巨人(2001年ジャイアンツ)


読売巨人軍は永遠に不滅です

2001年ジャイアンツ

140試合 75勝利 63敗 2引き分け .543 2位
首位打者:松井秀喜 .333
月日相手勝敗 場面
10.1阪神 今季最終戦、つまり長嶋監督の最終戦は防御率トップを狙う井川の前に打線が沈黙。最多勝を狙った先発の入来も打ち込まれ0−5の敗戦。ラストゲームを勝利で飾ることは出来なかった。長嶋監督生活の最後が4連敗、プロデビューの時は4打席4三振、始めと終りを背番号『3』ではなく、1プラスした『4』で締めくくった
9.30横浜 ホーム最終戦は4−9の敗戦。2桁勝利のために高橋尚を引張り過ぎた。試合内容とは裏腹に終盤にかかると東京ドームは異様な雰囲気に。9回頭からは槙原が今季初登板。長嶋監督がマウンドでボールを持って出迎え、投球練習を見守る。槙原は130km代中盤のストレートを村田真のミットに目掛けて渾身投球。谷繁を三振に打ち取る。1アウトを取ったところで斎藤雅にバトンタッチ。長嶋監督と内野陣が取り囲む中、握手で槙原とマウンド交代。斎藤雅も2者を連続三振に打ち取り有終のマウンドを飾った。試合後は長嶋監督の勇退セレモニー及び、槙原、村田真、斎藤雅3者の引退のセレモニーが行われる。長嶋監督はファンに感謝の言葉を一言一言かみしめように語る。そして、マウンド付近に槙原、斎藤雅、村田真の3選手が整列し、引退の挨拶する。挨拶の後、選手会長の松井から花束が贈られる。松井、目を真っ赤にさせていた。その後、選手達と一緒にグランドを一周し、最後に胴上げされた。場内から惜しみない拍手が多数寄せられた
9.27広島 先発入来がまさかの大乱調で5失点。1アウトしか取れずに降板し、2番手條辺も打ち込まれ初回で8点のビハインド。ところが打線が奮起し、松井の3打席連続ホームランなどで凄まじい追い上げを見せ、7回に上原をプロ初のリリーフに送り出し、8−10で迎えた8回には桑田を投入。最後まで勝利に執念を燃やしたが桑田はロペスにタイムリーを打たれ突き放される。それでも9回に江藤の2ランで追い上げたがあと1点及ばず致命的な連敗。今日の敗戦で対広島の負け越しが決定。ヤクルトは勝ちマジック4。完全に優勝から遠のいた、この試合後に長嶋監督は原ヘッドコーチに、「監督を辞任する」と伝えたという
9.26広島 巨人、投手交代がことごとく失敗。満塁の好機を2度も逃し痛い負け。しかし、長嶋監督は「一つは落とせるから」と言うが、ヤクルトは勝ちマジック6。この日、近鉄は北川の9回裏3点差を代打逆転満塁サラナラホームランで、12年振りのリーグ優勝。さて巨人のミラクルは?
9.25広島 先発は巨人高橋尚成、広島高橋健。両高橋の投げ合いは5回までそれぞれ無失点に抑える好投。均衡破れたのは6回、ロペスがレフトへタイムリーヒットで広島先制。対する巨人はその裏、元木が中前安打、高橋由四球、松井倒れたあと、ヤクルト戦では良いところのなかった清原が左中間に逆転の2点タイムリーで逆転。その後を今日も新・勝利の方程式、斎藤雅、岡島、桑田と繋いで4連勝。残り4試合の全勝も見えてきた
9.24ヤクルト 勝つしかない巨人の先発は上原。対して3タテだけは避けたいヤクルトのは先発は入来(智)、そして先発マスクには故障で1ヶ月ぶりの古田を復帰させて必勝態勢。その執念で先制したのはヤクルト。2回、5回と点を取られ2点差。どうにか反撃したい巨人打線だが入来兄の気迫みなぎるピッチングの前に7回まで3安打無得点。しかし連日終盤の1発で引っ繰り返してきた勢いは今日も健在。8回に今日唯一の入来の失投を見逃さなかった仁志の意地の起死回生の同点2ランをレフトスタンドに。追い込まれたヤクルトは9回同点の場面で高津を投入。松井、清原が打ち取られさすがに高津かと思わせたが、2アウトから江藤がセンターオーバーの2ベースで繋ぐと、役者元木が右中間突破のタイムリーを放ちついに勝ち越し。そして最後は今日も桑田が締めてとうとう3連勝を成し遂げた。これでヤクルトとのゲーム差は1.5。巨人はミラクルアゲインへ夢をつなげる。このヤクルト3連戦の最後の3人の投手継投はいずれも斎藤雅→岡島→桑田。斎藤の投入で流れを変え、岡島で追い上げ、そして逆転すると最後に桑田を投入して締め。新・勝利の方程式が誕生。残りゲームは巨人が5、ヤクルトが13。仮に巨人が5連勝して先に日程を終了すればマジック9のヤクルトは9勝4敗でなければ優勝できない。そのプレッシャーの中で今のヤクルトに9勝4敗はかなりキツイだろう。とにかくあと5戦、全部勝つことだ
9.23ヤクルト 3回裏で3点のビハインド。しかし序盤の3点差ごときで諦めていられない巨人は6回にマルティネスのタイムリーなどで1点差に詰め寄ると、7回には主砲松井が逆転の3ランとなる特大アーチをライトスタンドに33号。そして最終回は今日も桑田が締めてゲームセット。ドラマティックに連勝を飾った。7回に味方が点を取ってもらってその裏をピシャリと3者凡退にした斎藤雅、陰の功労者は通算180勝目でヤクルトの差は2.5に縮まった
9.22ヤクルト 今年一番の好試合。ハラハラドキドキの試合。1戦たりも落とせないヤクルトとの3連戦初戦の先発は入来。入来は球に力はありながら何故か不運な当たりが得点になる。ペタジーニのバットをへし折りながら1塁後方に落とされたり、岩村には止めたバットが内野安打になったりと、不運な失点が重なる。頼みの入来は5回で降板。運もヤクルトに味方しているよう。1点差が重い。これで巨人も終りか。とは言えここで諦めるわけには到底いかない巨人は6回に斎藤、7回に岡島を投入する必死の継投。すると8回、高橋、松井が倒れた2アウトから清原が四球で繋ぐと22打席ノーヒットの江藤が奇跡の逆転2ランをレフトスタンドに叩き込む。試合をついに、ひっくり返した。ところがこれで簡単に終わらないのが、この大一番。8回続投の岡島が先頭のラミレスに右中間への2塁打を打たれると度会の送りバントを内野安打にしてしまいノーアウト1塁3塁の大ピンチ。この絶体絶命のピンチを救ったのが桑田。スクイズと見せかけた2盗で2塁3塁とピンチを広げられたが、小野を二ゴロに打ち取り、代打古田は敬遠四球で1アウト満塁。そして真中に遊ゴロを打たせて、ショート元木の頭脳プレーで併殺。このピンチを桑田が見事に無失点で切り抜ける。9回も続投の桑田は何とかおさえ、チーム一丸となった執念の勝利で初戦を制した。見応えのある素晴らしい1戦だ
9.20阪神 巨人メイ、阪神カーライルの両外国人による投手戦が展開される。3回に共にソロを被弾するだけの緊迫した投げ合い。均衡破れたのは最終回、阪神の浜中の1発でついに勝ち越す。巨人は裏の攻撃でバント失敗が響き無得点。連勝は止まり、ヤクルトは負けているだけに痛い1敗
9.19阪神 前回の阪神戦登板で同じ井川との投げ合いで7回を1失点に抑えながら完封負けを喫していた先発の高橋尚、その雪辱を完封のお返しで晴らすナイスピッチングで、巨人は4連勝
9.18阪神 前回最高のピッチングをしたはずの桑田が2回3失点であっさり降板。が、重量打線爆発。2回に清原のソロで1点返したあと4回、高橋由がライトに豪快な満塁弾を叩き込み逆転勝利を収め70勝一番乗りを果たす。今日の試合で斎藤が復帰登板。実に5月6日以来のマウンド、 しかも5回ノーアウト1塁2塁のピンチの場面。ここで斎藤は浜中を見逃し三振、桧山をフルカウントから投ゴロ、1−4−3の併殺で仕留めて無失点で切り抜け、試合の流れを引き込んだ見事なピッチング
9.16中日 先発上原、3回に先頭荒木の打球を左足太ももに直接受けて降板するアクシデントがあるが、巨人の集中打で逆転勝ち
9.15中日 先発は巨人入来、中日野口というエース対決。投手戦になるかと思ったが先制したのは巨人。4回に2アウトから高橋由の内野安打、松井、清原の連続四球で得た満塁のチャンスに江藤がセンターへ2点タイムリー。6回にも江藤のタイムリーで追加点で江藤様様。7回には仁志、元木のタイムリーで野口を5失点KO。9回には高橋由と松井の連続アーチが飛び出し大量9得点。入来は最終回2アウトから福留に2ランを喫し完封こそ逃がしたが今季5回目の完投勝利でハーラートップタイの13勝目を挙げた。が、ヤクルトも広島に勝っているのでマジックは13に減る
9.13横浜 連勝で勢いに乗る巨人、2回に仁志のタイムリーで先制するが、先発のメイが初回から毎回安打される不安定なピッチング。4回につかまり、逆転を許したところで降板。その後は4番松井に2本のホームランが飛び出しながら中継ぎが抑え切れなかったのが響き1点差及ばず連勝ストップ
9.12横浜 先週と同じ、巨人高橋尚、横浜三浦の先発。高橋尚、前回ノックアウトを食らっていた高橋尚だが、今回は前回同様ヒットは許すものの要所を締め6回を1失点。最終回に河原が打ち込まれたがなんとか逃げ切り4連勝
9.9ヤクルト 桑田、藤井の両先発の壮絶な投手戦。共に序盤3イニングをノーヒットに抑える絶好のスタート。特に桑田は2回から3回にかけて4連続三振を奪い、ここ数年でベストピッチング。対する藤井も同じく6回を1安打ピッチングで息詰まる投手戦。7回表の大ピンチを闘志溢れる桑田のピッチングに応えたのは4番主砲の松井。ライト上段の看板へ直撃する豪快アーチを叩き込みついに先制。そして最終回のマウンドには入来。入来は先頭打者こそ歩かせたがその後の3人を打ち取り今季初セーブ。奇跡の逆転優勝へのプロローグとなるかもしれない対ヤクルトに3タテ。これでまだ5.5ゲーム引き離されてはいながら勝利数では首位に踊り出た。今季ベストゲーム
9.8ヤクルト 6回に清原の逆方向の練習でも打ったことのないと言う看板直撃という豪快アーチで勝ち越し、何とかヤクルトに連勝。対戦成績を五分に戻した。上原2ケタ勝利の10勝目。ヤクルト、優勝の焦りか走塁ミス目立つ。ヤクルトの差6.5ゲーム差
9.7ヤクルト 優勝には限りなく絶望的な巨人。古田を欠く首位ヤクルト、初回清原の2点タイムリーを皮切りにマルティネスの2本塁打含む12安打11得点の効率的攻勢でヤクルト投手陣を粉砕。11−2の大差勝ち
8.24中日 ミラクルアゲインの6連勝。打線も好調、高橋由が今日5打数4安打でついに3割到達。松井も3打数2安打で.335。古田を抜き再び首位打者に
8.19広島 中4日の入来が先発。快投を見せ広島打線に付け入る隙を与えない。結局105球を投げ7回零封。巨人に3タテを食らわしてくれた中日がヤクルトにも3タテをお見舞い、セリーグを面白くさせる上位虐め
8.12ヤクルト 巨人の先発は来日初登板のチョンミンテだったが期待に応えることができず。ヤクルトの先発は中4日の入来兄。打線は入来に5回2死までをパーフェクトに抑えられる。しかし6回に相手のミスによる幸運なヒットを足掛かりに1点差にまで詰め寄るとランナーを1人置いて打席には4番松井。松井は代わった山本から弾丸ライナーで東京ドームライト側の壁に突き刺さる逆転2ランを放つ。これで一気に巨人に流れが傾いたかに思われたが今日は中継ぎが大誤算。三浦、河本が打ち込まれ逆に再び3点のビハインドを背負う。そうなるともはや巨人に余力無く最終回も高津に締められゲームセット。3タテはならずゲーム差も再び5に開きミラクルは遠のく
8.11ヤクルト 上原打たれるも、江藤、清原、マルチネス2発(日本球界通算100号達成)の本塁打でシーソーゲームを制し、天王山2連目も勝利
8.10ヤクルト 桑田7回を1失点の好投でプロ通算150勝目の白星。打っては松井の2発、高橋由、元木の1発。しかし、仁志の左翼ポール際の大飛球を最初は本塁打の判定を審判は覆し、ファウルに。長嶋監督、16分間におよぶ猛抗議。天王山3連戦初戦を白星で飾った。しかも球団創設8000試合目にだった
8.7阪神 江藤が13年目にして初めてのサヨナラ打
8.3横浜 清原、昨日に続き連発で長嶋監督「恐れ入る」。負けないヤクルトにデットヒート
7.29ヤクルト 松井19号も打線がつながずヤクルトに敗戦し、自力優勝消滅
7.27ヤクルト 後半戦、白星スタート。桑田376振りの勝ち星、勝率1位のヤクルトを粉砕
7.14広島 延長10回清原サヨナラ満塁弾。ミスター身震い「今年の清原は凄い」と。清原がミラクルをおこせるか
7.13広島 13日の金曜日、魔の8回、条辺2四球と内野安打で一死満塁でアルモンテ押し出し、河本悪送球、二岡タイムリーエラーで投手野手ボロボロ
7.12ヤクルト 清原の走者一掃の二塁打、江藤300号3ラン、高橋由の2ラン打線爆発で連敗を5で止める
7.11ヤクルト 上原、初回わずか20球の悪夢。稲葉、ペタジーニ、古田に3連発にやられる。ヤクルトが勝ち数(44勝)で巨人に並ばれる。巨人5連敗で2位転落
7.7横浜 9安打打ちながら9残塁。条辺の登板過多による疲労の不調が心配
7.4ヤクルト 松井久々逆転16号。首位攻防戦に連勝(勝ち数は1位でも勝率は2位)
6.28中日 長嶋監督通算1000勝目。上原の完封で花を添える
6.26中日 札幌ドーム開幕戦逆転勝利
6.9阪神 清原3連発9打点で快勝。ただ投手はあいかわらず、ボロボロ
6.7中日 連敗脱出。上原完投。清原2発で
6.6中日 99年5月以来の6連敗。勝率では3位転落。長嶋監督も『打線がな・・・今日は近鉄の監督だ。なしだ(梨田)』と。
5.26阪神 今季初の松井2発、先発の上原復帰後2連勝
5.23ヤクルト 松井、右本、中3、左2で、あと、ヒットでサイクルだったのに、チームが負けていたので、走りに走り最後は左2。勝ちたい気迫が見えて感動
5.6横浜 松井の7号ホームランなどで大勝よりも、マルティネスの盗塁に感動
5.4横浜 阿部3ラン。先発マスク10連勝。高橋尚完投。これで3日連続(入来、鄭、高橋尚)の完勝勝利
5.1中日 17対0のボロ負け。工藤打たれる
4.20横浜 横浜スタジアムにて野球観戦。高橋尚の中1日での好投。独走ムードか?
4.12中日 松井、1000試合出場で250号本塁打。入来の好投で巨人、波に乗れそう。
3.30阪神 阿部の大活躍もあり17得点の開幕スタート

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