マンガのタコはなぜ鉢巻きをしているのか？
「タコ踊り」のタコの絵を見ると、ほとんどが頭に鉢巻きをしめて、アラエッサッサッとばかり踊っている。
誰が最初にタコに鉢巻きをしめさせたのかはわからないが、この鉢巻き、実はタコの腹巻きを図案化したものだと言われている。
タコの体については思い違いしている人が多く、本当の頭は眼の付いている部分で、ここから八本の足が生え、足の真ん中に口がある。スミを吐くのは漏斗であって、口ではない。
つまり、タコのハっちゃんが鉢巻きをしめているのは、頭ではなく、胴ということになるが、それがマンガのイメージが勝ってしまい、誰も胴だとは思っていないようなのです。
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