日程を終了し、最終順位は優勝がヤクルト、2位巨人、3位湘南、4位楽天、5位西武、6位ロッテ、7位日本ハムだった。個人成績では、巨人の金刃憲人投手が最多勝(8)、最優秀防御率(1.66)、勝率1位(8割)の3冠に輝いた。
9.25	広島	●	失策に暴投！　原巨人はミスから13連勝を逃した。同点の7回、1死から梵の左前安打、東出の遊ゴロを坂本が弾き一、三塁。天谷死球で満塁としたところでグライシンガー降板。代わった越智の暴投で決勝点が入った。1回に小笠原の33号2ラン、6回には阿部の22号ソロなどで4点を奪ったが、最後は永川に小笠原、ラミレスが連続三振、李承ヨプは右飛に倒れた。巨人にとって最後の広島市民球場での試合に敗れ、阪神が横浜に勝利したため2位に後退した
9.24	広島	○	連投の東野が6安打9奪三振でプロ初完投、2勝目を挙げた。巨人は引き分けをはさみ32年ぶりの12連勝を達成した。東野は前日に1イニング救援登板し18球を投げたが、初回から気迫の投球で広島打線を抑え込んだ。7回にシーボルに2ランを打たれるも追加点を許さず、118球を投げきった。打線も初回に相手失策から小笠原適時打、ラミレス遊ゴロの間に得点し2点を先制。6回には李承ヨプの右前安打で加点すると、7回にも1死二塁から鈴木尚のバント安打を狙った打球をシーボルが送球ミスし坂本が生還。木村拓、ラミレスに適時二塁打が出て3点を奪った。阪神も横浜に勝利し、同率首位は変わらず
9.23	広島	△	巨人は中継ぎ陣が2点を守れず引き分け、12連勝は成らなかった。0対2の8回、無死満塁から坂本の三塁ゴロで1点をかえすと代打・高橋由の右中間17号3ランで逆転した。しかし、豊田が1死二塁から栗原の左翼線二塁打で1点を失うと、代わった山口も前田智に右前に弾き返され追いつかれた。延長12回に2死二塁から鈴木尚が左前安打を放ったが、坂本が本塁で憤死した
9.22	広島	○	巨人は1回にラミレスの41号2ランで先制。3回は小笠原が2ラン、4、6回には亀井の適時打で追加点を挙げ圧勝。巨人は19年ぶりの11連勝で、クライマックスシリーズ進出を決めた。高橋尚は7勝目
9.21	阪神	○	ジャイアンツは2点を追う五回に鮮やかな集中打で8点を奪い、阪神タイガースに逆転勝ち。10連勝で同率首位に浮上した。阪神先発・岩田の前に四回までわずか1安打に抑えられていた巨人打線。全然、打てる感じではなかった。だが、五回に爆発する。イ・スンヨプ、谷の連打で1点を返すと、鈴木尚のタイムリー二塁打で逆転に成功、ここまで3敗を喫している岩田をマウンドから引きずりおろす。これが連勝の勢いなのだろうか。さらに攻撃の手を緩めず、ラミレスのリーグ外国人最多安打となるタイムリー、とどめにイ・スンヨプの3ランなど打者11人の猛攻で一挙8点を奪い、試合をひっくり返す。かなり面白くテレビを見ていた。六回には阿部のダメ押しの21号ソロで突き放した。先発の上原は金本に2打席連続でソロを浴びたが、打たれたヒットはこの2本のみに抑える力投、5勝目を挙げた。粘る阪神打線に4点差まで追い上げられたが、5番手の越智が3者連続で空振り三振を奪い後続を断ち、振り切った。今日は、追いかける展開で五回に上原投手に代打を送る原監督の決断だろう。
9.20	阪神	○	巨人は阪神との首位攻防第2ラウンドを4本の本塁打が飛び出す、得意の空中戦で破り1992年6月以来の16年ぶりの9連勝でゲーム差を1とした。初回に4番・ラミレスの40号3ラン、5番の李承ヨプも右翼席上段への特大6号で4点を先制。2回にも小笠原の2試合連続となる31号2ランと阿部の右前適時打で3点を追加、4回には阿部が20号2ランでダメ押しした。内海は1、2回に満塁のピンチを招くも最少の1失点に抑えた。3回以降は粘りの投球で得点を与えず8回1失点で10勝となり「メークレジェンド」が近づいてきた
9.19	阪神	○	首位攻防3連戦の初戦、巨人は坂本の2打席連続適時打、小笠原の30号2ランなどで阪神を破り2年ぶり8連勝で2ゲーム差に迫った。坂本は2回に先制の三塁打を放つと、4回にも左中間2塁打で2点を追加した。5回に1点を返されたが、直後に鈴木尚の2号ソロが飛び出した。6回にグライシンガーが3安打で2点を失ったが7回に小笠原の通算300号となる30号2ランで突き放し、貯金を今季最多の21に伸ばした。グライシンガーは7回3失点でハーラー独走の16勝目、9回を抑えたクルーンが単独トップとなる36セーブ目を挙げた。阪神ファンには申し訳ない。こんな事があって良いのか… いつの頃からか、ジャイアンツファン。開幕5連敗しても、阪神との差が13ゲームもあっても、ある時は、心のどこかで、ある時は、9月にはなればトップを突っ張っているよと公言していた。何を言っているんだと、バカにされながらも、ファンであり続ける。それが昨日、阪神に勝って、トップとの差は２ゲーム差。もう完全に、背中は見えている。星野仙一氏は「２ゲーム差があるから、まだ有利だよ」と言っているが、もう２ゲーム差。あっと言う間に、逆に２ゲームをつけてしまいそう。このさい、クライマックスでは、中日が広島で戦ったら、阪神ファンは怒りそう。
9.17	横浜	○	巨人は４年目でプロ初先発・東野の好投で連勝を今季最長で2季ぶりの7に伸ばし、貯金も今季最多の20とした。東野は3回まで横浜打線に安打を許さない絶好の立ち上がり。6回に内川に10号2ランを浴びるも6回をわずか内川の2安打に抑え、7奪三振でプロ初勝利を飾った。打線も2回に坂本の2試合連発となる8号2ランで先制すると、3回にはラミレスの通算250号と鳴る39号、阿部の19号3ランで加点した。
9.16	横浜	○	巨人が李承ヨプの3打席連続本塁打など16安打14点の猛攻で快勝。阪神が中日に敗れて差は3ゲームまで接近し、「メークレジェンド」へまた一歩近づいた。1回、小笠原の犠牲フライで先制すると、3回には李が3号3ランを放ってこの回限りで横浜の先発・那須野をＫＯ。李は4回、6回にもそれぞれ2ランを放って計7打点と大暴れした。今季初先発、昨年9月23日の横浜戦以来の先発となった久保は大量点に援護されて8回1失点の好投。投打ががっちりかみ合った
9.15	横浜	○	ジャイアンツは木村拓、ラミレス、阿部の3本のソロアーチなどで着実に加点。投げては先発・上原が安定した投球を披露し、終盤の反撃も継投策で逃げ切った。巨人は今季初の5連勝。先制したのは横浜ベイスターズだった。二回、上原が吉村に許した三塁打で、二塁手・木村拓が中継プレーで送球ミス。吉村は本塁へ到達し、先取点を奪われた。しかし続く三回、木村拓は横浜の先発・吉見から、さきほどのミスを取り返すかのようなソロアーチを放ち、あっさりと同点に追いついた。四回にラミレスが勝ち越しソロアーチを放ったほか、六回には木村拓の2点タイムリーなどが飛び出し、リードを5点に広げた。一方、上原は制球がさえ、二回の失点以外は安定した投球。三回には3者三振。七回には内川、村田、吉村のクリーンアップ3人を凡退に打ち取り、ここまで被安打わずか2本、四死球ゼロの好投だった。八回になって連打を浴び、2点タイムリーを被弾して降板。その後のリリーフ陣が1点を失って横浜に2点差まで追い上げられたが、九回はクルーンが無失点に抑えた。4勝目の上原は、先発としては先月28日の横浜戦以来2勝目。ラミレスは7年連続で150安打を記録した
9.14	ヤクルト	○	巨人は高橋尚が7回を6安打5奪三振2失点の好投で連勝を4に伸ばした。初回を3者連続三振と絶好の立ち上がりを見せた高橋尚は5、7回に失点するも粘りの投球で6勝目。8回を豊田が3人で抑えると、9回から登板したクルーンは死球と味方の失策で無死一、三塁のピンチを招くも後続を抑え34セーブ目。打線は2回にこの日1軍に昇格した李承ヨプの2号ソロで先行すると、3回に小笠原の適時二塁打、ラミレスの適時打で2点を奪いヤクルト先発の新人・由規を打ち崩した。この日、阪神が広島に敗れマジックが消滅、巨人に自力優勝の可能性が復活した
9.13	ヤクルト	○	巨人が両軍合わせて24安打の乱打戦を制して3連勝で貯金を16とした。8対8の8回無死から、阿部がこの日2本目となる17号ソロを右翼席へ運んで勝ち越した。9回は守護神クルーンが3四球で無死満塁のピンチを迎えながら、何とか後続を断って球団新となる33セーブ目を挙げた。5番手の山口が11勝目
9.12	ヤクルト	○	巨人が5点のビハインドをひっくり返して、メークレジェンドへ望みをつないだ。5点を先行された1回、ラミレスの37号2ランなどで3点を返すと、5回に小笠原の29号2ランで逆転。一時はヤクルトに再逆転を許したが、6回に脇谷が逆転の1号2ラン。谷が7回にだめ押しの9号3ランで試合を決めた。首位・阪神とのゲーム差は再び5。小笠原とラミレスのOR砲がアベック弾を打てば、これで12連勝。奇跡の逆転Ｖへ主砲2人のバットが頼もしい
9.11	中日	○	巨人はグライシンガー、クルーンの継投で中日を振り切り連敗を3で止めた。グライシンガーは10安打を打たれるも低めをていねいに突く投球で7回1/3を2失点で15勝。8回に1死二、三塁のピンチを迎えるとクルーンが中村紀に四球を与えるも、代打・立浪を見逃し三振、谷繁を一塁ファールフライでピンチを切り抜けた。初回にラミレスの内野安打で先制すると、同点とされた直後の7回には阿部の15号2ランで勝ち越し、8回には高橋由の適時打で加点した
9.10	中日	●	巨人は投手陣が、中日打線に14安打で11失点と崩れ3連敗した。先発の金刃は2回3失点、東野、越智ら中継ぎ陣も悪い流れを止められなかった。打線も5回に高橋由の適時打などで追いついたが、中日の継投の前に追加点を奪えなかった
9.9	中日	●	巨人が痛い星を落とし、首位・阪神との差は5ゲームとなった。1点リードの8回、この回から登板の豊田が森野、荒木に連打を浴び同点。さらに1死二塁からウッズに勝ち越しの左中間二塁打を許した。先発・上原が5回1失点の粘投。リリーフの越智も6、7回をピシャリと抑えていただけに、セットアッパーの乱調が悔やまれる。打線も1回に2点を先制した後、追加点が奪えず沈黙した
9.6	ヤクルト	●	ジャイアンツは六回に同点に追いついたものの、福川の2本目の本塁打で突き放され、逃げ切られた
9.5	広島	○	小笠原は初回に先制の右翼線二塁打を放つと、6回にも左越え適時二塁打するなど、3戦連続猛打賞。先発グライシンガーは8回無失点で、ハーラー単独トップの14勝目。ヤクルトに快勝し、貯金を今季最多の16に増やした巨人は、このカード8年連続勝ち越し。広島に敗れて5連敗の阪神とのゲーム差を3.5に縮め、自力優勝が復活した。7月9日には最大13差あったが、2か月足らずで9.5ゲームも縮め、自力Ｖも復活した。虎の勢いも落ちているが逆転Ｖへ最高のムードで突っ走る
9.4	広島	○	原巨人は小笠原の連夜の活躍で広島に連勝し、首位阪神に4.5ゲーム差に迫った。初回に6試合ぶりにスタメン復帰した高橋由の適時二塁打などで2点差を追いつくと、8回には先頭打者の小笠原が右翼席への28号で勝ち越すと、代打・大道の2点二塁打などで4点を奪った。先発の金刃は立ち上がりに2点を失うも、2回以降粘りの投球で6回まで得点を与えなかった。越智、山口とつなぎ9回は豊田が締めた。3番手の山口が9勝目
9.3	広島	○	巨人は小笠原のサイクル安打、ラミレスの35号3ランなどで打ち勝った。首位・阪神に5ゲーム差に迫った。同点の7回に寺内の左翼線二塁打で勝ち越すと、8回にはサイクル安打となる小笠原の右翼線二塁打で無死二、三塁からラミレスが35号を放ち100打点を達成した。9回クルーンが3失点するも振り切った。小笠原選手がサイクル安打を達成(ヒット、中飛、本塁打、三塁打、二塁打)。プロ62人目の快挙。ラミレス選手が6年連続100打点を達成。プロでは王貞治の7年連続が最高
9.2	広島	●	巨人が苦手のルイスに今季3敗目を喫した。先発の高橋尚は2回に石原の適時打、先発投手ルイスの右犠飛で2点を失うと、5回にも3安打1四球で2失点を喫し、なお2死満塁としたところで降板。2番手・東野が後続を断ち、2回1/3を無失点と好投し、反撃を待った。しかし、巨人打線はルイスを打ち崩せず、4回1死一、三塁の好機は李承ヨプ、亀井が連続3球三振。6、9回の無死一、三塁の好機は、いずれも併殺打の間に1点ずつ返すのが精一杯だった
8.31	阪神	○	巨人がウィリアムスを攻略し、阪神との3連戦を勝ち越した。同点の8回1死満塁、阿部の押し出し四球で勝ち越し。2死後、代打・大道が右中間を破る走者一掃の3点適時二塁打で試合を決めた。巨人は貯金を今季最多の14とし、首位を走る阪神と4月25日以来の6ゲーム差以内に縮めた。阪神は今季初の月間負け越し。虎が失速している間に勝ち続けて、波乱を起こす
8.30	阪神	○	巨人は1回1死一、三塁の好機に北京五輪野球で韓国の金メダル獲得に貢献した頼れる主砲・李承ヨプが右前に弾き返し先制。6回には先頭でこの回から登板した江草から左前安打を放ち好機を演出。谷の一塁前バントで李は得点圏に。このチャンスに日本代表・阿部が中越えに適時二塁打。続く坂本もこの勢いに乗り左翼線適時二塁打で加点した。先発のグライシンガーは阪神打線に的を絞らせず8回を投げ4安打1失点の好投でリーグ単独トップの13勝目を挙げた。最後はクルーンが1点を失ったものの何とか後続を抑え逃げ切った。
8.29	阪神	●	原巨人は先発マウンドに金刃憲人投手を送ったが1回いきなり3失点。3、4回にも1点ずつを奪われた。金刃は4回5失点と背信の投球。5回頭から登板した2番手の林も一発を浴びるなど2回2失点と乱調だった。打撃陣は下柳の前に6回まで散発の2安打に抑え込まれていたが7回2死から長打を含む5安打を集め下柳を攻略。9回にもウィリアムスを攻め立て2点差まで詰め寄り、なお2死一、二塁の一発逆転のチャンスに小笠原に打席が回ったが右飛に打ち取られ万事休す。巨人は阪神の優勝マジック25を再点灯させ差は8ゲームに広がった
8.28	横浜	○	巨人の先発、上原浩治投手は1回、3安打を浴び1点を失ったが。その後、要所を締め5回を7安打1失点の力投で2シーズンぶりの先発での勝利で今季3勝目を挙げた。打線は1回、小笠原、ラミレス、谷の3者連続本塁打で4点を奪い主導権を握った。その後も着々と得点を重ねた巨人は横浜を3タテし連勝を4に伸ばした
8.27	横浜	○	巨人が3連勝で貯金を今季最多の12とした。2対2で迎えた8回1死、代打・大道が左中間へ今季2号ソロを放ち勝ち越した。9回はクルーンが締め2年連続の30セーブ目を挙げた。バーンサイドは6回3安打2失点の粘投。4番手で投げた越智が2勝目を挙げた
8.26	横浜	○	前日に今季5度目のサヨナラ勝利を挙げた巨人が連勝した。1回、連打と四球で無死満塁とし、ラミレスが右前に2点タイムリー。北京五輪帰りの阿部も、初球を右中間に運び3ランとこの回一挙に6点を先行。6回には坂本の左中間6号ソロも出て、リードを広げた。先発の内海は5回3失点で9勝目、救援陣が快投。越智、山口、豊田、クルーンと無失点で抑えた
8.24	中日	○	巨人が土壇場で中日をうっちゃった。2点を追う9回裏、1点を返しなお無死満塁からラミレスが三ゴロ併殺打に倒れたものの、高橋由敬遠の後、古城が右中間フェンス直撃の逆転サヨナラ打。6回の3点以外は5回1死満塁、7回１死一、三塁など、再三の好機を逃していたが、最後の最後で打線がしぶとくつないで劇的な勝利を演出した。９回を投げた山口が1失点ながら7勝目
8.24	中日	●	巨人の先発グライシンガーは1回、ウッズに2ランを許し先制を許した。3、4回にも1点ずつを加えられ5回4失点で降板。9回にも3番手で登板した藤田が二塁打2本を含む5安打を浴び5失点と差を大きく広げられた。巨人打線は山本昌の前にたったの2安打に抑え込まれ完投を許し、自力優勝の可能性が消滅した
8.20	ヤクルト	○	バーンサイドが7回2安打無失点の好投で5勝目を挙げた。打線は初回に谷の右中間二塁打から3得点すると、4回には坂本の2試合連発となる5号本塁打などで2点を追加。8回、9回は越智、山口がヤクルト打線を抑え完封勝ちをおさめた
8.19	ヤクルト	○	巨人が5本の本塁打で完勝した。2回にラミレスがキング独走となる33号ソロで先制。同点にされた直後の4回には高橋由のソロ本塁打で勝ち越すと、その後も攻撃の手を緩めず、小笠原、坂本、亀井の本塁打でヤクルトを突き放した。投げては先発・内海が7回を1失点で8勝目を挙げた。
8.17	広島	●	巨人は0対4の４回、1死一、二塁で鶴岡の左越え2号3ランで反撃。だが2番手の越智が8回2死三塁のピンチをつくると打者・栗原のとき痛恨の暴投で1点を奪われ差を広げられた。9回は2死から代打・大道の中前安打と鈴木尚の振り逃げで一発逆転のチャンスをつくったが木村拓は三飛に終わった
8.16	広島	○	巨人が一発攻勢で快勝した。1対1の3回1死からラミレスの32号ソロで勝ち越すと、4回に木村拓5号ソロ、5回にも谷の7号ソロが飛び出し突き放した。先発の高橋尚は6回2/3を4安打1失点に抑えて5勝目。9回先頭のシーボルに遊撃内野安打を許しながら後続を断ち切ったクルーンが28セーブ目を挙げた
8.15	広島	●	ジャイアンツは今季3敗を喫してる広島東洋カープ先発・高橋から4点を奪うものの、先発・木佐貫が持ちこたえることが出来ず三回途中5失点で降板。3連戦の初戦を落とした
8.13	阪神	●	ジャイアンツは延長十回にリリーフ陣がつかまり、阪神タイガースに逆転負けを喫した
8.12	阪神	○	巨人は1回1死一塁から小笠原道大内野手が左越えに22号2ランを放ち先制。7回にはラミレス外野手が右中間31号3ランなどで5点を加点し一気に突き放した。先発のグライシンガーは7回途中を無失点の好投でリーグ単独トップの12勝目を挙げた
8.7	横浜	○	巨人は3番・小笠原、4番・ラミレスが2打点の活躍で連敗を2で止めた。同点の4回には鈴木尚の適時打など5安打で3点を奪った。バーンサイドが4回3失点で降板も中継ぎ陣が横浜打線を無得点に抑えた。3番手の山口が6勝目、9回を抑えたクルーンが27セーブ目
8.6	横浜	●	巨人は投手陣が崩れ逆転負けした。0対1の2回に坂本の適時二塁打など5安打で4点得点も、6回に4点を奪われた追い付かれた。7回に2点を勝ち越すも、8回から登板した豊田が4安打を浴び4失点で逆転。9回にも2点を失い連敗
8.4	中日	●	ジャイアンツは初回、小笠原の犠牲フライで早々と先制したものの、二回のチャンスでスクイズ失敗。その後は中日ドラゴンズの先発・山本昌に抑え込まれ、逆転を許してからは得点圏に走者を送ることができずに終わった
8.3	中日	○	巨人が快勝し今季初の2ケタ貯金10となった。1対1の7回1死から鈴木尚が左翼線二塁打。続く木村拓の左前の浅い当たりで鈴木尚が一挙に生還し勝ち越し。その直後、小笠原が右翼席に2試合連続となる21号2ランを運び4対1と突き放した。後半戦の開幕投手グライシンガーは8回を中村紀の本塁打による1点に抑えてリーグトップタイの11勝目を挙げ、クルーンは26セーブ目。北京五輪のため、巨人からは阿部、上原がチームを離れ、李承ヨプも韓国代表に合流するため帰国した。しかし、各チームとも代表組の主力が抜ける中、アドバンテージは巨人が握っている。前半戦のスタメンからは、捕手の阿部が鶴岡に入れ替わるだけ。上原、李承ヨプは不振で2軍調整が続いた。一方、首位阪神は主砲・新井と守護神・藤川、矢野。3位中日は川上、岩瀬、荒木、森野が抜け痛手は大きい。阿部の代役・鶴岡は好リードでグライシンガーの11勝目を演出し、腰痛を抱えている高橋由、右ふくらはぎ痛がいえた二岡がともにフル出場。そして不動の3番ガッツと4番ラミちゃんは健在だ。五輪期間中は、竜を蹴落とし、虎に迫る大チャンスだ
7.29	広島	○	今季チーム最多タイの1試合4本塁打の一発攻勢で前半戦最後の試合を快勝した。巨人打線は初回からコズロースキーを攻略。小笠原のプロ野球通算49人目の300二塁打となる先制タイムリー、谷の6号ソロで3点を先制。3回にはラミレスが両リーグトップタイの30号でリード。終盤の8回に小笠原が20号ソロ。9回には阿部が13号を右翼席にたたき込みダメを押した。先発の内海は5回2失点(自責0)で7勝目。8回からは上原が登板し、2イニングを零封で今季初セーブをマークした
7.28	広島	●	巨人はここまで今季3度対戦してわずか2得点だった広島・高橋をまたも打てず、連勝が4でストップ。5度目の挑戦でも5連勝は果たせなかった。開幕3戦目以来、約4か月ぶりに先発した栂野は3回3失点で降板。6回、3番手の西村健も2点を失った後、0対5の7回に失策絡みで2点を返したが終始広島にリードを許したまま。9回に代打・李の2点タイムリーで2点差まで詰め寄ったが、一歩及ばなかった。篠塚打撃コーチは「高橋はいつもの感じじゃなかったが、チャンスをつかめなかった」と完敗を認めた
7.27	ヤクルト	○	役者がそろった巨人が、ヤクルトを3タテ。4連勝で貯金を今季最多の9に増やした。Ｇ党が一番盛り上がったのは6回。開幕4番を務めながら、不振で2軍落ちした李承ヨプが、バックスクリーン右へ今季1号。「待ちに待った一発」と原監督も笑顔を見せた。二岡も代打で1軍復帰後初のタイムリーを放つなど12安打、7対0(木佐貫、西村健、藤田、東野の４投手による完封リレー)で圧勝した。28日からは球宴前の最終カード、広島2連戦。6連勝ターンを決め、9.5ゲーム差で首位を走る阪神にプレッシャーをかける
7.26	ヤクルト	○	巨人は4点を追う6回に3点を返すと、7回には木村拓が同点4号、ラミレスが28号2ランで勝ち越した。8回にはラミレスの2打席となる29号3ラン、阿部の2試合連続の12号など打者10人で6点を奪った。巨人は2日連続の逆転勝利で貯金を今季最多の8にした。先発バーンサイドは5回途中4失点で降板も中継ぎ陣がヤクルト打線を抑えた。4番手で登板した上原は1回を2奪三振の好投を見せた
7.25	ヤクルト	○	ジャイアンツはヤクルトの守護神のイム・チャンヨンを攻略し、劇的な逆転サヨナラ勝ち。連戦の初戦を制し、貯金を7とした。1点を追う巨人は九回、先頭の小笠原が右翼線を破る痛烈な二塁打を放ち出塁。ラミレスも右前打で続き、無死二、三塁とすると、続く高橋由は敬遠され、無死満塁と好機を広げる。ここで、この日一軍に復帰したばかりのイ・スンヨプ。イ・スンヨプは二塁フライに倒れてしまうが、阿部が右足に死球を受け押し出しで同点に。そして、代打の谷が中前にサヨナラ適時打を放ち、試合を決めた。巨人のサヨナラ勝ちは今季4度目。ヤクルト先発・舘山は阿部に11号ソロを浴びるが、巨人打線をわずか2安打に抑える好投を見せた。九回に24セーブを挙げているイム・チャンヨンを投入し、逃げ切りを図ったが、継投に失敗した。巨人の先発・高橋尚は初回に先制され、四回にも飯原にソロアーチを浴びるものの、8回途中まで投げ6安打を打たれながらも2失点の粘りの投球だった
7.23	阪神	○	巨人はグライシンガーの好投と小笠原、ラミレスの適時打で首位阪神を破り、今季初の対阪神3連戦に勝ち越した。先発のグライシンガーは6回1/3を投げ4安打無失点で10勝目。3番手で登板した上原は1回1/3を無失点に抑えた。打線も6回1死満塁から小笠原の右翼線二塁打で2点を先制すると、ラミレスも右前に弾き返しこの回4点を奪った。8回には三塁打の鈴木尚を代打・大道が中犠飛で5点目
7.22	阪神	●	復帰後2試合スタメン出場した二岡を下げ、6番・サードに古城、7番・ライトに清水をオーダーに入れ連勝を狙ったが、失策が重なるなどして内海は7失点でKO。序盤に奪った4点のリードを守れず逆転負けを喫した
7.21	阪神	○	3回、小笠原の二塁打で1点を先制。4回にも2死から坂本が中前打、鶴岡が2ランを放った。先発の木佐貫は7回途中まで1失点と力投し5勝目を挙げた。クルーンは9回を3者三振で締め25セーブ。
7.20	横浜	●	7番・三塁でスタメン出場した巨人の二岡智宏内野手は2打席凡退後の6回、1死満塁の好機に代打・高橋由を送られ復帰戦を飾れなかった。先発のバーンサイドは3回途中4失点で降板し3敗目。チームも横浜戦の連勝も6で止まった。
7.19	横浜	○	巨人はそつのない攻撃で横浜から6点を奪い連勝した。初回にラミレスの適時打で先制すると、3回には谷の適時二塁打で加点。4回1死三塁から鈴木尚がスクイズを決めた。8回には阿部が右翼に10号ソロ、9回にも2点を奪いこのカード6連勝
7.18	横浜	○	巨人は初回、先頭の鈴木尚がいきなりの左中間三塁打で出塁。続く岩舘の遊ゴロの間にホームに帰り先制。3回にはラミレスが左越に160mの場外弾を放つなどし3点を加点。5回には小笠原の19号ソロなどで3点を追加。8回には横浜に1点差まで追い上げられたがクルーンが登板し横浜の勢いを止めた。9回は3者連続三振に斬ってとった。巨人はこのカード5連勝
7.16	中日	●	先発・内海の力投で息詰まる投手戦になったが、1点リードの八回に投入された上原がまさかの逆転タイムリーを浴び、中日ドラゴンズに敗れた。ジャイアンツは7月に入って初めての連敗を喫した
7.15	中日	●	両チームの先頭打者弾で始まった16年ぶりの旭川でのジャイアンツ公式戦は、阿部の3ランで1点差まで詰め寄ったが、15安打を放った中日ドラゴンズが逃げ切った。巨人の連勝は4でストップ
7.13	横浜	○	ジャイアンツは小笠原の2ラン、ラミレスのタイムリーで3点のリードを奪うと、6投手による完封リレーで横浜ベイスターズを下した。巨人は4連勝で貯金を今季最多の6とした
7.12	横浜	○	小笠原、ラミレスの「マルチアベック弾」で、自力Ｖが復活した。1点をリードされた初回2死からＯＲ砲が連弾、3回にはラミちゃんが2打席連続となる26号2ラン。同点とされた直後の7回には、ガッツが右越えへ決勝の17号を叩き込み、ＯＮ砲でも過去1度しかマークしていないそろい踏みの連発をマーク。1点のリードを豊田―クルーンで守り切り、今季8度目の3連勝で貯金は今季最多の5に増えた
7.11	横浜	○	巨人はグライシンガーの好投で横浜を破り貯金を今季最多の4とし、中日が敗れたため2位に浮上した。初回の1死一、三塁、2回の無死満塁のピンチを無失点で乗り切ったグライシンガーは、3回以降は立ち直り横浜打線を7回を102球、8安打5三振の無失点で今季8勝目を挙げた。打線も2回に谷が先制8号ソロを放つと、4回にはグライシンガーのスクイズなどで3点を奪った。スタメンの岩館が4点目の右中間二塁打を放つなど2安打、同じく三塁で先発した寺内は3打数3安打でチャンスメークし原監督の起用が的中した
7.10	阪神	○	巨人は初回に阪神先発の下柳を攻め、1死一、二塁からラミレスの適時打で先制。谷、坂本にも安打が出て3点を奪った。6回には内海の適時打で加点、8回は高橋由の11号2ランと小笠原の適時二塁打、9回には阿部の8号ソロで8点を奪い勝利し貯金を3とした。内海は5回1/3を2失点で6勝目、7回に登板した上原は3者凡退に抑える好投を見せた
7.8	阪神	●	原巨人は、甲子園に乗り込み首位・阪神と対戦したが、先発・バーンサイドが序盤から乱調。3回2/3を4失点でKOされると、打線も2回の1死満塁のチャンスを生かせないなど、阪神先発・岩田に抑え込まれる。9回に藤川を攻め、ラミレスの24号ソロなどで2点を奪い、2死満塁としたが、最後は代打・鈴木尚が遊飛に終わり、3連戦初戦を落とした。巨人は自力優勝の可能性が消滅。
7.6	中日	○	巨人は終盤の集中打で2位・中日を逆転し2連勝でゲーム差を0.5差とした。3点を追う6回にラミレスの23号ソロで1点を返すと、7回には小笠原の逆転満塁15号など、打者11人で5点を奪い逆転した。9回にも鈴木尚の犠飛で加点した。5月25日の交流戦日本ハム戦以来となった木佐貫は6回3失点で4勝目。上原、豊田、クルーンが一人も走者を出さない完璧な継投で中日の反撃を封じた
7.5	中日	○	巨人は先発全員安打で快勝し、中日とのゲーム差を1.5にした。初回に小笠原、阿部の適時二塁打などで4点を奪った。2点を返された2回には小笠原が14号2ランで加点し、3回は坂本の適時打で7点目。先発の高橋尚は1回に2点を奪われるも粘りの投球で5回2/3を2失点で4月24日以来の3勝目を挙げた。2番手で登板した上原は1回1/3を無安打に抑えた
7.4	中日	●	0対0の6回、巨人先発の内海哲也は1死を取ったあと2者連続四球をだしピンチをつくると和田に左越二塁打を打たれ先制を許した。さらに平田の右中間二塁打で2点を奪われた。8回には1日のヤクルト戦で先発した野間口貴彦を投入するも、和田に弾丸ライナーで左越に運ばれ2点を献上した。打線は川上の前に7回を散発3安打10奪三振と抑え込まれたが9回、抑えの岩瀬からラミレスが左中間適時二塁打で1点を返し、さらに2死一、三塁で代打・大道典嘉が右前適時打を放つも、続く坂本勇人は三ゴロに倒れ巨人の連勝は2で止まり貯金は1になった。2位の中日との差は2.5に広がった
7.3	ヤクルト	○	巨人は先発グライシンガーが8回を9奪三振の好投で無失点に抑える好投で連勝、貯金を2とした。打線も初回に先制すると、5回には小笠原が13号、6回には阿部の右翼線二塁打、坂本の右前打で2点を加点。8回にも高橋由の10号で2点を奪った。グライシンガーは7勝目
7.2	ヤクルト	○	3対5の8回、1死一、三塁で高橋由伸外野手の中前適時打で1点を返し、木村拓也内野手の左犠飛で同点に追いつくと古城茂幸内野手の3号2ランで一気に突き放した。先発のバーンサイドは6回を投げ2失点。7回から登板した上原浩治は2回を3失点と乱調だったが味方打線に助けられ今季初勝利。最後はクルーンが無失点で切り抜け20セーブ。チームは貯金を1とした
7.1	ヤクルト	●	巨人は先発の野間口が青木の9号ソロなど3回5安打4失点の乱調。4番・ラミレスが2回に21号ソロ、4回に2打席連続の22号3ランを放って同点としたものの、2番手の越智がヤクルト打線につかまり、武内の適時三塁打とウィルソンの適時打で5回に致命的な3点を失った。打線も5回以降はラミレスの2安打だけに抑え込まれ、ヤクルトの小刻みな継投の前に反撃の糸口もつかめず。3連戦の初戦を落とし、再び勝率5割に逆戻りした
6.29	広島	○	ジャイアンツは九回、高橋由のタイムリーで1点を勝ち越すと、ラミレスの満塁ホームランで突き放し、緊迫した試合を制した。終盤の集中打で広島東洋カープを下し、3位を死守した。巨人は二回に、谷の安打を足がかりに二死二塁のチャンスを作ると、今シーズン二度目のスタメン出場を果たした岩舘がタイムリーを放ち1点を先制。先発の高橋尚は五回まで無失点に抑える好投を見せていたが、六回に内野安打と四球で二死一、二塁とされたところでマウンドを降りる。後を受けた2番手の越智は栗原に初球をレフト前に運ばれ、同点に追いつかれる。七回、八回と走者を出しながら得点に結び付けられなかった巨人だが、最終回に猛攻を見せる。広島6番手・永川から代打・小笠原がライト前ヒットで一死一、三塁とすると、高橋由が中堅にタイムリーを放ち、巨人が土壇場で勝ち越しに成功。さらに永川を攻め、二死満塁からラミレスがダメ押しの20号満塁アーチを放ち、試合を決めた。九回裏のマウンドには、上原が登板。4月26日以来の一軍マウンドとなったが、三者凡退に抑える危なげない復活の投球を披露した
6.28	広島	△	巨人は2-2の5回、2死三塁で鈴木尚の中前安打で阿部が生還し勝ち越し。その裏、先発の内海が1死を取ったあと連打を浴び同点を許した。試合は7回2死一塁、阿部のとき雨が強くなり降雨コールドとなった
6.27	広島	●	ジャイアンツは広島東洋カープの先発・前田健を打ち崩せず、リーグ戦再開を白星で飾れなかった。グライシンガーは5回を投げて5失点と誤算だった。グライシンガーは二回、アレックスに二塁打、続くシーボルにも適時打を浴び、広島に先制を許す。さらに、三回には栗原に3ランを被弾し、広島のリードは4点に。五回にも再びアレックス、シーボルの連打などで無死一、三塁とピンチを招く。内野ゴロでアレックスを三本間に挟んでタッチアウトとするものの、阿部の送球をサード古城がエラーし、5点目を奪われる。グライシンガーは11安打5失点と、ゲームを作れないまま降板。巨人打線は6回まで前田健にわずかに2安打に抑えられていたが、七回二死から阿部が右翼に7号ソロ本塁打を放ち、ようやく1点を奪う。巨人の3番手・東野は七回を三者凡退に抑えたが、八回に東出に適時打を打たれ、さらに1点を失った。3位・巨人が4位・広島に敗れたため、ゲーム差はわずかに0.5ゲームに縮まった
6.22	ソフトバンク	●	優勝をかけた交流戦の最終戦は、2対2の同点のまま終盤にもつれ込んだが、九回に登板した守護神・クルーンは自身の守備の乱れなどから失点し、福岡ソフトバンクホークスに敗れた。巨人はあと一歩のところで初優勝を逃し、交流戦を14勝10敗の4位で終えた。先発は巨人が内海、ソフトバンクは和田。試合は両左腕のがっぷり四つの投げ合いなった。18イニング連続無失点中の内海は初回、いきなり本多、川崎に連打されるなど無死満塁とされ、大村の内野安打で先制される。1点を追う巨人は二回、二死から阿部が右翼スタンド最前列に同点の6号ソロをたたき込む。五回には高橋由が左中間スタンドに9号ソロを放ち、勝ち越しに成功した。高橋由の本塁打は4月17日以来の約2か月ぶり、一軍復帰後初めて。内海は六回、大村に再び適時打を打たれ、同点とされ、試合は振り出しに。七回には阿部がヒットで出塁。坂本は送りバントを決め、二死三塁のチャンスを作る。内海に代えて代打・小笠原が打席に立つが、二塁ライナーに倒れ、得点ならず。内海は7回を投げて2失点。毎回の10奪三振と好投した。巨人は八回から藤田、越智に継投。二死満塁とされるが、無得点でしのぐ。その裏、巨人は二死一、二塁のチャンスを作るが、谷が内野ゴロに倒れ、追加点を挙げられなかった。巨人は九回、クルーンが登板。先頭の辻に安打されたクルーンは、自身のエラーなどで一死二、三塁とされると、寺内のフィルダースチョイスで勝ち越され、これが決勝点となった。その裏、巨人は阿部が右翼にヒットで出塁したが、代走・鈴木尚の盗塁失敗などもあり、後が続かなかった。
6.21	ソフトバンク	○	サヨナラ勝ちで巨人は交流戦優勝に望みをつないだ。9回2死から代打の大道が起死回生の1号同点弾。延長12回表に登板した東野が松田に右翼席に弾き返され勝ち越されたが、その裏、無死二、三塁から木村拓が左中間を破り4時間を越える試合に勝利。巨人は4連勝で貯金を2とした。グライシンガーが初回に松中の犠飛で失点したが2回以降は粘りの投球で追加点を許さず7回1失点。今日まで、原監督にとって助っ人右腕の不振は誤算だった。二岡、李、上原、一時は高橋由ら主力を欠く一方、坂本ら若い力の台頭で、66試合目で貯金生活に突入するなどチーム状態は上向き。対照的に交流戦5試合で1勝4敗、防御率7.46と不調のグライシンガーが気になっていたが、今日で復活の兆しが、見えたような…
6.18	オリックス	○	巨人は3回に高橋由の復帰後初となる適時打で先制。4回には小笠原の2試合連続となる11号ソロで加点。7回から継投策で逃げ切りを狙うが1点差に迫られると、8回2死から守護神クルーンを投入。クルーンは4者連続三振で締め、66試合目で今季初の貯金1。また、交流戦勝ち越しが決定した
6.17	オリックス	○	2点を追う4回、木村拓の適時二塁打とラミレスの犠飛で同点に追いつく。一時、勝ち越しを許すが、8回に小笠原の10号ソロで再び同点に追いつくと、9回1死満塁から代打・古城が犠飛を放ち、サヨナラ勝ちで5割復帰を果たした
6.16	楽天	○	内海が8安打6三振無四球、今季チーム初完封で5勝目を挙げた。打線は2回、ラミレスが楽天先発の田中から左翼に特大19号ソロを放ち先制。5回には連打、6回は相手失策をからめて1点ずつ加えた。楽天の田中は打線の援護がなく3失点完投負け
6.15	楽天	●	昨日の14日に仙台市のＫスタ宮城で午後2時から行われる予定だった楽天―巨人3回戦は岩手・宮城内陸地震の影響で中止となった。セ、パ両リーグによると、地震による中止は史上初めてだった。そして、今日の試合。先発・グライシンガーが序盤に3点を失って降板。リリーフ陣が追加点を許さない力投を見せたが、巨人打線が東北楽天ゴールデンイーグルスの先発・岩隈を捕らえきれず、完封負けを喫した。腰痛のため2軍で調整中だった巨人・高橋由伸外野手が1番・右翼で43日ぶりの先発出場も4打数無安打
6.12	日本ハム	●	巨人は初対戦の多田野を攻略できず、7回を僅か4安打1得点に抑えられ無傷の3勝目を献上。連勝を逃し、再び借金生活に突入した。先発のバーンサイドは1回、田中に先制ソロを許し、2点目を失った5回途中で降板し、来日初黒星を喫した
6.11	日本ハム	○	ジャイアンツは北海道日本ハムファイターズの先発・ダルビッシュを攻めきれずにいたが、六回、ラミレスのソロアーチでついに1点。このわずかなリードをリリーフ陣の粘投で守りきり、接戦を制した。巨人の先発は野間口。走者を背負う場面も多かったが、要所を締める投球で無失点で切り抜けた。一方、巨人打線もダルビッシュを捕らえきれず、五回までヒットわずか1本に抑えこまれた。しかし六回、ラミレスのひと振りがようやく試合の均衡を破り、1点を先制。続く七回には重盗で一死二、三塁としてからスクイズ失敗。八回も走者を三塁まで進めたが、追加点をあげられない。ただ、六回裏からの巨人のリリーフ陣が、追いすがる日本ハム打線を抑え込んだ。六、七回の山口は、振り逃げなどで走者を許したものの、いずれのイニングもダブルプレーで終わらせた。八回の藤田も無失点。九回のクルーンも振り逃げで走者を出したが、失点は許さなかった。野間口は５月４日以来の勝利で2勝目。巨人は日本ハムに今季3戦3勝で、勝率を5割に戻した
6.9	西武	●	巨人は先発のグライシンガーが誤算で、連勝は4でストップ、再び勝率5割を切った。グライシンガーは5月23日の西武戦にも先発し、5回7失点で降板。この日も3ランを2本許すなど4回7失点。2試合で9回14失点と完全に打ち込まれた
6.8	西武	○	巨人が今季2度目の4連勝で勝率5割に復帰した。西武のエース帆足を相手に一歩も譲らぬ好投を見せる先発の内海は8回3安打無失点の好投で4勝目。打線は8回にラミレスの適時二塁打、谷の2ランなどで4点を挙げた
6.7	ロッテ	○	巨人は2回、1死から谷の3号左越本塁打で先制。同点とされた3回には2死から坂本が右前安打を放ち口火を切ると木村拓と小笠原の四球で満塁。ここでラミレスが左翼線二塁打で坂本、木村拓が生還し勝ち越し。さらに谷の左越二塁打で2点を加点した。7回に1点、8回にも清水の中前適時打でダメを押した原巨人は3連勝で対ロッテ4連勝。投げては先発のバーンサイドが5回1/3を3失点にまとめて2勝目を挙げた
6.6	ロッテ	○	延長十回、プロ初打席のルーキー・加治前は右翼スタンドにサヨナラソロ本塁打を放ち、ジャイアンツは千葉ロッテマリーンズを振り切って2連勝。巨人は交流戦をいい形で折り返した。巨人の先発・野間口は三回二死から、ロッテ打線につかまった。根元にソロ本塁打を浴び、さらには満塁でサブローに左翼フェンス直撃の2点適時打を打たれ、この回3点を失い、降板した。巨人は四回、小笠原が右中間に5月11日以来の9号ソロを放ち、1点を返す。さらに、五回一死二、三塁で代打・清水の犠牲フライで１点差に詰め寄る。六回にも木村拓、小笠原の連打で無死二、三塁とし、ラミレスの二塁ゴロの間に、木村拓がホームを踏み、同点に追いついた。四回以降は山口、越智、西村、クルーンが無失点継投。特に3番手・越智は6人の打者に対し5奪三振の好投を見せた。延長十回、一死走者なしから、この打席がプロ初打席の加治前。加治前は九回から守備固めで出場したが、プロ初ヒットが右翼スタンドに飛び込むソロ弾となり、大きな殊勲を挙げた。ラミレスはこの日、無安打に終わり、連続試合安打はチーム単独2位の27で止まった
6.4	オリックス	○	グライシンガーの粘りの投球で巨人が連敗を4で止めた。巨人は初回に1番に起用された坂本が左前安打、木村拓四球から小笠原の右翼線二塁打で先制。阿部の中前打などでこの回に3点を奪った。7回に谷の二塁内野安打で加点。グライシンガーは散発の5安打で7回を2失点で6勝目。9回はクルーンが走者を出しながらも3三振で17セーブ
6.3	オリックス	●	4連敗で交流戦に限っても借金生活に突入した。1対1で迎えた6回に、先発・内海の失策から2点を勝ち越されると、8回には中継ぎ陣が5失点して万事休す。9回に谷が2号2ランを放ったが、反撃もそこまでだった。ラミレス、26試合連続安打、王を超えた
6.1	ソフトバンク	●	ラミレスのチーム史上2位タイとなる25試合連続安打も、クルーンの日本プロ野球最速162キロも実らず、巨人は3連敗で4位に転落した。9回に谷の適時二塁打で同点に追いつき、12回には途中出場の2年目・寺内の適時三塁打で勝ち越したものの、最後は7番手・山口が持ちこたえられず、今季3度目のサヨナラ負けを喫した。8番に打順を変更した坂本が3安打するなど、若手の活躍が光明。首位阪神とは10ゲーム差、借金3、月が替わっても、ツキは変わらない。だが、寺内、坂本ら若い力がチームに活力を与えるはずだ。
5.31	ソフトバンク	●	巨人は5安打と打線に元気なく2連敗で借金が2となった。先発の野間口も4回に突然崩れ4安打に3四球で3点を失い3敗目。ラミレスは9回に中前安打を放ち24試合連続安打を達成。
5.29	楽天	●	巨人は今季初の勝率5割から1日で借金生活に逆戻り。先発のグライシンガーが3試合続けて勝利を逃し、打線も7残塁とつながらなかった。2点を追う9回は、四球で出た矢野の盗塁死でゲームセット。最後までちぐはぐな攻撃に、原監督は「打線が機能しなかった。矢野も走るなら、絶対にアウトになってはいけない場面だった」と話した。巨人のラミレスが2安打1打点で打率3割4分、17本塁打、45打点とし、打撃3部門でリーグトップに立った
5.28	楽天	○	ジャイアンツは、谷の2ランホームランで逆転すると、阿部が3ランで追加点を挙げるなど計11安打の猛攻で東北楽天イーグルスに圧勝した。巨人は6度目の挑戦で勝率5割に到達。投げては先発の内海が無四球完投で3勝目を挙げた。1点を追う二回、阿部が二塁打で出塁すると、続く谷がバックスクリーンに2ランホームランを放つ。谷の今シーズン初アーチは貴重な逆転弾となる。三回には阿部が3ランホームランを放ち3点を追加。さらには六回に22試合連続安打となるラミレスのタイムリーで1点を奪い、突き放した。内海は、二回に中島にソロアーチを浴び先制を許すものの、八回まで毎回奪三振の気迫あふれる投球。楽天打線を寄せつけず、4安打1失点無四球でチーム初の完投勝利を挙げた。巨人は通算5勝2敗となり交流戦首位タイに浮上した
5.26	日本ハム	○	1回、木村拓の2試合連続本塁打となる3号2ランで先制。4、5回にも1点ずつ加えた。新外国人左腕のバーンサイドは6回途中まで5安打2失点で来日初登板勝利。クルーンは来日通算100セーブを達成。4打数4安打のラミレスは90年クロマティを抜いて巨人の外国人単独首位となる21試合連続安打をマークした
5.25	日本ハム	○	巨人は3対4の4回、木村拓の適時二塁打で追い付くと、6回に暴投で勝ち越しに成功。8回にはラミレスが勝負を決める17号ソロを放った。3番手の西村健がリーグトップタイの6勝目、クルーンが15セーブ目を挙げた。
5.24	西武	●	巨人先発の野間口貴彦投手は1対1の4回、Ｇ．Ｇ．佐藤、続く石井義に一発を浴び逆転を許した。5回にも中島に12号ソロを献上。巨人打撃陣は6回1死一塁、谷の中前安打と相手ミスの間に阿部が生還し差を2点に詰めた。9回は2死から亀井義行外野手が、この日3本目となる右前安打を放ち一発同点の見せ場を作ったが坂本勇人内野手が遊ゴロに終わり、交流戦初の連敗となった。巨人はロッテに2連勝して交流戦で好スタートを切ったが、西武に2連敗し借金も3となった。4失点の野間口が負け投手となり、先発投手に勝ち星がない試合が連続10試合に伸びた。打線も4回以外は毎回走者を出しながら、9残塁で2点どまり。最近の巨人選手は良い時はみんな良いが、悪くなると、雪崩現象的にみんな悪くなって踏ん張りが利かなくなる。特に生え抜きは精神的に虚弱
5.23	西武	●	先発グライシンガーが西武打線の一発攻勢で5回7失点の乱調。巨人は5度目の5割挑戦に失敗した。初回にラミレスの2塁打で先制したが、その裏2死三塁からブラゼルに右前に落ちる同点打、Ｇ・Ｇ・佐藤には勝ち越しの13号ランなどで4点を失った。2回にも中島に10号2ラン、3回にはＧ・Ｇ・佐藤にバックスクリーンに2打席連発となる14号を浴びた。8回から今季初登板した林も中島に、この日2発目の本塁打を打たれるなど3失点。
5.21	ロッテ	○	ラミレスの2打席連続ホームランなどで一時は7点をリードしたジャイアンツは、食い下がる千葉ロッテマリーンズに2点差まで詰め寄られたが、豊田、クルーンが完璧なリリーフを見せ、逃げ切った。巨人はここまで交流戦で大きく負け越しているロッテに連勝した。初回に敵失で1点を先制した巨人は、三回にラミレスのホームランなどで4点を追加、さらに五回にもラミレスがホームランを放ち2点を奪い、五回までに計7点を奪う猛攻を見せる。一方、先発の内海は、走者を出しながらも、粘りの投球で四回まで無失点に抑える。しかし五回に一死満塁から内野ゴロで1点を失うと、さらに西岡に2点タイムリーを浴び、マウンドを降りる。勝ち投手の権利が得られる五回を投げきることが出来なかった。後を受けた2番手の西村健がオーティズを1球で中堅フライに仕留め、このピンチを脱した。続く六回には西村健が二死走者なしから、連打で一、三塁とされ、マウンドには3番手の藤田が登板。死球を与え満塁とするが、大塚をフルカウントから空振り三振に仕留め、古巣・ロッテ相手に堂々のピッチングを見せ、無失点でしのぐ。七回に山口が粘るロッテ打線の反撃にあい2点を失うものの、八回から投げた豊田が三者凡退に抑える完璧な投球で相手打線の反撃を断った。六回以降ノーヒットに抑えられていた巨人打線だが、九回に坂本の安打を足がかりに一死満塁のチャンスを作り、ゴンザレスの内野ゴロで1点を追加、貴重なダメ押し点を奪う。九回は守護神・クルーンが三者凡退で締め14セーブ目を挙げた。巨人は2005年から昨季までロッテに3勝13敗と負け越していたが、昨夜からの連勝で、最高の形で今季の交流戦をスタートできた
5.20	ロッテ	○	プロ野球は今日から交流戦がスタート。交流戦初戦は両軍合わせて37安打が飛び交う乱打戦。最大6点をリードされた巨人だが、八回になってラミレスの3ランで逆転に成功。千葉ロッテマリーンズに打ち勝った。巨人は先発・高橋尚がロッテ打線に猛攻を受け、三回途中で降板。ピンチでリリーフした越智も攻められ、序盤で6点をリードされた。一方、巨人打線もロッテ先発のルーキー・唐川を攻める。ここまで3戦3勝の唐川から、脇谷が二回と四回にタイムリー。五回には阿部、ゴンザレス、谷の3者連続タイムリーで2点差に追い上げ、この時点で唐川はマウンドを下りた。それでも巨人は攻撃の手をゆるめず、七回にも阿部、ゴンザレスの連続タイムリーでようやく同点に追いついた。その裏、粘るロッテ打線に再び2点をリードされたものの、八回、小笠原のタイムリーで1点差に。さらにラミレスが右翼スタンドぎりぎりのところにホームランを叩き込み、とうとう逆転に成功した。九回裏に登板したクルーンは、なおも粘るロッテ打線に1点差に詰め寄られたが、逃げ切った。4時間を超える乱打戦を巨人は計23安打で制し、12対11で交流戦を白星でスタートした
5.18	広島	○	序盤のリードを守り切り勝利、対広島戦の連敗を4で止めた。初回、小笠原の適時打、4番・ラミレスの13号3ランで4点を先制。先発の木佐貫がピリッとせず4回2/3を3失点で降板して嫌なムードも漂ったが、8回に代打の谷が2点タイムリーを放ち勝利をたぐり寄せた。2番手の西村健が4勝目を挙げた
5.17	広島	●	クルーンが抑えに失敗し巨人が痛い連敗。1点リードの9回に登板したクルーン、2死二、三塁から東出に一、二塁間をゴロで破られ追い付かれた。10回には門倉が栗原に4号2ランで勝ち越された。シーボルには適時二塁打でこの回、3点を奪われた。阿部が4回4号2ラン、7回には一時勝ち越しとなる適時打を放ったが、投手陣が持ちこたえらなかった。巨人先発のグライシンガーはハーラー単独トップの6勝目を狙ったが6回4失点で降板。クルーンが安定していない。
5.16	広島	●	巨人は先発の野間口が5回5失点の乱調で完敗。借金も3となり16日から始まる交流戦前の5割復帰が出来なくなった。野間口は3回に高橋から4連打で3失点。4回にも2点を失った。6回には14日の横浜戦で先発した金刃をマウンドに送るも先頭の前田に初球をいきなり本塁打された。打線もリーグ防御率トップの高橋に抑えられ、8回にラミレスの適時二塁打で1点を返しただけだでリーグトップタイの5勝目を献上した
5.15	横浜	○	5番・捕手でスタメン復帰した阿部の決勝打で巨人は連敗を止めた。1対2の8回2死一、三塁から4番・ラミレスの右中間安打で同点。続く阿部も左中間に勝ち越し打を放った。先発の内海は6回2/3を2失点の粘りの投球。9回はクルーンが2死一、三塁のピンチも仁志を三塁ゴロに打ち取った
5.14	横浜	●	巨人は先発・金刃憲人投手の乱調で連敗を喫した。2回に谷の左翼線適時二塁打で先制するも、その裏に5点を奪われ逆転。金刃は1回2/3を5失点で今季初黒星。 9回に阿部の3号ソロで反撃するも、後続を寺原に抑えられた
5.13	横浜	●	巨人は1回に小笠原の左前安打で先制すると、4回にはラミレスの12号2ランで3点のリードを奪う。しかし、追加点が奪えず、7回に先発・高橋尚が村田に10号2ランを打たれ1点差に詰め寄られると、9回には守護神・クルーンが同点打を浴び延長戦に突入。そして延長10回、代わった越智が1死三塁から仁志にサヨナラ打を打たれ、またもや5割復帰に失敗した
5.11	中日	○	巨人は2試合連続の2ケタ安打でと打線が爆発、9点を奪い逆転で中日に今季初めてカード勝ち越しを決めた。同点の6回、小笠原の8号ソロで勝ち越すと、隠善と脇谷の適時打で3点を勝ち越した。7回にも3点を追加した。プロ2年目で初スタメンの隠善は3安打3打点の活躍。グライシンガーは3回に3点を失うも立ち直り5勝目。これで巨人は5月の9連戦を6勝3敗とした
5.10	中日	○	4番ラミレスの決勝打で巨人は5月の9連戦を5勝3敗とし、勝ち越しを決めた。初回に坂本の3号ソロで先制、脇谷の適時二塁打などで追加点を奪った。デラロサの代打1号で追い付かれた直後の8回、2死三塁からラミレスが左前に弾き返し勝ち越し中日に競り勝った。9回は守護神クルーンが走者を出しながらも抑え10セーブ目
5.9	中日	●	巨人が連勝を逃し、4位転落。2回に今季初めて先発出場した加藤の適時打などで2点を先制するも、先発の内海が4回に連続タイムリーを浴び同点とされ、2対3の5回には和田の適時打、中村紀に7号2ランを浴び逆転を許した。内海は5回6失点の背信投球で3敗目。打撃陣もあと一本が出なかった。6回小笠原の7号ソロなどで反撃し、9回には無死二、三塁と一打同点のチャンスを作ったが、生かせなかった
5.8	阪神	○	巨人は4対5の8回、無死二塁から4番ラミレスが阪神4番手の久保田からバックスクリーン左に10号2ランを放ち、逆転勝ちで首位阪神に一矢を報いた。巨人の連敗は2でストップ。5番手の山口が2勝目。9回を3人で締めたクルーンが9セーブ目を挙げた。前夜、本塁打性の打球が左翼席の阪神ファンに当たり、二塁打と判定されたラミレスは「きのうは1本損したが、その分を取り返せた」と笑顔で殊勲の一打を振り返った。主砲のここ一番の集中力に原監督も「いまのチーム状態では、起死回生の一発だった」と絶賛だった
5.7	阪神	●	巨人は首位・阪神に競り負け2連敗、借金が3となった。ラミレスの初回に9号2ランで先制するも、2回に鳥谷4号2ラン、矢野1号ソロ先発で逆転された。3回には木佐貫が金本への頭部死球で危険球退場。6回には金本に6号ソロを打たれた。7回にラミレスの適時二塁打とゴンザレスのライトゴロで追い付くも、8回に3連打で決勝点を失った。4番手の山口が初黒星。それにしても不運、ラミレス選手が打った逆転ホームラン性のレフトスタンドへの飛球を、阪神ファンらしき観客が手を出してスタンドへ押し戻し、二塁打となるプレーがあった。日テレのスローVTRで確認したが、あれは確実にホームランだろう。どうも、悪質なファンのプレーだったような気がする
5.6	阪神	●	2位中日に圧勝で勝ち越し勢いに乗る阪神に完敗し、阪神に球団通算4500勝を献上。連勝は3で止まった。1対1で迎えた4回、先発の高橋尚が4安打を浴びKO。代わった西村健が投手のアッチソンにタイムリーを浴び、エラーも重なって5失点を喫した。その裏、ゴンザレス2号2ランで反撃したが、7回に金本と鳥谷のタイムリーでダメを押された。高橋尚は3敗目
5.5	ヤクルト	○	巨人がヤクルトにカード3連勝。広島が横浜に敗れたため、巨人が3位に浮上した。巨人は1対2で迎えた5回、まず2死二塁から坂本の右前タイムリーで同点とした。小笠原が安打、ラミレスが四球で続き、2死満塁で阿部が走者一掃の左中間二塁打で勝ち越した。先発のグライシンガーは8回3失点で4勝目を挙げた
5.4	ヤクルト	○	巨人が12安打でヤクルトに連勝し、3カードぶりの勝ち越しを決めた。先発の野間口は5回2失点の投球で今季初勝利を挙げた。巨人は2回、野間口、亀井の連続適時打で3点を先制。その裏、川島のスクイズなどで1点差とされたが、5回に小笠原が6号。6回には脇谷が右前適時打、7回にはゴンザレスが左犠飛と着実に加点。5投手の継投で反撃を許さず連勝。高橋由選手が腰の違和感で登録抹消。ヨシノブ不在の緊急事態にＧナインが奮起。打線が見事につながって先制、中押し、ダメ押しと理想的な展開で連勝を飾った。前日まで4番の高橋由が腰の張りで登録を抹消。このピンチに阿部が今季初の猛打賞で攻撃の口火を切ると、ゴンザレスが来日初の犠打2つに犠飛でチームに貢献。スタメン起用された谷、脇谷も渋い働きを見せた。今季初先発の野間口が5回2失点で初勝利。4位に再浮上した原巨人が、全員の力を結集し、上位陣に食らいつく。二岡、李、上原、高橋由と、開幕時の主力が続々と離脱した。逆境を力に変えてこそ、本物の強さが身についていく。上位3チームとの9連戦は連勝発進で、借金は2まで減った。中軸が打てば、打線はつながる。ヨシノブがいない中、つないでつないでという野球ができて点が取れた。この調子で明日から頑張って欲しい
5.3	ヤクルト	○	追い詰められた巨人が9回の集中打で奇跡の勝利を手にした。ノーヒットに抑えられていた村中から28人目の打者、亀井が右翼フェンス直撃の二塁打で記録を封じると、代打の大道が右中間へ決勝の2点二塁打。阿部が不振脱出を予感させる通算150号の右越え3ランで続き、試合を決めた。投げても内海が勝利を呼ぶ7回無失点の力投。投打がかみ合い、0対5の勝利。5月反攻の幕が開いた
5.1	広島	●	広島先発・ルイスに6安打無四球の初完封を許し、今季3度目の零封負けで連敗、2カード連続の負け越しで広島と入れ替わって5位に転落。先発の木佐貫は赤松に3号3ランを許すなど4回までに4点を失い今季2敗目。8回から3番手で登板した会田がさらに2点を献上し、0対6で大敗した
4.30	広島	●	巨人は亀井の2発の本塁打で勝ち越すも、中継ぎ陣が終盤に失点し惜敗した。巨人先発・高橋尚が赤松に2試合連続となる先頭打者本塁打を浴び先制され、2回には前田にソロ本塁打を打たれ2点のビハインド。盛り返したい巨人は3回に亀井の本塁打で1点差に迫ると、7回にこの日2本目となる2ランを放ち逆転するも、8回から登板した山口が東出に左中間適時二塁打を打たれ同点。9回には１死一、三塁から門倉がシーボルに左前に運ばれ決勝点を奪われた
4.29	広島	○	巨人が広島3連戦の初戦を勝ち、連敗を2で止めた。1―1で迎えた4回、ゴンザレスが勝ち越しタイムリー。７回、２―２と再び同点にされたが、その裏再びゴンザレスの今季1号ソロで勝ち越した。先発のグライシンガーは7回2失点で3勝目、9回はクルーンが抑え7Ｓ目を挙げた
4.27	阪神	●	抑えのクルーンが乱調で原巨人まさかのサヨナラ負け。1点差で9回に登板したクルーンは、先頭打者の鳥谷に左安打されると、暴投、犠打などで２死一、三塁。赤星が三遊間ボテボテのゴロが内野安打となり同点。続く藤本に四球で満塁。3番・新井には2ストライク3ボールから外角のきわどい直球をボールと判定され連続四球で押し出しで負け。巨人は6回にラミレスの2点適時二塁打や、代打・谷の中前適時打で3点を奪って、先発の内海は6回1失点の好投していたのだが。門倉、藤田、山口とつないだがクルーンが誤算となり2連敗で借金3となった
4.26	阪神	●	4連勝中の原巨人は上原浩治投手が先発し5連勝を狙う。阪神は岩田。が、この日も上原は、阪神打線相手に4回1／3を5失点とKOされ4敗目、チームの連勝も4で止めた。打線も6安打で2点得点と元気がなく阪神・岩田にプロ初完投を許した
4.25	阪神	○	横浜に今季初の同一カード3タテを飾り勢いに乗る巨人は敵地・甲子園で首位を走る阪神との3連戦に挑む。今季4戦に登板し2勝、防御率1.96とＧ先発陣でトップの木佐貫が先発。阪神は開幕投手の安藤が先発。Ｇ打線は2番・中堅に亀井を起用し、虎攻略に挑む。結局、巨人が首位の阪神に快勝し、今季初の4連勝を飾った。先発の木佐貫が5回を1失点の粘りの投球で3勝目。藤田、門倉、山口とつなぎ9回をクルーンが3三振で締めて6セーブ目。打線も3回に高橋由が同点打、6回には代打・谷の三ゴロで野選を誘い勝ち越し、坂本の適時打で追加点を奪った。阪神は5回以降安打が出ず、散発の3安打と打線が元気なかった。
4.24	横浜	○	初回、先頭の坂本が二塁打で出塁、谷が四球でつなぎ無死一、二塁のチャンスを作ると、小笠原が右翼に3ランホームラン。横浜先発・那須野の立ち上がりを攻め3点を奪った。三回から登板した横浜2番手の佐藤に抑えられていた巨人打線だが、六回には阿部が右翼へソロアーチ。この辺り、テレビで見ていた。八回にはラミレスのホームラン、坂本のタイムリーで計2点を奪い、得点を積み重ねて横浜を突き放した。先発の高橋尚は巧みな投球で横浜打線に連打を許さず、7回を投げ2失点の好投で2勝目を挙げた。先制、中押し、ダメ押しという理想的な攻撃で最下位・横浜ベイスターズを下し、今季初の同一カード3連勝
4.23	横浜	○	前半は巨人先発・グライシンガーと横浜・寺原の投手戦になった。グライシンガーは、五回までテンポ良く投げ、毎回の8奪三振。二塁を踏ませない完璧な投球を見せた。しかし、先制したのは横浜。ここからテレビを見始める。グライシンガーは六回、適時打と犠飛で2点の先制を許し、マウンドを降りる。これで負けたかな～と思ったら、その裏、巨人は代打・谷が右前打で出塁。坂本が送りバントを決め、小笠原の適時打で1点を返す。寺原は七回に制球が乱れ、一死から阿部は四球、続くゴンザレスは死球で出塁。谷の適時打で同点に追いつくと、続く坂本が勝ち越しの適時打、さらには代打・木村拓が2点適時打を放ち、巨人はこの回、一挙4点を奪い、逆転に成功した。さらに、八回には阿部の適時打で1点を追加、横浜を突き放した。巨人は西村健、山口とつなぎ、九回は戦線に復帰したばかりの守護神・クルーンが締めた。3投手はいずれも3者凡退と完璧な継投だった
4.22	横浜	○	巨人は先発の内海が8回途中まで5安打1失点と好投し、52年ぶりの宇都宮での公式戦を白星で飾った。内海は2勝目。打線は3回にラミレス、ゴンザレスの適時打で3点を先制すると、5回に再びゴンザレスが適時二塁打を放ち4点目。8回にも2点を追加するなど効果的に加点した
4.20	広島	●	巨人は小笠原の4号2ランで先制したが、先発の上原が逆転を許した。8回に古城の2ランで1点差に迫ったが、無死一、二塁のチャンスを生かせず、広島に連敗した。前日、広島のベテラン左腕・高橋に5安打完封負けを喫した巨人はカード最終戦で今季まだ勝ちのないエース上原の奮起に期待、中4日で5試合目の先発マウンドを託したが、またしても裏切られたそして、豊田は20日の広島3回戦の試合前練習でノックを受けている際に腰を痛め、出場選手登録を外れた。おさえがいなくなり、最悪。上原で負けて、何か、火曜日から応援しようとは思えなくなった。チームの状態が悪すぎ。中継ぎも悪く、エースも駄目。これで、来シーズンに大リーグに行こうと思っているのか。
4.19	広島	●	巨人先発の木佐貫が8回を3安打に抑えながら、5回にシーボルに浴びた3号ソロに泣き、今季初黒星を喫した。打線は広島先発の高橋の前に散発の5安打に封じられ、木佐貫を援護できなかった
4.18	広島	○	スタートダッシュに失敗し現在4位と低迷している原巨人は打線の大幅な入れ替えを行った。坂本が1番・遊撃、高橋由4番・右翼とともに今季初の打順となった。先発は今季4試合に登板し、まだ勝ち星のない高橋尚。広島は大竹。巨人は四回、ゴンザレスが左翼線に二塁打を放ち、出塁。高橋尚のなんでもない打球を遊撃と左翼が交錯し、失策する間にゴンザレスが生還。1点を先制。さらに、亀井が適時三塁打を放ち、巨人はリードを3点に広げた。しかし、その裏、高橋尚は適時打を打たれ、1点を返される。高橋尚は六回にも2安打を許し、一死一、三塁でマウンドを降りる。2番手・西村健は四球を出し、満塁のピンチを招いたが、この回をなんとかしのぐ。このあたりから、テレビを見ていたが、どうも安定感が無い中継陣。抑えのクルーンがいない今、どうにかしのいで欲しい。七回には古城の適時二塁打、坂本の適時打で巨人は2点を追加。巨人は門倉、山口とつなぎ、豊田が九回を締めた。1番に坂本、4番に高橋由を据えた巨人打線に当たりが戻ってきた。14安打を放って、敵地で行われた今季初の広島東洋カープ戦に勝利。中でも、坂本、亀井の新1、2番コンビがともに3安打の猛打賞と活躍したのが光った。先発・高橋尚は4試合目でようやく、うれしい初白星。その一方で、残塁が13もあり、再三、得点圏に走者を進めながら追加点が取れないという課題も残った
4.17	中日	○	巨人は4回、先頭の高橋由伸外野手が昨季Ｇ戦3戦3勝の山井から右越えに単独キングとなる8号ソロを叩き込み先制に成功。この虎の子の1点をグライシンガーとクルーンの完封リレーで原巨人は連敗を2で止めた。先発のグライシンガーは7回1／3を無失点で2勝目。クルーンが1回2／3を走者を一人も出さない完ぺきな投球で締め5セーブ目を挙げた
4.16	中日	●	巨人は初回、阿部の左翼線適時二塁打で先制。その裏先発の内海が2死から中日打線につかまり3点を奪われ逆転を許した。内海は6回に1点を失い無死二、三塁に走者を置いて西村に交代。西村も連打を浴び勢いを止められなかった。巨人打線は3年ぶりの先発となったサウスポーの川井に6安打1失点に抑えられプロ初勝利を献上した
4.15	中日	●	最強トリオ起用(上原、内海、グライシンガーの先発3本柱を投入)で、原巨人が落合竜の3タテを狙うはずだった。巨人は2回、打撃不振のため2軍で調整する李承ヨプに替わり、今季初めて1軍昇格したゴンザレスが左中間への二塁打で出塁すると、続く坂本が三塁線を破る適時二塁打を放ち先制点。3回には高橋由が6号本塁打を放ち1点を追加した。追う中日は4回、森野の4号本塁打と谷繁の左前適時打で同点にすると、李炳圭が左前への2点適時を放ち一気に逆転に成功。続く5回にも谷繁の適時打など2点を追加すると、最後は守護神・岩瀬が締めた。巨人先発のエース上原は4回0／3、6失点でＫＯされ、開幕からいまだ勝ち星なし。ラミレス、外国人初の500試合連続出場達成
4.13	ヤクルト	○	巨人は4番・ラミレスの2打席連発など効果的な本塁打で快勝した。初回に小笠原の3号2ランで先制すると、ラミレスも左翼に4号ソロを放ち3点を奪った。ラミレスは3回にも2打席連発となる5号2ランを左翼席上段に弾き返した。7回には古城が巨人移籍1号で加点し、2カード連続で勝ち越し
4.12	ヤクルト	●	巨人は0対1の4回、1死満塁のチャンス。李の一ゴロの間に三走の小笠原が生還し同点。5回2死一、二塁でラミレスが中越に3号3ランを放ち逆転に成功。しかし、ヤクルトは6回に1点。7回にはリグスの右中間3号3ランなどで4点を奪い勝ち越し、9回にも2点を追加。原巨人の連勝は3で止まった
4.11	ヤクルト	○	原巨人が開幕カードで屈辱の3タテを食らったヤクルトに先勝、1引き分けを挟み今季初の3連勝を飾った。1回にヤクルトの先発、村中から高橋由が今季2本目の先頭打者アーチ、亀井も連続本塁打で2点先制。先発のグライシンガーが7回1失点と好投、8回豊田、9回クルーンの必勝リレーでこの初回のリードを守り切った。
4.9	横浜	○	巨人が横浜に快勝し、1分けを挟み今季初の連勝。最下位を脱出した。6回、ラミレスの2ランで先制すると、7回は相手失策で出塁した阿部が盗塁を決め、追加点に繋げるなど2点を加えた。先発の内海は8回9K1失点と好投で今季初勝利。9回は守護神・クルーンが締めた
4.8	横浜	△	巨人は7日に米大リーグ挑戦とＧ日本一奪回への熱い思いを語った先発のエース上原が2点のリードを守れず、横浜と引き分けた。0対1で迎えた5回1死一塁、阿部の右越適時二塁打で同点に追いつき、続く坂本が左翼に2号2ランを放ち逆転。しかし、上原が5回に相川、7回には吉村にソロ本塁打を許し同点とされると、7回以降はチャンスらしいチャンスを作ることもできなかった
4.6	阪神	○	高橋由の通算250号となる先制2ランのほか、坂本のプロ初アーチが満塁弾になるなど計15安打の猛攻で、阪神タイガースに9対1で勝利した。巨人の先発は今季初登板の木佐貫、阪神は福原。巨人は三回一死二塁で、高橋由が右翼スタンドへホームランを叩き込み2点を先制。五回には、先頭の亀井からヒットを連発。追加点を重ね、4対0で福原をノックアウト。ここから家でテレビを見てた。なお無死満塁で、坂本が2番手・阿部から左翼スタンドへプロ初ホームランを放ち、8対0で阪神を突き放した。八回には、高橋由がこの日2本目のホームラン。ほかに、試合を通してラミレスが3安打猛打賞、亀井、阿部、坂本、脇谷がそれぞれマルチヒットを記録した。投げては木佐貫の制球がさえ、8回を被安打6本、1失点の好投。九回の越智は2奪三振で無失点だった。巨人は今季2勝目、連敗をストップした。
4.5	阪神	●	巨人先発のグライシンガーは6回に金本に3号2ランを浴びるなど4失点で今季初黒星。移籍後初勝利はならなかった。巨人打線は左腕の岩田を攻略できず。9回から登板した藤川の前に3者凡退。原巨人は開幕から3カード連続負け越しで借金6となった
4.4	阪神	●	巨人が連勝を逃した。1回裏、先頭の高橋由が先頭打者弾を左中間へ放り込み、巨人が先制した。高橋由は昨夜から2打席連続弾で通算10本目の先頭打者本塁打。前夜の猛攻の再現が期待された。しかし、先発の高橋尚は2回に同点とされ、4回には今岡とフォードに今季1号を許すなど6回途中5失点でＫＯされた。打線は阪神先発・安藤に封じられ2回から5回まで安打なし。江草─久保田のリレーにわずか4安打に抑えられ、高橋由のソロ本塁打の1点のみに終わった。
4.3	中日	○	巨人が3連続本塁打で逆転勝ち、開幕からの連敗を5で止めた。巨人打線は打線組み替えを敢行。亀井を2番・中堅、脇谷を8番・二塁で今季初スタメンに抜てき。1対5と大きくリードを許した。今日も負けたかと思って、ジムのデレビを見るのをやめた。7回2死一、二塁からリードオフマンの高橋由のバースデー左越3ランで反撃開始。続く亀井は右越同点ソロ、さらに続く小笠原がこの日自身2発目となる右越2号で逆転、中日エース川上をマウンドから引きずりおろした。8回は豊田、9回は新守護神クルーンが無失点に抑え、逃げ切った。2番手で2回を無失点に抑えた西村が今季1勝目、クルーンは移籍初セーブを挙げた
4.2	中日	●	巨人は中日4投手の継投にわずか散発2安打に抑えられ完封負け。16イニング連続無得点で球団ワーストの開幕5連敗を喫した。連敗阻止を託された先発の内海は5回、谷繁に先制二塁打を許し、6回裏で代打を送られ2失点で降板。9回には移籍初登板のクルーンが谷繁に適時打され追加点を許した。打線はアクシデントで降板した山本昌のあと1回1死から緊急登板した陳を攻略できず、8、9回も鈴木と岩瀬の前に3者凡退した。
4.1	中日	●	巨人が球団ワーストタイとなるまさかの開幕4連敗を喫した。ヤクルトに3連敗しスタートダッシュにつまずいた巨人は、昨年日本一の中日を迎えた本拠地開幕戦で今季から先発に復帰した上原をマウンドに上げ、必勝態勢で臨んだ。巨人は1回、小笠原と阿部のタイムリーで2点を先取し、2回に高橋由の犠牲フライで3点リードした。上原は5回まで中日打線を3安打に抑えるなど期待通りの好投。しかし1対3で迎えた6回、李炳圭に同点2ランを浴び、3対3で迎えた9回、先頭打者で迎えた中村に決勝ソロを許し、上原もついに力尽きた
3.30	ヤクルト	●	巨人は中継ぎ陣が打ち込まれ開幕3連敗となった。先発の3年目右腕・栂野雅史投手は5回を2失点。6回から登板した吉武がガイエルに押し出し四球を与えるなど3失点。7回には越智が福川に満塁本塁打を打たれた
3.29	ヤクルト	●	巨人は初回2死満塁のチャンスに阿部慎之助捕手の2点適時打と谷佳知外野手の適時打で3点を先行。ヤクルトから移籍し巨人で初先発のグライシンガーは6回を投げ10安打を浴び3失点。3対3の7回から登板した2番手の西村健太朗が先頭打者を出すと四球2つで無死満塁のピンチをつくり降板。3番手の山口鉄也も捕まり連打を浴び3点を奪われた。3対6の9回2死一、二塁でラミレスに打席が回ったが三ゴロに終わり、原巨人開幕2連敗となった
3.28	ヤクルト	●	今日は飲み会で試合は試合は見ていない。最速161キロの守護神クルーン、前期打点王ラミレス、前期最多勝右腕グライシンガーを獲得し、今年はどうなるんだろと思いつつ、開幕を楽しみにしていたのだが…今季ヤクルトから移籍したラミレスが2回先頭で迎えた巨人での初打席で、いきなりバックスクリーンへ飛び込む1号ソロを放ち、古巣へ強烈な恩返し。しかし、初の開幕投手を務めた高橋尚成は4回5失点でまさかのKO。打線はヤクルト投手陣の前に散発6安打に抑え込まれ原巨人は黒星スタート。1番(右)高橋由、2番(遊)二岡、3番(三)小笠原、4番(一)李承ヨプ、5番(左)ラミレス、6番(捕)阿部、7番(中)谷、8番(二)坂本、9番(投)高橋尚

2007年ジャイアンツドラフト指名

方法	指名	プロフィール	コメント
１巡目	藤村大介	遊撃手　熊本工業高校１７３センチ、６５キロ右投左打	ベース１周13.7秒で走り抜ける俊足が魅力の内野手。“脚のスペシャリスト”として、活躍が大いに期待される
３巡目	中井大介	右翼手／投手　宇治山田商業高校１８０センチ、８４キロ右投右打	打者として懐が深く、右方向にも打てる能力が高い選手。投手としてMAX146キロ右腕、打っても通算26本塁打の好打者。ソフトバンク入りした先輩に例えて“江川2世”の名で注目されるです
４巡目	竹嶋祐貴	投手　滑川高校１８０センチ、８４キロ左投左打	力強い投球フォームで躍動感があります。腕も良く振れて、ボールにキレがあります
１巡目	村田透	投手　大阪体育大学１８２センチ、８０キロ右投左打	右の本格派でボールのキレが良い。肘の使い方が柔らかい投手
３巡目	古川祐樹	投手　明治大学１６９センチ、６４キロ左投左打	スリークォーターから両サイドにキレのあるボールを投げ分る左腕。最速１４４キロの直球を度胸良く投げる。左の中継ぎ・ワンポイントタイプ
４巡目	加治前竜一	外野手　東海大学１７５センチ、７８キロ右投右打	大学球界屈指の右の強打者。自慢の長打で外野の一角を狙う
育成選手ドラフト１巡目	籾山幸徳	内野手　立命館大学１７８センチ、７６キロ右投右打	二塁、三塁を守れる内野手。スイングがシャープで長打力がある
２巡目	西村優希	投手　遠軽高校１８７センチ、７５キロ右投右打	恵まれた体格から柔らかいフォームで将来性が高い本格派右腕。未完成な面が多いが、バネがあり、身体能力が高いため、育成でじっくり鍛えれば楽しみな素材
３巡目	谷内田敦士	捕手　北照高校１７８センチ、７８キロ右投右打	高校生としては、優れたキャッチングと持ち味の強肩を生かして、巨人軍の新人テストに合格。育成選手として鍛え甲斐のある選手

巨人(2008年ジャイアンツ)

読売巨人軍は永遠に不滅です

2008年ジャイアンツ

巨人日本一奪回ならず

セリーグクライマックスシリーズ

巨人日本Ｓ進出決定

巨人リーグ優勝おめでとうございます

2007年ジャイアンツ ドラフト指名

2007年ジャイアンツドラフト指名