カニカマボコはどうやって作る
形といい、色といい、本物そっくりのカニカマボコ。
しかし、あの中にはカニ肉が全く入っていないのである。
原料は、実はスケソウダラ。
水揚げされたスケソウダラを、骨や皮を取ってドロドロにすり身に溶かし、カチンカチンに冷凍。
それを今度は急速に解凍し、もう一度冷凍すると、カニの足と同じような繊維が出来る寸法。
その際に、すり身に含まれた水分が、一定の方向に向かって流れるようにするのが、よりカニに似させるコツだとか。
専門家の間では「冷凍変形」と言われるテクニック。
こうした後に、カニの香りをつけ、はけで表面に薄っすらと赤い色を塗ったら、カニの足のそっくりさんの出来上がり。
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