赤ちゃんの産声の不思議


赤ちゃんの産声の不思議

生まれたばかりの赤ちゃんは、世界中、どこの国でも例外なく「オギャー」と泣く。民族や母国語によって聞こえ方はちがうかもしれないが音声学的に見ると万国共通であり、どんな人種の赤ちゃんだろうと、すべて『ラ』の音で生まれてくる。
これを周波数で言うと約440Hz(1秒間に440回も空気が振動)。
クラシックの演奏会等で、オースケトラが音合わせをするが、そのチューニングの時に使う楽器の『オーボエ』の出す音と同じ事になる。
つまり、赤ちゃんは、生まれた時すでに、絶対音感の持ち主という事になる。赤ちゃんの大きさは世界中、ほとんど変わりがなく、したがって声帯も差が無い事から起こる現象である。
実は、440Hzというのは、国際標準ピッチで定められているが、赤ちゃんの産声と偶然同じなのではない。1939年のロンドンでの国際会議で標準ピッチを440Hzにすると決められたが、通説では「世界共通である赤ちゃんの産声が440Hzだったから」と言われている。


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