夢はどうして見るのか?


夢はどうして見るのか?

眠りには未知の部分が多い。夢もその一つ。
睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠の2つがある。レム睡眠は、体は眠っているが、脳は半覚醒状態にある眠り。ノンレム睡眠は、体も脳も眠っている状態の眠りという説と、寝返りを良くうつことから体は半覚醒状態で、脳は眠っているという説がある。
この2つは交互に訪れ、各時間についても2時間ごとに繰り返す説や、レム睡眠は20〜30分間で、ノンレム睡眠は1〜2時間という説など、まだはっきりとわかっていない。
夢を見るのは、このうちのレム睡眠の時と言われている。レム睡眠中は、ほとんど、夢を見ているそうなのだ。
また、内容にも違いがあるが、レム睡眠時には、内容が明瞭でない時には非現実的な、古い記憶が再生される「夢想型の夢」が、ノンレム睡眠時には、内容が明瞭でなく、古い記憶の再生でない「思考型の夢」が見られる事が多い。夢想型は朝方、思考型は寝入りばなの夢にあるという。
「今日は夢を見ていない」と思う日も、見た夢を忘れて覚えていないにすぎない。夢を見たという時は、夢を見ている最中か、見終わってすぐに目が覚めた時と言う事になる。
非現実的な夢が多いのは、目覚めている時は現実世界があるので、チエック機能が働いて空想が勝手に動く事を防いでいるが、眠っている時は、それがないので、脳がランダムに記憶を送り出すままなので、夢の中では色々な不思議なことが起こる。
ところで、なぜ、夢を見るのか?、夢には何の意味があるのか?、という事については、夢は創造活動にとって必要という説や、夢の中で不満を解消して脳失調を防いでいるという説、大事でない事を忘れるためとかがあるが、いまだに解明されていないよう。



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