2004年 サザエさん日記


本命竜馬が選んだ面白かった場面を書いてみました。

2004年

12月26日
『心をこめて大掃除』
サザエが波平・マスオ・フネ達にクジを引かせようとするのだが、カツオが横取り。そして、大当たり。実は、ドブ掃除のクジだったオープニング。「波平とマスオは家具の運び出し、ワカメとタラは雑巾がけを手伝うよう」にとサザエが言うと、波平は「まずは仏壇から」と言う。師走の13日は、「事始め」と呼んで、仏壇のすす払いをしてからお正月の準備に取りかかるようだ。ワカメにフネが事始めの説明をしている間に、波平が仏壇を掃除する。そして、三人で、手を合わせると、先祖が現れて「なかなか良い心がけじゃ」と。ところが、カツオが「お供えの大掃除はボクが」とお供え物の饅頭を取ろうとすると、先祖が拳骨でガッンと。カツオ、誰に殴られたかと不思議がる。サザエとカツオが机を運ぼうとするが、カツオでは無理。それで、カツオの代わりにマスオが運ぼうとするとするが、マスオ、引き出しだけ持って「軽い、軽い」と。気づけよ。ワカメ、本棚の後ろからブローチを見つける。随分、探したそうだけど、どうして、本棚の後ろにブローチが… フネ、波平の万年筆を見つける。波平、無くしてしまったと思ったらしいけど、カツオのせいにしたんじゃないかな… サザエ、タンスの後ろから、マスオのヘソクリを発見。タンスの裏に封筒をガムテープで貼っている。中から一万円札が数枚。サザエ「ラッキー」と嬉しがるが、マスオに返すときに、何で、マスオは「すまない」と謝るんだ… タラとワカメ、古い障子を破っていく。タマも虎の輪くぐりのように障子を飛んで破る。調子に乗って、新しい障子も破って、フネを困らせる。波平、裏木戸を「5年間は保障付きだよ」と治すが、すぐに外れてしまう。サザエが畳みを掃除していると、外国人に「タタミ、ワンダフル」と話しかけられる。何でも「イエス、イエス」と言うサザエ、しまいには、畳みを取られてしまう。

『カツオ最後のいたずら』
カツオ、サザエの靴を磨こうと、サザエに木箱の上に足を乗せさせる。ところが、その木箱はローラーがついており、サザエは滑って どんどん向こうに行ってしまうのがオープニング。カツオが公園のベンチにいると、救急車が走っていった。花沢さんと会うと「あの救急車にお姉さんが乗っていた」と。それで、イタズラのせいでサザエが大怪我したかと思ってカツオは慌てる。駅の向こうの救急病院に行くカツオ。(急にテンポの良い音楽が流れたけど…)。花沢さん、豪華な花束を抱えて(カツオが買った事にして、サザエに誠意を見せなさいと。それで許してもらえず、波平から勘当されたら、花沢さん家でカツオをもらってあげるとか…)、病院に行くが、サザエは入院していない。昼が丘の大学病院じゃないかと、カツオ・花沢さんが話していると、サザエが元気に登場。サザエが、駅に行く途中で交通事故があって、怪我した人が顔見知りだったから、付き添ったそうだ。豪華な花束は、玄関に。カツオ、波平に見つかったら、イタズラがばれてしまいそう。が、波平、前もって花沢さんから聞いたらしく、サザエが怪我したんじゃないか真っ青になっていたカツオを姉思いと思い大目に見てもらった。ところが、花沢さん、波平に、今回のイタズラが最後だと言っていたようだ。カツオが花沢さんに誓ったとまで。カツオ、ワカメに白毛があると言われて、追いかけてこない。急に老け込んだようなカツオ。イタズラ引退のせいだろうか。食欲もないカツオ、フネがおでこを触ると、熱。カツオ、風邪だったのだ。カツオが元気が無いと、家の中が火が消えたようになる。カツオ、元気になると、イタズラ復活。

『もういくつ寝るとお正月』
アナゴさんから日めくりカレンダーを貰ったマスオ。サザエはそのカレンダーで、来年はいくつ休日があるか数えるのだが。カツオ、ノートにお年玉をもらう予定表を作っていた。それで、波平に怒こられるかと思ったが、さすがの波平も、情けなくて怒る気がしないと。マスオ、タラにニワトリの真似を見せる。泣き声から、腹から卵が出てくるところまで。サザエから暇そうねと言われて、お使いに行かされる。マスオ・タラ、スーパーに行く。お正月の試食、黒豆、たづくり、かまぼこ、伊達巻、本マグロと食べて、腹一杯になる。マスオ、腹の中だけ、正月がきたみたいだと。ワカメ、友達に「お正月遊ばない」と言ったら、友達は温泉に行くだの、九州のおばあちゃんの家に行くだのと、誰も遊ぶ人がいない。ワカメ、血迷ったのか、その帰りに、知らないおじいちゃんと正月にカルタ取りをする約束をしてしまう。いくらなんでも、危ないだろう。磯野家の餅つき、サザエ・マスオがしていると思ったら、予行練習。カツオ・ワカメ・タラの三人ズッコケ。最後は恒例の挨拶。サザエが「皆様、本年も磯野家をご支援下さいましてまことに」と言って、皆で「ありがとうございました」。サザエ「来年も明るく元気に楽しい家庭づくりを目指しますので」皆「よろしくお願いします」サザエ「それでは」皆「良いお年をお迎えください」そして、アップにタマが出てきて「ニャ〜ン」と。


12月19日
『カツオ備蓄用』
大きな箱(メーカーは天下堂)のクッキーを小さい箱(有名堂)に移し変えていたカツオ。非常用の食料として備蓄していたと言う。お歳暮用のジュースに、非常時はビタミンCを取らないといけないみかんも。最近、お酒の量が増えてきた波平・マスオに、健康の為と、カツオのアイデァを取り入れるサザエとフネ。小さいトックリで熱燗にする。波平・マスオには今までのトックリよりも入ると騙す。また、サザエは、マスオのタバコを黙って抜いて備蓄。マスオ、タバコの減りが早いと気づくのだが、まさかサザエが犯人とは思わない。マスオ、夜にタバコを吸おうと思ったが、タバコを切らす。波平からもらおうとすると、サザエが備蓄のタバコを差し出す。マスオのから抜いたとは言わずに「お客さんが忘れていった。忘れている事も忘れているから」と言って。ノリスケの家(晩酌はお銚子二本と決まっている)でも、小さいトックリになったらしい。そこで、波平・マスオにバレテしまうのだが。波平「けしからん」と怒っている。ところが、波平、家に帰っても、直接の怒らずに、新しいトックリ、二合用を買ってくる手段に。サザエ「いい年して弟のアイデァに乗るとは」と説教。カツオには「今日と言う今日は徹底的にやるから覚悟しなさい」と。カツオ、一年分まとめて波平の説教を備蓄したいと言っていたが、さすがに波平のお酒がらみの説教は… カツオが机にうつぶせて泣くほどの説教を受けることになろうとは。でも、サザエがカツオの部屋にお盆で持ってきた晩ご飯・ハンバーグは綺麗になくなっていたが。

『いつも前向き思考 』
サザエが洗濯物を干していると、オカルさんが、駅前の公会堂でミス日本の地区予選の話題を出すが、サザエにも出場したらとの提案かと勘違いするオープニング。フネと知り合いが道路で話していると、サザエが戸を足で開けて出てくる。それをフネに注意されるが、サザエはマスオに「戸が固かった」と、戸を治してくれと。しかも、足で踏んで開くようにとまで。マスオ、設計図を描くのだが、カツオに、泥棒まで入られるかもと言われて、却下になる。マスオ、日曜大工で良いように使われる。サザエ、紅茶とモンブランのケーキで、マスオのご機嫌を取る。カツオ、地球儀を見ながら将来について悩んでいる。野球の選手になるか、サッカーの選手かと。波平まで、カツオが野球選手になってアメリカまで応援に行くという壮大な夢に期待する。サッカーだとヨーロッパまで応援に。そんな事をフネに相談すると、フネは「そんな事より、今は勉強の方が先だと思いますけど」と。フネ「楽観的過ぎる。夢ばかりみたいな事ばっかり言って。皆、お父さんに似たんだわ」と波平批判。新築の建物を波平が見ていると、サザエが通りかかる。サザエ、美容院が出来ると思うというが、波平は居酒屋。家に帰ってもそんな話題で盛り上がる。カツオはケーキ屋、ワカメは花屋、タラは玩具屋と、皆、自分の都合の良い店を想像する。フネだけが冷静に「クリーニング屋だそうですよ」と。サザエが駅前の宝くじ売り場を通ったら、そこで「ここから一億円の当たりが出ました」と張り紙があったそうだ。それにしても、誰が当たったのだろうと話すと思いきゃ、マスオは、もしボクが一億円当たったら、サザエに大きなダイヤの指輪、カツオは色々なゲーム機、タラには玩具屋さんごと」と言っていると、ワカメもそれを聞いていたらしい。ワカメ「お兄ちゃんばっかり」と、物凄い表情でプンプン。ワカメの膨れ顔が可笑しかった。

『夜なべの思い出』
タラ、夜なべを鍋だと思っていた。マスオのお母さんも夜なべをしていたらしい。朝、目を覚ますと、手袋が枕元に置かれてあり、うれしかったようだ。マフラーの時もあったようだ。タラ、サザエにも夜なべして下さいと。サザエ、すぐに毛糸を買ってくる。サザエ、マスオぐらいの歳になったら、サザエも夜なべした事を思い出してくれるかしらと期待する。フネに手伝ってもらって毛糸を巻くのだが、サザエ、毛糸から手が取り出せなくなる。フネに巻き戻ししてもらう小ネタもあった。カツオ「姉さんは、夜なべするタイプのお母さんじゃないよ。夜遊びするタイプお母さんだよ」と。サザエとフネが夜なべしていると、マスオが雑炊を作る。そこに波平、雑炊をご馳走になりながら一杯。カツオ・ワカメまで、雑炊を。タラ、朝、夜なべの手袋を探す。一夜で出来ると思っているらしい。タイコさん、イクラに夜なべで手袋を作った。タイコさん、タラの分まで作っているようだ。サザエ、その手袋をタッチさせてと申し出る。サザエ、タイコの続きの手袋で、夜なべする。熊のイラストの入った手袋。タラ、朝、起きて、喜ぶのだが、タイコさんが編んでくれたとバレバレ。サザエ、今度はマフラーで夜なべする事になるのだが、それをタラに見られる。マスオは、タラが大人になっても、忘れないだろうと言うけど、黄色のマフラーって、物凄く目立ちそう。


12月12日
『カツオの忘年会』
花沢さんがカツオや中島に呼びかけて、忘年会をやろうと。花沢さんのお父さんがずっと前に、あさひが丘商店街集会所を予約していたけど、皆、都合が悪くなったから、花沢さんら子供たちの忘年会場所にしょうとする。ところが、西原、橋本、中島も参加は駄目になった。その日は、中島は親戚の子が遊びにくるのを忘れていたそうだ。中島、そんな大事な日を忘れんなよ。男子が皆、参加出来なくなると、女の子に囲まれて…と、想像するが(なぜか、花沢さんからプレゼントを渡される場面だぞ)。波平・マスオは忘年会。二人がいない日は大抵、カレーライスらしい。学校に行くと、早川さんのお父さんにスキーに連れてってもらうかおりちゃんに断れるカツオ。これで、花沢さんとカツオの二人だけの忘年会。カツオ、サザエに主婦だけの忘年会を開催したらと企画させるが、サザエは暮れの忙しい時期に…と、断わる。カツオ、風呂場でマスオに忘年会を集会所でと誘うが、マスオ、忘年会は沢山だと、日曜日ぐらいはゆっくりしたいと断わる。ウキエさんも誘い、その日に忘年会をするというが、キッチンが無いところでは駄目だという。皆で材料を持ち寄って料理するらしいので、集会所は駄目らしい。花沢さん、俄然、カツオとの忘年会はやる気。花沢さんの母が腕によりをかけて料理を作るらしい。カツオ、大弱りで、裏のおじいちゃんが俳句の仲間とやるとか言ってしまうが、今年は手頃な場所が無いという事で中止に。集会所は前にやったらしいけど、年寄りは畳の無い部屋じゃないと評判が良くないらしい。でも、救世主・伊佐坂先生が集会所を原稿を書く為に借りたいと申し出てきた。家ではウキエさんら女6人集まって忘年会をするので、伊佐坂先生、仕事にならないらしい。で、花沢さん、ウキエさん達の忘年会に呼ばれて一件落着。

『大和撫子入門』
サザエ、お茶会で外国人に「ビューティフル」「大和撫子」と言われ有頂天。しかし、足のしびれで台無し。サザエ、少しでも長く座れるようにと正座の練習をする。しかし、急には… サザエ、フネから着物の着付け教えてもらう。サザエが着物を着ると、マスオすら誰だろうと思う。サザエ、着物を着ろうとするが、フネがいないとやっぱり着れない。仕方なく、洋服に着替えるが、後ろのファスナーがしめられない。太ったのか。でも、その服で外出していたけど、誰にしめてもらったのか、疑問。サザエ、カツオにジュースを奢ろうと、100円玉を財布から取り出すが、それを下水に落としてしまう。サザエ、絶叫。散髪屋の店員まで飛び出してくる。しかも、サザエは、その下水溝を恨めしそうにずっと眺めていた。それほど、家計は苦しいのか。ノリスケ、サザエの和服姿を褒めるのだが「そうやって、ハサミを持って(顔が)赤くなっているところは、カニそっくりだ」と言ってしまう。その後は、ノリスケを下敷きに圧し掛かる。まあ、髪型がカニみたいだけどね。

『燃えよ、福引』
あさひが丘商店街の豪華賞品が当たる年末福引、カツオが燃える。1等アメリカ西海岸の旅(2名招待なので、サザエは家族皆で行けないからと怒っている)、2等液晶大型テレビ、3等ゴルフセット、4等炊飯器、5等ドライヤー、6等フライパン、7等タワシ、8等ティシュ。抽選券は10枚なので、先発隊にカツオ・ワカメ・タラで行く。が、タラは赤が出て喜ぶが、ガラガラが面白いだけで8等。ワカメも8等。カツオも駄目だったようだ。カツオ、クジで福引を引く人をクジで決めようとする。運の良い人に福引を引いてもらおうとする。波平、マスオ、タラ、ワカメも外れで、磯野家で一番クジ運の良いフネですら外れ。ここで、サザエが…と、思ったら、そういえば余談だけど、サザエさんの最終回は、商店街の福引で1等のハワイ旅行を引き当て、家族でハワイ旅行に行くというな説が流れたが、一家を乗せた飛行機は途中で海に墜落し、海面に投げ出された磯野家の人々はサザエは貝のサザエに、カツオは魚の鰹にといったようにその名が示す海の生き物の姿に戻り、海の中へと帰っていった話しがあるが、まさか… サザエさんの最終回に導くような大きな話しになるのでは…。結局、占い通り最後に引いて、当たり。サザエは占いの通りに行動する。勝負事には犬またはお供をつれてと書いてあったので、カツオを犬代わりに連れて行く。そして、神社でお参りして、お坊さんすら手を合わせるが、お坊さんとサザエが思った人は、呉服屋のおじさんだった。そして、福引は… サザエ、何事も最後まで我慢した方が良いと占いに書いてあったので、後ろの人に譲るが、その譲った相手が1等を取ってしまう。サザエ、目を回してしまう。結局、サザエは5等のドライヤー。カツオが「自分と波平は使わない」と言ったら、波平は「わしは使うぞ」に、皆、驚愕。当たった人は新婚さんらしい。なぜか、サザエが想像する男の人の後ろ姿はマスオに似ていたが。いや、完全にマスオだ…


12月5日
『ぼくは赤ちゃん』
イクラがタラの玩具を全部取ったからとタラがイクラを泣かせる。すると、サザエが「タラはお兄ちゃんだから」と言ってタラを叱る。タラは「お兄ちゃんになりたくない。赤ちゃんになりたい」と。道端で転んで、泣き出すタラ。サザエは見捨てようとするが… カツオもワカメと喧嘩すればカツオが悪い事になるので、カツオもワカメの弟になりたいと。ワカメ、カツオに布団を敷かせようとする。意外と貫禄がある。タラ、朝ごはんを食べようとすると、サザエは赤ちゃんだからとタラにミルクを。しかも、オムツを替えようと… 悪く言えば虐待に近いものが… カツオが昼寝のし過ぎで昨晩寝られずに翌日、保健室で寝た事がバレて波平に叱られる。「磯野家の跡取りとして恥ずかしいとは思わんのか」と説教。

『姉さん走る十二月』
松田さんからお歳暮の礼状が来ていないかと波平が探しまくるが、実はサザエが松田さんにお歳暮を贈るのを忘れていたんだけど… それにしても、そんなにお礼状が大事なのか。それにしても、師走にきてサザエが走りまくる。年末になると値上がりするモノがあるからと、おせち料理の材料をあっちこっち買いまくる。フネが頼んでいたノリを買い間違える。フネは障子張り用のノリが欲しかったのに、サザエは焼き海苔をかっていた。年賀状を書くサザエに、オカルさんが回覧板を持ってきて、つい「おめでとうございます」というサザエ。そそっかしいというか… 波平がサザエに言う説教「師走は何かと忙しいのだから、無駄な走りはしないように」と言うが、ごもっとも。波平とマスオは忘年会が続く。マスオの会社によると、飲み会はごく親しい仲間と飲む事だそうだけど、アナゴさんと飲むのが飲み会なんだろうな。リカちゃん、何とカツオやワカメとタラの関係を知らなかったらしい。カツオがタラのおじさんにあたると聞いて、ビックリする。しかも、リカちゃんはサザエに「タラちゃんはおばさんに連れられていった」と言ってしまうので、サザエは誘拐だと思って大慌て。本当はワカメがタラを連れていったのに。カツオ、サザエに「オヤツは自分で作って食べてよ」と言われて、クッション並のホットケーキを作って食べるのがオチ。

『マスオ幸せメガネ』
磯野家に迷う込んだシャム猫。チクワも玉子焼きも食べない。それを幸せそうに食べるのはマスオ。マスオ、おでんの鍋からの湯気でメガネが曇る。それをマスオは幸せの印だと言う。温泉に入ると曇るし、うまいラーメンを食べる時も曇る。舌もとろけるようなフグチリを食べる時、サウナで汗を流す時とか。カツオはスケールが小さいと言われるが。タラのガールフレンドだと思うが、そのシャム猫、タラは「ジャム猫」とタラは言う。そんなタラ、サングラスをかけたチンピラに「幸せですか」と言うが… いつか殺されるぞ。シャム猫は小川さんの家の猫。小川さん、英語とフランスごがペラペラらしい。サザエ、一番高いキャットフード買って食べさせるが、それでも食べない。本当、何を食べているのやら。小川さんの実家と磯野家はそっくりらしい。しかも、7人家族。磯野家はカニ鍋だからか、小川さんを夕飯に誘う。何か景気が良くないか…


11月28日
『イクラのエアメール』
サザエとタラが玄関先の通りを掃除をしていると(チリトリの柄がタラの目玉の所まであるデカイ)、イクラがイクラ宛のエアメールを持って自慢する。サンフランシスコのゴールデンゲートブリッヂの絵葉書で、タイコの友人の主人がアメリカに転勤になって、イクラに送ってくれたようだ。イクラ、大人にはエアメールを見せるのに、タラには見せたがらない。トイレに隠れるほど。タイコ、それで、その友達に頼んでタラにも送ってくれるようにしてくれた。タラ、エアメールが届くかと思って、ずっと郵便を待っている。やっときた郵便屋に、忘れてきたのではと疑うほど。タラ、伊佐坂先生の郵便は夜も届くので、速達にして欲しいと、タイコの友人に頼んでくれと、わざわざ電話する。何か、タラはエアメールスートカーになっているような。雨の日も黄色い傘をさして、待っているし。今日も来ていないとタラに告げる郵便屋の人に、タラは「英語が読めるんですか」と、疑う。やっと、きたエアメール。ところが、山口県の錦帯橋の橋。タラは真っ直ぐな橋が良いと。しかも、タラの名前が、「トラオ」になっているし。「TARAO」ではなく「TORAO」。実は、カツオが仕組んだ葉書だったんだけど。やっと、本物のエアメールが届く。イクラと同じ絵葉書に、タラは真っ直ぐな橋だと喜ぶ。オチは、大きな犬にペロペロと顔をなめられまくる郵便屋、郵便屋の大変さがわかるようなオチだった。

『やじ馬気質』
大型トレーラーの横から大型トラックがぶつかる事故を目撃した波平が自慢して話していると、フネがテレビロケの話しをして話題を持っていかれるオープニング。テレビロケとは、磯野家で毎週見ているドラマらしいけど、何だろうか。主役の女優さんはテレビよりも、ずっと綺麗だと言うけど。車の事故で人が集まっているところにサザエが行くと、カツオまでいる。野次馬家族か。フネが通りがかりに見たドラマのロケの撮影、実は波平が見ていたのが発覚。新聞の芸能欄に、バッチリ写っている。そんな波平、会社でも野次馬根性で有名らしい。波平がクシャミをすると、前の席に座っていた人が、近所の喫茶店でボヤ騒ぎあったのに、波平の姿が見えないと、若い連中が噂しているんじゃないかと言うほど。「知らなかった」と慌てて、波平はボヤを見に行く始末。ところが、波平はドラマロケを見ていないと。カツオ「うちの中では一番、父さんが野次馬だよね」という言葉に、波平の頭は湯気がポッカポッカ。ノリスケが、芸能の方に知り合いがいるというので、新聞の写真を調べてもらうと(カラーの原版)、写真の波平は髪もヒゲも白髪交じりだった。ニセモノだったのだ。波平は野次馬ではなく、好奇心が旺盛だと言い張る。好奇心が旺盛な波平、スーパーマケットの街頭販売で、技術もいらない手間もいらないおろし卸し器を買ってくる。しかも、それを皆に見せて、野菜を切るのだが、あまりにも大量に卸し過ぎて、テーブルには、キャベツやダイコン、ニンジン、キュウリのミジン切りが一杯。最後に波平の俳句「野次馬の足をさすりて冬めきぬ」と一句。

『サザエの季節』
石焼き芋屋のおじさんがスーツを着て磯野家に。カツオは契約金を持ってサザエをスカウトに来たというが、実はサザエの声をテープに吹き込んで欲しいとの事。男のダミ声より良いと。サザエ風呂場で、石焼き芋の声を録音する。花沢さん、母譲りで焼き芋に、ちょっとうるさい。花沢さんの母親、その焼き芋屋以外は絶対に買わないそうだ。けっこうファンが多く、サザエの声のテープだと、違う焼き芋屋だと思われるからと、サザエのテープは幻となった。そもそも、そのテープ自体も、イクラにテープを滅茶苦茶にされていたが。


11月21日
『友達は知らない人』
波平がタラに「知らない人が玩具をあげると言われても知らない人についていったらダメだよ」「美味しいお菓子をあげると言われても」と言うが、肝心の波平は「一杯やりにいきませんか」言われてノコノコとタラを置いてついてゆくオープニング。その人は駅前のおでん屋で知り合って紹介されたらしい。その人が、昼間、タラが公園で遊んでいると、タラの名前を聞いてきた。しかも、手帳に何か書いていたらしい。ぽん太という飲み屋で、その人が、(ノリスケのせいでもあるが)マスオの名前を知っており、マスオはビックリ。その人は吉川商事の社長さんらしいけど。花沢さんが吉川さんの家をカツオに教えるのだが、凄い豪邸。その人が豪邸から出てくるのだが、庶民的な服装をしている。波平、駅でバッタリ会って、豪邸に招待された。カツオ達は波平はフルコースを食べたと思うが、実は豆腐のステーキを食べたらしい。奥さんが料理好き。そして、逆に吉川さんを磯野家に招待する事になる。実は、吉川さんの名前は善川と書いて、吉川さんの家に障子の注文を取りに行っていたらしい。それで、カツオは勘違いをしていたのだが。善川障子の社長で、奥さんは副社長。カツオ、善川さんに、障子がある家を知っていると、カツオは営業部長になっているのがオチ。

『バーゲンの王女様』
サザエ、花沢さんのお母さんから、花沢さんをバーゲンに連れていってと頼まれる。勿論、カツオは反対したが。バーゲン当日、朝早く花沢さん、写真を撮る為にカメラを首から下げて磯野家にやってきた。しかも、必勝のハチマキをしている。開店前の行列の後ろに並んで、花沢さんがデパートの見取り図の地図を見せながら全員に指示。戦場のようなバーゲンの開店。サザエが商品の取り合いに押し戻されるが、花沢さん、スルスルと目ぼしい商品を持ってサザエの目の前に持ってくる。フネが試着しようとすると、試着室に熊が…「キャッ、くま〜」と目を渦巻きにして失神。実は毛皮のコートを着たおばさんが中に入っていた。マスオ、派手なコートを選んでいると、花沢さんが素敵なコートを持ってくる。が、これはお客さんのコートだった。「11:30まで全品サービス7割引き」という店員が呼びかけるが、あと2分しかない。花沢さん、そこでも冷静に、時計が進んでいませんかと店員に言って、時計を巻き戻させる。花沢さんの母がバーケンの女王なら、花沢さんはバーゲンの王女。花沢さん、展望レストランでお子様ランチを食べてご満悦。しかし、(どうやら、カツオが抜いたらしいけど)カメラにフィルムが入っておらず、写真はパァ〜。花沢さん「もう一度、最初から、買い物をお願いします」と。

『ワカメ見習い中』
ワカメが口ウルサクなりミニ姉さんと言われる。サザエに似てきたらしい。タラにかこつけて、サザエ自身が昼寝するサザエ。物を食べながら本を読む悪い癖、特にピーナツ入りの柿の種ならどうにも止まらない。サザエ、カツオ・ワカメに見られているので、今までの行動を改める。しかし、疲れてしまい、一日坊主。


11月14日
『いずれも七五三』
波平、お茶がないからと言って、フネを呼ぶが、フネは七五三の着付けで忙しい。カツオが代わりに、ビールを持って行く。それで、波平、カツオ達の七五三を思い出してビール五本も飲んでしまう。それにしても、ビックリしたのは、ワカメ・サザエの七五三の着付けはフネがしたようだけど、カツオの七五三の着付けは波平がしたらしい。それをカツオに「お父さんにも取りえがあったんだね」と言われて、波平はビールをノドにつまらせる。昔、ワカメ、七五三の千歳飴を引きづってしまうので、フネから注意される。それでも自分で持ちたいからと、無理やり千歳飴を持ち上げていたので、筋肉痛になってしまう。マスオ、山田さんのおばあちゃんに会う。75歳と3ヶ月になったおじいちゃんの七五三の祝いに一緒にご馳走になり、偉いハイテンションで帰ってくる。花沢さん、七五三の千歳飴の袋を今でも大事に取っているらしい。カツオにそれと一緒に写真まで見せるのだが、カツオはそれより、七五三のお祝いと言いながら、そのご馳走目当て。花沢さん、皆から「可愛い、可愛い」と言うので、一週間ぐらい花沢不動産のマスコット人形の様に、毎日、着物姿で出ていたらしい。

『カツオ竹馬コンビ』
カツオが家から脱走しないようにサザエは、カツオの靴を全部隠す。それでも、カツオは中島の家に行くのだが。実は竹馬で行ったらしい。そんな竹馬を波平が調子に乗って、壊してしまう。裏のおじいちゃんが作ったらしいけど。カツオが無くなったのに気付き、欲しがっていた中島のしわだと思って、電話するが、喧嘩になる。サザエが新しい竹馬を中島の持ってゆく。裏のおじいちゃんが中島にも竹馬を作ってくれて… あまり上手で無い中島に乗り方を教えるカツオ。これで仲直りになる。でも、気になるのは、最後までタラは、竹馬の友の竹馬を竹輪と思っていた。

『いざ、ハイキング』
穂高の頂上を目指して、ジンロクさん、家を出るのだが、荷物が多すぎたのか、バス停まで行けない。それで、身体を鍛えると言って、タイヤを引きずって特訓するのだが、それより、勉強は… これでは留年決定だな。波平、医者からアルコールを注視され、身体を動かしなさいと言われる。それで磯野家総出でハイキングに行く。カツオ・ワカメ、興奮して眠れない。それで、サザエはマスオを使って、屋根からジョロで水を流して、雨のように見させる。マスオ、こんな扱いされているのかと思っていると、もっと凄い。ハイキングコースで、マスオ、皆の荷物を持たしてのハイキング。ヘトヘトになるわけだ。波平とカツオは八ヶ峠の登山コース。ここで、今時よく出現する(リアルタイムな話題)熊が出没。ついに襲われるかと、思ったら、熊という犬だった。カツオ、登山にバテて、波平がおんぶする。それで頂上まで登るだが… そこまで体力あったら、病院に行く必要はなかったんじゃ…


11月7日
『タラちゃんマナー教室』
タラ、ケーキを食べる時は、手をまず洗って、皿とフォークを用意するまでは良いのだが、最初にケーキの下の紙から何度も舐める。貧乏性のようだ。波平、フネと新婚旅行に行った時に、フネが弁当のフタについたご飯をどうするか見ていたらしい。箸で一粒一粒取って食べたらしい。タマもご飯を残さずに食べる。

『ワカメが主役』
ワカメは学芸会でシンデレラをやりたいらしい。夢にまで見てしまう。ところが、希望者が多くジャンケンで負けて、その他大勢のネズミの役でガックリ。カツオ、ネズミ役を教えると言って、冷蔵庫のチーズケーキを食べようとする。あいにく、サザエがネズミ捕り捕獲。ワカメ、何とかネズミ役にやる気になる。セリフは「そうだ、そうだ」だけだけど。しかも、右手をあげて「そうだ、そうだ」と言うんだけど… そういえばシンデレラの話しにネズミは出てくるだっけ?

『うちのイソローさん』
タラ、ノリスケの事をイソロー(居候)さんと呼ぶようになる。そんな頃、タイコさんが実家に帰り、ノリスケが泊まりにくる。ノリスケが居候していた頃の思い出のお茶碗(青に水玉の模様のある丼)で晩ご飯を食べる。まだ、あったとは… ノリスケ、茶碗を箸で廻していたら割ってしまい、自分で大きな茶碗を買ってきたのだ。カツオ、ノリスケに宿題をやってもらおうと、適当に答えを書いたプリントを見せる。勿論、適当に書いたので間違っているので、ノリスケは全部、修整する事になるが。それが元で、ノリスケと波平、厳しい塾を探す事に。学鬼塾という塾を見つけてくる。問題が出来ないと先生の竹刀が飛んでくるらしい。カツオ、それで本当の事を白状する。波平の「バカモーン」が家にこだまする。


10月31日
『読書のススメ』
日本シリーズで二週間もサザエさんがなかった。久し振りのサザエさんで、朝から楽しみにしていた。さて、内容は読書の秋。源氏物語を読んでいるマスオ、神社の神主を見て、驚くといったオープニング。カツオ、読みかけの本が沢山あるらしい。波平、推理小説を読んでおり、風呂場で犯人を考えていたら、長湯してのぼせてしまう。マスオ、図書館で新刊を借りて、サザエから教養費といってお金をもらって買ってきた事にする。本当はアナゴさんと飲む、飲み代にしようと思っていたのだが、サザエにばれてしまう。フネ、夜中に波平を起こす。何だが変だと。波平、なぜか傘を持ってサザエの部屋に。何と、サザエが布団の上で縛られて、口も押さえられている。マスオが、推理小説の結末を喋ってしまうからと縛ってしまったらしい。SMかと思ってしまった。それにしても、タラは平然と寝ていたが。

『ぼくは仲人』
君島君、磯野家に上がりこむなり、季節外れの暑さですと言いながら服を脱ぐ。しかも、スボンまで、そんなパンツ姿で、客間に。何とそこには、君島の為にセッティングしていたお見合いの女性がいたのだ。波平「だいたい人の家に来て、服を脱ぐのは非常識なんだよ」と。君島、だいぶ落ち込み傷心旅行に。そこで、波平に反対されようとも、カツオが一役買う。花沢さんに話すと、ピッタリな人がいると。昨日来たお客さんで、十年後の花沢さんみたいな人だと言っていたが。君島、ホテル日本海から手紙が届く。孤独な男には日本海の荒波が似合いますと。リベンジお見合いも、何と十年後花沢さんみたいな人は、最初のお見合い相手だったのだ。そんな事を知らない君島、旅行から帰ってきても、凄い張り切りよう。結局、お見合い当日まで言い出せない波平。実は、お見合い相手のクミさん、相手が君島さんって知っていたようなのだ。カツオも心配していたので、もう一度会ってもいいかと。それにこの町が気に入っていたようなのだ。うまくいったようなのだ。で、二人の仲人、花沢さんはカツオと一緒にやろうと…。

『のんびりいこうョ』
カツオを追いかけるサザエ、バタバタとして、二人とも波平に怒られる。サザエ、財布を忘れて、バタバタと取りに帰り、カツオはトイレに行くのにバタバタと。波平の血圧が上がるのも、子供達のせいに。波平、全員徴集する。「せかせかしすぎる。もっと、ゆとりを持つように」と。フネと波平で、出かけさせる。どこに行くアテもなく、すぐに帰ってくる波平たち。


10月10日
『ヘルシーライフ 』
サザエ、豪快にサンドイッチの四段重ねの豪華版を食べようと、口の大きさを計ると、何と10cm。サザエ、太ってしまう。縄跳びしても息切れしてしまう。カツオを追いかけている方が、ダイエットになるのかも。大好物の石焼き芋を我慢するのだが…。マスオ、サザエを持ち上げようとするが、マスオ押しつぶされる。サザエが重くなったのか、マスオがひ弱なのか… 腹の皮が百科事典並みだと太り過ぎだと教えられ、サザエが計ると2cm。波平は… 何となく、百科事典並みに指で腹の弛み具合を計っていたが… サザエ、エアロビに通うが、一日で辞めてしまう。やはり、カツオを毎日、追いかけるのが一番かも。

『マスオの宝石』
マスオ、品物は確かだという夜店で、イミテーションを買う。宝石店で鑑定すると、本当にダイヤ。サザエ、マスオにチュウをするぐらい喜ぶ。それで、波平もフネに買ってあげようとするのだが、夜店が出ていない。翌日もノリスケと一緒に行くが、その日も夜店は出ていない。ノリスケと居酒屋で夜遅くまで待っていると、その夜店の人がやってきた。マスオを探していたのだ。その人、うっかりして奥さんのダイヤの指輪を売ってしまったようなのだ。毎晩、探していたようだ。マスオとサザエ、相手の完全なミスなのに、指輪を返す事にするが、こういうケースは行列のできる法律相談所では、完全に指輪はサザエのモノだと思うのだが。マスオ、花沢さんに、宝石の鑑定が出来ると思われる。

『タラちゃん大浴場』
タラ、松の湯の風呂場の絵を描かせてもらう。富士山の横の波の絵をピューッと。それが、なぜか好評。マスオ、写真を撮ろうとするが、近所の女性達から裸の写真を撮ろうとしている誤解される。誤解されるので、カツオが写真を撮るが、湯気でレンズが曇り、うまく取れない。その絵は、男湯に描かれているので、カツオが言うには、サザエが男に変装しない限り見られないと。ワカメは男湯でも大丈夫らしいけど、ワカメ、友達に会ったら恥ずかしいようだ。しかし、松の湯は、一ヶ月ごとに男湯と女湯が入れ替えするようだ。サザエ、ワカメ、フネもタラの波の絵が見える。タラ、今度は富士山の雪を描かせてもらいたいようだ。


10月3日
『味便り、秋便り』
カツオ友達の家で小食と言いながら栗ご飯の山盛り三杯もお代わり。それで、翌日は栗ご飯に。マスオ、波平には秋の味覚たっぷりの味覚。マスオ達、サンマとは知らずに、お昼はサンマの塩焼きを食べていた。次の日、オカルさんから大きなマツタケをもらう。少しは遠慮すればいいのに…

『波平スケッチブック』
波平、スケッチブックを買ってくるが、何枚描くかサザエやカツオ達は賭けをする。波平がそれを知り、バカにするなよとオカンムリ。びっくりしたのは、サザエが「父さんの芸術のためには脱ぐわよ」と、脱ぎだす。実はタラとお風呂に入るためだったけど。ビックリした。日曜日、スケッチに行こうとするが雨。「こういう雨の日に良い素材がみつかる」と出て行くが。パチンコ… パチンコの景品(ドロップ飴が懐かしい)を描こうとするのだが、結局は花瓶の花を一枚描く。タラ、波平のスケットブックを4枚も使ってしまう。ところが、タラのラクガキのを「実に良い色彩感覚しとる」と褒める。将来はピカソになるかも。「この調子でドンドン描きなさい」と。波平のスケッチブックは、タケオ君の飛行機になったり、緑川さんのお客さんに地図を描いたりしていた。オチはタマの家(スケッチブックの中で寝ていた)になっていた。

『秋はセンチメンタル 』
ウキエさんが男の人に本を渡して、その後、泣いているのをサザエが目撃。実は、ウキエさん、目にゴミが入っただけだったようだけど… オチは波平、コウロギをゴキブリと勘違いする。


9月26日
『カツオとイクラが』
イクラの子守りするカツオ。「動物園ごっこする」とカツオは言い出し、イクラの好きなライオンをさせる。しかもライオンは昼間は寝ていると言い、寝かせるのだが… イクラ、一度寝ると2時間は起きないらしい。安心したのかカツオも寝てしまい、しかもカツオの顔にイタズラ書きがしてある。部屋のふすまにもイタズラ書き。カツオもイクラの子守りは無理なようだ。でも、イクラは大喜びだったけどね…

『姉さんの習い事』
タラが公園でアメリカ人のジェームズちゃんと仲良くなり、サザエは英会話の勉強をする。しかも、文房具屋の2階の英会話教室に通う熱の入れよう。しかし、そのアメリカ人、父親の仕事の関係で急に帰ってしまったようだ。しかし、すぐに中国人の子供と知り合い、サザエは早速、中国語の勉強を… サザエ、フネの代わりに、ママさんコーラスに。大会が間近なのに欠席者が出たようだ。マスオを料理をさせてサザエはコーラスの練習に学校に行く。朝、サザエが大声でコーラスの練習をする。波平「何事だ、かあさん。辞めさせんか」と飛び起きる。ところが、サザエの歌声を伊佐坂先生、オカルさん、裏のおじいちゃん、おばあちゃんまで聞いている。大会も無事終わったかと思ったら… ママさんコーラスの中にフランスから帰ってきた人がいるって事で、サザエはフランス語を勉強するというのがオチ。

『実家へ帰ります』
リカちゃんのパパとママが喧嘩する。それでリカちゃんにパパとママが喧嘩すれば実家に帰れると教えられ、タラちゃんは実家に帰りたがる。ところが、サザエの実家は住んでいる家だし帰れない。マスオの家は大阪の家だが、マスオがそうとう怒るとは思えない。カツオ、おとなしいマスオにもいつか爆発する時があるかもと期待を持たせる。タラちゃん、それで実家に帰る準備。マスオ、遅くなって、サザエと喧嘩するのだが、タラのおかげでその場はしのげる。今夜、マスオが遅くなると、マスオが爆発するとカツオがタラに期待を持たせる。大阪のお母さんから電話があり、タラ「もうじき遊びに行きます。パパが爆発したらです」と言ってしまう。ノリスケ、タイコさんと喧嘩。夕べ派手に夫婦喧嘩したらしい。朝、起きたらイクラと一緒にいなくなっていたらしい。実は、タイコは子供服の早朝バーゲンに行っていたらしい。そして、マスオ、また午前様。ノリスケと一緒に帰ってくる。サザエが爆発し、大阪の家に行くと言い張る。マスオの実家に行き、お母さんに色々と聞いてもらいたいと。フネもお婿さんの実家に帰るって、聞いた事が無いと呆れている。タラが「怒ったママと行きたくない」と言うので、サザエの実家行きは無くなったが。オチはマスオの爆発。サザエ「あなたは細かい事を言い過ぎるのよ。たった五分待ってちょうだいと言うのに、怒鳴るのよ」と言うが、マスオ、サザエの化粧に2時間前から待たされていては…


9月19日
『ルール守って交通安全』
カツオ、急いでいても道路は横断しないらしい。よその家を庭を通って近道するようだ。タラ、リカちゃんの家に一人で三輪車を使って行く。それをサザエがストーカーのように後ろをついていく。何か、怪しい。それにしても、磯野家の近所は危ない。赤シャツの若者が歩道を自転車でスピードを出してサザエにぶつかりそうになったり。携帯電話をしながら自転車を走らせたり、案の定、ワカメが轢かれそうになる。サザエがそれを見て玉子を潰してしまう。カツオ、ボールで遊びながら歩いていたり… おかしかったのは、マスオ。暗闇で走る自転車を引ったくりと勘違い。お巡りさんがちょうどいて、おおごとに。お巡りさんに家まで送ってもらっている。それ以来、そのお巡りさんからマスオは大金を持っていると思われている。裏のおじいちゃん、夜道を歩くからと、黄色いシャツに、反射材も杖、袖口、ゲタなどにつけている。それを見習って、タラの三輪車に反射材をつけるのだが、マスオの通勤鞄や波平の靴にも。早く帰ってくるようにらしいけど、あんまりだと思うが…

『男の中のマスオさん』
乱暴そうな人が電車の中でタバコを吸っていた。それをマスオが注意する。それを見ていた花沢さんのお母さん、かなり感動する。マスオ、実はビクビクしていたのだが… それをなぜか、サブちゃんは、投げ飛ばした事になっている。マスオ、柔道三段になっているし… その人相の悪い人が花沢さんの家の前にいた。花沢さんのお母さん誘拐事件かと思いきゃ… マスオが連れて行ってくれたらしい。実は、花沢不動産に、田舎のお母さんを呼び寄せようとアパートを探していたようだ。その人、わたあめ屋らしい。しかも、そのお母さん、マスオにそっくりらしい。村一番の美人。道見ても、美人に見えないんだけどね。

『タラちゃん肩たたきの日』
敬老の日をタラちゃん、おじいちゃんやあばあちゃんに「ありがとう」を言う日だと勘違いする。ワカメも、敬老の日を知らないものだから、逃げるように友達の家に。タラ、波平やフネに「ありがとう」を言うのだが、二人はビックリ。当たり前だけどね。カツオから肩叩きをするという言われて、波平やフネに肩叩き。しかも、裏のおじいちゃんやおばあちゃんにも。伊佐坂先生にまでやるものだから、伊佐坂先生、タラちゃんにとってはおじいちゃんかと、少しショック。それでめげない伊佐坂先生、エッセイのネタにする。ご近所に74歳なのに69歳とサバを読んで、お見合いするおばあちゃんがいたとは… いくらなんでも、敬老の日だからといって、やりすぎ…


9月12日
『ぼくは家庭教師』
マスオの後輩に若林ツトムがいる。来月から5年生の家庭教師する事になっているが、気が弱くて、同じ5年生のカツオ使ってリハーサルをする事に。カツオの部屋にまで入れないぐらい気の弱さ。気の弱い左門豊作みたい。カツオが家庭教師のコーチ。カツオの宿題が難しいと言う。カツオ、若林先生と11時まで勉強する。翌日の国語のテストが悪い。それを自分が悪いと思ってしまう若林先生。また、カツオに特訓。その日も10時過ぎまでやる。そのせいか、カツオ、テストは89点。1年分の勉強で3日でやった気分とカツオ。若林先生、来月からの予定を今日から本番。月・水・金らしい。その教える人は無口で引っ込み思案な子らしい。オチはお礼にカツオをお好み焼き屋に誘う。明日、社会のテストがあるというので、お好み焼きで日本地図を作り…

『今日は千客万来』
家族みんなでぶどう狩り行こうすると、波平のお客さん、うつわさんが家族でやってきた。もしかして、アポナシ。ぶどう狩りが中止に。サザエもカンカンなオープニング。牛乳泥棒がやってくる。サザエが台所から「ごくろうさん」と言われて、泥棒は盗む事が出来ず、波平・マスオの靴を磨いてしまう。伊佐坂先生、ノリスケから逃げて、サザエにかくまってもらう。そのノリスケもタイコさんから逃げて磯野家に。残業と言っていたけど何か違うみたい。ノリスケ、押入れに隠れようとするが、そこには伊佐坂先生が… そこで、タイコにみつかるノリスケ。伊佐坂先生を紐で捕まえるノリスケ、そのノリスケを紐でつかまえるタイコ、それをタラちゃんは「ぼくもやるです。電車ごっこ」と言うのには笑ってしまった。フネのお客さんに出すものが無いと、梨を出す事に。でも、その梨は痛んでいたので、どんどん削っていくと、誰かが食べたような感じに。そのまま出すサザエは凄い。タマがピンクの猫のガールフレンドを呼んでしまう。しかも、その後ろには、沢山の猫… マスオ、店はどこもいっぱいだからとアナゴ達4人を連れてくる。家で宴会になる。しかも、波平までも三人の人を連れてくる。笑えるのは「森田君は油は良いが塩はいかん、竹内君は塩はいいが油抜き、小坂君は塩や油は良いが砂糖は駄目」と料理の注文までする。みんな成人病らしい。アナゴさん、裸踊りしてサザエに迷惑を。その謝りに翌日、家に行くけど、シラフではいけないと、やきとりの屋台で飲んで行き、サザエに。「てやんでぃ、おたふくオカメ」と言ってしまうのがオチ。

『タマとマスオと』
マスオ一人留守番。それで、タマの世話をするのだが、タマが毎日、何を食べているかわからない。それでちょうど来た花沢さんに聞く始末。花沢さん、缶詰を買ってくる。マスオのビールのツマミにもなるからと。花沢さん、カツオを探していた。カツオ、サッカーの試合だったけど、花沢さんを呼ぶとカツオだけを派手に応援するから恥ずかしいと。サザエからの電話で、タマはノドが乾いていたようだ。が、タマは居なくなっていた。タマを探すマスオだが、波平が帰ってきて、そのツマミでビールでノドを潤す二人。何と、マスオ、1対1でなるのは初めてだったらしい。タマにまで気をつかうマスオ…


9月5日
『三輪車の王子さま』
三輪車に乗ったお子さんの写真を募集しているチラシを花沢さんがみつける。タラちゃん、町内でタラちゃんほど三輪車が似合う人はいないと、間違いなく入選すると磯野家は大張り切り。親バカ発揮。カツオ、撮影に使う三輪車を車用のワックスで磨く。マスオ、フィルム(メーカー名が入っていないけど)を何本を買ってくる。ただ、マスオのカメラを写す姿はド素人だけど… タラちゃんの撮影ポイントに、河の土手でコスモスの花が咲いている場所(花沢さんが探してくれた)に決定。ところが、タラちゃん、あまりにも評判になっているので、撮影は嫌がる。ところが、応募しないという条件で、タラちゃんは撮影する。我が家のアルバム用に。朝もやの中、撮影がされた。結局、特賞には、まだペタルにも足が届かない女の子が選ばれる(本人は乗れたような顔をしている)。ラッキーサイクルの自転車屋に貼り出されていたが…

『カツオ、貝になる』
サザエのお客さん、髪型を変えて「おかしくないかしら」と言われて、カツオはヒザをつねりながら「ここをつねっているから大丈夫」と言いつつ、笑いを堪えている。カツオ、波平に「お客さんに何て事を言うんだ。だいたい、お前は口数が多すぎる」と説教。タイコ・イクラが里帰りして(最近、多くないか…)、ノリスケが磯野家に。案の定、ノリスケはご飯のお代わりをする。カツオ「ノリスケおじさん、今度で四杯目だね」と。波平「バカモン。今度から貝のように口を閉ざしなさい」と。カツオ、それで、お休みの挨拶もしないで貝になり、黙って寝る。朝の挨拶もしないカツオ。が、学校では喋りまくり。ついに、授業中に喋り過ぎて、廊下で立たされる。カツオ、サザエに手紙を渡す。「きのうの夕方 お父さんが、女の人と手をつないでいるのを中島が見たって」という紙。その真相をカツオは話さない。波平に聞いたら、横断歩道を渡るのに困っているおばあさんに手を貸しただけだったようだ。波平、また誤解されると思って、貝になるのを解禁する。貝のマスクを外すカツオ。マスオ、百円のネクタイを2本買う。ノリスケに一本やるマスオ、そばにはカツオ…。カツオ「何にも言わないからと言うが…」。カツオの事を信じていないサザエ、何とオチは、フネのお客さんにワカメのカステラを出してしまう。ワカメにばれないように、カツオを強盗にあったように、口を布で多い、手足を紐で縛ってしまう。これって、虐待…

『昔取った杵柄』
ワカメ・カツオ、けんだまで見事なタンコブをつくる。波平もやるが「こんなはずでは」と、見事なタンコブ。それで、落ち込む波平。年のせいにしてしまう波平。それで自信をつけさせようと、波平に自転車に乗せる。波平、自転車は子供の頃からと得意だったらしい。ところが、乗ってみると、猫が飛び出してきて、タンコブを作って帰ってくる。それでまた自信を失う。サザエがビー玉で花を生けようとしたのを見て、波平、ビー玉をやってみる。中々、上手。子供の頃。夢中でやり過ぎて、庭に埋められてしまったらしい。それでも、こっそり掘り出してやったそうだ。オチは、波平が知恵の輪と思って外したのは、イヤリングだった。それにしても、簡単に外せるイヤリングって、不良品では…


8月29日
『うちの美人たち』
オカルさんから見せてもらった昔のアルバム、ワカメの感想として、女学校時代のフネは若い頃は映画スターみたいだったようだ。カツオは他の人じゃなかったのと言うが、ワカメは目の辺りがそっくりで本当だと言う。ワカメ、高校生になったらフネみたいに綺麗になると思っていると、カツオは兄弟に似るって事もあると言う。で、サザエの高校時代の写真は… サザエの高校時代のアルバムは、運動会の時の仮装行列で桃太郎の猿の姿。動物園で何日も通って、猿の演技を勉強していたらしい。別の写真はサザエが目が逆ハの字、太陽がまぶしく目をつぶっていたらしい。フネ自身の女学校の写真は、里に置いているらしい。サザエ、修学旅行の京都で舞妓さんになった写真を見せる。わりあいマトモなのだがで、別人疑惑が。タラまで信じられていない(この後、ワカメも信じていなかった。これで写真の正体がわかったのだが)。マスオ、別人と気づいたのが、サザエに化ければ、あれぐらいなると言ったのには、ビックリ。それにしても、サザエの顔、子供の頃から全然、変わってない。しかも、髪型までもが変わっていない。オチはタラちゃん、カツオは花沢さんと結婚すると思っているらしい。

『マスオの腹時計』
マスオ、腹の空き度合いから、時間をピッタリ当てるという特技がマスオにはあった。通りすがりの人からにも感心させられている。分単位まで正確に当てるのには、参った。マスオは潤滑油代わりにお酒を飲んでいるからと言っているが、本当にそうなのか。ただ単に、酒好きの言い訳か。笑ったのは、タラで、マスオのお腹に時計が入っていると思っている。たとえ、マスオ、朝食を抜いても、正確に時間を当てられるとは…

『夏休み宿題白書』
波平とマスオ、夏休みが終わる前に、カツオの宿題をやる為に休暇を取った。ところが、今年はカツオは全部終わったらしい。休みが無駄に。波平、サザエの時は、全然、手伝っていなかったらしい。フネは過保護すぎると波平を批判する。毎年、宿題地獄だったのに。それで、宿題が早く終わったので、波平達は子供達を動物園に連れて行く事になるが。ところが、8月の初めに中島の家で宿題をしていたのだが、ゲームで夢中で、宿題が出来ず、しかも、宿題のプリントを中島の家に忘れてしまう。その宿題を忘れた事まで、忘れて… 慌ててやろうとするが、量も多い。カツオ、中島の宿題を手伝うと言って、自分の力でやろうとするが、難しくて出来ない。結局、バレて、波平・マスオはカツオの宿題を今年も手伝う羽目に。


8月22日
『カツオ、満員電車』
オープニングにつわものが。ラッシュ時の背中を押す整備員がいるが、その整備員に最初から身体をあずける乗客のおじさん、波平はそれを見てビックリしていた。波平、2時間早く起きる事に。この時期、こう暑いと早起きしてゆったり通勤したいらしい。カツオ、それを聞いて大変だと。ところが、波平、早く起きれず、かえっていつもより遅い時間に出勤。カツオ、最初から社長になり送り迎えされるつもりでいるらしい。ところが、社長は車で送りでも渋滞で会議に遅れてはいけないので、早起きしなければならないと聞き、カツオは伊佐坂先生みたいに作家になろうかなと、波平に。波平、重要な書類を家に忘れて、届けて欲しいとサザエに電話をして、カツオに頼む。満員電車は嫌だとカツオは言うが、この時間は大丈夫とサザエに言われて、駅に向う。ところが、車両故障でホームは混雑。ヒザに荷物を乗せなさいという女性がおり、カツオ、なぜか勘違いして、女性のヒザに座ってしまう。それにしても、重要な書類を忘れる波平、会社の前で待っているのだが… ヒザに座るカツオよりも、マスオも凄い。満員電車で、買い物袋から飛び出したパンを食ってしまうマスオ。インタビューで口をモゴモゴさせながら「ボク、たまには良い事があるよ」と。

『母さん定休日』
フネ、マスオの代わりにトランプしながら、布団を敷いたり、服を畳んだり、お湯を沸かしたり、大変。しまいには、トランプをしながら寝てしまう。それで、明日はフネはゆっくり休んでもらう事に。お母さんの定休日に。サザエが朝食を作り、マスオがテーブルを拭き、カツオ・ワカメが庭を掃く。フネ、やる事が無いと寝ようとする。フネ、カツオ達がいないというので、押入れを整理をしようとする。ゆっくりしてもらおうとするサザエ、作戦失敗したかと、サザエが代わりにやるのだが、今度はフネは物置の整理をやりだす。代わりに、サザエが物置の整理をやろうとすると、今度は玄関の靴箱の整理… よく仕事を見つけるよ… サザエとフネが食事に行く事になる。ところが、高いレストランらしく、食べ終わってからフネ「お父さんのワイシャツが買えたよ」と。

『タラちゃん夢のコースター』
タラ、マスオの長靴を履いて歩く。しかも、その長靴の中にはサザエのハイヒールを履いているという淒技。「子供はこういう事がしてみたい」とサザサは言うけど、いざサザエのハイピールを履いているとわかると、サザエ怒り出す。タケオ君の家までいったらしい。背比べに行ったらしい。タケオが言うには、苗木より背が伸びたら、ジェットコースターに乗れると思い、背比べする時に、ハイヒールを履いて、それを隠すために長靴を履いたらしい。意外にも、ワカメは背か足りずに乗れないようだ(しかも乗りたくないらしい)。カツオは一度乗ったら病み付きになると言う。マスオ、絶叫マシーンは苦手なようだ。恥ずかしながらと言いつつ、波平に。マスオ、中学生の時に乗って目を回したらしい。波平は子供だましと言っているが、まだ乗った事が無い。タケオの両親、絶叫マシーンは大の苦手、それで母親はタケオに苗木と背比べさせていたらしい。タケオ、苗木が伸びるのに気がついていないらしい。でも、ダラは牛乳を飲んだから背比べしてくるとタケオの家に行っていたけど… 波平、竹村さんの家に「最近、たるんでいるから少し緊張感を持たせた方が良い」と一緒に連れて行く事にする。竹村さんとは、気難しいおじいさんらしい。ワカメも二度と行きたくないらしい。カツオ、竹村さんの家(ジェットコースターと同じくらい恐いとワカメに言わせたい為に登場か。カツオ、しびれ損と思いきや)からの帰り、遊園地に行く事に。波平にジェットコースターの練習をさせようとする。ところが、ジェットコースターを見て、少しビビッタのか、少し腹ごしらえと言いつつ、ビールを大ジョッキで飲む。それで長い行列を待ち、乗ろうとすると、波平、お酒を飲んだら乗れないと、係員に言われてしまう。ホッとする波平。しかも、タラが大きくなったら、波平は年齢制限に引っかかってしまい、浪平とタラは一緒に乗れないと発覚。波平「うまい事、できとるな」だって。それを知ったマスオ「という事は、ボクが乗る運命ですか」と。


8月8日
『お神輿ワッショイ』
三河屋が酒樽を寄付したというので、波平・マスオが喜ぶが子供神輿の樽。波平・マスオ、トラックで磯野家まで運ぶ。カツオ達が神輿作るが、サザエが元棟梁を呼んで本格的になる。裏のおじいちゃんも手伝う。ほうおうの代わりに樽神輿の上にウチワを利用したり、知恵をつけて神輿らしくさせる。元棟梁、タラちゃん達の子供用の神輿(タラはハチの家かと思ったようだけど)まで作る。伊佐坂先生は仕事で参加出来ない。その代わり、缶ビール・ジュースを差し入れ(一番喜んだのは波平だったような)。お礼に、カツオ達は、伊佐坂先生の家の前、一発のワッショイする。お神輿を楽しみにしている伊佐坂先生は感激する。あさひが丘商店街のお神輿、カツオ達も手作りのお神輿で参加する。波平、張り切って大きなウチワを仰いでいる。オチはマスオがタラちゃん達の神輿のウチワを仰いでいると思ったら、いつのまにかに、マスオは半天を脱がされサザエの浴衣を持って… サザエがウタワを持っている…

『うちの別荘族』
マスオの先輩で軽井沢で凄い別荘を建てたというので、サザエ・マスオ・タラだけがその別荘に行く事に。旅行は大勢のほうが楽しいとカツオ、少々不満顔。実は先輩が別荘に行った後のマンションの留守役だったのだ。タラちゃんの電話で、バスしか乗らなかった事や、別荘の電話番号を教えてもらわない事で、カツオがおかしいと勘ぐる。銭湯のエントツをマスオはタラに温泉の湯煙りだとウソを教える。カツオ、先輩で別荘を持っている小笠原さんに連絡を取ろうとする。あいにく留守だったけど。サザエ、カツオに昼はサイクリングして、これからバーベキュー、花火をするというのが…。カツオ、軽井沢に行っていた花沢さんから軽井沢はずっと天気が悪かったと知る。雨の中のサイクリング、カミナリの中の花火は出来ない。事情を話せばついて行かないとカツオ・ワカメと不満を漏らす。留守番をしたお礼に、今度、別荘を貸してくれる事になったけど…

『ぼくの伯父さん』
海平おじさん、駅でカツオを待っていると、何と波平と間違えた先生が、海平おじさんに話し掛ける。色々と話したようだけど…波平と海平、帽子を被っていると全く一緒に見える。海平、双子の兄だと言いそびれて最後まで言わなかったようだ。一学期の成績が悪かったとだけ、海平おじさんは覚えていたよだけど。海平がフルーツパーラーにセンスを忘れのを取りに行くカツオ、それを波平にみつかる。辛党の兄さんがフルーツパーラに行ったのを不審がるが。海平おじさん、女の先生の弁当箱にイナゴを入れた事があり、次の日、イナゴの佃煮を先生が作ってきた。海平おじさん、イナゴが大嫌いで、トイレに行くフリして隣りのクラスの波平と入れ替わったようだ。


8月1日
『カツオ早起きクラブ』
オープニングは波平のボケ。夜更かししているのに、カツオ・ワカメに「明日会社があるんだから」と言われて、寝床に…気がついて「お前たちこそなんだ、悪い習慣がついて」と。カツオ、夏休みなのに庭掃除。中島はおじいちゃんとジョギングに付き合っている。中島、毎朝5時起き。カツオ、こうなったら、堂々とダラダラしようと、中島と西原に毎朝、神社の掃除を提案する。掃除を名目でダラダラ出来ると企むが。5時起きる為にカツオは時計三個を使って、磯野家を驚かせる。神社に行くと、何と裏のおじいちゃんがやってきて「わしにも掃除に混ぜてくれ」と。しかも花沢さんもやってくる。サザエが言ったらしい。花沢さん、座って掃除の指示してばっかり… タラダラできないカツオ達。今日はおじいちゃんがいない中島の家で勉強すると行くのだが。ダラダラするのだが、西山、枕がかわると寝れないと枕を持ってゆく。マスオには、カツオの顔に畳の跡が残りバレバレ。

『夏バテ防止法』
アナゴとマスオ、昼に喫茶店で食欲もないので水ばかり飲んで店を追い出されてしまうのがオープニング。夏ばて予防には、生ビールとママスオとアナゴ、お昼も抜いているのに、ビールがあると食欲が出てしまう。しかも、帰ったら、すぐに寝るマスオ。波平もビールと睡眠が夏バテ予防策らしい。カツオ、波平の身体を心配するが、ここで倒れては夏休みの宿題をやってもらえないからと知ると、バカモンと激怒。それぐらい元気であれば、心配ないけどね。波平、昼寝ばかりだと心配するカツオ、ストレスがたまっていると思い、カツオは宿題をする。起きた波平にカツオは「お父さんをアテにしない」と言うと、信じられない波平、ほっぺたをつねってしまうほど。それにしても今回の波平、ビールの飲み過ぎ。飲みながら「夏を乗り切るにはあの一言が一番利く」と言うけど…

『ぼくはそよ風』
オープニングは、タラがワカメをふちわであおいだら、ワカメ「そよ風にふかれているみたい」だと。それで伝染して、タラはワカメを、ワカメはサザエをうちわであおぎ、最後には台所で、サザエはフネをあおぎ、フネはお寿司のご飯をあおぐ。それが一直線にあおいでいるので、不気味に思えてしまう。タラちゃん、お寿司のごはんをあおぐのにハマる。カツオが言うには、タラちゃんは単純作業が向いているんだよ。タラ、他の家まであおぎに行く。オカルさんの家や、花沢さんの家まで。カツオに聞いたらしいけど、実は、カツオ、三河屋のサブちゃんから情報を得たらしい。御酢を届けた家にさりげなく夕飯の献立を聞いたらしいけど、よく、考え付くよ… 緑川さん家のおじさん、いなり寿司が大好物。タラがあおいでくれたおかげで、家に持って帰ってくる。いつも余分に作っているらしいけど、これがまた絶妙に美味しいらしい。伊佐坂先生、タラちゃんの事をエッセイにするらしい。うちわを持って寿司飯をあおぎにきてくれた話しだけど、題名は「かわいいそよ風」、よっぽどネタがないのかも。


7月25日
『わが家のアイドル』
今回のサザエさんは、磯野家に中居とナイナイスペシャル。史上初の快挙、実名での出演が実現。中居は素敵な獣医、中居先生として、岡村も獣医、岡村先生として、そして、矢部浩之はペット探偵として登場。話しは、タマがご飯を食べない。それで丘の上ペットクリニックに連れて行く。するとそこの先生、中居先生が「風邪ですね。それにしてもこのネコちゃん、本当に幸せそうな顔をしているな」と。素敵な先生なので、もう一度連れて行く事。タマは元気になったのに、今度は化粧が濃くしたサザエ、カツオ、ワカメ、タラが連れて行く。すると、クリニックには猿のような顔の岡村先生がいた。院長は学会に。岡村先生がたっぷりの栄養剤の入った太い注射をしようとすると逃げてしまう。丘の上ペットクリニックと業務提携している探偵事務所のペット探偵・矢部が磯野家に。行方不明のペットを百発百中で探し出すという。そこで、タマの写真が必要なんだけど、何と、タマの写真が磯野家にはない。タラ一緒に写っているタマの後姿だけの写真だけ。矢部探偵、ポスターを作るのだが、とてもタマらしくない。ネコがタマを探すために描いたらしいけど…。ポスターにいっぱいのネコ。実はポスターにはマタタビを塗っていたらしい。タマを中居先生が連れてくる。最後は皆で記念写真。

『海は広いぞ』
新聞一面に載っている人ごみの湘南の海。波平、同僚の岡島さんに写真を見て「ゾッとした」と言うが。結局、波平一家も岡島さんも手間ひまかけて海に… 小ネタのオンパレード。サザエ・マスオが日焼けしていると、お約束にカツオがフライパンのラクガキを描く。90才のおじいちゃん、準備体操で疲れて、担がれて退散。カツオとサザエ、水掛けしているをマスオは見て「子供だな」と言うが、そのマスオも水を掛けられて、子供のように水掛け遊びに加わってしまう。サザエ、ここを通り抜けたら八頭身美人という看板に、無理に通り抜けようとするが、抜けられない。「子供が出来ると駄目ね」と、サザエはいうが、メリーという犬(二匹も産んでいる)も抜けられない。ご町内の世話役の伊藤さんのご主人だと思って、サザエがカツオに言われて話しかけると、おばさんだった。カツオがサザエを砂を掛けて身動き出来ないようにする。そんな中、サザエはマスオの課長の奥さんに会って…失礼にも寝たまま、ご挨拶をする事に。フネ、水着でアイスを食べるのは何十年振りと言うが。波平、アイスキャンディーでアタリを引き、まあアイスを食べる事に。しかも、宝探し大会で三等の景品を当てて… 景品はまたまたアイスキャンディー。しかも特別に二つも。カツオ達が砂のトンネルを作ると、子供に頼まれ道路工事のお父さんはスコップで本格的にトンネルを作り出す。最後は、波平「陽がだいぶ傾いてきた」と言っていると、カツオ、すぐ帰ると思い、ある作戦を。カツオ、パンツを無くしたと言って波平のを借りる。波平は海に取り残されたまま…。

『こんだて夏の陣』
マスオと同じ会社の人のペット、ジョセヒーヌは昼間からステーキ。それに比べて、磯野家は何日も続くソーメン。「またソーメンか」と言っただけで、カツオ・ワカメ、マスオまで立たされてしまう。サザエ、節約に燃える。マスオ、雑誌で有名人の一週間のメニューを見てビックリ。マスオの一週間のメニューは、月曜日、トースト・コーチャ、そば。火曜日、みそ汁・ごはん、うどん。水曜日、おしんこ、ごはん、ラーメン。木曜日、めざし・ごはん、おにぎり。金曜日、トースト・コーヒー、そば。土曜日、おにぎり・みそ汁、そーめん。それを見た、サザエは、まだまだ甘かった…と。蒲焼食べさせろデモを、カツオ・ワカメ・マスオでする。やっと、ハンバーグに。ところが、磯野家の前に、豆腐屋が二つもかち合い、サザエは二丁も豆腐を買う事に。それで、豆腐で作ったハンバーグになってしまった。サザエ、サイコロでこんだてを考えればと考えるのだが。1が出ればオデン、2は焼魚、3はカレーライス、4はコロッケ、5はチャーハン、6はラーメンというように。勿論、フネにくだらないと言われる。魚屋で店長の孫(将来は魚屋らしい)に乗せられて、刺身を注文。でも、来月届けてと…。サザエに自分の洋服のワンピースを買うために、節約をしていると疑惑が… 実は、自分で縫おうと思って洋品店で見ていたらしい。本当はバイキング料理に家族で行く為に節約をしていたらしい。バイキング料理、一人3000円。マスオ、食べる前からスボンを緩めて、マスオのスボンが落ちてしまう。

7月18日
『カツオ電話禁止令』
カツオ、波平の大事な取引先の常務の大洗さんの電話を取る。カツオ、それが取引先の電話だと知らず「(波平は)ステテコ一枚で走っています」「大笑いさんっていうヘンテコな名前のおじさん」と言ってしまい、波平は怒りカツオは電話禁止令に。それで、カツオも強情に一生電話に出ないと。花沢さん、それは困るとそんなカツオに電話教育。大洗さんの電話の受け取り方も成功し、波平かも禁止令は解けたのだが… 今度の日曜日に大洗さんの奥さんがグループで家にやってくる。草木染めの同好会らしいけど。当日、相変わらず波平はステテコ一枚姿がオチ

『偶然の傑作』
マスオ、カワセミをカメラで撮ろうとするのだがタイミングが悪い。亀の上に止まっていたカワセミを撮ろうとして、写ったのがカワセミが飛び立った後の亀。その亀の写真がカメラ屋の店員に「傑作じゃないですか」と褒められるのだが… それにしても、サザエのハンバーグを食べている姿や、たこ焼きを食べている姿を写真に撮っているマスオ、どういうつもりなんだろうか? 亀の写真、ノリスケの会社で使うかもの話しから、サザエ・マスオは想像力が増す。マスオがカメラマンになって別荘を買うとか… 結局、写真の話しは使う予定がないらしい。マスオ、第一回アマチュア写真コンクールに応募する事に。テーマは人物。ノリスケ、マスオの腕なら間違いなしというけど… オチはマスオの酔っ払って家の玄関で泥酔する姿をサザエに撮られる…

『夏休みまでの遠い道のり』
カツオ、夏休みを来る前に越えないといけない壁に落ち込む。成績表を見せて、説教を受けてから出ないと夏休みはやってこないという。波平、会長に「明日からこの会社の社長に任命する」と言われ、「成績が下がったぐらいで何だ。小さい事でクヨクヨするな」とか言われないかな〜とカツオは想像するが… 現実は… 中島、苦手の算数が少し上がったらしい(普段の努力と言っているけど、勉強したのだろうか)。カツオ「バカモノ」と波平に嵐のようにみっちり怒られる。その後、嵐が去ったのを喜び、その事で「怒られて喜んでいるとは何事だ」と、また嵐。今度はカミナリ付き。カツオ、夏休みの終わりの宿題を考えずに、プールに飛び込む。


7月11日
『夏の麦わら帽子』
ワカメの友達の夏見ちゃんのお父さん、息子の方が大きいので、お父さんは息子のお下がりを着ている。しかも、その服が、あかんべーをした顔の服だったり、太陽の服だったり(オチで、サザエが偶然会って、タラがお下がりと言ってしまうけど)… フネが押入れを整理していたら麦わら帽子が出てきた。その麦わら帽子は、カツオのお気に入りだった。静岡のおじさんの所に会いに行った時に、近所の人が編んでくれた。お気に入りなので、お風呂までかぶっていたらしい。タラがかぶると、カツオは「田んぼの案山子」と言ってしまう。その帽子にトンボがとまる。タラ、それに気に入り麦わら帽子をとらない。波平も初めて麦わら帽子を買ってもらった時は、嬉しかったようだ。子供にとっては魔法の帽子、麦わら帽子は単なる日よけではない。ある時はセミを取ったり、果物カゴになったり。友達の話すと言うけど、どじょうを取った子もいたらしい。かなり怪しいけど。イクラは麦藁帽子が嫌い。スイカも嫌い。何でかというと、隣りのおにいちゃんが読んでくれた絵本の中に、麦わら帽子のをかぶったスイカのお化けの話しを聞いたらしい。ユーモラスなお化けなようだけど…

『らくらく勉強法』
双子に生まれたかったとカツオ。楽して勉強する方法はないのかと思うが…。サザエが仕掛けた罠、単純にお菓子を皿に入れて、玄関に置いて、カツオがそのお菓子に食いついて、カツオが帰った来たのに気づくようにしたもの。が、それを波平に引っかかってしまい… サザエとカツオは波平に「バカモーン」と一喝。カツオ、勉強を始めようと、エンピツを削るのだが、それが何十本とエンピツ削りで削る。あれでは、百本はあったようだけど… エンピツより、ペンシルの方が良いのでは… しかも、磯野家はエンピツが多すぎるのでは…結局、らくらく勉強する方法は無かった。昼間のうちにやるべきだったようだ。

『うちの箱入り娘』
フネのお客さんが、ワカメの事を箱に入っていると言われたと思い、落ち込む。箱入り娘の事なのに、ワカメの勘違い。波平、ワカメが一緒にお風呂に入ろうと誘っても、ワカメは「嫌だ。私は女性よ」と嫌がる。波平は「ワカメはもうそんな年頃になってしまったか。何か一歩、手の届かぬ所にいってしまったようだ」と、落ち込む。サザエはワカメぐらいの時は、ずーっと一緒にお風呂に入っていたらしい。その時の波平は、髪の毛はちゃんとあったようだけど… ワカメ、まだ、お風呂に入ってもカエルのピョコピョコおもちゃで遊んでいるようだけど…。そんなワカメ、翌日は波平と入ろうとするとけど、波平は遅くなる。オチは、波平はワカメを木箱に入れて「ワカメは誰にも渡さんぞ」と。何か、恐いぞ…


7月4日
『みんなの抜け道』
ワカメがタラが裏のおじいちゃんの家に行くのを見かける。その後、すぐに家に帰ると、家にはタラちゃんがいた。タラちゃんが二人…という怪奇物のオープニングだと思ったら、裏のおじいちゃんの塀に穴が開いており、そこから抜けてきたのだった。今までは裏のおじいちゃん側に穴の向こうに小さな物置が開いてあった。裏のおじいちゃん公認の非常口らしい。その抜け穴、カツオが頭が入れば抜けられると言われて、サザエが入ろうとする。顔を出すと、おじいちゃんが庭を掃いており、おじいちゃんビックリ。しかも、穴にはさまれてしまう。もう少しで、レスキュー隊を呼ぶ羽目に。波平に怒られるサザエなのだが、なぜかマスオが波平に謝るという一幕もあり、最近に無く笑えた。駅に向かう時の抜け道をサザエはカツオに教えてもらう。花沢不動産が管理している空き家(もうじき取り壊されるようだ。8階建てのマンションが立つようだ。花沢さんのお父さんも気に入っていたようだけど)を通り抜けて、大きなお屋敷(花沢さんの知り合いの家)を通り抜けるのだが、そこにはペスタロッチというよく吠える犬がいる。犬の名前を言えば、吠えなくなるけど。その抜け道を使うと、いつもの道より3分早い。カツオ、花沢さんに今のうちに通ってもらってと言われ、皆に紹介する。裏のおじいちゃん達、タマまで。

『波平、威風堂々』
凄いカミナリでも波平は平然。フネとワカメ、サザエとタラ、マスオとカツオ、抱きついてしまう程、恐がっている。波平「カミナリごときに恐がってどうする」と。波平、カミナリに男を上げる。伊佐坂先生は頭から机の下に隠れ尻をビクビクさせ、ハチは犬小屋で丸くなる。オカルさんも食堂のテーブルの下で。地震じゃないのにね。波平、男らしいと株が上がり「日頃から落ち着き払っているから」というオカルさんの言葉に、ご先祖様が使っていた書見台を引っ張り出し、読書をする。マスオまで、波平の真似して姿勢を正しく読書するんだけど… ノリスケが磯野家にやってくる。ノリスケもカミナリは平気。昨日のカミナリでタイコとイクラは恐がり、タイコも「頼りになる」と言って惚れ直したようだ。しかも、ノリスケの独身時代、随分モテたようだ。カミナリが鳴っても、ノリスケと一緒だと安心だと言われていたようだ。波平「わしも若い頃はこれでもモテたものだ」と自慢話し。その一言がフネと夫婦喧嘩のきっかけになる。「今でも宴会でもモテる」という波平に、フネは「そのお顔だから、安心するんですよ」と。波平、頭から湯気を出しながら怒る。ノリスケ、雲行きが怪しくなったから磯野家から退散。夫婦喧嘩は夜まで続く。波平「ノリスケ、何しに来たんだ、ノロけるだけノロけおって」と。波平が書見台で読書をしていると、ご先祖様の登場。「書見台を使ってくれて、嬉しいぞよ。しかし姿勢が悪い。もっと、背筋を伸ばし堂々とせんか」と、波平の肩を扇子で叩く。波平が写真屋に行っている間に、フネは女性の写真を発見。さすがのフネ、「あの人に限って、信じてきたのに」と泣き出してしまう。しかも、フネは大きな鞄を横に置き「お暇を頂きます」と。が、何と、その写真、社員旅行の余興で波平が女装した写真。

『ぼくの織姫さま』
ジンロクさんから貰った帽子を落とし、それを交番に届けてくれた女の人がいた。それが縁でカツオはその女の人と文通をする。でも、ジンロクさん、帽子に名前はともかく、電話番号まで書いているとは… 女の人の名は笹川詩織、女子高生らしい。が、詩織さんから、七夕の日に会いましょうと来た。弱ったカツオ、小学生だと書いていないらしい。結局、正直に手紙を書けないまま七夕の日に。ジンロクさん、詩織さんを連れてきた。何と、その女の人、おばさんだった。中々、言い出せなかったようだ。しかし、これからも、文通は続くようだ。今度は磯野カツオとして。


6月27日
『カツオの情報網』
カツオの情報網は凄い。サザエが人の家の白い花を見て「生けていたい」と、中島に言ったら、次から次にツテを求めて、やっと花を貰う事ができた。そのツテの数は5人以上、中島、その人達を玄関口で待たせて、サザエに花を渡す。サザエ、その人達にクッキーを包んで渡すのだが、クッキーの包みは7個。だいぶ、ツテが多い。中島が苦労して花を手に入れたのだが、実はカツオは、その家の人、おじいちゃんを知っていた。何と、カツオの茶飲み友達。去年の秋、中島とキャッチボールをやっていて、そのボールでガラスを割ったようだ。カツオが謝りに行き(中島はどうしたんだろう?)、その時、庭に咲いている菊の花を褒めたら、おじいちゃんがドーナツを出してくれた。それ以来、時々、世間話ししているようだ。カツオの情報網で、サザエがこっそり買ってきたケーキ(ショートケーキとシュークリーム)を知られてしまう。誰が教えてくれたのだろうか。三河屋のサブロー、いつも公園の木の影で昼寝しているようだ。カツオ、それを知っていて、フネから頼まれた注文をしてしまう。カツオの情報提供者の中には、お巡りさんの子供もいるから、夕べ、角のタバコ屋に泥棒が入った事まで知っている。しかも、タバコ屋のおじさん、泥棒と鉢合わせして腰を抜かした事までも。

『父さん優勝カップ』
波平、ゴルフのコンペで優勝カップを貰って帰る。お祝いに寿司を注文し、マスオ(「おめでとうございます」と言った言葉が裏返っていた)が寿司代を出す。サザエはビックリ。マスオのヨイショは続き「今まで実力が発揮できなかっただけだよ」と。ついに、磯野家に初の優勝カップ(実は磯野家には、賞状や優勝カップがない事が発覚)。優勝カップ、タマが感心する程、立派。花沢さんのお父さんがカラオケ大会で貰ったより立派らしい。波平、優勝カップの前で記念撮影までしてしまう盛り上がり。が、その優勝カップは前島さんのものだった。表彰式の後に、前島さんからもらったものだった。来年、前島さんの息子が高校受験し、合格するまで、妻と息子にゴルフ絶ちの約束をしていたようなのだ。カツオ達があんまり喜ぶから、言い出せなかったようだ。そんな中、ノリスケとマスオ、お祝いにどこかのビアガーデンでビールで乾杯し、しかも、カップが汚れないようにガラスのケースまでプレゼントする計画まで練る。それにしても、ノリスケは言いたい放題。「おじさんがゴルフコンペで優勝するなんて、夢にも思わなかったですからね」だの「一生に一度あるかないかの出来事(コンペの優勝)ですからね」とか。弁当持参の前島さんが、波平をお昼に誘う。そこで言われたのが「優勝カップを返してくれないか」の事。前島さん、家族にゴルフで優勝したのがばれたらしい。優勝とわかると、そんなおめでたい品なら、息子の部屋に飾れば勉強の励みになると。マスオにその事を話すと、「(家族に波平が)恥をかかないでカップを返す方法があるようだ。その方法とは、コンペの幹事がスコアーを間違えた事にしたのだ。それで、カップは返却する事に。うまい嘘だけど、今回はマスオのナイスショットようだ。最後の波平に言ったマスオの言葉も凄い。「おとうさんはすでに立派なカップを一杯お持ちですから。家族、明るくて優しい家族というカップを」と。

『夏のご挨拶』
今年の磯野家のお中元事情は。森さん、鈴木さんの家のお中元はビール、佐々木さん別のもの(飲めないからだろうか)。それにしても、波平、「暑中お見舞い」を書こうとして「お中元お見舞い」と書いてしまう、おとぼけぶり。ノリスケ、タイコ、お中元を持って磯野家に。イクラがタラにミニカーのお中元を渡すのにはビックリ。マスオがタラとワカメを連れて遊園地に行くと、鈴木さんに会い、今回はお互いにお中元の贈答はなしにする事にしたようだ。サザエ、お中元に家政婦を雇ってもらい炊事洗濯丸二日というのがあれば良いと考えるのだが…


6月20日
『ワカメ、明日の花嫁』
ワカメのクラスで「将来、誰がいい花嫁になるか」の投票が行なわれた。その一位がワカメ。でも、堀川君含めて男の子3人なんだけど… みゆきちゃん0票、文江ちゃん0票、スズ子ちゃん0票で、ワカメが男の子達独占の3票。よく話しを聞けば、堀川君自身で選んでいたわけではないらしい。堀川君のママが「ワカメちゃんは良いお嫁さんになる」と。他の男の子達もお母さんの意見らしい。それで、ワカメ気落ちする。ここで発覚、サザエも中学生の時にクラスの男達に投票されて1位になったらしい。しず江0票、かな子0票、サザエ3票で。ワカメ、結婚式は絶対に6月にしたいと願っている。ワカメ、花嫁さんを見たいからと、今度の日曜日に波平・フネが結婚式に出席するのについてゆきたいと。が、その結婚式の新郎新婦はお年寄り。夢を壊したくないからと、ワカメには黙っている。波平「幸せと年齢は関係なかろう」と言うが。なんでワカメが良い花嫁になると分かるのか、堀川君達が母親に確認したらしい。それは、ワカメのお母さんのフネが素敵だから、良妻賢母だからと言う。ワカメ、良妻健坊と勘違いするが。ワカメ、良妻賢母と聞いて、張り切って、結婚式当日は留守番をする事に。しかも、ワカメ、花嫁さんに渡してくれと小さな花束をフネに渡す。それでなのか、良い式だったようだ。新婦も若い花嫁に負けないぐらい輝いており、ワカメの花束も喜んでいたようだ。最後は、ワカメの花嫁姿だったけど、さすがにパンツは丸見えではない…

『マスオのアリバイ』
マスオとノリスケがオープンしたての「Barカイシャ」に行く。そこの利点は「今、カイシャにいるんだ」と電話しても良い事。それで、マスオはサザエに電話するのだが。ところが、ノリスケ、タイコさんに「Bar怪車」のマッチを見つかってしまう。それで、マスオ、バレないかとビクビク。アナゴさんに「おとといの夜は残業していた」とアリバイを頼むのだが。そのアナゴさん、その日、ぬけがけして「Bar怪車」に行ってしまう。アナゴさんの奥さんから磯野家に電話が掛かり、バレしまう。翌朝、アナゴさん、頭に絆創膏を貼って出社。それにしても、サザエ、ノリスケとアナゴさんつながる線はないからと、マスオを疑うのだが。ノリスケ、サザエの刑事並みの追求で白状させられる。それでマスオ、シラフでは帰れないと、アナゴさんと飲んで帰る。猫の真似してサザエを一旦、家から出して、そのすきにマスオが中に入る。しかも、ワイシャツのまま布団に避難。靴下ぐらい脱いでも良かったのに…

『うちの聖徳太子』
波平が新聞を読んでいると、カツオは「ちょっとご相談が」と、ワカメは「この漢字、何て読むの」、サザエは「聞いてよ、マスオさんたらね」、フネは「魚住さんのお返しですけど」、タラは絵本を持ってきて「カミナリさまどこですか」と、色々な人から尋ねられてしまうので、波平「わしは聖徳太子じゃないぞ」と。それを波平の同僚に話すと「うちにんか、相談どころか、ろくに話しもしません」と。ノリスケの雑誌社でカミナリ親父相談室という、若者からの相談を年長者が答えていく企画があり、波平が任命される。数週間後、歯に衣着せぬ意見が大好評だったらしい。一度だけだったはずが、次回もという事になる。葉書がどっさりきている。波平、引き受けるのだが、葉書の内容は「勉強しないで良い点が取れる方法を教えてください」(波平、そんなものあるわけなかろう)とか「気になっている女の子がいるのですが、思いを伝える方法は…」(波平、葉書に向かって「ウジウジしとらんで、はっきり好きと言えばよかろう」怒ってしまう)とか。「私を思い切って叱ってください」というのまである。そんな波平、カツオに相談されない事に気づく。波平の同僚は「反抗期のはじまりですよ」と言って「子供の心がわかる本」を渡される。波平、その本に書いてあった通りに実行する。「カツオ君」と言いつつカツオのエリを直してあげたり、カツオのツメを切ってあげようとしたり、「カツオちゃん」とまで言ってキャッチボールを誘ってしまう。ハチマキして本を読んでいるのだけど、成果が無い。波平、相談役の仕事を「わしにはその資格が無い」と断ってしまう。実はカツオが悩んでいたのは父の日のプレゼントに買うネクタイの柄だったのだ。気づかれないようにするのが、カツオにとっては必死。波平、かなり嬉しそう。しかし、これにはオチがついていた。カツオ「大人の心をつかむ本」を読んでいたのだ。しかも、カツオ、波平に前借20年分20万円のおこづかいのお願いをする。波平「バカモン、お前は30過ぎまで、わしにこづかいを出させる気か」と。


6月13日
『ぼくは目の中』
定期入れを忘れた波平、サザエが波平を追いかけて俊足で走るが、転んだ拍子に波平の定期入れの中身がバラバラになり、タラの写真を入れていた事が発覚。波平、タラは目の中に入れても痛くないと言っているらしい。タラは「入らないです」と、まともに答える。しかも、タラは「おじいちゃんを目の中に入れても痛くない」と近所にいいふらす。波平の定期入れにワカメの写真がない事に不満。カツオはそれより、おこづかいをもらいたいと。マスオの定期入れにはサザエの写真が入っていた。実はカツオの入れ知恵。サザエから財布の中に一万円入れてもらっていた。それをノリスケに話すと、ノリスケは絶対にサザエさんはタイコに話すはずだと、タイコの写真を入れておく。が、タイコは「私がそんな事をする奥さんに見える。人の定期入れの中身は見ません。信用しています」と、激怒。実は、マスオの定期入れには、タラの写真を入れている。

『急がば回れ』
サザエ、急いで電車に乗るが、反対側の電車に乗ってしまう。それで、バーゲンに遅れてしまう。しかし、気に入った服(派手な赤の服)は見つかったようだ。話しとは関係ないけど、波平の好物はウニだったようだ。磯野家としてお高い好物では?

『カツオ叱られ手帳』
「バカモノ。わが磯野家の跡取り息子がそんな事でどうするんだ」と、オープニングから波平に叱られるカツオ。カツオ、叱られるたんびに手帳に記している。「父1回、時間約15分」と。手帳には、叱った人、叱られた原因、叱られた時間を書いているようだ。それによると、説教の時間はフネと波平が良い勝負で、回数ではサザエが多い。ワカメも回数が記録されている。みゆきちゃんが家に来るので、カツオの机の上が散らかっていると文句を言ったらしい。タラとマスオは一回もない(神様みたいにだと)。サザエ、多分に八つ当たりが多い。カツオ、その叱られ手帳に記録した一週間分を円グラフにしようとする。宿題だったようだ。が、肝心の先生に叱られてる事を記録していない事がばれて、たっぷり、波平に叱られる。「とんでもない奴だ」と。


6月6日
『雨の日は二人で』
オープニングは、雨の日、荷物を持つフネが「ボタンを押してください」と言われて、波平はフネの服のボタンを押そうとする。フネは、傘のボタンの事なのに。マスオ、天気予報に「では、只今から、大雨洪水情報を申し上げます。北海道ヒザ上38cm、東北くるぶし1cm、関東ヒザ上13cm」という予報出来ないかな〜と想像する。何を考えているのやら。フネと波平、アイアイ傘で、波平、照れてしまう。カツオ、花沢さんに強引にアイアイ傘ではた迷惑。サザエとマスオの婚約時代は、いつも雨の日はアイアイ傘をしていたようだ。

『ワカメの花束』
ワカメ、会社帰りの波平に玄関口で花束贈呈する。伊佐坂先生に頼まれて、今度の日曜日リサイタルの時に、ワカメが花束贈呈をする事に。それも、舞台は大東京ホール。弦楽四重奏が終わってから、花束贈呈をするのだ。その花束贈呈の練習に、波平はビオラ(ダンボールと定規で代用する)、サザエはチェロ(ゴルフのケースとクラブで代用)、マスオが第一バイオリン(本物)、カツオは第二バイオリン(ダンボールで作った物)。マスオ、久し振りにバイオリンを弾けると思って、弾こうとするが、サザエはマスオの下手なバイオリンを聞きたくないからと、カセットで音楽を流す。何か、乗り気しない波平。ワカメが花束を渡すのは、ビオラ奏者の人。波平、花束を受け取り、握手する。波平、疲れてヘロヘロ。ところが、ワカメ、夢に見て驚いて飛び起きる。夢は、ビオラの楽器がわからず、誰に渡していいのか悩んでしまう。カツオ、本物のビオラを買おうと提案する。フネに「弾きもしない楽器を買ってどうするんだい」と言って却下。そうすると、マスオのバイオリンは… カツオ、ビオラの演奏者が波平のような頭なので、その人に渡せば良いとアドバイス。当日、ジンロクさんに大東京ホールに送ってもらうも、渋滞。ジンロクさんが浪人しているのも、試験中も渋滞遅刻ばっかりだろうか… 波平、下調べしていたおかげで、ジンロクさんに恐い顔で交通指示してナビゲート。ワカメの花束贈呈は成功する。しかも、他の人はスカートなのに、ワカメだけ着物姿。をきていたけど… 最後まで、舞台で着物姿をアピール。度胸が据わっていると、カツオ感心するのがオチ。

『たまには亭主関白』
マスオ、ノリスケと飲んで帰りが遅くなる。サザエからそのバツにマスオは床拭き。しかも、窓拭き、玄関の掃除、庭の掃除までしてしまう。カツオ「将来はサザエのような人とは結婚しないぞ」と思う。ところが、野球をしに行こうとするカツオ、2丁目の公園を通りかかると、花沢さんに会う。花沢さん、町内の掃除をしていた。しかも、カツオにも、掃除を手伝うようにと、強引にホウキを渡される。ちゃっかりと、花沢さんのペースで掃除をさせられる。実は、マスオ、好きで掃除をやっていたようだけど… カツオ「一家の主は、どっかりと座っているべきだと思うけど」と言うが… マスオ、亭主関白になってサザエに「おーい、お茶」「おーい、新聞」とか言って世間のイメージを変えようと決意する。ところが、サザエと会うと、亭主関白はどうしても出来ない。カツオ、カオリちゃんの「マスオさんのような人と結婚したい」というのを聞いて、がぜん、カツオはマスオ支持者に。マスオに掃除の仕方を徹底的に訓練受けようとするのがオチ。


5月30日
『イクラのおまわりさん』
イクラとノリスケは、タイコさんから買い物を頼まれる。ところが、ノリスケの買い物かごにイクラがドックフードを入れてしまい、それを買ってきてしまう。そのことでタイコが文句を言うが、イクラは「ハーイ、パーイ」と反省なし。ノリスケが「そんな物を食べたら犬になっちゃうぞ」と言うが、イクラは、犬のおまわりさんになりたいと言い出す。「犬のおまわりさん」という絵本の影響のようだ。マスオ、幼稚園の時に犬のおまわりさんの役をやった事があると告白。マスオの母から、マスオが犬のおまわりさんをやった時のぬいぐるみを宅配便で送ってくる。ちゃんと帽子まである。それをイクラに届けようとしたら、タイコさんが拒否。明日、友達の家に行くから、イクラにめいぐるみを見せたら、それを着て電車に乗ろうとするから、恥ずかしくて拒否した。それ幸いと、タラちゃんの方がぬいぐるみを気に入っている。カツオとワカメ、タラちゃんが幼稚園に通うようになったら、マスオのように犬のおまわりさん役をやるかもしれないと期待を持たす。そして、迷子の子猫役はかわいい女の子かもしれないと。マスオの時の、迷子の子猫役は、やっぱり女の子で、オオタミドリと言ったバイオリンの先生の子供だったようだ。サザエ「30年たってもフルネームで覚えている可愛い子だったの」と嫉妬する。マスオ、赤くなりドキマギ。サザエ「まさか、それでバイオリンを習ったんじゃないでしょうね」と、疑惑の目。

『素顔が一番』
サザエがファッション雑誌のモデルに。カメラマンの企画にピッタリと言われ、ノリスケの紹介でサザエはモデルになったのだが。サブちゃんが言いふらし、町内中の噂に。サザエ、プロに認められたと思って、ホットケーキをオヤツに出したりしてウキウキ。カメラマンのテーマは素顔の魅力。サザエ、レオタードを着てスクワットするハッスルぶり。カツオは「むだな努力だ」と言うが。サザエは髪型を変えようとする。フネもびっくりの、サザエの後ろに玉のように結んだ髪、誰だこの人は? 夜、サザエがお化粧していると、マスオは「お化粧しなくても充分、綺麗だよ。そのままの魅力でスカウトされたんだから。ボクは、こんな美しい人を奥さんにできて、幸せだよ」と言うと、サザエがマスオに抱きついてきた。これで、二人目か… タラに妹か弟が出来るのか… しかし、マスオ、実は愛情よりも、エステやダイエットをやろうとするサザエに、お金の失費があまりにも多そうなので断念させようと言っているだけだったとは…。エステ50万、ダイエット30万のチラシが物語っていた。撮影の日、公園では、人だからりが出来るほどの撮影会。パシャ、パシャとサザエを撮りまくるカメラマン。そして、雑誌が発売される日、雑誌を見にいこうとするサザエを失笑する世間の人… 雑誌には「色黒でずん胴の方に合うスタイル」と書かれ、サザエが写されていた。サザエはその時…

『タマも歯みがき』
タマにひっかかれるタラが泣いてしまうオープニング。何とも、タラのハブラシでタマの歯を磨こうとしていたからなのだ。何で、こういう事を思いつくのだろうか… タラの奇怪な行動がわからない… 実は、カツオのせい。タラに「タマは虫歯になるのか」と、聞かれた時に、カツオは「犬でも猫でも虫歯になる」と答えたらしい。サザエ、完全にカツオのせいにして、おかげで、新しいタラのハブラシを買う羽目になったと怒る。カツオに「人一倍、歯が丈夫」と言っていたサザエが虫歯になった。朝ごはんを「ダイエット中なの。最近、太り気味なの。特にほっぺたのあたりが…」と言いながら、食べない。サザエ、カツオには歯医者に行く。その帰りに、歯医者さんから、カツオの帽子をもらう。忘れていたそうだ。後で、マンガの続きを読みたかったから、わざと忘れていたそうだ。サザエから、ちょうど歯医者の前を通りがかったので、タラの歯の定期健診の予約に行ったらしい。それを、サザエの行動ルートから外れているので、怪しいな〜とにらむ。カツオ、歯医者に調査に行き、ばれてしまう。しかも、これを波平に報告。波平、サザエを「全く、つまらん事で見栄を張りおって」と叱る。その次に、カツオ。カツオ、怒られると思っていないので、ビックリ。歯医者にマンガを読みたさに、帽子をわざと忘れた事に怒られる。波平、「だいたいお前はな…」と、波平は顔を赤くして、顔からカミナミを発射させる。オチは、タラを歯医者に連れて行くが、タラは行きたがらない。歯医者の前で、タラは嫌がるのだが、サザエは今日は歯医者が休診なのに気がつかない…


5月23日
『泣き虫エンピツ』
ワカメ、カツオが短くなったエンピツをゴミ箱に捨てていたので、カツオに説教。「勿体無いじゃない。まだ使えるのに捨てられちゃって、泣いていると思うわ、このエンピツ」と。それを聞いていたタラ、エンピツが泣くと思って、窓辺の机の上のエンピツをジーッと見ている。不気味だ。ワカメ、急に節約魔と化す。マスオの歯磨き用のチューブを捨てていたので、まだ絞れば使えると注意したり、カツオには、トイレの電気が付けぱなしだったと注意。ワカメはデンコちゃんか… 囲碁をやっている波平とマスオ、後二人なのでお風呂に早く入れと催促。囲碁に夢中で中々、波平・マスオが入らないので、ワカメは「二人とも入らないと、お湯を落としちゃいますよ」とカンカン。マスオ、「は、入ります」と、少しビクビク。ワカメの節約魔になった理由は、実は、チラシを見て、お買い得品に印をつけるワカメ、でも、そのお店はバスを使わないと行けない場所だったようだ。ワカメ、一昨日のオヤツのケーキを残しておいたけど、タラに食べられてしまう。犯人にされるカツオだけど、日頃の行動から仕方がないと思うけど。ワカメが節約魔になった理由は、婦人クラブに載っていた記事を読んだ為。釣り好きのご主人の為に30年節約して海辺の別荘を購入した奥さんの話しが載っていた。ワカメも老後の波平にプレゼントしようとしたらしい。波平「節約は、フネとサザエに任せなさい」と言うのだが。サザエ、団欒にメロンを持っていくと、大騒ぎ。マスオ「そんな、贅沢な…」だって。皆で「おいしーい」の大合唱。オチは本当にエンピツが泣く。実は雨漏りで、ちょうどエンピツの上に水滴が落ちただけ。

『この頭は何のために』
カツオ、波平から「頭を使いなさい、頭を。この頭は何のためにあるんだ」と言われる。頭を使って、サザエが隠しそうなオヤツの在り処を推理すると、本当にドラヤキが置いてあった。サザエの単純な頭の構造なのか、カツオの推理力のなのか… カツオ、マスオの地球儀を壊してしまう。すぐに文房具や行くが、お小遣いの関係で小さな地球儀しか買えなかった。マスオ、机の上の小さな地球儀に気づく。「もっと、大きかったはず」と言うと、カツオは「世界が狭くなったんだよ」。明日がテストなので、いつになく勉強するカツオ。そのせいもあって、80点。

『わが家の男性軍』
フネが波平に「1丁目の山口さんのお宅で…」と話しかけるが、全然、聞いていない様子に、腹を立てて、出勤する波平に10日前の新聞を渡す。波平が電車で読もうとすると… その夜、早速、フネに「けしからん、古新聞を持たせよって」と抗議。そんなフネを、サザエが「ちゃんと聞いてあげないからよ」と言うが、波平は「山口さんの話しだろう。里帰りしていたお嬢さんが赤ちゃんを産んだんだろう。男の子で、名前はきょうすけ」と、聞いていないようでも、ちゃんと聞いている事を証明する。が、実は、これはカツオが立ち聞きしており、それをメモっていたからなのだ。それをカツオから教えてもらっていたのだ。サザエ、マスオは、どうなんだろうと試してみる。ミステリー小説を読んでいるマスオに「高橋さんのご主人がね…」と、話しかける。熱心に読んでいるのに、マスオ、かわいそう。しかも、その話しの内容は「高橋さんのご主人が、酔っ払って電車の中で眠ってしまい、目を覚ますと、車庫の中だった」という話しなんだけどね。カツオのお陰で、マスオも聞いている事になってしまう。しかし、そのメモ帳を、サザエに見つかってしまう。波平・マスオ・カツオを正座させておいて、サザエが「本当、我が家の男性陣のチームワークは良いわよね」と皮肉る。それで、サザエ・フネ・ワカメの女性陣で、団結してデパートに行く事に。何で、団結でデパート? ワカメ、タラにお子様ランチで釣るけど、タラ「ボクは男です」と。


5月16日
『おじいちゃん入門』
タラ、裏のおじいちゃんになりたいと波平に宣言。タラ、「いく春や…」と俳句まで作り出す。実は、書き損じた紙をもらって、それを詠読んでいるだけだった。カツオ、自分もおじいちゃんになりたいと。会社にも学校にも行かずに、毎日が日曜日だと。そして、子供から急におじいちゃんになると一生遊んで暮らせるとまで言い張る。タラ、裏のおじいちゃんの口真似「甘露、甘露(おいしいという意味)」と言ったりお風呂に入ると「極楽、極楽」と口真似までする。タラ、ジュースよりお茶を好み、おじいちゃんの真似をしてお茶に梅干を入れてしまう。リカちゃんと遊ぶのは、肩が凝らないからつまらないと。完全に年寄り臭くなりそうな… サザエ、タラが少しフケたようだと心配するが… タラが裏のおじいちゃん、おばあちゃんを動物園に連れて行く。裏のおじいちゃん達、この年になると動物園に縁がないから、一生行く事がないからと言っていたからだが。裏のおばあちゃん、パンダを見て興奮。おじいちゃん、なぜか、パンダに嫉妬する。そのおじいちゃん、小猿が追いかけられているので、いじめられていると勘違いして「こらっ、小さい猿をいじめるな」と怒りだす。そんなだから、さすがのタラも肩が凝ってしまう。ついに、タラは子供から急におじいちゃんに… そんな馬鹿な…

『逆上がり遠足』
ワカメ「明日、雨が降らないかな〜」と。カツオ、「何て事を言うんだ」と。明日は、カツオの学年は遠足なのだ。カツオ、一週間前から遠足の準備している。カツオ、リックサックに荷物が入りきらない。それでもう一つリックサックを用意しようとするのだが、サザエに反対される。お菓子は良いとしても、キャッチボール用にグローブまで。けん玉も持っていこうとするカツオ。サザエ、海苔を買い忘れて、カツオにお弁当に、海苔なしのお握りを食べさせられようとしていた。ワカメ、明日は、逆上がりのテスト。それで、雨が降ればと思っていたのだが。カツオ、公園でワカメの逆上がりの特訓をするのだが、それにしても、ワカメ、スカートのまんまなんだけど。スボンぐらいはいたらどうなんだろうか。はく気はないのか。カツオ、眠れないので、波平に言われたようにヒツジを数えるのだが、一万三千三十八匹まで数えてしまう。カツオ、夢の中で遅刻して、置いてけぼりにされる。実際は中島が遅刻する。バスは待っていたが。中島、ヒツジの数5000匹数えたそうだ。遠足地には、ヒツジがいる。雨雲が出てくる。雨雲は学校方面に行き、雨で逆上がりのテストは中止になり、遠足の方は雨に祟られなかった。カツオ、ワカメの兄弟愛が勝ったようだ。

『タイミングが合わない日』
マスオとサザエのタイミングが合わない。マスオが洗顔中にサザエのシェービングクリームの出すが遅かったり、マスオ、ご飯と味噌汁が食べたかったのにトーストだったり、靴下も黒を履きたかっのにサザエはグレイを用意していたり、そして、トイレに行こうとしているのにサザエは会社に行こうとしていると思い鞄を渡したり、全くタイミングが合わない。マスオ、不機嫌。しかも、電車にも一本乗り遅れてしまう。アナゴさんに愚痴を言うが、アナゴさん「うちなんかお互いに性格が正反対だから、めったにタイミングは合わないけど、それでうまく釣り合っているんだ」と。が、家にはタイミングがいつも合っている波平・フネという見本がいる。とどめをさすように、マスオ、お昼にカツ丼食べたのに、夕飯はトンカツ。しかも、サザエ、マスオに着替えさせようとするのだが、ワイシャツの上から浴衣を着せてしまうし。フネは波平の言いたい事がわかる。風呂場から波平が「ないぞ」と叫んでいるのに、シャンプーが無いとわかってしまう。まさか、シャンプーとは… サザエもビックリである。フネに頼り切っている波平、カツオに言わせれば「波平は大きな子供だよ」と。今日がトンカツになった経緯は、フネの「何となく」だったらしい。最初はサザエは焼き魚にしょうと思っていたのだか、フネが波平のお昼とダブルかもしれないとトンカツにしたらしい。実際、波平のお昼は焼き魚定食を食べたんだけど。でも、最初、波平はカツ丼を食べようとしたのだか、急に気が変わり焼き魚定食を食べたらしい。笑ったのは、ワカメの想像。フネに手をつながれて歩いている子供の波平。相変わらず、髪の毛は一本だけど… サザエに、お昼の食べ物を振られたマスオ、トンカツとは言い出せずに、ざるそばと言ってしまう。波平の「アレ、知らんか」で、わかってしまうフネ。「茶箪笥の小引き出し」と言う。アレとは、爪切りだったようだ。そんな波平をカツオは「幸せな人だね。言葉が足りなくても、分かってくれるんだから」と。サザエ、マスオに昼と夜の献立がダブル事が無いようにと、お弁当を持っていってくれないかと言い出す。マスオ、愛妻弁当にニンマリするのだが、マスオ、お弁当を食卓の上に忘れてしまう。そして、朝、追いかけるサザエだが、肝心のお弁当を持っていないサザエ。どっもどっちだな…


5月9日
『母の日サービス券』
カツオ、ワカメ、タラでカーネーションを買って帰るのを偶然見かけるフネ。母の日で貰えると思ってフネは慌てふためき照れてしまう。フネにカツオとワカメはカーネーションと一緒にサービス券を渡す。サービス券は、おつかい券、お掃除、肩叩き券とあり、魔法のランプと書かれた券もある。魔法のランプ券は、フネの願い事を聞いてあげる券らしい。しかも3枚。笑えるのが、お父さんのお世話券、波平がフネに世話を掛けているから、それの代わりになるという。タラも同じようにサービス券を作ったようだ。肩たたき、お背中流し、パパのお世話券。早速、サザエはパパのお世話券を使って、タラとマスオを散歩に行かせる。波平のお世話券は、無理やり寝かせる。ワカメ、糸通し券を使わせて、針に糸を通してあげるのだが、これが全部の針に糸を通してしまう。サービス券をあまり使ってくれないフネに、カツオは魔法のランプ券を使わせる。フネの願いは、カツオに勉強してもらう事。しかも、二枚も… ワカメから二枚も無駄に使わせてとカツオは怒られる。後一枚は… 「充分、願いが叶えてもらったから」と、一枚は大事に取っておくようだ。フネらしいオチ。

『あだながアダに』
会社の前で、マスオと待ち合わせしていたサザエ、常務に「ホネカワさんの噂は、かねがね…」と言ってしまう。実は、ホネカワとはアダナらしい。次の日、常務に謝りに行くが、常務は、最初の言葉は聞き取れなかっようだ。「陰では、ホネカワというのか…」とアダに… アダナは辞めようという事になったようだ。カツオの学校の教頭先生はチンパンジーというアダナ。ゴリラのまねをするサザエの物真似をするのだが、それを運悪く教頭先生に見つかってしまう。教頭先生から「アダナを広めているのは君だね」と職員室で。カツオ、誤解されてしまう。が、サザエによれば、ゴリラは「キキーッ」と飛び跳ねないと言う。ごもっとも… 波平、ナミちゃんと呼ばれていた事があったようだ。カツオ、アダナをつけられた事が無い。なんでないんだろうと… カツオ、アダナで言われて欲しいと思って、中島達に相談する。中島、カツオの事を「マルガリ君」と付けるのだが… 教頭先生、実はアダナが気に入っているようだ。そして、常務も、中学校の時からずっと同じホネカワというアダナなので気に入っていたようだ。 しかし、サブちゃんによると、カツオ、マルガリ君と呼ばれて、皆に、いじめられているという噂が。これが、タイトルのアダナがアダに。

『ぼくのオヨメさん』
タラ、リカちゃんではなくて、花沢さんをお嫁さんにしたいらしい。しかし、花沢さんはタラより七つ年上。タラは追いつくそうだ。年齢ではなくて、背丈で… フネは「10年も20年も先だ」と言うけど、全然、年を取らないから… タラが花沢さんを気に入ったのは、花沢さんの推測によると、タラが公園で大勢でイジメられていた所を、花沢さんに助けたからでは…と。花沢さんも、年下のお婿さんもいいかなと満更でもない。あと10年もすると同じ年にみえるのではと。タラは貫禄が出て、花沢さんは年より若く見られるタイプだからと。そして、タラは花沢さんに「ダーリン」と呼ばれる。毎日のように花沢さんの家に行くタラ。カツオ、本当にタラと花沢さんが結婚するのではと心配する。しかも、タラは不動産屋になると言う。実は、真相は本気で不動産屋になりたいのではなくて、タラの間違った考え方のせい。「不動産屋になってボクの絵をいっぱいコピーするです」と。実は花沢さんの家のコピー機が気に入ったようだ。花沢さんもそれを知っていたようだ。カツオだけが(タラが花沢さんの家に来るのを)反対していたのを、花沢さん「愛情の裏返し」だと勘違い。カツオ、花沢さんから「ダーリン」と呼ばれてしまう。花沢さんにとってはカツオのアダナはダーリンになるかも…


5月2日
『うちの藤吉郎』
フネのお客さんの草履(フネは古風に「お履物」と言っていた)をタラは木下藤吉郎みたいに暖める。タラは草履で来るお客さんを待っていたらしい。豊臣秀吉みたいに偉くなりたいと言うタラ。カツオからの出元とはいえ、タラのここまでの勘違いも、マンガチック。大学の同期で、もう課長に出世した人がいるというマスオ。もっと、出世欲を出した方が… タラ、裏のおじいちゃんの家に来た俳句の会のお客の履物が男女別々に置く。中々の仕分け上手。これは出世しそうな… カツオ、タラはホテル王になるかもと。旅館の下足番から修行して、ホテルをいくつも経営するようになると言う。しかし、タラの背丈は一緒、しかし口ヒゲは生やしていたけど… タマが遊んでいた小さな靴、サザエが玄関に吊るして落とし主を探すのだか、中々いない。タラ、気になってずっーと、玄関口で待っているのだが。実は、イクラの靴で知り合いに譲った靴だったようだ。イクラ、ローラースケートが欲しいらしい。そこで、カツオ、家の廊下にロウを塗って滑りやすくする。勿論、波平に「馬鹿者」と言われるが。

『家族そろって潮干狩り』
家族そろって潮干狩りに。魚屋でアサリとハマグリを研究したカツオ達、今回の潮干狩りは期待持てそう… タマに新しいガールフレンドが…。今回の物語は小ネタ満載。ワカメ、アサリにしては大きすぎると投げ捨ててしまう。が、サザエに「アサリでも大きいのがある」と言われる。ワカメが投げたあたりを探していると「大きなアサリを見つけた。ハマグリぐらいはあるよ」と言う声が。男二人が拾ったのだ。が、ワカメとサザエに睨まれて、ブルブル震える大の男達… おばさんに、ぶっかられて謝るマスオ。不満は持つけど、言い出せない。サザエさんを呼ぶフネ、他の人から「サザエが採れたかと思われる」。これには、笑えたけどね。今回の潮干狩りの成果の波平評は「大漁ではないが、味噌汁の具ぐらいはあるのでは…」とは言うが… ご近所の人に言っているので、これでは全然足りない。帰りに魚屋に寄るけど、売り切れ。もったいぶる魚屋の店長、実は、こんな事を見越して残してあった。裏のおじいちゃん宅、ノリスケの家、伊佐坂先生の家などは今夜はアサリ汁。タマも屋根の上のデートでガールフレンドに報告していた。

『早く来い来い子どもの日』
サザエ、カツオとタラがコイノボリでイタズラしているので注意したわりには、サザエはコイノボリで人魚に変身。ピョンピョン走っているので、これは完全に破れるのでは… 運動不足のノリスケをコキ使って、磯野家にコイノボリを立てる。タラ、タマがコイノボリを欲しがっていると勘違いする。それにしても、ノリスケ、波平、マスオは、子どもの日の前祝に飲みだす。ノリスケ、カツオに、お腹の太りぐらいを柱に印を付けられようとされる。コイノボリのミニチュアを貰ったタラ、タマにあげるが、タマにそのミニチュアを食べられようとされる。実は、最近、サザエが忙しくてタマにエサをあげていなかったから、コイノボリをエサと間違えたようだ。カツオが、雲をソフトクリームやオムレツと見間違えるぐらいだから当たり前か…


4月25日
『なつかしの紙芝居』
波平も紙芝居を見ようと公園に行くがやっていない。児童館の庭でやっていたようだ。昔、紙芝居をやっていたおじいさんが見せてくれていたようだ。波平が子供の頃は、紙芝居が来ると、海平にいさんと二人で紙芝居のおじさんに代わって、タイコを叩いて子供達を呼び集めにいっていたようだ。するとおじさんは水あめを多めにくれたようだ。フネもワカメぐらいの年まで紙芝居を見ていた。ところが、オカルさんは女学校の頃まで隠れて見ていたらしい。物語に興味があり、オカルさん人が感動する物語を書いてみたいと言っていたらしい。それで、伊佐坂先生と結婚したのではと、サザエは言う。オカルさんの噂をしたので、オカルさんクシャミ。伊佐坂先生、布団を敷いて寝かしてしまう。本当は平熱なのに… カツオがタラの為に紙芝居を作る。タラの絵本を使って。タラ、早速、タイコを持ち出して、磯野家の人を呼び集める。桃太郎の話しをスラスラと話す。いつもカツオやワカメが読んでくれるので覚えたらしい。明日は金太郎の話しをする事に。が、タクラが紙芝居に興味を持ち、持ち帰ってしまう。ノリスケの家は、早朝から紙芝居が始まり、団地は迷惑に… カツオ、またタラの為に紙芝居を作る。今度は花咲じじい。そして、カツオのオリジナルの話しまで。その話しとは「ふたりのお父さん」。波平とマスオをモデルに。ひとりのお父さんは仕事帰りに毎日お酒を飲んで帰りが遅い、もうひとりのお父さんはマージャンで帰りが遅い…という話し。それで、二人とも最近は早く帰ってくるように…。カツオは調子に乗り、二人のお父さんは子供達の為に毎日お土産を買ってきた…と。

『マスオとノリスケ』
マスオ、ノリスケにデパートで呼び止められる。ところが、すぐにノリスケはデパートのネクタイ売り場の美人の店員と会い、マスオと「ここで失礼します」と。マスオ「全く(ノリスケは)調子がいいんだから」と怒る。しかも、ノリスケ、マスオのボトルを飲んでしまう。そして、図々しく、今度は波平のツケが利くようなお店を紹介してくれと… さすがの波平「ノリスケは、世の中を甘く見過ぎておる」と。カツオ、ノリスケに一枚お金を貸してあげようとする。フルーツパーラーでフルーツパフェを食べながら、ノリスケを待つ。ところが、一枚とは千円。ノリスケは一万円だと思ったらしい。ガックリするノリスケ。波平にこの事がバレて、マンションからノリスケを呼び出す。ところが、ノリスケ「ありがとうございます」と、波平に叱られるのを喜んでいる。この年になると、おじさんか、編集長しか親身になって怒鳴ってくれる人がいないと。ここから、ノリスケの調子の良さが発揮。(イクラを叱る時の参考の為に)おじさんの言葉をメモしていいですかと。そして、ノリスケは反省文を書いた紙を持ってきたと思いきや、実は一万円の借用書を持ってきていた。マスオ、彼は大物だな〜と感心する。

『カツオを信じて』
カツオ、皆に「波平が大変だ」と言っても信用してもらえない。波平、家の屋根に宙ぶらりんなのに… 信用されていないと落ち込むカツオ。タラまで、絵本を飛ばして読むので拒否されている。ワカメにも、宿題を教えてあげても、結局、フネに確かめようとしているし… そんな時に、花沢さんのお父さんから、花沢さんと一緒に手付金を届けに行く事に。鞄の中には500万円も入っていると聞いて、カツオ、ビクビクもの。カツオ、百年たっても弁償できないと。百年たってもカツオは小学生のままなら、そうかもしれないけど… 実は鞄の中には書類しか入っていなかった。これは、カツオが信用されていないと落ち込んでいたので、中島の仕業だったようだ。


4月18日
『ワカメ買い物情報』
ワカメ、郵便局のハジコして書留の値段を聞きまくる。送料はどこも同じだと知らなかったようだ。ワカメ、団地の中に産地直送の車が来ていたという情報をサザエに。サザエ、ちょっと遠くだけと言ってみる事に。が、アスパラしか残っていなかった。マスオ・波平に好評。今度の金曜日には掘り立ての竹の子を予約した。が、行くのを忘れてしまうサザエ。買えずに帰ってみると、竹の子は届いていた。その団地の車の買い物客の中に、橋本君のお母さんがいたらしい。それでサザエ、団地の有名人になったかも。話しとは関係ないけど、磯野家では毎朝新聞をとっていた。

『父さん一万歩』
波平、健康の為に、歩くように万歩計を買う。一万歩が目標。ところが、2803歩しか歩いておらず、一駅手前である事に。ところが、イラストレーターの家に原稿を取りに行っていたノリスケと会い、お好み焼きを奢るはめに。しかも、タクシーで帰ってしまい、波平の歩数は伸びない。カツオ、波平の歩数を気にする。一週間で辞めてしまうだろうと予想していたが、一日で断念とは… 次の日、波平、今日アナゴと外回りするマスオに歩いてもらおうと万歩計を渡す。10305歩、一万歩越えている。カツオに「これが目に入らぬか」と自慢する。波平、会社で万歩計を落し、掃除のおばさんに拾ってもらうが、何とおばさん万歩計つけて掃除したのか、13012歩も歩いていたとは。波平、感心するのだが、いくら何でも多すぎると波平。カツオ、波平の歩数を記録し始める。翌日、波平、マスオの知恵でベルトを変えて会社に。それで万歩計をわざとつけ忘れる。フネが万歩計をつけてみると、8057歩。カツオ、波平の歩数のグラフまでつける。しかも一週間分。今度はサザエにつける。が、買い物途中で見ると3010歩。スーパーまで足を伸す事に。結局、カツオにばれてしまう。記録更新を狙って万歩計をタマにつけるのがオチ。

『自転車で行こう』
サザエが自転車の乗り方を教えた近所のコハマさんの奥さん(アイコさん)、別人のように乗れるようになったのでサイクリングに行く事になる。カツオ「方向音痴で遭難しそうだ」と。それでジョギングして体力つけようとするのだが、いつもカツオを追いかけているので体力はついているような… コハマさんの旦那が言うのは景品で当たったので、これも何かの縁だと乗れるようにと思ったらしい。コハマアイコ、サザエと一緒で方向音痴で、おっちょこちょいらしい。コハマさんの旦那、かなり心配する。目的地は「緑の公園」。サザエが公園で寝転がっていたら、変死体と間違われる。実はコハマさんの旦那、自転車に乗れない。奥さんには内緒にしている。「親からもらった足で歩くのが一番」と言っているらしい。サイクリングの帰りは迷ってしまう。それが本日開店のスーパーを見つけ、自転車一杯に買い物袋。オチは、コハマさんの旦那が自転車の練習をマスオが見るのだが、サザエより教えるのがダメなようだ。


4月11日
『カツオのゴミ箱』
カツオ、ゴミ箱を学校で作って家に持って帰ったのだが、ワカメや波平にそのゴミ箱にゴミを捨てさせない。よっぽど、気に入ったようだ。それもそのはず大傑作のようだ。花沢不動産の花沢さんの知り合いの大工の棟梁がそれ目当てで訪ねてくる。カツオが中学を卒業したら、その大工に預けてくれと言われる。立派な大工にしてあげるという。皆はカツオが勉強しなくなると思って言っていない。かおりちゃんに小鳥の巣箱を作る事に。ところが中々作れない。棟梁が作って、家の前に何も告げずに置いていったのだが… カツオ、どんな仕事をするにしろ、大学までは行くらしい。高校時代や大学時代の友達は出来ないからと。その立派な巣箱、実は棟梁ではなく、1年生の女の子が作ったとは… 凄いオチ。

『主婦たちの社交場』
サザエの立ち話しの話し。サザエ、ワカメ、タラと買い物していたらしい。商店街を出る所までは順調だったようだが、その先の信号でよそのおばさんと会って信号3回待ちの立ち話し。それで、マスオと波平の夕飯が遅くなり、フネに迷惑をかけてしまい、サザエは立ち話しを自重する事に。しかし、サザエ、玄関の掃除の時にもおばさんと立ち話し、洗濯物を干している時もオカルさんと宝くじが当たった時の話し。タラと公園に行っても、ベンチで近所の主婦と午前様のご主人の話し。サザエ、交通事故現場で野次馬の主婦同士で話し込んでいた事で、波平に「いくらお喋りをしたいかと言っても時と場所を選びなさい」と説教される。ところが、サザエ、波平(居酒屋)・マスオ(雀荘)は社交場があるけど、主婦にはないと反論。マスオ・波平はスゴスゴと退散する。サザエ、主婦たちの飲み会を磯野家で。かわいそうにマスオはお酒を燗しているけど… 波平までも… オチは、サザエがナンパされる話し。実はある男がお茶の水駅の行き方を聞いただけなのに、「お茶飲み(に行きませんか)…」と聞き違えた話し。中々、面白い。

『ワカメとアイロン』
ワカメ、アイロンをかけるのが好きになる。タラのスボンにアイロンをかけようと、タラのスボンを脱がせようとする。嫌がるタラ… 失敗しそうだからと、皆が拒絶反応(マスオのワイシャツ、カツオのシャツ…)。ついには、伊佐坂先生の一度丸めた原稿をアイロン掛けしてしまう。オカルさんに褒められてワカメ調子づく。ノリスケ、ズボンを脱がされ、アイロン掛けされるのだが、伊佐坂先生の原稿が出来上がったので、ノリスケは取りに行くので、スボンはワカメから奪取する。


4月4日
『タラちゃんゴメン係』
タラを連れて野球ボールでガラスを割ってしまった家に謝りに行くカツオ。ガンコ爺「なぜ、すぐに誤りに来なかったのか」と怒るが、タラが謝ると、お菓子までもらったようだ。それで、タラはゴメン係になってしまった。西原、野良犬に佐藤さんの家の犬のエサを盗んであげたらしい。西原、近藤さんの犬の顔がどうぞという顔をしていたと言うが… それで、タラちゃんが謝ると、ケーキにジュースまで貰って許してもらえた。しかも、野良犬にドッグフードをあげるように一箱もらう。家にもって帰れないからと、ハチにこっそりあげる。勿論、オカルさん、気味悪がるが…。マスオの会社で不手際があり、マスオはアナゴとお得意さんに謝りに行くのだが、タラ、それについていっていこうする。流石にね〜。波平にタラをダシにして、ゴメン係していると、罰としてカツオは、タラを仲間にするように言われる。西原がエサをあげた野良犬、実は野良犬ではなく、飼い犬だった。しかも、タロウという名前の犬。よく逃げ出すらしい。

『近頃の若者』
波平が釣りに行く。そこで出会った若者、橋が腐っているかもしれないので、波平を先に渡らせて確認した若者に憤慨。波平が釣っていると、別の若者がやってきて「ここは釣れないよ」とか言ってくる。波平、厭味な若者だと思ってしまう。夕方、また若者がやってきて「アジが一匹か」とまたまた厭味。しかし、その若者、タマの分の魚まて七匹あげる。波平、口の利き方は乱暴だが、気前が良いとご機嫌に。釣りよりもああいう若者に出会ったのが嬉しいと。翌朝、カツオが挨拶しないのを、波平が「おはようぐらい言ったらどうだ」と。しかし、カツオ「おはようぐらい言わなくてもいいじゃない」と。波平「まあいいか」で、すませたので、サザエ・フネが「そこから日本が崩れていくのよ」と、大袈裟に。波平が散歩していると、公園のベンチで化粧していた女性がいた。本当はベンチに座りたかったのだが気を利かせてウロウロしていると、その女性、波平を変なおじさん扱い。道端でぶつかったお嬢さん、頭にキスマークつけられたのだが、波平「近頃の娘は背が高くなった」とボヤく。波平、散歩を楽しむ気分になれずに早目に散歩から帰ると、サザエに散歩する体力が無いんじゃないかと言われ、波平「年寄り扱いするな」と怒鳴る。波平「わしの方が世の中についていけなくなったような見方をしているようだが、世の中の方がおかしくなっている」と。テレビで敬語の使い方をしらない若者が多いとボヤくが、波平、着物の姿の美人のお客さんには敬語の使い方は間違っているような… 「奥様は?」と美人から言われると、「ご在宅でございます」と言っているし。若い頃はミス着物だったらしい。別の綺麗なお客さんがきて、コートを脱がせてやると、そのお客さんのお尻がピッタリとしたスボンを見て目を回す。カツオに「お父さんも、女性のファッションに慣れなきゃ」と言われるのがオチ。

『マスオ、花咲く頃』
秋にマスオと一緒に植えたチューリップが、もうすぐ咲きそうとタラが嬉しそう。庶務課の家庭菜園をしているプロの高杉さんに聞くと三日後に咲くというが、マスオ、部長に、五日間ほど出張に行かされる。そして、高杉さんに、今度は花を咲かないようにする方法を聞くが…。三日後に咲き、マスオ、タラと一緒に見れなかった。そこで、会社に行かないといけないのに、花壇を作る。花の種類は苦手というので、マスオ、高杉さんに明日にも咲くような花を聞くが、植えて直ぐに咲く花は流石にないよね。ヒマワリの花を植えて、夏を待つのだった。


3月28日
『春休みのタラちゃん』
ワカメ、タラを白鳥になるアヒルの話しをして寝かして、オヤツのまんじゅう(アンコ入り)を三等分にするのが難しいからと、カツオとワカメと二人で分ける。ところが、タラは大きなおまんじゅうを食べる夢を見て、カツオ・ワカメはドキリ。半日、タラの子守りしたお駄賃は、カツオには靴下で、ワカメには可愛いハンカチに不満なカツオ。タラ、春休みはカツオ・ワカメに一杯遊んでもらえると嬉しい。タラ、ワカメがトイレから出てくるのを待っている程のしつこさに参る。ワカメ、みゆきちゃんと遊ぶと言う。カツオに遊んでもらおうとするタラだが、かくれんぼしている最中に、サッカーボールを持ってグランドに避難。タラ、縁側の下までカツオを探す。サザエ、カツオのいる場所を教え、カツオがサッカーしているのを中断させる。今度は、タラが隠れる番。ところが、どこを探してもタラはいない。実は、花沢さんの所にいた。昔、ワカメはサザエの事を「ねえーたん」と言っていたらしい。おねえちゃんと言えなかったらしい。

『ポケットは男のロマン』
ハチ、友達が作った洋服を着るのを嫌がる。タラ、ポケットがないからだと。カツオ「男のポケットは、ただの物入れではない。男のロマンが詰まっている」と。イクラ、拾った物を何でも入れるので、タイコさん、イクラのポケットを閉じてしまう。それで、カツオのポケットを貸して欲しいと、カツオのスボンを引っ張り、脱げそうに… イクラ、反抗期に… ノリスケのポケットにタイコさんの財布、ボンボンタイコのオモチャ、フォーク、おたま、飛行機のオモチャ、コマと、何でも入れてしまう。ノリスケ、駅の改札口でアタフタする。イクラ、タイコのポケットにもイチゴを入れて、タイコさんに「イクラー」と大声で怒られる。慌てて、イクラ逃げてしまう。タラ、イクラにポケットのついたスボンをあげようとする。イクラ、ノリスケのパジャマのポケットにタワシを入れ、タイコさんは栓抜き。それで、イクラには内緒で、ポケットを開けてやる。当分、気がつかない… サザエが洗濯しようとしていると、タラのポケットからキャラメルが出てくる。それで、タラに「キャラメルを貰ったら言わないと駄目でしょう」と注意される。そしたら、波平のポケットにバーポエムのマッチが出てきて、タラ「マッチも言わないといけないのですか」と。凄いオチ。

『町内の顔』
磯野家では、三河屋のサブちゃんが来てから、お昼の支度をすると丁度良いらしい。それで、波平のウンチク、町内の顔となれや御用聞きと言って、落語に先々の時計となれや小商人という言葉があるが「あの人が来たから、もうお昼だ」いうように、覚えられるのは容易ではない。町内中に顔を覚えられて、待たれるようになったら、一人前の御用聞きらしい。それで、サブちゃんは町内の顔という事。確かに、サブちゃん、神出奇没。サブちゃん、今年はサル年だからと、見ざる言わざる聞かざるでいくらしい。サブちゃん、磯野家に御用聞きに来た時に、鍋が吹き零れていたので、火を止めてくれたのだが、それも誰にも言わないらしい。サザエ、ホッとする。夕方、サブちゃんが磯野家に来た時に、誰もいないのでサブちゃん、丁度、波平が帰ってきたので、一緒に玄関から入ってみると… 実は、カツオは風船を膨らまして皆で耳を塞いでいたらしい。それが、風船が割れてしまったから、大変。玄関で波平達は目を回してのびてしまう。波平。強盗が入ってピストルで撃ったと思ったらしい。サブちゃん、女の子と歩いていた。ガールフレンドじゃないかと磯野家では噂する。実は、サブちゃん、誤解で、道を聞かれたので案内していただけ。


3月21日
『タラちゃん時計台』
タラ、裏のおじいちゃんの家にあったボンボン時計に興味を持った。その時計は、物置にあったのを時計屋で直したらしい。タラ、家にすぐに帰り、物置を探すがボンボン時計は無かった。タラ、物置にボンボン時計があると思っているらしい。タラ、ボンボン時計があると、時計を読めないタラは音で時間が分かるので、オヤツの時間がわかるというので。タラちゃん、時間を知らせるので、フネから時計台と言われる。ますます、時計台となってしまうタラ。サッカーで遊んでいるカツオに4時だよと、帰る様に知らせたり、近所の人と世間話ししているサザエに待ち合わせの時間前に時間を知らせたり。実は、サザエの場合は30分(1時30分)と1時の音が同じ1回なので、サザエは大遅刻したようだけど。波平「人間もボンボン時計のように一生懸命に働かないとね」と、良い事を発言。ワカメ、堀川君からの情報で、ボンボン時計を売っている場所をタラに知らせる。そこは、大きなタヌキが入り口に置いてある骨董屋。ところが、タラとワカメが骨董屋に入ると、ガンコじじいが、タラとワカメに「子供には売らん」と。サザエとタラと行ってみると「冷やかしはお断り」と。交渉上手のカツオとタラが行くと「この子(タラ)が小学校に上がって、まだボンボン時計が好きだったら売ってあげる」と言われる。流石はカツオ。オチは、タラがボンボン時計の振り子のブランコに乗って「カッチン、カッチン…」と言って… まるで、自閉症の子供みたいに… 少し気味が悪かった。

『二十五才のカツオ』
カツオ宛てに化粧品会社から男性化粧品のサンプルが送られてくる。10歳若い肌になりますとテレビで宣伝されている物らしい。サザエ、フネが、小学生がなぜこういう物を…と、カツオに問い詰める。サンプルは、スキンローション、オーデコロン、ヘアートニックと色々ある。カツオ、何となく誤魔化すのだが。実は、これは、波平のしわざ。デパートのアンケートで、ついカツオの名前を使ったらしい。それにしても、波平、アンケートの年齢は25歳と書いたようだが、波平が25歳… いくらザバをよむにしたって… カツオが罪を被ってしまう。結局、化粧品会社から電話があり、バレてしまうが。面白がってローションをタラも塗っていたら、ワカメが「10歳若返るから、赤ちゃんになる」と、からかったらしく、タラは泣き出してしまう。10歳若返るからな〜 カツオ、駄目押しに「赤ちゃんどころか、溶けてなくなってしまう」と、ますます泣き出してしまう。

『彼岸に吹く春の風』
オープニングで波平、スリあう。人のスリ師が通行人を装ってぶっかり、ぶつかった拍子に鞄を落す。その鞄を別のスリ師が拾うというもの。が、たんまりと鞄が膨らんでいると思ったら、実はオハギだった。何で、鞄の中に入れていたんだろうか。本編は、ノリスケが波平とマスオと一杯やりに家にきたのに、和尚さんを呼んでお経に付き合わされる。しかも、足がしびれて動けないノリスケ。その和尚さん、呑むと何でも言ってしまう。「極楽なんて、死んでみないわからん」などと。和尚さんにお酒を呑まれて、ノリスケはジュース。今年は、あの和尚さんのお寺に行くようだ。しかも、お昼はお寿司屋。お酒が呑めるというので、期待するノリスケ。サザエ、お墓参りの七つ道具(お花、線香、ロウソク、マッチ、ぼた餅、ほうき、たわし)を持って墓参りに。カツオ、花屋からオケを借りにいく。が、花屋のおばちゃん、ほとんど出払って、穴の開いて漏れるのしか残っていなかった。カツオ、走ってオケから水をこぼしながら墓の所まで。波平、慌てて、磯野家之墓に水をかける。フネから、スーパーの袋を使えばもれないでしょうと言われる。また、水を汲みに行くが、水道が故障中。波平、強引に水を出そうとすると、水道が壊れて、水が止まらない。波平、帽子で止めようとするのだが… カツオ、波平はビショビショ… 何とか波平、サザエら皆が墓の前で手を合わせる事が出来た。すると、ご先祖様が登場して「毎年、忘れずに墓参りご苦労であった」と。お寺に行ってみると、お寺も近代化していた。ボタンを押すと、木魚もコンピューターで作動で自動で打っしまう。さて、みどり鮨に行き、ノリスケ、お酒にありつけると思ったのだが… その寿司屋にはお酒は置いていなかった。オヤジさん、医者から当分、お酒は止められているらしい。それで、店の方針でお酒は置いていないのだが… ノリスケ、今年も呑めなかったのがオチ。


3月14日
『ママはお洋服屋さん』
タラとイクラの服を作ったサザエ。それが近所のおばちゃん達に好評。マスオ、サザエが裁縫をやっている間は、台所の手伝いをさせられる。プロになるらしい。口コミで聞いたのか、サザエに服を作って欲しいと。それも女の子の服。タラの服のように思うように行かない。女の子の服の調査に、あろうことか、近所の女の子の服を脱がせてまでの熱心さ。犯罪だけどね。波平まで、サザエにお茶を入れる。結局、出来上がったのだが、中々、注文を聞いて作るという難しさに気づき、廃業。タラ専用の洋服屋という事で。

『横綱の土俵入り』
ノリスケがお相撲さんの手形をもらってきて、イクラまでもがお相撲さんを真似して手形のサインを作った。そして、タラちゃんまでもが。それをカツオが見て、イクラとタラに相撲を教える。タラはマスオと勝負、イクラもノリスケと勝負して投げ飛ばされ、タンスで頭を打ち、手形まで落ちてきて頭に当たる。カツオのクラスでは相撲が流行っている。カツオが優勝して横綱を狙っていたのだが、花沢さんが参戦。強敵・花沢さんが参戦したら、一人勝ちのようだけど、カツオ、力はあっても技がないと思って、参戦を許可。が、花沢さん、力で押し切る。四股名も花子盛。カツオ山の横綱も危うし。化粧回しもサザエに作ってもらったのに。富士山に日の出、中々、立派。イクラ、タラもクマさんのマワシ。そして、千秋楽の結びの一番、カツオ山と花子盛。カツオ、土俵際まで追い詰められたが、昨日、マスオから教えてもらった相手の力を利用する技、上手出し投げをしようとしたら、逆に投げられてしまう。花子盛の優勝と思ったら、タラちゃん山とイクラちゃん山が飛び入り。優勝決定戦になってしまい、花沢さん、子供を投げ飛ばすわけにはいかず、タラちゃん山とイクラちゃん山に負けてしまう。

『あこがれの卒業生』
ワカメ、こっそりサイン帳を買う。誰にサインをもらうのかと気になるカツオ。堀川君に聞くと、何と6年1組ののクレーン若松さんらしい。手がつけられない乱暴者で成績も悪いという評判。カツオ、それが縁で交際したら大変だと心配する。しかし、花沢さんによると、クレーン若松は女の子に優しいらしい。実はワカメは堀川君に頼んだらしい。実は、あこがれの卒業生はピアノの上手な女の子。一年の時に、ワカメが雨で転んでいた所を助けてくれた藤村洋子さんだった。卒業式、男の子で泣いているのはクレーン若松だけ。注目すべきは校長先生。意外にモテる。記念に写真を撮るという卒業生が多く、プロ並みにポーズがウマくなってゆく。


3月7日
『カツオ立たされ名人』
先生に国語の宿題を忘れた事を申し出たカツオ、しかし、先生は宿題を出した事を忘れていた。それに抗議するカツオだが、先生に「不真面目だ」と言われ、廊下に立たされる事に。立たされるカツオを、顔よりデカイ地球儀を持つ堀川君に見つかってしまう。勿論、ワカメには内緒にと口止め。しかも、カツオはボーッと立たされている訳ではないと弁明。雲を観察したり、桜のつぼみの膨らみ、ツバメが横切ったりするのを観察して、教室では学べない事を学んでいるんだと。余計な事に、堀川君、友達の金子君にその事を話したら、今度見学したいと言われる。堀川君「今度、チャンスがあったらお願いします」と、皮肉なのか。真面目な優等生の金子君、カツオのファンに。が、立たされる機会がない。それで、話しだけでも金子君らにする。夏の暑い日に廊下に立たされると、廊下を良い風が吹き抜けて、セミの声を聞きながら入道雲を眺めていると、ここが学校だ忘れるぐらいだと言う。金子君、マンガ家志望で、カツオをモデルにするらしい。駅の近くのマンションに住んでいる。カツオ、マンションまで行ってみて、金子君のマンガを見せてもらう。まだ、ノートに1ページしか書いていないが、題名は「立たされクマの子」。カツオに迷惑がかからないように、熊の学校で、主人公はタロー、リボンをした熊はワカメらしい。カツオ、久し振りに立たされる。そこで、電柱を工事の人にピースサインを送るのだが。その工事をしている人に、カツオ、波平と散歩中に出会う。そこで、波平に廊下に立たされた事がバレてしまう。波平「立たされたかったら、表で立っていなさい」と、門の所に立たされるカツオ。都合の悪い事に、金子君が出来た所までマンガを読んで欲しいと持ってきた。ワカメ、サザエ、タマ、波平までも… カツオ「公園で立っているよ」と、逃げてしまうのがオチ。

『散髪物語』
波平、散髪しに行くと、混んでいた。店員から「慰めで散髪される方は、またにしてください」と言われる波平、怒りもせずにスゴスゴと顔を赤らめて退散。カツオ、中島ぐらい髪を伸ばしたら、カツオってわからないかな〜と、髪を切りたがらない。しかも、波平の養毛剤を使って髪を伸ばそうとする。カツオ、サザエのカツラをかぶって外に。すれ違う波平、気づかれない。おっかないおじいちゃんにも気づかれない。そのおじいちゃんの家に飛び込んだボールを取りに行った人がおり、しかも塗りかけのコンクリートに足跡をつけた。逃げていく人は坊主頭だったので、カツオが疑われているようだ(中島が言うには、足跡はカツオの靴のサイズと同じらしい)。それで、いつも玄関で見張っている頑固で凄くウルサイ白ヒゲのおじいちゃん。カツオ、身の潔白を話しに行く事に。最初は証拠は揃っているだと、疑っていたけど、納得したようだ。ウルサクて恐そうに見えたけど、話してみたら、そうでもなかったようだ。ボールが庭に入っても、ちゃんと断って入って荒らさなければ入っても良いらしい。これで裏の空き地で遊べる事になった。あの足跡は、本人が謝りに来るまでそのままにしておくらしい。で、いつもの散髪屋は臨時休業(もしかして、儲かって旅行に行ったのでは?)なので、別の店に行くと、喧嘩中の人がおり、別の店に。別の店も女性ばかりの美容師ばっかり。結局、バスに乗って散髪しに…

『父さんのすべて』
波平、伊佐坂先生に薦められて自分史を書く事に。しかも、ホテルにこもってカンズメ… そうはならず、ノリスケが明後日から出張、タイコも実家に帰るので、ノリスケの家で書く事に。弁当を届けにワカメが行くと。波平、小学校時代の親友・金ちゃんが来ており、お酒を飲んでいた。金ちゃん、ワカメにおこづかい千円を渡す。フネがツマミの料理を作りにノリスケの家に。波平、フネのキンピラをべた褒め。マスオまでやってきた。それで、翌日は金ちゃんはヒドイ二日酔い。カツオが期待してやってきても、薬代のおつり30円では喜べない。結局、波平、自分史は当分、無理。カツオ、自分史を書こうとするが、この世に生まれて10年ではたいして書く事がないと…


2月29日
『うちのコバンザメ』
タラがサザエに何時もくっついているから、魚辰(魚屋)の店長にタラの事を「コバンザメ」言われる。タラ、コバンザメと言われるのを嫌がり、お風呂は一人で入ったり(タラ、まだ髪を一人で洗えない)、洗濯物もサザエのスカートの隣りでは駄目だと言ったり、一人で寝たりする反抗期。伊佐坂先生のアドバイス、ハチを伊佐坂先生が散歩させているのではなく、ハチは伊佐坂先生を散歩させていると思っているかもという小説家らしい発想のお陰で、タラのコバンザメの嫌がるのをおさまる。タラのコバンザメはサザエだと思い込む。実際には、タラのコバンザメはイクラなんだけどね。

『笑う門には福来る』
カツオ、サザエが青山の家(静かにおじいちゃん・おばあちゃんで過している)に訪ねる途中、スリに出会う。ところがカツオが漫画を読みながら歩いたりするので、カツオがぶつかったり、カツオの笑い声でサザエが振り向いたりと、サザエのバックから財布は抜き取れない。そのスリ師、狙った獲物は逃さないらしいけど、結局、バスの中でサザエに足を踏まれて、つり革までぶつかり、スリ師はタンコブまで作って、サザエ達に笑われて、逃してしまう。今度は、マスオを狙おうとするが、マスオが散髪代(バーバーという床屋に行く途中だった。後でサザエ・カツオ・ワカメが窓から覗くのだが、そのバーバーという文字が鼻毛に見えて、店主に笑われる)しか持っていないと知ると、スリ師「しけていのを狙っちゃったよ」と。スリ師、サザエらの家を知り、何度も誰かが外出するのを狙おうとするが、タラちゃん、伊佐坂先生、オカルさんらに見つかり、待ち伏せられない。スリ師、磯野家の印象を「出入りの激しい家」「笑いの耐えない家」だと。結局、「よく笑っている家だ。俺も毎日笑って過せる生活がしたくなった」と言って、諦める。カツオ、漫画ばっかり読んでいるが「現代人はなぜ笑いを好むのか」って作文を書くらしい。おそらく、言い訳なんだろうな…

『優しきひな祭り』
雛人形が欲しがるイクラ。女の子のものだとタラまでも言うが、どうしても欲しいらしい。ワカメが玉子で手作りの雛人形を、イクラにプレゼントする。会社から帰った波平「雛祭りはいいな〜」と、サザエとワカメが雛人形を飾るのを見ている。コートを脱がずに不気味に座り込んで見ているので、かなり怪しい。カツオは台所でチラシ寿司をつまみ食いしてサザエに怒られる。波平、ワカメの和装に気づかず、綺麗に飾り付けられた雛人形ばかり褒めて、ワカメ泣き出してしまう。カツオ、お供えした白酒を飲んだと言われてサザエに耳をつままれてしまうが、実は… ワカメ。ワカメ、酔っ払って座り込み、和装から太ももが出ている。マスオに「なんだい、アラレもない(格好して)」と言われたら、ワカメ「実はあるんだ。あげるね」と、アラレをマスオにあげる。ワカメ「おひなさまは早く飾って早くしまわないとお嫁に行くのが遅くなる」という話しから「早くお嫁に行きたい」と。真珠が散りばめた何百万円もするウェイディングドレスを着たいらしい。カツオ「そんなの買ったら、波平はいっぺんで痩せちゃうよ」と。波平、ペラペラの紙のように揺れて、杖までも曲がっている。ワカメ「(お嫁さん)やっぱりよす」ことに。波平、ワカメに言われたらしい。「お雛様は長く飾っておくからね。私、お嫁にいかない。お父さんと離れると寂しいから」と。カツオまでが「(ワカメがお嫁に行っても)ボクがずっといるから」と言い、波平ご機嫌に。雛人形の前で、一人で飲んで、酔っ払って「ひな祭り」を歌いだす。かなり音痴。


2月22日
『消えたオモチャたち』
タラか玩具を散らかし片付けないので、サザエは「片付けられないのだったら捨てちゃう」と言い清掃車に出してしまう。が、カツオ、サザエは高いお金を出して買った玩具を捨てるわけがないと、探し回る。タイコさんの家、裏のおじいちゃん、台所の床下など探すが無い。玩具の中に、ワカメの目覚まし時計も入っており、朝の6時になったら家のどこかで時計が鳴るはずだと言うと、サザエがドキッとする。朝6時、時計がなったと思ったら、波平の部屋。波平、早朝会議で早起きしたらしい。実は、玩具は三河屋のサブちゃんが持っていた。サザエが裏口から出たらザブちゃんがバイクで通りかがり、預けていたらしい。6時に目覚ましが鳴ったのにはビックリしたらしいけど。オチは、カツオのベーゴマのひもが入っており… 実はそれは波平のループタイだったよう…

『マスオの表札』
マスオ、部長室に行くと、部長がマスオの表札が無い事に気に掛けてくれていたよう。最近、趣味に木彫りに凝っておりマスオの表札を作ってくれていた。立派に「フグ田マスオ」と書かれている。が、家には「いその」という表札があり、マスオの立派な表札では釣り合いが取れない。中々、言い出せない。その部長、昼が丘に住んでおり、見に来るかもしれないとタクシーが通るたびにドキドキするマスオ・サザエ。カツオ、フネ・波平がデパートに出かけている間に写真に撮ってしまえばというので、サザエとマスオの間に表札を入れて写真撮影。部長に見せる事が出来て、一件落着と思ったら、部長の奥さんに「貴方の彫った表札を掛けてくれるような物好きがいない」と言われているらしく実物を見せないと言われ… それで、いつ来るかわからないので、ますますヒヤヒヤするサザエ達。それで、波平達にもバレてしまうが、波平「いずれはマスオ君が主人になるんだから」と心が大きい。サザエの提案で、波平の表札を彫ってもらったらと言うが、部長、「磯野波平の磯の字画が多いので荷が重い」と。「もう少し修行をつまないといかん」という事になり、マスオの表札も波平の表札が出来るまで掛けないでくれという事になった。波平、いつごろ出来そうかと聞くが、その部長、趣味が多いので…。 オチは部長の四コマ漫画を見て、マスオ、無理に笑うのがオチ。下手なようだ。

『波平、父親の威厳』
近所で勉強しない子供に母親が叱るのだが、父親がいないのを確認して「ハパみたいに出世しなくていいの」と、子供を叱る。波平、それを見ていて「昔は父親呼んで叱ってもらったものだ」と嘆く。波平「まだまだ我が家は父親の威厳は保たれておる」とお茶を飲みながら不気味な笑い。カツオに宿題の算数を見てくれと言われるが、問題がわからない。中島が誘ってきたのでカツオ、宿題を押し付けて野球に。何とか出来たみたいだが… 波平、カツオ・中島達と野球をするが、カツオと波平、セーフかアウトでもめる。波平「お前を育てるのにどんな苦労を…」と言い、それを見ていたフネが連れ戻される。波平、案の定、腰をひねったようで筋肉痛。波平、遅くなり終電で帰る。駅を急いで出る男達に「先を争ってタクシーに乗るぐらいだったら、終電で帰ってこなければいいのに」と不満。その中に、ノリスケもいた。波平「急いでいるからって、今更どうなることでもあるまい」とノリスケに言うと、タクシーに後ろで並んでいたおじさんに「順番を譲っててもらいませんか。少しでも早く帰らないと家内がうるさいのです」と。波平はノリスケに「女房にペコペコ謝っている所を子供に見られたら、父親の威厳は丸つぶれだぞ」と言われる。ノリスケ、波平には「こう見えても柔な父親ではありませんから」と言うが、タイコには「タイコさん、ボクだよ。ただいま帰りました」と、弱弱しく… 波平はというと、カツオ達が寝ているとわかると、フネに「全くすまない。これからもっと早く帰る」と、土下座して謝っている。しかも、それをタクシーの運転手に見られてしまう。


2月15日
『タラちゃんサイン入り』
サザエが昼寝をしていたので、タラが宅配便のサインをする。すると、宅配便の人は「タレントのサインみたいだ」と言われる。宅配はノリスケが広島からカキだったけど。カツオ、タラのサインを竜巻みたいなサインを言うが、本当にそんな感じ。波平、駅前の寿司屋のサインもこんなもんだとフォーロするけど… カツオ、タラのサインが何回か書いても同じようなので、中島にロック歌手のペンキーヨシノのサインだと言ってあげる。ちょっとコネがあるんだと言って。これが大事件になるのだが… かおりちゃんまでが欲しいと言い出す。しかも、花沢さん、一組の松原さんまでの色紙を持ってきて… 結局、ばれてしまうけど。波平、その事件を知って、怒る気力も無いほど。ため息が深かった…

『父さん改造計画』
ワカメの友達のみゆきちゃんが遊びに来た時に、波平を見て「温泉に行った時みたいな格好をしている」と言われる。着物にゲタをはいているので無理もないけど。それで、サザエらが改造した方が良いと話し合う。それを、タラがばらしてしまう。波平「わしは断じて改造なんかされんぞ」と宣言。「だいたいこの着物のどこが悪いのだ。ついこの間まで日本中の父親がこういう格好をしとったんだぞ。日本人は和服を着なくなってから、だらしなくなったんだ」とカンカン。それで、カツオはワカメに「お父さんがいる時は友達をつれてこなければいいんだよ」と言うのだが、それを波平が聞いてしまう。それで、波平も考えてしまい、他のお父さんは休みの日にはどんな格好をしているのか気になる。花沢さんのお父さんはパジャマに母ちゃんのカーデガンを羽織って、寝癖に無精ひげらしい。かおりちゃんのお父さんは、パジャマにガウン。中島のお父さんはほとんど寝ているようだ。波平、本屋で「男の休日ルック」という本を読んでしまうのだが… サザエ、かえって妙な格好をされては困るからと、水色のガウンを買ってくる。気に入らないと言う割には、密かに着ているけど… 結局、マスオにあげてしまう。オチは、日曜日にワカメと波平が歩いていると、みゆきちゃんのお父さんと会うのだけど、それがチンドン屋みたいなセンスのない服に、パイプをくわえている格好。ずいぶん変だったけど…

『ストレス解消法』
サザエが買い物している間に、フネがスーパーマーケットのマッサージ機で寝込んでしまう。それで、ストレスがたまっているのだろうと、明日は、フネを休ませてあげる事に。サザエ・マスオが朝食を作ったり、波平が布団で新聞を読んでもらうと持ってきたり… フネが起きないように、マスオが出かけたりと、皆が気を使っている。ワカメ、注文取りにきたザフローさんに、寝ている事を告げると、それがフネが病気で寝込んでいると勘違い。オカルさんや裏のおばあちゃんまで言ってしまう。それで、オカルさん、裏のおばあちゃんらが、お見舞いの品を届けてくれるのだが… この町内、噂が広まるのが早い。サブロさん、何人ぐらいに喋ったのだろうか…


2月8日
『つまみ食い攻防戦』
サザエが唐揚げらしきものを揚げているところに、カツオが「地球の回転が早くなった」と言って、サザエにオカルさんにその話しをしている最中に、カツオはつまみ食い。唖然としているオカルさん、カツオは「頭の回転は鈍いんだから」と。サザエ、おやつをカツオに狙われないように毎回買ってくる事にしようかと… 今日のオヤツはダンゴ。一応、食べたのに、まだ欲しがるカツオ。残ったのを探し回るカツオ。結局、フネの後ろに隠してあった。フネが屁をしたら臭くなるのでは… カツオ、テストで100点取るより難しいと。カツオ、トンカツを皆から一切れづつ盗む。が、翌日、サザエが子供部屋を掃除中に見つけて、ワカメ・タラはサザエが選りすぐりの美味しいケーキなのに、カツオはカツ丼。カツオ、タラを使って、つまみ食い攻防。タラがサザエを子供部屋に連れて行っている間に、お客さんのケーキを食べて、しかも寿司まで食べてしまう。が、その寿司はワサビが入っており… カツオ、和歌を作る。サザエが、嫌がるカツオのノートを「生きていて良かったと 二つお団子にケーキにお寿司食べたうれしさ」と読み上げると、それを聞いていた波平「筋がいい。一つ先生につけてみるか」と。全然、良くないと思うが…

『タマのかくれんぼ』
タラ、タマがドラ猫とかくれんぼしていると。タマは、昨日、タラとイクラとで、かくれんぼしているのを見て、それで真似して友達の猫とかくれんぼしていると言い張る。そんな時に、ウキエさんがハチを探している。ちょうど、他の犬も何か探していたので、ハチもかくれんぼしていると言うタラ。実はハチは、注射を嫌がり逃げているだけだった。タマが甚六さんの車の上に乗って昼寝していたのだが、またドラ猫がタマを探しているようなので、タラはかくれんぼしていると勘違い。しかも、甚六さんが車で出かけたものだから、タラは車の上に乗ったまま走っていると勘違い。勘違いは、タラを新聞まで読ませる。記事になっていないか、一枚一枚新聞をめくるタラ。字が読めないので写真を見ているらしいけど… そんな事で記事になるかな〜 しかも、その新聞は朝刊だと思うけど… タマは、ドラ猫に追われていたらしい。中島の家に逃げ込んだタマ、中島がドラ猫を追い払ったらしい。それで、中島の顔を見ると、ドラ猫は覚えていて、逃げてしまう。よっぽど、えらい剣幕で追い払ったようだ。タマがドラ猫から追われているのを、タラは、今度は鬼ごっこをしていると言う。中島がくると、形勢逆転で、タマがドラ猫を追いかけるように…

『父さん、なじみの店』
波平、会社の人らしき人と小料理さおりに行く。店は古いがうまいものを出すらしい。そこの店長、人肌だと言って服の中からお酒を出す。しかも、お酒は、ほどほどにと、帰りが遅くならないようにと、追い出してしまう。家での評判が良いと。波平、早く切り上げたから、タラちゃんが寝る前に会えたし、カツオ・ワカメにも会えた、家族に評判が良いと。波平、駅前の馴染みの店で飲んでくると電話する。すると、カツオ達、どこで飲んでいるかを予想する。焼き鳥屋か、おでん屋か… ついには、駅のアナウンスで波平を呼び出してしまう。波平がおでん屋で一杯飲んでいるところに「磯野波平様、ご自宅に電話してください」とアナウンスがかかるものだから、おちおち飲んでいられない。波平、ばかもーんと。小料理さおりにマスオと行く。ほどほどしか飲めないからと、その店に行く前に、駅前通り楽天飲食街の店で一杯飲んで、小料理さおりに行く。すると、店長は胃腸薬と水を、マスオと波平の前に出す。店長は「飲み過ぎは禁物だ」と。これでは、波平は馴染みの店にはしないだろう…


2月1日
『姉さんはミステリー』
サザエ、沢木探偵事務所にパート社員に募集した。履歴書を送ったら書類選考で合格したようだ。家族に何も相談せずに、波平からは「サザエに探偵のような仕事がつとまると思っとるのか」と反対。フネも「テレビドラマとは違う」と反対。それでも、サザエは「他のパートよりスリルがある」と言ったら、波平は「バカモノ、それでも一児の母か」と叱られる。サザエ、ミステリー小説を読んで鍛えているらしいけど… マスオが「何事も経験だ」と、マスオは許すので、ともかく、サザエはミステリー小説の材料集めに探偵業に。ところが、社長の女性の変装を見抜けなくて、面接が落ちそうになっていると、依頼主がやってきた。11歳の男の子が家出したので、捜索して欲しいと。が、それは人間ではなく、マリーという犬。社長から成功したら採用と言う事になるのだが… 結局、サザエ、それらしき犬を発見し、タクシーまで自腹で払ったのに、その犬はヌイグルミだった。ヌイグルミを本物と見間違えて、探偵は駄目になった。

『素直な気持ちで』
中島、ウキエさんのようなお姉さんがいたらと思ってと、好きになったようだ。それをウキエさんに言おうとするカツオ、中島と喧嘩する。素直じゃないと。そんなカツオ、玉岡さんのおばさんが好きなようだ。美人そうだから。「品がいいね。あんなお嫁さんがいいな〜」とカツオが言った事をサザエは、玉岡さんのおばさんに言って、カツオ、サザエに馬乗りになって暴力するほど大激怒。顔が物凄く赤くなっているので、照れ怒りなのだろうか。カツオ、フライを取る練習をしていたら、波平の一番お気に入りの盆栽の鉢を割ってしまう。カツオ、フネからアメリカの初代大統領のワシントンのように正直に謝れば許してくれると言われて、会社帰りの波平を駅で待つ。さすがに波平、駅前で怒ることも出来ず、カツオを許すのだが、カツオ、波平の万年筆も落して書きづらくしていたので、それも謝るのだが… カミナリが落ちるほどの波平のバカモン。タンコブまでカツオもらうはめに…

『どこかで春が』
サザエとタラ、春が近い事を話していると、タラちゃんが春を呼ぶ。「春さん、早く来てください」と。すると、近所のおばあちゃんのハルさんが「何か御用ですか」と、やってくるオープラング。タマ、春になると縁側で居眠りし、タラも昼寝も多くなる。カツオ、カオリちゃんからパンジーをもらって、それを庭に埋める事に。カツオ、それを立派に育てて、カオリちゃんが喜び、恋の花も咲くと思い込む。カツオ、完全に春が来たようだ。マスオ、波平は酒を飲みながら、春が来る。去年、林さんの梅を引きちぎろうとしたカツオ、林さんから庭でお茶をご馳走に。正座して飲むので、カツオ、足をしびれて悪い思い出が… サブローさんから林さんの家の梅が咲いたと聞いたカツオ、それを見に行こうとする。見るだけなら…と、思ったら、林さん「今年も…歳に似合わず風流な。感心、感心」と思い出し、お茶をご馳走になり、しかも林さんから見せたい物がと。カツオが帰ってくると、波平まで林さんに捕まり、その見せたい物の披露される。林さんが小太鼓を叩き、林さんのおばあちゃんがセンスを持って踊る。それを波平、正座して足をしびれながら見るという地獄… 裏のおじいちゃんの家でウグイスが鳴く。もうすぐ、磯野家にもウグイスが飛んでくると思って、皆で待っているのだが、飛んでこない。実は、そのウグイスは作り物。孫が裏のおじいちゃんを喜ばせようと届けてくれたようだ。波平、俳句を作る。カツオ「盗作じゃないの」と言って怒らし、マスオ、波平をかばおうとして「誰が聞いたって、入選作じゃありっこないじゃないか」の一言で、波平は独りで引きこもって夕飯を食べる。マスオ、かなりキマズイ。


1月25日
『カツオの履歴書』
カツオが履歴書を書いたのを波平らに見られる。「東京一流大学経済学卒業、大海原物産入社、1年で課長、3年で部長、10年で社長昇進」と。カツオとしては、人生の設計図を書いていたらしい。波平「そんな暇があったら宿題でもやったらどうだ」と、もっともな言葉。が、カツオ、大海原物産の社長は少年時代に「とんでもないわんぱく坊主で、成績は下から数えた方が早くて、いつも立たされてばかりいた」と新聞に載っていたので、社長になる条件が整っていると。波平「バカモン」と呆れて物が言えなくなってしまう。が、フネは新聞のマンガしか読まなかったのが、経済面を読んでいる事に進歩していると。カツオ、朝、経済面を読んでいるので、サザエは株でも買っているのかと? そんな時に、タイコさんからの情報をサザエが聞く。カツオが丸角銀行に出入りしていたと。フネは「あのカツオが貯金するとは思えないんだけどね」と。カツオの事を一番知っているような… カツオ、銀行員と親しかったり、住宅ローンの広告の所を切り抜いたり、銀行からポスターをもらったり… フネ、サザエなどで怪しいんでいると、カツオ、元気なく家に帰ってくる。トンカツも食べなくて、寝てしまっている。実は、春風のどか、婚約したのにショックだったようだ。住宅ローンの広告、銀行のポスターに春風のどかが載っていたので、夢中になっていたのだ。カツオ、ポスターをもらう時に銀行員に「姉さん、へそくりが沢山あるから、貯金するかも」と言ったようだ。サザエ「10年先、20年先を考えてご検討下さい」と銀行員に言われて、シワのでた自分の顔を思い浮かべて、ブルブルと顔を震わせて「やっぱり今、買い物するわ」と。化粧品でも買うつもりなのか…

『探し物もいろいろ』
波平、夕刊を探すのだが、犯人はサザエ、服を作るときの見本になっていた。そのサザエ、買い物していたレシートがないと探す。そして、赤いボールペンも。家計簿の赤字を記すらしい。そう言われると波平・マスオは何にも言えなくなってしまう。カツオは、算数の答案用紙を探す。マスオ、良い点数を取ったんだねと言うが、悪い点数だったようだ。波平に「徹底的に探しなさい」と。波平と一緒になって探し結局、国語の教科書にはさんでいたようだ。点数は20点。カツオ、分数の計算が苦手のようだ。マンドリンでメンデルスゾーンを弾こうするマスオ、マンドリンがない。犯人はカツオ、くずかごにしていた。マスオ「芸術を理解しないんだから」と珍しく怒っている。でも、芸術という腕前じゃないぞ… 近所に家内(チヨ子)を探している人がいた。夫婦喧嘩して、奥さん荷物を持って近所を一周りしていたらしい。その家庭は夫婦喧嘩が絶えないらしい。波平、耳掻きを探していると、フネ「うちは小さな探し物で良かったわね」と。波平、フネがいなくなったら「すぐに静岡に電話する」と言うが、フネは「この歳になって、おめおめと里には帰りませんよ」と。波平「出て行くようにはさせんよ」と。マスオが公園でタラちゃんを探していると、ワカメからカツオ、カツオからカツオの友達皆に呼びかけて、皆でタラちゃんの行方を探してくれる。家に戻ると、タラちゃんが帰っていて、一件落着。マスオ「僕はタラちゃんがいなくなったなんて一言も言っていないんですけど」と言うが、絶対に言っているぞ。探しているという事は、いなくなったからでは… 翌朝、マスオ、二千円しかない。飲み会の費用があるが二次会の費用がない。困っていると競馬で取ったヘソクリを思いだす。が、本の間に入っていない。そんなマスオにサザエから一万円をもらう。「出来た女房だな〜」とマスオは幸せを感じるが、サザエ「いつまでもあると思うな頼りのヘソクノ」と、ちゃんとヘソクリの事を気づかれていた。波平、パンかお菓子を探しているがない。起きてきたワカメからキャンディーをもらう。やっと、マスオが帰ってくるのだが、家の鍵を失くしてしまう。

『ウチのおてんば娘』
ワカメ、屋根から降りられなくなってしまい大騒ぎに。カツオと一緒に屋根に上ったのだが、カツオが電話に出ている間に騒ぎが大きくなったようだ。サザエもタラの風船を取った時に屋根にのぼったようだ。眺めが良いらしい。それを聞いた波平「うちの屋根は展望台ではないぞ」とお叱り。花沢さん、情報屋らしく、もう知れている。花沢さん、ワカメがお転婆だと言っているので、サザエの方がお転婆だよと、ワカメをかばう。そして、カツオが近所でニワトリがタマゴを産む時の真似をすると、サザエは見っとも無い、そうじゃないでしょうと同じように真似して、大ウケ。そんな話しを花沢さんにしたので、花沢さん、サザエのお転婆なところや面白くて明るいところが大好きで尊敬してしまうようだ。昔、近所に住んでいたシオタさんがやってきた。昔のサザエの事を明るいお嬢さんといっていたが、サザエがお茶を運んでいったら、シオタさん「すっかり若奥様になられて」と褒められる。が、立ち聞きして襖ごと倒れてしまった所をみられて… サザエ「私がお転婆にされちゃうのはカツオのせいだ」と。それで、怒り狂っている所に、近所の家の中からサッカーボールが飛んできて、サザエの頭に直撃。そのボールを蹴り返すとサンダルごと家の中に。サザエ、子供と父親が遊んでいる家の庭に行くと、木の上にサンダルが。サザエ、はしごをを使って木によじ登るが、降りられなくなり、救急車やはしご車まで呼ぶ大騒ぎに。これじゃあ、カツオだけのせいではないような…


1月18日
『とんだ人ちがい』
サザエ、カツオを家の外まで追い掛け回す。執念深い。家のガラスを割って、謝りもしないで逃げたかららしいけど、かなり執念深いサザエ。おまわりさんにも顔を覚えられてしまっている。近所にカツオに似たイガグリ頭の男のがいて、それをサザエが間違えて頭を叩いてしまう。しかも、その男の子、いつも腹の立つ事をして、しょっちゅう親から追い掛け回されているようだ。カツオに全く似ている。ちなみに、近所には波平も人違いをするほど、フネに似た人がいるようだ。

『調子のよさが高くつく』
偶然会ったノリスケにカツオは「貫禄ついてきたね」と。それでノリスケ「トンカツでも奢るか」と言ってしまったのだが、その事で念書を書かされてしまう。ノリスケ、伊佐坂先生の所に原稿を取りに行く途中で、カツオに遭遇。借金取りみたいにトンカツを催促。どうせ、原稿は出来ていないと思ったカツオ、早速、ソバ屋に鍋焼きうどんを2つ注文。が、伊佐坂先生、今日は頑張ったのか原稿は出来ていた。うどん代2000円(カツオとサザエが食べて、サザエが勘定を払った)は、こっそり部屋で念書を見ていたカツオの行動からサザエが事情を察知。ノリスケに、うどん代を払ってもらう事に。その後、またノリスケに事件。作家に誘われて食事に行くとタイコに言っていたノリスケ、実はマージャン大会。しかも、タイコは会社に電話したらしく、会社の人は「急病の同僚を送っていった」と言ったらしい。しかも、マージャン大会では賞品にコーヒーセットをもらい、ノリスケ、病気・作家・コーヒーセットの三大噺しにまとめて、タイコに事情を話さないと大変な事になると。そんな帰宅途中に、マスオにバッタリ。残業で遅くなったと言っていたマスオに、コーヒーセットを渡してしまう。マスオ、アナゴさんがマージャンでもらったと言って、サザエに渡すのだが。「一人で残業じゃなかったの」とサザエは不審気味。ノリスケの方は作家の食事はお流れになって同僚を送っていった事にしたので、こっちは大丈夫だったようだ。しかし、サザエ、コーヒーセットのお礼にアナゴさんの奥さんに電話したらしい。ところが「昨日は早く帰ってきたので、何かの間違いでは」といわれる始末。何かあると、ノリスケに調査を依頼するが、ノリスケは汗をかいて本当の事は言えない。ノリスケとマスオ、会社帰りの波平を待ち伏せて相談をする。寿司屋で。波平「本当の事を言うしかないな」と。結局、寿司屋の勘定と、手土産を持って帰ることになるノリスケ。それに、カツオにトンカツを奢る事に。しかも、おまけにワカメとタラまで、後ろについていたけど…。タカリの磯野家の実情話しかな〜

『カツオは亭主関白』
5年3組の男性陣の中で、誰が将来優しい父親になるかと、女の子達が話し合ったら、橋本と中島に決まったようだ。カツオはランク外、亭主関白になりそうだと。息子は父親(波平)に似るからと。それで、フネにもっと優しい人と一緒になれば良かったのにと言うのだが。そんな波平、ゴルフクラブをカラスを追い払うのに使ったとガミガミとサザエを怒る。マスオの友人・牧野君が家に来る。しかも大きな地球儀を持って。牧野君、英国帰りだったらしく、マスオ曰く「行くまではいい奴だったらしい」。英国話しが長いらしい、サザエに晩飯を用意させる。牧野君、イギリスから帰ったら急に優しくなったらしい。それを聞いたカツオ、波平に英国に行けば、レディファーストになって亭主関白が治るじゃないかと。ところが、波平にイギリス出張の話しがあると発覚。しかも三ヶ月間。この番組はどうなるんだと思ったが… カツオ、波平が蝶ネクタイをして「カツオ君」と呼んだり、何か気持ちが悪い。結局、出張は別の人になったらしい。


1月11日
『ワカメとメカブ』
空き地で捨て猫を発見したワカメ。ワカメ、三匹の子猫の為に雨が降り出したので空き地に傘を持って行くが、猫が入った箱が無い。猫はいなくなっていた。そこに波平が通り一緒に帰るのだが、なぜかワカメは探し出したら猫を飼ってもよいと勘違い。波平の優しい目をしたらしいが。で、その猫の名前はカツオが命名するのだが、ワカメの妹分なのでメカブと名づける。タマ以外に扶養ネコが増えるかも。何と翌朝、ミユキちゃんのお母さんが雨に濡れて可哀相だと猫を連れていったらしいと知るワカメ。しかも、猫が可愛いと近所の人がもらっていって、今は一匹残っているような状態。ついに、ワカメがその猫を磯野家に。タマより可愛がっているような… それで、タマがひがんで家出? タマはメカブのお母さんを連れてきた。お母さんは四丁目の小倉さんの猫のミーコだった。メカブはお母さんと一緒に帰った事を知ったワカメ、大泣き。カツオは様子を見に小倉さんの家に連れて行くが、小倉さんの家は磯野家の玄関と同じような感じ。節穴から覗くと、小倉さん、波平のような優しそうな目をして猫達にエサを与えていた。

『ぼくたち冬眠中』
朝、起きれないカツオ、熊に生まれてくれば良かったと(今頃、冬眠しているから)。タラ、ジンロクさんから借りた寝袋がお気に入り。ジンロクさん、大事な受験を控えているが、好きな歌手のコンサートがあり、寝袋があると行列したくなるからと、タラに貸したらしい。マスオも優勝決定戦の時に行列したらしい。タラ、寝袋で寝たら、熊になったタラが猟師から鉄砲で撃たれそうになる夢を見る。それでカツオが寝袋で寝るのだが、何とオネショする夢を見てしまう。一生冬眠しようかと決心したほどのショックで、寝袋は一晩だけに。恐い夢を見る寝袋、ジンロクさんは使わない方がいいのかもね。

『磯野家デートの日』
カツオ、イガクリ頭をクシでといで、美術館に。カオリちゃんと一緒だから気合が入る。ところが、中島は風邪気味、カオリちゃんは急に親戚が来たとかで… 花沢さんと二人だけのデートになってしまう。サザエとマスオもデートに。昔デートに見た映画がリバイバルしているというので、もう一度見に行くのだが、待ち合わせから始めるというので、サザエが先に家を出る。ところが、待ち合わせ場所が二人とも違ったり、何と映画も先週のと勘違いして間違い。デパートに行ってもマスオとはぐれるサザエ、今まで、どういうデートをしていたのやら。タラはリカちゃんと公園でデート。ワカメも公園のベンチに座っていると堀川君が来て… タマも知らない猫と…


1月4日
『波平、今年こそ』
慶応3年の先祖の日記、だが三日しか書かれていない。カツオ「(三日坊主は)我が家の伝統だったんだね」と。で、波平の夢枕に先祖が現れ「不覚にも三日しか書いていない日記帳を残してきた。ついては子孫のそなたが日記を一年間書き続ける事で、我が家の伝統でない事を証明して欲しい」と。波平、早速、日記帳を買ってくる。今日は3日、すでに今年は3日が過ぎている。波平、元旦の事も忘れてしまったている。思いだせない。ワカメにそれとなく、トランプをやったのはいつだったか(元旦の午後)、マスオに新しいウィスキーを開けたのはいつだったか(2日。元旦は日本酒だけを呑んでいないと正月気分じゃないと波平は言っていたらしい)を聞く。それにしても、ワカメの書初めは「初日の出」だが、名前が「いそのワカメ」と何でワカメがカタカナになってしまう?。 波平、コソコソと日記を書くのだが、皆から不審がられる。フネから、さっき買ってきた本(実は日記帳)は読んでいないのかと尋ねられ、慌てて、波平は本を買いにいく。そこで、感動のラブロマン、伊佐坂先生の「すみれの花」を買う。それを、伊佐坂先生にみつかってしまい、オカルさんからフネの耳に入るのだが、最初の本は何の本だったのだろうと、ますます磯野家の謎になってしまう。マスオの酒の誘いも断り、やっと、日記を3日間書き上げる。それで、カツオの書初めをさっさとやらんかと説教し、いつもの調子に戻るのだが。波平、サザエがコタツで居眠りしているのを見て「サザエと掛けて、煮過ぎた雑煮のお餅ととく」「その心は、救いがたい」と叱る。一番、救いがたいのは、波平ではないか。日記も3日間書き上げて安心して、4日は忘れて寝てしまっているし…

『湯けむりぬくもり春の旅(前編)』
家族で温泉旅行。年末ギリギリに同じ車両の席が取れずに、カツオだけ別の車両に座る。それが原因で、降りる駅の湯の町駅が近づくと、カツオはトイレに行くと言ってトイレに行くが。カツオ、駅に降りてこないので、まだ乗っていると思い、マスオが電車内を捜すと、電車のドアが閉まり、電車が発車してしまう。カツオは、電車のトイレがふさがっていたので、駅のホームのトイレを使っていたのだが。カツオ、リックを電車にの網棚に忘れてしまう。中には、何と、スノーケルと水中メガネが入っていた。旅館に大露天風呂があると聞いたからだそうだが。波平「温泉と海水浴と一緒にするな」と叱る。湯乃町旅館に到着。温泉に入り、外に出る。マスオと波平、射的場で熱くなる。サザエ、イアリングを露天風呂で失くしてしまう。カツオの水中メガネの活躍か。女湯に誰もいないのを良い事に、カツオ、探しまくる。潜水して平泳ぎで探すのだが、何か怪しいぞ〜 その時、女性客がやってきたので、ワカメが止めるのだが。マスオ、射的の成果は招き猫。タラの顔より大きい。タラが貰ったけど、タラはどうするんだろうか。商売でも始めるのか。夕食はテーブルと同じぐらいの舟盛りが置かれる。鯛や伊勢海老もある。しかも、家族連れなのに、芸者も来るそうだが… 結局、面川さんという部屋と間違えていたようだ。びっくりした… と、そこに、タマの声が… そんなはずは無いのだが、部屋の外にはタマがいる。波平、タマをカツオがリックに入れてきたと思ってしまうが…

『湯けむりぬくもり春の旅(後編)』
タマだと思ったが、タラがタマを呼ぶと、なぜかマスオのところに行ってしまう。磯野家の家にはノリスケ達が留守番。電話すると、タマはイクラと夕方まで遊んで、フラ〜ッと外に出て行ったという。タラ、一人で電車に乗ってきたんだと言うが… 露天風呂でカツオは水中メガネで遊ぶ。波平対策に、他のお客さんにロッカーの鍵を失くしたので探す事にして… 最後の1回が、本当に失くしてしまうのだが… 夜、隣りの部屋のマージャンの音がウルサイとマスオが抗議するが、結局、マスオもその仲間に入り… タマに似た猫は、結局、射的場の猫だった。招き猫が欲しくてついてきたようだ。結局、返す事にしたようだ。







サザエさん日記に戻る