正座で足がしびれるわけ


正座で足がしびれるわけ

椅子に腰掛けて過ごす時間が多くなった近頃の人は、少し正座しているとすぐに足がしびれる。
この「しびれ」という状態は、どういうわけで起こるのだろうか。
畳の上にきちんと座っている姿勢を見ると、両足の甲が畳にぴったりとついている。
足の甲の皮膚の下はすぐに骨。
身体の重みに圧迫された皮膚の下の血管は血のめぐりが極端に悪くなり、やがて皮膚から物を感じる知覚神経に麻痺がきて、ビリビリと電気に打たれるようになるが、これが「しびれ」の原因。
この「しびれ」を我慢していると、筋肉を動かす運動神経も麻痺して、ついには立てなくなる。
もっと、我慢していると、次には太腿の後ろ側を走っている坐骨神経が麻痺して、完全に足全体から腰へかけて動かず、こんな時に地震が来ても逃げる事は不可能になってくる。


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