弁慶の立ち往生はありえるか?
弁慶の立ち往生はありえるか?
義経の忠実な家来であり、武術に優れた人として知られている武蔵坊弁慶。その最期は、衣川の合戦で、数本の矢を全身に受けながら、立ったまま死んでいったと言われている。
これはのちのちまで「弁慶の立ち往生」として語り継がれていたが、本当に立ったまま死ぬというのは、可能なんだろうか?
弁慶が何人もの人間と戦って、筋肉内に疲労物質の量が増えている時、矢が刺さるという強い刺激が与えられると、全身の筋肉が瞬間的に痙攣し、強く固まる事はありえる。つまり、死んですぐに死後硬直が起こり、立った状態のままだったよう。
いかにも、弁慶らしい最期だったわけだが、これはまれにしか起こらない事だそうだ。
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