昔の幽霊には足があった
昔の幽霊には足があった
「うらめしや〜」と出て来る幽霊には足がないのが常識になっているが、いにしえの能や古典浄瑠璃の幽霊には、足がついていたよう。
また、江戸中期までの歌舞伎の幽霊にも足があったようだ。
それが文化文政(1804〜1830年)頃、尾上松助(のちの松録)とその養子の3代目・菊五郎が、人魂のフワリフワリと漂うさまにヒントを得て、足のない幽霊を考案。
以来、現代まで伝わり、幽霊といえば足がないというイメージが定着した。
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