植物にも血液型がある


植物にも血液型がある

人の血液型は、血液に特殊な血清を混ぜ、その反応によってA、B、AB、O型のいずれかの判別する方法がとられている。
血清に対して型別の反応を示す物質は、糖の一種で「型物質」と呼ばれている。
つまり、植物に血液型があるというのは、この型物質、糖タンパクという血液の凝固を起こさせる物質が植物にも含まれているというのだ。
と言っても、植物全部が型物質を持っているわけではない。
持っているのは全体の1割程度。

植物の血液型
型物質植物名
A型アオキ、キブシ、ヒサカキ
B型イヌツゲ、ツルマサキ
O型ダイコン、カブ、ブドウ、サザンカ、ツバキ、イチゴ、ナシ、ゴボウ、ヤマモミジ、エノキ、さといも、キャベツ
AB型ソバ、スモモ、アワビ、イタヤカエデ、バラ

でも、O型のダイコンが朗らかで、A型のアオキが几帳面といった人間の血液型の性格判断のようなものは、植物には一切当てはまらない。


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