2001年 サザエさん日記


本命竜馬が選んだ面白かった場面を書いてみました。

2001年

12月30日
『暮れの大掃除』
磯野家の大掃除、大変である。カツオの21点のテスト用紙が見つかっても波平の説教も満足に出来ない。今回はマスオが大活躍(?)。力仕事担当なのに、襖の紙を買いに行ったり(本当は「カツオに行ってもらえば良かった」と、サザエの声が聞こえたけど、知らないフリして、マスオ買いに行く)、帰ってきて、机を運ぼうとするが引き出しだけ持って「軽い、軽い」と。ワカメ、タラちゃんがゴキブリを知らないという事で、マスオ、ゴキブリの真似して、カツオに蝿叩きで叩かれて、ゴキブリ実演したり。タラちゃんは、畳の位置が合わせが得意と発覚。ジグゾーパズル仕込みだというが、畳に絵は描かれていないぞ。やっと、大掃除が終わったと思ったら、ご先祖様の登場。「忘れおって」と。で、波平、思いだし、慌てて、仏壇の掃除をする。ちなみに、髪の毛は、殿様のように、後ろに束ねていた

『今年最後の忘れ物』
サザエ、相変わらず、買い物で買い忘れたりする。来年の運勢を手相で占ってもらったら「家内安全、夫婦円満・・」と。で、しっかり「忘れ物にはご注意を」と言われる。それにしても、ハクション大魔王のような唇の占い師。ところが、その占い師、毎回、同じ答。波平、マスオも言われる。でも、正月用の花を買い忘れたサザエ、それを本屋のついでに買いに行く波平も花だけ買い忘れ、マスオも占い師の所に花を忘れてきたり、実は本当に当たる占い師だったとは

『静かな年の瀬』
波平、髪が一本なのに散髪屋に行き「さっぱりして、気持ちが良い」と。波平、餅つきの準備をしょうとしていたら、腰を痛めてしまう。それで、今年は中止になろうとした矢先、ノリスケが手伝いに。伊佐坂先生が餅つきの音が聞こえないと仕事がはかどらないからと、正月休みがかかっているノリスケが手伝いに。マスオ、ノリスケが餅つきしているのを、波平、裏のおじいちゃん、伊佐坂先生が「なんだ、そのヘッピリ腰は」「もっと腰を入れて」「頑張らんと原稿書かんぞ」とヤジる。それで、家の中に3人が追いやられて、波平「うるさくて、集中出来んとは何事だ」と不機嫌。最後は恒例のタマ含めての全員の挨拶で締めくくった


12月23日
『わが家のクリスマースケーキ』
ワカメがお菓子の家の夢を見ていたら、カツオが夢の中で、チョコレート出来たドアを食べてしまうので、カワメが夢から覚めたら隣りで寝ていたカツオに怒るというオープニング。さて、本編では、クリスマースケーキはどこのを選ぶか?もめる。ワカメは見てくれで商店街の花屋の隣りのケーキ店(店に飾っている大きなケーキを見て)、カツオは味で選んだ店、タラちゃんは、街で配っていたチラシに載っていた特選ケーキ、フネは満月堂のケーキ(昔からあり、お年寄りの口に合う、オカルさんお薦めの店)で、マスオも、会社の近くで会社の女の子が評判にしている店で決まらない。結局、「そんな下らない事で、もめとる」のかと馬鹿にしていた波平に買ってきてもらう事になった。本音は、自分で決めて、不評で文句を言われるのを避ける為だったのか? フネのアドバイスでデパートの地下で買おうとしていたら、呼び出し放送が流れて、カツオの電話。「普通のケーキじゃなくて、クリスマスケーキだよ」って。波平の「バカモン」が飛び出す

『うちのねずみ小僧』
ねずみ小僧とは、カツオ。ツマミ食いをするので、空揚げを減らされるが「今度したら、晩ご飯抜き」と、波平に言い渡される。が、公園で子犬が捨てられているのを見て、カツオの中の悪魔と天使が戦い、天使の方が勝ち、冷蔵庫の中からコンビーフを持ち出す。案の定、晩めし抜き。ところが、波平が子犬を拾ってくる。カツオがエサをあげた犬。その犬が、カツオのマフラーにくるまっているのを見つけて、ツマミ食いの真相がわかるのだが、そして、子犬をもらってくれる人が見つかるまで飼う事になる。名前を、コロコロしているからコロにした。もらってくれる人は見つかったか、どういうわけか、ピンクの車で取りに来て、どういう人だったかは、テレビに写らなかった

『サザエ、燃えてます』
サザエ、年賀状書きに燃えている。部屋中に年賀状を巻き散らかして、いい文章を筆で書こうと。でも、中々、いい文章が思い付かない。カツオ、ワカメが書き終わってゆくなか、サザエ「凄い年賀状を書こう」と宣言。でも、中島君が年賀状をポストに入れるのを見て、カツオのように簡単に書こうと思っている矢先、裏のおばあちゃんに「何でも凄い年賀状を書いているとか」と、期待され、三河屋からも期待される。カツオが言いふらしたらしい。たまらず、本職の伊佐坂先生にアドバイスをもらうおうとするが、年賀状を書くのは本職ではないと、ありきたりのアドバイス。でも、タラちゃんの年賀状を見て、一層燃え出す。タラちゃんの年賀状は、馬の絵かと思ったら、サザエの顔だったのだ。で、サザエの周りに炎が燃えているイラストに『今年は燃えます』の文章。本当に凄い年賀状


12月16日
『主婦たちの忘年会』
フネ、サザエ、同じ日に忘年会なので、フネ、出席しょうかと迷っている。フネと、サザエが台所で話しをしていたのを聞いていた波平、マスオと掃除したり、カレーを作ったりと、二人が家を空けても大丈夫な所を見せようとする。カツオに「今年最後の奇跡」と、言われる程のカレーの味で、フネ、サザエは忘年会に行く事になる。でも、フネ、乾杯のワイン1杯で、オカルさんに連れて帰ってくる程、酔っ払うとは

『ただいま冬眠中』
タラちゃん、カツオの教えてもらった冬眠が気に入り、「冬眠、冬眠」を連発。

『マスオ冬の健康法』
マスオ、冷水を浴びる健康法を始めた。その事を、アナゴさんに言ったら、アナゴさん、柔道を始めると。実は、若い女性目当て。道場に女性も通っているのだ。それで、マスオも柔道を始める事になったのだか、アナゴさん突然、柔道を辞めると言う。奥さんも始めたいと言われたからだそうだ。で、マスオ、一人になったので、ノリスケを誘う。その事が、タイコさん、サザエさんにバレテ、道場の先生にもっとビシビシ鍛えて欲しいとサザエたちはお願いする。道場の先生は、孫娘のさゆりに鍛えてもらう事に。だが、マスオ、ノリスケ、さゆりにトキメクが。そのさゆりは、ごっつい姉ちゃんだった。何度も何度も投げ飛ばれるはめに


12月9日
『波平ぬくもり日記』
松の湯の銭湯に波平行った時に、波平のシャツを気に入った仔猫がいた。それで、銭湯に寄るようになったのだが、カツオ、波平がシャツを忘れたり、会社帰りに遠回りしたり、二度も寒いのに銭湯に通ったり、キャツトフードを買ったりするので、怪しむ。銭湯の番台さん、仔猫を誰がいい人にあげたいと思って張り紙まで出したが、中々、決まらない。結局、あるおばさんに貰われていったが、その仔猫に「チャム」と名付けていた。でもなぜ、最初に銭湯に行ったのだろうか。その事には触れていなかった

『無遅刻記録挑戦』
遅刻ギリギリに教室に駆け込んでくるカツオに、先生は「無遅刻記録に挑戦する気構えで頑張りなさい」と、言われる。それで、翌日から朝、早く起きようとするのだが、中々、起きられない。それで、波平、起こしてやる必要はないと言われるが、カツオ、磯野家の時計を総動員して起きようとする。しかも、5時。結局、ワカメはそれを止めてしまう。危なく、フネが目が覚めて、磯野家全員遅刻は間逃れる

『マスオ決断の時』
タラちゃん「この家は誰の家?」とサザエに聞くので、不思議がる。実は、タラちゃんの友達のアキオ君に、表札に「フグタ」と名前が入っていないからだからが。それをマスオ、勘違いして、マイホームを手に入れようとする。サザエが不動産を捜しているのが、バレて、波平はマスオに出ていかないでくれと言われる。結局、表札の件は、家の中の部屋の入り口に「フグタ」と表札を掛けてもらい一件落着。でも、どうして、玄関の表札、「いその」の隣りか、下に「ふぐた」と表札を掛けてもらえないのだろうか?


12月2日
『大人はお留守です』
しつこい保険屋のおじさんが来たので、波平、フネはタラちゃんに留守だと言ってくれと居留守を頼んだら、タラちゃん「おじいちゃんは山に芝刈りに、おばあちゃんは川に洗濯に行った」と。波平、フネ、真っ赤に顔が染まるはめに。それで、今度はサザエ、保険屋が来たら、「ピシャッと、断る」と言っていたが、タラちゃんがかわいい話しから、子供保険に入るはめに。サザエより上手はイクラちゃん。セールスをピコピコハンマーで叩いて追い出してしまうのである。しかも、セールスの電話を「ハイハイ」だけで、切ってしまう所も凄い

『うれしいボーナス』
「明日ボーナスが出る」と、マスオが帰ってくるなり玄関で言ったら、サザエ、ラブラブ・キッス。笑いながらキッスしているので、デカイキスマークがマスオのほっぺたに。波平、マスオ、世間では不景気なのに、去年並みにボーナスが出るらしい。マスオ、サザエに「真っ直ぐに家に帰ってきて」と、言われるが、アナゴさんにBAR寄り道に誘われる。マスオは、サザエが会社の女の子に賞与を入れた内ポケットを縫うように電話で頼んでいたので、大丈夫だったが、アナゴさんは、その帰りにボーナスを無くしてしまう。マスオ、家に入れてもらえたかアナゴさんを心配する。結局、アナゴさん、マスオのコートのポケットに間違えて賞与を入れてしまっていた。慌てて、アナゴさんの家に電話する。来年からは、アナゴさんもマスオのように、内ポケットを縫ってもらう事にするらしい

『照れ屋の父さん』
波平、カラフルなネクタイを買おうとして、店員に見てもらったら、それが実習生。その実習生は、自信ないので、結局、大勢の実習生に照れながら見てもらったら「とってもお似合い」「本当に素敵です」「ピッタリです」と言われ、上機嫌で帰ってくる。が、あまりにも派手なネクタイなので、サザエ、フネ、ノリスケにあげるものと、勘違い。カツオ、タラちゃん、ワカメ、マスオに「似合う」と、言われても、波平、強情に、ノリスケにあげようとする。なかなか、ノリスケが受け取らないので、波平「ごちゃごちゃ言っておらんで、受け取らんか」と、テーブルを叩いて怒る始末。最後は、皆から押し切られて波平が締める事になったが、会社の評価は? モテる、モテないで、フネと喧嘩していたが


11月25日
『だれもいないブランコ』
ブランコのある家、ワカメが乗りたそうにしていたので、サザエが、その家の大西さんに頼んだかのだが、ワカメが逃げた(恐そうな顔の人だったので)ので、サザエが、いきがかり上、ブランコに乗る事になった。そんな話しを磯野家でしたら、カツオもブランコに乗りたいと。本音は、その家の大きな木に登りたいだけだったのだが。中島たちとその家に遊びに行くと、カツオ、ハンカチを拾う。その家の女の子だと勘違いして、洗濯・アイロン掛けまでして、大西さんに渡すと、娘さんのハンカチじゃないと言われる。カツオが女物のハンカチをアイロンしているところをサザエに見つかり、花沢さんのハンカチをだと言ったのだが、本当に花沢さんのハンカチだったから、オチはカツオに花沢さんのラブラブぶり

『食べ過ぎにご用心』
サザエ、本を読みながらピーナツを食べているが、上に投げて食べないようだ。教育上悪いと禁止されているからか。ワカメ、カツオのねじり揚げまで食べるほどの食欲ぶり、ある時、ウナ重を食べてから、昼食を食べて、その後、リンゴまで食べる大食家。食べ過ぎも、マスオの帰りが遅いせいにする始末。あなごさんの家では、もっと、ひどく旦那が帰りが遅いと酒を飲んで酔っ払ってしまっている。ついに、サザエ、食べ過ぎて、食欲無くしたかと思ったら、その夜のバイキング(お一人様3,000円の)目当てだった。お馴染みのシーン、マスオが帰りが遅くなると、マスオ、「石焼いーもー」と叫び、サザエが出て来るすきに、マスオ、家の中に入り布団に頭まで入り寝てしまう場面。何度も何度もサザエ、引っかかるようだ

『カツオに似た犬』
野口さんの家の犬、ロッキーはカツオに似て、イタズラ好き。片方の靴だけを拾ってくるのだ。実は、これ、コレクション。野口さんの主人は、パイプを、奥さんはコケシをコレクションしており、ロッキーも靴をコレクションしているというわけ。という事は、カツオは、テストの0点をコレクションしているわけか?


11月18日
『カツオ しかられ部屋』
裏のおじいちゃんの家まで、カツオの叱る声が聞こえると、サザエの部屋でカツオを叱る事になる。ここで、裏のおじいちゃん、昔はカツオより叱られていた事が判明。

『ライオン式子育て法』
ライオンは崖から子供を突き落し、這い上がってきた子供だけを育てるライオン式子育てをタラちゃんにしょうと、マスオは頑張るが、どうも、甘い。リカちゃんが、お泊まりしてサザエに誉められたので、案の定、タラちゃんもお泊まり。イクラの家に泊まるが、一番、寂しがっているのはマスオ。マスオには、厳しい子育ては無理のようだ

『母さんの出番です』
フネ、呉服屋に見込まれて、働いて欲しいと。寂しがり屋のワカメ意外、賛成で、働く事になる。フネ、恥ずかしながらOL姿で面接に行くが、結局、「スーツより、割烹着の方が似合う」と、断ってしまう。それを知らない、波平、心配で、マスクして、偵察に行ったり、バレバレのサングラスしてノリスケと、マスオまで偵察に行っている。怪しい。フネ、働かなくて良かったようだ


11月11日
『たのしい学芸会』
去年はコウモリ役だったワカメ、今年はお姫様を狙っているとサザエの勘違いで、お姫様の愛犬チロに選ばれたので、ガックリしていると思い、磯野家の団らんは、ワカメに気を使う。波平、マスオが面白い話しをする前に笑ったりする。堀川君は、ワカメをお姫様に推薦をしょうと思っていたら、本当はお姫様はセリフが多いから嫌で、スズ子ちゃんに譲ったのだった。それにしても、タマ相手に犬の練習するとはスゴイ

『カツオ眼鏡の友』
カツオ、12×2=28と間違えるくせに、中島より賢くなさそうに見えるのが悔しいらしい。横断歩道を渡ろうとしたおばあちゃんにも、中島は賢そうな人と思われたし。それにしても、中島が眼鏡を取った顔がタラちゃんに似ているとは驚いた

『職場の人気者』
マスオの事である。やさしくて、親切で、付き合いが良い。休日出勤まで、予定があるのに、出てしまう


11月4日
『ノリスケSOS』
ノリスケ、結婚記念日を忘れて、タイコがご立腹。夕食にケーキがあったので誰かの誕生日だと思ったらしい。で、タイコと仲直りする為に、指輪を買おうとサザエに見てもらうが、肝心の指のサイズがわからない。で、カツオがタイコの家に行き、指輪が抜けなくなったと相談に行き、さりげなく指のサイズを聞き出す事に成功。で、ノリスケ、タイコに指輪を渡そうと、寝ている枕元に置いたら、夜中に目が覚めたイクラが自分のプレゼントだと思い貰ってしまう。結局、タイコとノリスケ、ベランダと外で投げキッスするくらい仲直り出来た

『マスオ小説家志願』
マスオ小説家を目指そうと懸賞小説を書くが、中々書けない。伊佐坂先生の真似をして、犬のハチとじゃれるように、マスオもタマとじゃれたり、散歩したりする。しかし、「スズマツさんはパッと大地を飛んだ。そして鼻歌まじりに悠然と足をすり合わせるのだった。」という文章では無理。カツオ、サザエが読んだら、喜劇と思われたが、マスオ自身は悲劇のつもりで書いていたらしい

『ナデシコとハデシコ』
ワカメ、「大和撫子」を「ダイワ・・」と勘違いから話しはスタート。カツオ、女性にはナデシコタイプとハデシコタイプがいると分析。ナデシコ系には、フネ、タイコ、ウキエさん、で、ハデシコ系には、サザエと花沢さんがいると。それをタラちゃんに聞かれ、花沢さんからカツオに電話が掛かってきた時に、花沢さんをタラちゃん「ハデシコ」と言ってしまう。しかし、花沢さん「ナデシコ」と聞き違えたから、大変。感激で、カツオの弁当を作ってくると言う。クラスで冷やかされると思い、カツオ、頭を悩ます。結局、わからないように花沢さん、カツオに弁当を渡したり、中身も違う弁当にしたりと、磯野家では花沢さんはナデシコ系になっていしまった。が、タラちゃんは反対。花沢さんがナデシコになったら、サザエだけがハデシコになるからと


10月28日
『カツオ よみ人知らず』
「生きていて良かった今日は カツ丼にケーキにあんみつ 食べたうれしさ」とカツオ、短歌を作ったら、波平から「筋がいい」と(たまには褒めた方がいいと)褒められたから、カツオ調子に乗る。タラちゃんを題材に「タラちゃんに 年はいくつかとたずねれば 指で答える その愛らしさよ」と。波平から、タラちゃんでは、わが家しかわからないので「タラちゃん」を「わが甥」と変えなさいとアドバイスされる。しかしワカメの題材では「妹よ こづかい少しかしてくれ お年玉にて必ず返す」とウケ狙いでよんだら、波平に「ウケは狙わんでいい」と、怒られた。学校で「わが甥・・」をよんだら、花沢さんから「私を題材にして作って」とせがまれる。人を傷つけないマスオに作ってもらうと、「花ならば 百合か牡丹か 赤いバラ それよりきれいな 花沢花子さん」と作る。それでは、白々しいと却下。結局、かつおが作るが。「駅降りて角を曲がって 三軒目 野菊咲いている 花沢不動産」と、カツオは花沢よむと、それを花沢さんのお父さんが聞き「野菊咲いている」を「物件いっぱい」に変えてチラシにしてしまう。最後には「花ならば・・」が花沢さんにバレて、慌てふためく

『姉さん編み物上手』
サザエ、黄色の毛糸を買ってきて編み物をしている。誰のを編んでいるのか誰にも教えてくれないサザエ、それで、タラちゃんに聞いてもらったら「男物」としか教えてくれない。カツオのセーターか、マスオのマフラーか。サザエ、カツオの背中を借りて寸法を計ったので、カツオの物と勘違い。カツオ、買い物まで手伝ったりする。しかし、カツオのセーターではない。実は中島のセーターだったのだ。サザエが買い物をしている時に、中島と会ったのだが、中島が素敵なセーターを着ていたので、それを見せてもらっている間に、サザエの手提げ袋とセータの糸がからまり、中島が自転車で帰ろうとしたら、ドンドンと解けてしまったのだ。それで、中島のセーターを編んでいたというわけ。でも、それでは我慢ならないカツオ、カツオも編んでもらおうとしたけど、中島と同じ色のセーターでは、駄目だと。で、結局、カツオはハラマキになったオチ。しっかり『K』の字がついていた。しかもデカク

『甘やかしてはいけません』
「自分の事は自分で」と、波平、急に教育熱心になる話し。でも、薬を飲んだ時にメガネを薬箱の中に入れてしまい、メガネを捜しているようでは、あまり人の事は言えない


10月21日
『お使いタラちゃん』
タラちゃんの独壇場。タラちゃん、緑川さんの家に一人でお使い行って、波平とマスオに誉められたものだから、それで味をしめる。郵便局に切手を買いに行きたがるタラちゃん、サザエ、後をついてゆくが、タラちゃん電信柱に隠れてサザエをまく。それにしても、サザエ、慌てているものだから、エプロンを丸めてタラちゃんを尾行している。どっちが、しっかりしているのやら

『妻として』
アナゴさん、買い物一覧表を持たされて出勤しているとは。マスオがアップの髪型が好きだと知ったサザエ、髪が短いからヘアピースつけて結ってその髪型にした。そして、出張中のマスオが帰ってくると張り切って掃除をしていると、ヘアピースが取れて、、ちょうど帰ってきたマスオに見られる。何と、サザエ、チョンマゲ姿になっていた

『おじいちゃんの通信簿』
イクラ、保険所の検診に行きたくない為に、磯野家のトイレに隠れるオープニング。笑ったのは、波平の健康診断を受ける朝に、トイレに入っている波平に、タラちゃん「健康診断、恐くないです」と。イクラと波平を一緒にしている。波平の健康診断の結果は、コレステロールの値が少し高いだけで、どこも悪くなかった。それで、カツオが算数21点取っても、怒らなかった。自分の血圧の事を心配してなのか、それが教育だと思っているのか


10月14日
『見代わりペンフレンド』
カツオのクラスで文通が流行っている。『五年の友』という雑誌に、文通希望を出せば、手紙がくるらしい。花沢さんも雑誌に募集するが、誰も出してくれない。それで、可哀相になり、花沢さんのお父さんが、その募集を見て、見代わりペンフレンドになる。消印の事もあるので、長野の友達に電話して書いてもらう事にする。カツオの所まで五年生の話題とかを聞いたりしている。で、結局、そういう事は見代わりペンフレンドは辞めた方が良いという事になり、花沢さんのお父さん、正直に花沢さんに言う事になる。でも、結局、花沢さん、お父さんが見代わりしていた事を知っていたとは。しっかり者の花沢さんだ。笑ったのは、散々、男が手紙を書くとはと言っていたカツオの文通は、「天才」を「天災」、「人気者」を「人気物」と書き間違えていた。これでは文通は成功しない

『あこがれの三つ編み』
ワカメ、ウキエさんのように、三つ編みにしたいと言い出すが、髪が長くないので三つ編みに出来ない。波平のヘアトニックまで使う。波平、この間、買ったばっかりだったヘアトニックが減っていたのでションボリ。カワメには怒れない。ワカメ、海草を食べれば髪が伸びると思い食べ始めるけど、美味しくないと。波平「時間が立てば、髪は自然と伸びるものだ」と言ったら、カツオは「父さんが言うと、あまり説得力ない」と言って怒られる。そして、リカちゃんまで、三つ編みなので、ワカメ「小さい癖に生意気」だと、怒り、ガックリ。それで、カツオは紙に三つ編みを書いて、顔の部分を切り取り、ワカメに付けてみてと言うが、ワカメは似合わずに、タラちゃんの方が似合う。結局、ウキエさんが、ワカメに器用に小さく三つ編みしてくれて、一見落着

『父さんへのご意見』
カツオが、昨日、言った事と、今日言ったことが違うといった事もあり、波平、投書箱を作った。「何かお父さんに意見がある人は入れてくれ」と言うが、誰も入れない。スナックの領収書(実はマスオの奴)が入っていたり、タラちゃんとなると「お元気ですか」という手紙を入れようとしたりする。ノリスケまで入れたり、肝心のご意見箱として機能していない。ついにはゴキブリが入り、投書箱は廃止となってしまった


10月7日
『お父さんの運動会』
カツオが運動会のプログラムを家に持って帰ってきた。波平、会社で取引会社の人が手帳を忘れたので、階段で追いかけて行ったら、会社の女の子から「若い」と言われて、張り切って保護者参加の競技に出る事になる。去年は、スプーンの上に玉を乗せて運ぶ競技で中々、うまく運べずにゴール出来ずに恥をかいた。フネは反対するが。でも、波平は参加する。今回はマスオとトレーニングで、町内を走る。花沢さんのお父さんも運動会のトレーニングしていた。波平とライバルらしい。結局、今年はパン食競争で、マスオが一位で、波平と花沢さんのお父さんは、パンを口に、はさめずに、去年と同じく、なかなかゴールできない

『タツタケ食べたーい』
サザエがマツタケの大安売りのチラシを見つけて、今日の晩ご飯はタツタケだと宣言する。ところが、カツオ、ワカメに「そんなにマツタケが良いかね〜」と言っておきながら、クラス中に自慢している。中島も散々、聞かされた。ところが、サザエが近所の人と喋っている間に、マツタケは売り切れてしまって、その日はカレーになってしまった。タラちゃんだけが、喜んでいる。それで、マスオが会社の女の子に聞いて、安いマツタケを買ってくる事になる。その昼間、伊佐坂先生が京都に取材に行っており、今日の帰りにマツタケをお土産にすると言ったので、サザエ、慌ててマツタケを買ってこなくていいと、マスオに電話すると、伊佐坂先生の取材は数日延びてしまったから大変。慌てて、マスオに電話を掛け直すが、もう会社を出ている。結局、その日はハンバーグ。また、タラちゃんだけが喜ぶ。でも、磯野家は数日後、伊佐坂先生が帰ってきて、タツタケを食べられたが、カツオは自慢出来ない

『母さんの教室えらび』
フネの友達のキツエさん、月曜日は乗馬、水曜日は彫金、木曜日には絵画教室を通っている。それで、オカルさんとフネに教室に通う事を進める。キツエさん、ダイエットの為にフラダンスまで通っているのだが、太っているけど。フネ、カツチャーセンターのパンフレットを家に持って帰ってくると、波平は反対する。マスオが山歩き教室を勧めると、「遭難したら、どうするんだ」とか、陶芸だと、「母さんが作った茶碗で飯を食べるのか」と、何でも反対。波平、古典教室を勧めたが、一緒に行くオカルが反対。先生が仕事仲間で、成績が悪いと何と言われるか心配だと。それで、英会話を習いに行こうとするが、定員一杯でどれも通えない。結局、リカちゃんのママの気付けをしたおかげで、フネが気付け教室の先生をする事になった。それにしても、タラちゃんの勘違いが笑えた。着付けを、『きをつけい』と間違えたり、サザエが着気付けは着物を着せてあげる事と教えれば、タラちゃんは「一人で着られないですか、リカちゃんのママは」と、手におえない、タラの勘違い。


9月23日
『兄と妹』
カツオ、ワカメの少女ファンが読みたいと言って喧嘩して、すぐに、サザエや波平に泣きつく。そういうカツオとワカメを心配するサザエ。それでもカツオは妹には優しい。ちょうど雨の日に、カツオが傘をさして公園を通りかかった時に、の滑り台の下で雨宿りしているワカメと友達に傘を貸してやる。それにしても、カツオの凄いところは、何人も知らない人の傘を渡り歩いて、家まで帰ってくるところ。世渡り上手だ

『イクラの自転車』
イクラが三輪車を飛び越して、自転車を欲しがる。おおほり自転車の前を離れないイクラ。カツオが知恵を出し、「タラちゃんが自転車を買ったら、イクラも買ってあげるって」とカツオがイクラに言ったら、今度は、磯野家に「タラちゃんは自転車を買ったのか」と、タイコに「電話して、電話してと」ウルサイ。それにしても、タラちゃん、三輪車が好きなのようで、まだ卒業したくないようだ。結局、おおほり自転車の店主が、イクラを自転車に乗せても、足が届かないから無理だと言って、諦めさせる。が、イクラ、自転車の前の子供乗せ用のカゴに子供を乗せて走っているのを見て、タイコさんに大人の自転車を買ってと言う。が、タイコは自転車はうまくない。で、サザエが大人の自転車を借りて、イクラを乗せるが、店主、『止まれ』という標識を見逃したので、まだまだサザエは勉強しないと駄目だと言われ、結局、イクラの自転車はお流れになった

『お父さんがたよりです』
久し振りのヒット作。波平とカツオが映画館に行く前にバス停留所にいた時に、カツオは知恵の輪を見つける。カツオは挑戦するが出来ない。で、波平がやってみるが、何とか外れる。が、それは知恵の輪ではなく、イヤリングだったのだ。女性の人が元通りにしてと怒っている中、波平は一生懸命になって元通りにしょうとするが、全くできない。ペコペコと赤くなりながら波平、謝る。その話しを皆にお父さんの名誉の為に、カツオは言わないと約束するが、どうしても話したくなるカツオ。ナガシマに話してしまう。カツオが家に帰ってみると波平はもう皆に話していた。カツオ、わざわざナカジマの家に話しに行くんじゃなかったと言ったら、波平「よその人に話したのか。バッカモン、だからお前はオシャベリだと言うんだ」と怒る。「全く口が軽い。わしに似たんじゃない事はたしか」と波平言う中で、フネはオカルさんに言っている。そのオカルさん、竹を切っていたら、ノコギリが外せなくなって、波平に取ってくれとお願いするが、波平のケタのハが竹にはまって、ゲタも取れなくなる。波平、風呂場でも石鹸で転び、風呂場に頭から飛び込む。カツオ、ワカメの目を押さえて「父親の権威は守りました」という所は、心憎い、カツオ。それにしても、波平、風呂からあがったら、髪の毛一本にそんなにドライヤーを長く当てたら飛んでいきそうだ。また、波平、新聞を読みながら「近頃、惜しい人が亡くなるな〜」と、ため息ついていたら、カツオ「じゃあ、お父さんは大丈夫だよね」と言ったら、突然「それは、どういう意味だ」と怒りだす。しかも、波平「この間、やった外国の記念硬貨を返せ」と、カツオの机の引き出しを引っかき回し、硬貨をブルブルと回して持っていく。カツオ「ああいう大人げないところが、大成しないんだ」と


9月16日
『カツオのニックネーム』
教育実習の先生がカツオの教室にやって、くるが、その実習生の丸山太郎先生は、あだ名をつけるのが名人だと噂が立つ。カツオ、何って、あだ名がつけられるか心配で、自分で「星の王子様」とか「物知り博士」とか付けようとする。丸山先生、自分の事を「未成年」という程、顔が高校生に見える。それで、駅前で波平に「高校生がタバコを吸うな」とか言われ、伊佐坂先生からも屋台の飲み屋で「お酒を飲むな」とか言われる。結局、丸山先生は生徒の名前を覚えるために、手帳に生徒全員の顔の似顔絵と名前を書く先生だったのだ。ちなみにカツオは「クラスの人気者」と書かれていた。それにしても、笑ったのは、給食の時に丸山先生が生徒達に「昨日、駅前で高校生と間違えられてタバコを吸うなと注意された」と話題に出し、クラス中は爆笑になったが、「注意したのは60歳ぐらいのサラーリマン風の人だった」と、カツオが波平に報告すると、波平「60歳だとぉ、わしはまだそんな歳じゃないぞ。カツオ、父さんの本当の歳を教えてあげなさい」と怒る場面

『心の中はミステリー』
マスオの気持ちがわからないと、サザエ、本屋で「やさしい読心術」という本を買って、人の心がわかろうと努力する。

『うちの穴子さん』
久し振りの穴子さんの登場。奥さんがいないので、いつもコンビニの弁当なので、磯野家に泊りにくる。前の日に大きな荷物が届いたので、カツオ達はプレゼントだと期待する。が、その荷物は、ソバを作る道具だった。それで、穴子さんはソバを作って磯野家の皆にご馳走するのだが、人に見られると、あがるタイプだと、マスオ(助手)だけ残して、皆を追い出す。しかし、穴子さん、初めて作るようなのだ。テキストが荷物の箱に入っているからと、マスオに取りに行かせるが、そのテキスト「おいしいパスタの作り方」だった。穴子さん、入れ間違えたようだ。パスタを作る機械を買ったらしいが、失敗したらしい。パスタとソバは親戚みたいなものだからと作ろうとした時に、偶然、ソバ屋が近くに出前を持ってきていたので、その人にソバを作ってもらった。磯野家、それとは知らずに「中々、いける」「美味しい」「切り方も上手」と言って食べる。ワカメは「おソバ屋さんのおソバみたい」と。が、サザエとフネが後片付けをしている時に、腕時計が置いてあるのを見つける。穴子さん、慌てて自分の時計だと言うが、もう一方の腕には、ちゃんと腕時計がある。最後には「両手に腕時計をするのが、会社では流行っている」とか言って、マスオに助けを求めるが、気がつかないマスオは「そうかな」と。それで、穴子さん、マスオに「君が話しを合わせないから、僕の信用はガタ落ちだ。もう二度と磯野家の敷居はまたげない事になった」と怒って帰ってしまう。しかし、穴子さん、一人寝ている時に考えて、少し言いすぎたと反省し、真夜中に磯野家に。マスオ、寝ぼけながら、穴子さんの涙の「僕が非常識だった」との訴えを聞くことになる


9月9日
『カツオ叱られ人生』
カツオ、サザエ、波平、フネの三人に叱られているので、サザエの代わりにマスオに叱ってもらう事になった。で、マスオ、中々、冷静になって叱っているのだが、マスオも真剣になって、怒る時があるもんだ。学校の先生が風邪で休んだ時に、カツオ一人だけが先生に電話したそうだ。それを聞いてマスオ、感動していたのだが、実は、カツオが電話をしたのは、先生が明日も休むかどうかを知りたいだけだったのだ。休むんだったら、宿題を延期できるから。それを知ったマスオが、顔を異常に真っ赤にして「けしからん、反省したまえ」と、怒る。怒っているのだが、見ている方は笑えてしまうんだな。これが

『裏の知恵袋』
裏のお爺さんの作った竹トンボが磯野家に飛んでくるほど、上手に作る。で、カツオ、裏のお爺さんに竹トンボの弟子に志願する。1号機、2号機と作ってゆくが、中々、飛ばない。庭ホウキの枝で、作っているので、サザエも困ってしまう。やっと上手に飛ぶような竹トンボを作れるようになり、学校で飛ばすと、職員室の中に竹トンボが入り、先生に見つかってしまう。怒られるかと思いきゃ、裏のお爺さんを講師に図工で竹トンボを作る事になる。お爺さん、中々の講師ぶりで、それが好評であちこちのクラスから講師を頼まれる。オチは裏のお婆さんも、主婦を相手に漬物の漬け方の講師をする

『日本のおかあさん』
サザエがイクラをおんぶして、買い物の荷物を持ちながらタラちゃん連れて家に帰る途中、カメラマンの卵のシガさんがモデルになってくれと言う。日本のお母さんというテーマで、コンテストに出したいからだと。でも、よく考えると、日本のお母さんは・・・と、思っていると、案の定、フネの方が日本のお母さんらしい。サザエ、美容院まで行ったのに、モデルを降ろされる。フネにモデルが変更される。フネ、割烹着姿で、タラちゃんと商店街で買い物する姿や、会社帰りの波平を出迎える姿や、子供を学校に送り出す姿をカメラでバチバチと撮ってゆく。が、結局、テーマが代わり、商店街の親父さん達になってしまった


9月2日
『父さんのグローブ』
波平がカツオと触れ合う時間を持とうと、会社の人からグローブをもらってきて、カツオとキャッチボールをやろうとした。が、カツオは中島と釣りに出掛けてしまい、マスオたちもサザエ、ワカメ、タラとデパートに出掛けていった。しかも、そんな波平に、カツオは花沢さんの父さんに電話して、キャッチボールの相手をしてくれないかと頼む。花沢さんの父さんと波平のキャッボール、花沢さんのお父さん、昔は少年野球のエースらしく、波平、が押し戻されるぐらいの球を投げて、波平の手が腫れてしまう。波平「たがたが、キャッチボールにあんな直球を投げおって」と、ご立腹

『タラちゃん味の王様』
一家団らんで、タラちゃん、豆腐を食べていたら、「いつもと違う」と言い張る。波平、マスオ、「いつもと変わらんじゃないか」と言うが。実は、いつも注文している豆腐屋のデンさんところではなく、違う所で豆腐を買ったのだ。しかも、タラちゃん、デンさんの息子が作ったのも当てた。「いつもと違う」と。豆腐屋の息子も頑張って豆腐を作ってタラちゃんに試食してもらおうとしたが、肝心のタラちゃん、豆腐を食べようとしない。イクラちゃんに味比べで負けたから、味を見るのは辞めたのだ。それで、豆腐の試食を波平とマスオでするが、全くわからない。結局、タラちゃん、「美味しい」と言い、デンさんの豆腐に合格したのだが、肝心の豆腐の笛が美味しそうに吹けないので、まだ商売に出られないそうだ

『磯野家+1』
プラス1というのは、ノリスケの事。タイコ、イクラが九州の実家に帰ったので、3日間、磯野家に泊まることになった。3日間波平が言うように台風のような奴。カツオ、ワカメ、タラもつられるような食欲。風呂では「♪月が出た出た」と大声で唄ったり。さすがに3日間が過ぎて、ノリスケが帰ると磯野家は寂しそう。それで、サザエ、ノリスケがパジャマ、ハブラシと忘れていたのでタイコに電話する。タイコ「ノリスケさん言っていました。そちらで過ごした3日間は楽しかったって。そして、自分も将来は、ああいう風に大家族で暮らしたいって」と、言っていたので、サザエ「そういう事なら遠慮なくいつでも来て」と言ったら、翌晩、ノリスケ「お言葉通り、早速やってきました」と。波平、「本当に遠慮のない奴だ」と


8月26日
『タラちゃん雲とクモ』
タラちゃんが雲ばかり眺めているのを見て、サザエは芸術家になるかもと親馬鹿で期待する。実はタラちゃん、雲をソフトクリームやショートケーキと想像していたのだが。それで、サザエ、絵の勉強をさせようとするのだが、どうもリカちゃんがしないとしないよう。波平が、美術館にタラちゃんを連れていくと、タラちゃん、女の裸の絵の前にいる。波平、びっくりして、連れ戻すが、実はその下に落ちていたアンパンを見ていたのだった

『夏休み宿題合宿』
夏休みが終わるというのに、宿題が終わらないカツオ。案の定、中島も終わっていない。カオリちゃんから花沢さんなら終わっていると聞いたので行ってみると「国語でも算数でも何でも見せてあげる」と言うが、答があっているか分からないというので、中島、カツオは見せてもらうのを諦める。それで、木村が野球部の監督が合宿で宿題をしろとハッパかけられて終わらせたのをヒントに、宿題合宿をする事になる。カツオの家でやる事になったが、ニシハラとハシモト、その他2人が加わり6人で合宿が始まった。が、宿題が終わっている子も参加して増えに増えていく。山田君が鼻血を出したり、喧嘩をして泣いていたり、ジュースをこぼしたりと、磯野家は大変。しまいには、波平、マスオは玄関で寝るはめになる

『かわいいかくれんぼ』
タラちゃん、かくれんぼが好き。伊佐坂先生から「鬼になったら、僕だったらどこに隠れるかなと思う所を探す事だ」と教えてもらう。それで、知らない人とかくれんぼしたのだが、次々に当ててしまう。そして、「隠れる時は、まさかこんな所に、と思う所に隠れなさい」と伊佐坂先生に教えてもらっていたので、カツオとワカメと、かくれんぼした時に、風呂敷に包んでもらって隠れてしまう


8月19日
『うちのトム・ソーヤ』
「かわいい子には旅をさせろ」と、カツオは子供だけのキャンプをさせろと波平に言う。ナカジマ、ニシジマたちには、木の上で一夜を明かした事のある波平なら許してくれるというが、頑固として、反対。あんまり、カツオが言うものだから、そのキャンプ場のある山奥駅(何という駅なんだ)に下見に行くと、マスオまでいて、何と写真を撮っていた。写真には、恐そうな兄さんがいて、ゴーゴーを踊っていたりしていた。子供を脅しそうだ。で、波平は、子供だけで行けそうなキャンプ場を探すのだが中々ない。結局、いい場所が見つかったと磯野家の庭でキャンプする事になる。あと、注目すべき所は、波平が木の上で一夜を過ごしたのは本当で、海平兄さんとしたのだが、木の上で寝ていると、心配になったお父さんがやってきて、そのチョウチンを火の玉だと思い、二人して抱き合って震え上がったという事だった

『リボンのナナコちゃん』
明日、青山のトシオさん所のナナコちゃんがやってくるという。正体を知ったら、誰でも逃げ出してゆく子だとカツオは言う。波平も髪が一本しかないのに、床屋に行かなければならないと言うし、サザエも美容院に行くという。ナナコちゃんがタラちゃんぐらいの時に遊びにきたんだけど、その時に、サザエには、ナナコちゃんから、「どうして鼻が低いの?」「どうしてソバカスがあるの?」と質問攻めに合うし、カツオにはお経を読んでと言うし、ワカメには「生麦、生米、生玉子」と早口言葉を言わせて「どうして、お口が回らないの」と言われ泣きべそをかかされる。翌日、サザエとフネとタラしかいない所に、ナナコちゃんがやってくる。が、ナナコちゃんは、紙ぶくろの物を波平に直接渡さないと帰らないと言う。カツオが波平を探しに行くが、見つからない。波平は伊佐坂先生の所に名人の作った釣竿をマスオと見ていたのだった。オチは波平がタバコを吸っているのをナナコちゃんが見つけて「タバコは健康のために良くない」と言われる

『磯野家サミット』
釣大会で何度も優勝している実力のある洋服屋の店主、釣り針をもらったお寿司屋の若旦那、写真屋の店主という最初は釣仲間の集まり(飲み会)だったんだけど、どんどん人が磯野家に集まり、商店街のサミットになってしまった。いかにして、商店街を発展させるか、波平が意見を言うはめに。商店街の人たちは、ノートをとったり真剣


8月12日
『ワカメ十年日記』
伊佐坂先生から、雑記帳にしなさいと、立派な十年も使える日記帳をもらった。ワカメ、早速書きはじめるが、磯野の家はどうして、人の日記を読みたがるのだろうか。カツオが「徳永君と会った事から、小さい頃に徳永君とママゴトをしている事を思いだした事」の日記を読めば、サザエ、フネはとんでもない事「本当のお父さんじゃないのかも、マサキと家出したい」と書いてあるのを読み、大騒ぎ。で、日記が読まれているのがバレテ、ワカメは大泣き。で、結局、ワカメはもっと大人になってから、日記を書く事にしたのだが、ワカメは、いつ大人になるのだろうか

『お父さんの一言』
よく出来た作品だった。お父さんの一言「外回りで大汗が出た」から、サザエ、今年になって6回目のダイエットをしようと決意。マスオ、ダイエットの付き合いをさせられる。それで、マスオ、困り、何とかやめさせようと、中島から「スマートになりました」と言わせたりするが、反対に早朝マラソンをすると言う。そして、最後に波平が出てきて「ダイエットは止めなさい」と言うか、もう説得する前に、サザエは止ましたと。それで、波平「大人になった」と言うが、その言葉でサザエは小シワが気になりだすオチ

『カツオ さとりの夏』
カツオ、波平に「橋本に誕生日のプレゼント代」「肩をもんだお駄賃」「参考書を買いたいから」「タマのに煮干し代、実は僕が」と、ドンドンせびり、ついに叱られる。そんなカツオが、昼寝をしていたら、急にお父さんがヨボヨボのおじいちゃんになる夢を見て、親孝行するようになる。しかも中島のプールの誘いを断ってまで勉強までやり始める。それで、波平、「やっと、長男の自覚が出てきた。カツオも悟ったのかもな」と喜ぶ。カツオ、悟りの意味をお和尚さんに聞くと、「仏さんの尊い教えを学ぶ事で、9年間壁を見つめて悟りを開いた方もあれば、屋根から瓦が落ちるのを見て、悟りを開いた方もいる」と言う。で、悟りをひらこうと頑張るが、波平の期待の方が大きい。で、疲れて「長男の自覚はなかった事にしてくれ」と波平に言うが、波平「人間には失敗はつきもの、だが、失敗を恐れずに努力を忘れなければ、学校の成績も上がるし、いずれは大人の責任も」と。でも、カツオ「ついに年をとらないで、子供のまんまでいたいよ・・」と言ってしまい、波平の「バカモン」とカミナリが落ちる


8月5日
『駿河路ふたり旅 前編』
カツオとワカメと二人で、静岡のおじさん、石田タイゾウさんの家に遊びに行く事になった。新幹線で行くようにと言われていたのだが、カツオの悪だくみ、お金を余ったもらおうと、時間がかかるけど普通で行く事にした。しかも、タクシーを拾うと言いつつ、トラックをとめて、ヒッチハイク。笑えたのが、石田タイゾウおじいさんの家で飼っているヤギの名前は、親がサザエで、子はタラちゃん。親ヤギがそそっかしいので、そう、おばあちゃんが名前をつけたそうだ。お祭りでは、いつのまにかに、カツオが太鼓を叩いているし・・

『駿河路ふたり旅 後編』
もうワカメに、コナツちゃんという友達が出来た。そして、カツオにも、コナツちゃんのお兄さんのコウヘイ君という友達が出来た。おじさんが、酔っ払って、カツオは勉強が出来ると言ったらしく。コウヘイ君、カツオに勉強を見てもらいたいとやってきた。コウヘイ君は4年生なので、4年生なら5年生のカツオに夏休みの宿題は見られると思ったが、コウヘイ君、何と、4年生の問題はすんでおり、今、5年生の問題をしているという。その5年生の問題を解いたので、答え合わせをして欲しいと。カツオ、困って、夜に答え合わせしておいてあげると言って、コウヘイ君と遊びに出かける。セミを取ったり、竹トンボを作ったり。夜になり、コウヘイ君の問題を見ると、「どこかで見たな〜」と思ったら、何と自分の宿題と一緒。(早く気づけよ・・)カツオ、コウヘイ君の宿題をそのまんま写してしまう。それで、おはさんからは、10時まで勉強していたと感心されたが。(本当は・・)ところが、おじさんが、カツオの問題集を見ると、間違えている。コウヘイ君に全部あっていると問題集を返した手前、コウヘイ君の家に行き、もう一度、答え合わせをすると、どうも変だ。一つ問題をズレて写していたようだった。さすがに、カツオ、ワカメが帰る時には感動。コウヘイ君の飛ばした竹トンボをバスの中からカツオはキャッチ。さすが、野球を練習している事だけはある

『父さん子供の頃の夢』
波平、子供の頃、電車の運転手になりたかったという。タラちゃんにも先週、乗り物の全般の本を買ってきて、今日は鉄道の本を買ってきた。笑えるのが、マスオはゴルフ、カツオは中島とカオリちゃんで水族館、ワカメはスズ子ちゃんと遊びに、ザザエとフネはオカルさんからもらった券で芝居を観に行き、波平一人になったのだが。その波平、昼間からビールを飲みだした。しかも、その飲み方が、電車の運転手になったつもりで茶ぶ台をガッタンゴットンと揺らしている。案の定、皆が帰ってきた時には、酔って寝言を言っている。「ガッタンゴットン、ガッタンゴットン」と


7月29日
『夏のともだち』
磯野家、オカルさんに留守をお願いして家族全員で海水浴。満員電車に強引に乗り込み海に行くが、遅かったのか、良い場所が取れナイ。海辺のど真ん中に人のパラソルが邪魔していてパラソルが開かない場所に、強引にいようとするが、カツオが人がいない所を発見。が、そこは岩場だった。それで波平、「帰ろうか」と提案するが皆から「えぇーっ」と言われる。そこに小学生くらいの人が来て、岩場に出来た自然のプールを紹介される。深さもちょうどよくて、魚もいる。その小学生、すぐにカツオと仲良くなる。それもそのはず、お使いの買い物を忘れて、遊ぶような人、カツオとそっくり。食事にしょうとしたが、サザエ、電車の中にに忘れてしまっていた。それで、近くの食堂『黒潮丸』に行くが、そこの息子がさっきの小学生だった。食堂の旦那が「ここの魚は全部取れたてで美味しいですよ」と言うので、波平は刺身定食、フネは焼き魚定食、マスオとサザエは海鮮ドンブリを頼むが、カツオはカレーライス、ワカメとタラはラーメンを頼んだ。魚は美味しいと言われたのに。タコの刺身をサービスしてもらったら、サザエ物凄く喜ぶ。食堂の旦那と波平とマスオは桟橋に魚釣り。波平も魚が釣れて大喜び。潮風を魚に一杯と波平とマスオは飲み出し、海辺で酔っ払うい、二人して浜辺で寝転び旦那に団扇であおいでもらっている。その息子、ノボルという名前だが、フネ、その子の事をノボルさんという。それにしても、そこのお場亜ちゃん元気。貝拾いに行ってくると岩場まで行くとアワビを取りに行く。実はお年寄りだけど、アマさんだったのだ。サザエ、フネ、びっくり

『サラリーマンの懐ぐあい』
カツオは実は頭がいい。カツオ、サザエにマスオに貸した200円を返してと言って、200円をもらい、しかもマスオの懐ぐあいが寂しい事にサザエに気づかせる。そして、サザエ、マスオに2万円を渡すのだが、カツオにはたった500円しかお礼を貰えない。ケチだな。その事でマスオのおこずかいは二倍になったのだが、その倍になったのは持っているだけとは、悲しい。でも、ワカメから、「イキイキしている」と言われる。波平も余分にお金をもらったが、その時に限って財布を落とす。カツオは一割貰おうと、探すのだが、別の財布を拾う。230円しか入っていない財布を。カツオ、「23円しかもらえない」とガックリしている。波平の財布は中学生が拾って交番に届けてくれた。「世の中まだ捨てたものではない」と喜び波平。その中学生に謝礼に図書券を渡した

『パパ・ママどっち似?』
タラちゃん、どっちに似ているか悩む。疲れていても、チョコレートパフェが食べられると言われると元気に駆け出してゆく点はサザエ似、不器用な点はマスオ似。結局、パパとママに似ている事でタラは納得した


7月22日
27時間 笑いの夢列島のサザエさんのスペシャル。いきなり、オープニング曲でサザエさんの女神の像が現れて驚いた
『注文の多い夏休み』
カツオがまだ寝ているのを見て、マスオもまた寝るが、カツオは夏休み。慌てるマスオ。カツオの夏休みは午前中は野球で、午後はプールに行く予定。これでは、また夏休みの宿題は、波平に手伝ってもらうかも。が、カツオは今年は大丈夫だと言っているが

『真夏の夜の夢』
タラちゃんの夢の中で約束したので、マスオとイチゴのケーキを買ってくるはめに。が、会社の帰りにケーキ屋に行くが、今日に限ってどこも売り切れ。スペシャルだからか。ノリスケがたまたま、買っていて、マスオ、ノリスケに「一生、恩は忘れない」と言うはめに。たがたが夢の約束のために

『わが家のお宝』
サザエさんの旧姓、磯野サザエ宛に届いたのは掛け軸。室町章風という国際的に有名な書家が送ったものだった。だが、その掛け軸に何の字が書いてあるのかわからない。伊佐坂先生は「怒涛のような勢いがある」と言い、花沢さんのお父さんは「滝の絵」のようだと言う。裏のおじいちゃんまで見に来て、失恋して落ち込んでいるサブローもその掛け軸を見たら「新しい命を吹き込まれたようだ」と元気になる。そう言えば、タラちゃんも元気な字と言っていた。結局、その掛け軸は、サザエが小さい頃に「希望」という字を書いたものだったのだ


7月15日
『タラとリカちゃん』
タラちゃん、「ぜっこう」の意味さえわからないのに、リカちゃんに絶交される。ままごとで、寝てしまい幼稚だと思われたからだ。でも、リカちゃんが風邪を引いて、ワカメとタラちゃんお見舞いに行った事で仲直りをしたが。それにしても、波平のお母さん役で、タラのお父さん役のままごとには笑う。波平、タラガ「お酒を一本つけてもらおう」と言ったら、波平、怒る始末。ままごとなのに

『帽子をかぶる日』
お馴染みのカツオ、中島の歯医者さんでマンガを読んで涼むネタがオープニング。波平、涼しくなる方法だと、風鈴を縁側につけたら、カツオ「現実的ではない」と言われる。クーラーのない家庭だから仕方がないか。リカちゃんの家に行くタラも、プールに行くカツオ、ワカメも帽子を被って外出しているのに、サザエも帽子をかぶらない。ああいう髪型は帽子は必要のないのかも。サザエ、帽子をかぶりながら寝ていたら夢を見る。「帽子をかぶりなさい」と、それが、タラちゃんを追いかける夢。しかし、それだけでは終わらない。そういうサザエをフネも追いかけ「帽子をかぶりなさい」と、サザエを追いかけるフネ。でも、実はフネも帽子をかぶっていない。フネは誰に言われるのだ?

『運命の成績表』
カツオ、今度の算数のテストは成績表に影響するとあって、猛勉強をする。しかし、後で見直ししたら(ペラペラと教科書をめくっただけなのに)、間違いが多いのに気づく。そこで、カツオ、波平の所に行き、「テンプラ上がった、雨も上がった、株は下がった、物価は上がった、成績は下がった、人気はあがった」と、いいにくい報告を誤魔化して言うが、波平「カツオーッ」とカミナリ


7月8日
『ぼくのおばちゃん』
タラちゃん、リカちゃんからテレビに出てくるような綺麗なおばちゃんの写真を見せてもらった。そこで、りかちゃん、今度はタラちゃんのおばちゃんの写真を見せてと言われた事から、騒ぎは始まった。本当ならワカメがタラちゃんのおばちゃんなのだが、タラちゃんは納得しないし、ワカメはワカメで小学生に「おばちゃんなんて」と、むくれるし、そこで、カツオ、ノリスケに頼み、綺麗な女性の写真を取り寄せてもらう。喜んでリカちゃんに写真をみせる。そういう事が波平にバレテしまう。が、いつものなら「馬鹿もん」とカツオを叱るのだが、今日はしからない。何と、その女性はかなり遠い親戚であながち嘘ではないのだ。しかも、カツオが言っていた嘘、その女性は外国に住んでいて、モデルをやっているのも本当だったとは・・

『スイカが恐い』
スイカを切っている時に、ノリスケとイクラが来て、ガックリ。ノリスケは2倍も食べるからと。それにしても、いつも何か食べようとすると、ノリスケたちが磯野家にやってくる。あらすじは、イクラが同じマンションのお兄さんからもらった『スイカ太郎』の絵本に書いてあったスイカのお化けを見て、イクラがスイカが恐くなった話し。で、オチは、マスオや波平が飲んでいるビールが磯野家の経済を圧迫しているという事で、カツオ、ビールのラベルにビールのお化けの絵を書いてマスオにビールをつぐという場面。中々のオチ

『波平やさしい ちゃぶ台』
ワカメの友達のアサコちゃん、兄は受験勉強、母はパート、父は夜勤で疲れて寝ているというので、家に帰ってもいつも一人。そういう事を知らずに、波平「もう、遅いから、帰りなさい」と言ってしまう。ワカメから事情を聞いて、慌てて、帰り始めたアサコちゃんを追いかけて、波平「晩ごはんを食べていきなさい」と言う。その事で、クラスで一番絵がうまいアサコちゃんは、ちゃぶ台と波平の絵を書いてくれた。よっぽと、皆で輪になって食べるのが楽しかったらしい。で、偶然、タクシーに乗るとアサコちゃんのお父さんが運転手。アサコちゃんのお父さんも、ちゃぶ台を買って、兄もそこで勉強したりと、今までバラバラだったのに、輪になれたという話し


7月1日
『カツオのレディーファースト』
サザエとカツオとでは、カツオ、ただ単にサザエに、コキ使われているだけのような・・・花沢さんとでは、カツオがレディファーストされて。最後のオチは「女の子の強い時代に、レディーフーストって、通用しないのかな〜」と、カツオ

『待ち遠しいお中元』
マスオ、部長の所に悩みに悩んで選んだビール詰め合わせのお中元を持っていこうとしたら、部長の家の前でアナゴさんに会う。アナゴさんもビール詰め合わせ。それで、ジャンケンしたら、アナゴさんの勝ち。マスオは別な品物を持っていかないといけなくなった。でも、ビールのつまみにと、ソーセージとチーズの詰め合わせ。それにしても、マスオはジャンケンが弱い

『大人の目 子供の目』
タラちゃん、早く大きくなりたいと願う。マスオに肩車して町を歩くが、ハチに吠えられる。「タラちゃんが大きくなったから、吠えられた」と言うが、そんな事でハチは吠えるのだろうか。タラちゃんを大きくなった気分を味合わせようと、竹馬を波平、作るが、失敗。乗ると踏み板がズルズルと下に落ちてしまう。タラちゃんに「エレベーターみたい」と言われる


6月24日
『タラちゃん 紙風船』
一家団らんで、紙風船の話しをしていたら、案の定、タラちゃん、紙風船を欲しがる。安請け合いの波平、もらってきてやろうとするが、中々、みつからない。タラちゃん、家の外まで会社帰りの波平を待っている。そこで、マスオと波平が捜している時に、偶然、紙風船で遊んでいる女の子を発見。車の展示場でもらったという。さっそく、サザエが展示場に行くが、ずうずうしいサザエ「車を買わなくても、紙風船をもらえますか」と言ってしまう。それにしても、笑ったのは、只で紙風船をもらって喜んでいるサザエとは逆に、セールスマン相手にも、してもらえない磯野家を心配するカツオ。しかも、セールスマンが来ても、カツオの方に10年後、車を買って欲しいとパンフレットを渡している。セールスマンの営業のうまさか、磯野家の貧乏さのためか・・・でも、カツオ、10年たっても、まだ小学生のはずだが

『波平 犬もくわない』
タイコと夫婦喧嘩して家に帰りたくないノリスケ、波平を強引に飲みに誘う。そして、飲んだ所が『みち草』(笑) 結局、飲んで覚えていない波平の「仕事で遅くなるぐらいで、何だと、タイコに言ってみろ」の発言に、ノリスケその通りにしたら、状況が悪くなったという。波平、責任を取らされて、タイコのいる家に向かう。結局、いつのまにかに仲良くなったのだが、今度は波平とフネの夫婦喧嘩。原因は、飲んでベロベロになった事か、服にクラブの名刺が入っていたのかと思ったら、水道の栓を締め忘れたのは誰かという事だった

『ついつい長話し』
サザエたち、日焼けの事で井戸端会議をしていた。「ゴルフで」「テニスで」「スキューバーダイビングで」と話すなか、さざえは「お喋り焼け」で顔が日焼けしたというオープニング。それにしても、よく喋る。玄関の前のホウキで掃くのが、中々終わらないとフネも呆れ顔。同じ喋っている人が、日射病で救急車で連れていかれるほどの炎天下で話していたらしい。そんななか、夕方、雨が降り、傘を持って向かいに来て欲しい波平、電話をしても話し中。ノリスケも電話をしても話し中。タイコとサザエが長話しをしているのだが、しびれをきらしたノリスケ、雨に濡れてから、「長話しの相手は絶対にサザエさんだ」と走って帰ってくる。ノリスケ「おばちゃんのお腹の中にいても、オギャーオギャーとうるさかったんじゃないのかな〜」と言うほど、ご立腹。波平も「これから暑くなってゆくと、買い物で買ったアジが干物になるだろう」と、サザエに説教


6月17日
『お兄ちゃんの日曜参観』
ワカメが珍しく波平の盆栽を割ってしまう。それをカツオが、かばって、波平に叱られ倉庫に閉じ込められてしまう。そんな時に、日曜参観があり、前日に先生から「お父さんが来たら、話しがある」と言われてしまう。カツオは黒板消しで遊んだ事か、先生の靴を隠した事か、廊下で相撲を取り非常ベルを鳴らした事かと、バレて波平に怒られるのが心配。結局、花沢さんが、ワカメをかばった事を先生に言って、先生が波平と皆の前で褒めようとしたのだが、カツオ、先に謝った方がいいと思い、全部話してしまう。波平、恥をかいたのが、よっぽど悔しいのか、カツオに今までやった事を全部書けと言いい、カツオ一緒懸命になって机に向かうが、そういう無駄な事より勉強をした方がいいのかも。波平の教育の仕方を間違えているような

『降ったり晴れたり』
カツオの傘が二本曲がってしまい、マスオに修理するが、案の定、折ってしまう。波平は、カツオに「気を抜いているから、曲がってしまうのだ」と言うが、波平も傘を突風で折ってしまう。人の事は言えない。それで、田中さんの奥さんと相々傘で帰るのだが、別の日に今度は、田中さんの奥さんが傘がない。波平が新しい傘に入れようと、傘を開こうとするが、波平の傘が開かない。カツオにまで、「慌てないで」と言われる。傘に袋が被ったまんまだったからだ。

『おじいちゃんの時計』
波平のおじいちゃんから貰って大事に箱にしまっていた懐中時計を見つけ、波平、カツオにあげようとしたが、「笑われる」からと拒否。それで、タラちゃんにあげてしまう。タラちゃん、それを喜び、いつも時間を気にしている。タラちゃん、帰りが遅いマスオまで「(帰りが)遅いです」と言い、マスオ、タラちゃんに「すいません」と謝ってしまう。


6月10日
『カツオ 幻の少女』
カツオどういったわけか、スカートはいてカツラをつけて少女に変身。ワカメに「花沢さんより綺麗だ」と自慢する。それで、面白がって、磯野家にセールスにきた人に会ったら、本当に少女と間違えられて、化粧品を売ろうとする。調子に乗ってカツオ少女は、外を歩く。三河屋や中島のおじいさんに会ってもわからなかった。それで、おつかいで、お茶屋(先週も登場した花野園)に行って、お茶を買ったのだけど、ちょうど、女性は1割引きになっており、カツオ、少女に間違えられて、1割引きで買ってしまった。(その1割引き分でアイスを買ったのだが)。しかも、中島もお茶を買いにきていて、中島と会うが、中島もその少女がカツオだとわからない。以前、カツオの化粧は、化け物顔だったけど、今回は物凄いCGを使ったにちがいない。中島は、その時、見ていないようで、しっかりサンダルをはいていた事まで、チェックしていた。意外とタイプだったかも

『父さん 落し物』
波平、先月買ったばかりの定期券を落とす。酔っ払った人の世話をして、家まで送ろうとしたが、その案内された家は、違う家。家の主(ホウキを持ったおばちゃん)に波平、酔っ払いは追い出される。波平、その時に定期券を落としたと検討をつける。が、サザエがそこを捜すが、売り地になっており、家が建っていないのだ。サザエ、波平を「方向オンチじゃないの〜」と言うが。カツオ、伊佐坂先生のハチまで借りて、探偵気分で捜索するが、見つからない。タラちゃんからは「定期券に名前を書いていないからだよ」と言われる始末。最初から書いているのに、タラちゃんのおトボケ。結局、酔っ払い(下川さん)が定期券を間違えて落としたと思い、波平の定期券を持って帰った事が判明。オチは下川さんの家まで定期券を取りにいったが、帰りの夢見ヶ丘駅(三つ先の駅)の道がわからずに、交番の周りをウロウロするという、波平、方向オンチが判明した。

『ワカメ 嫁ぐ日』
波平、ワカメが結婚する夢を見て、驚いて起きる所から始まる。ノリスケが司会で、花束贈呈される場面だったが、波平、横が白髪で、髪の毛は相変わらず一本だけだった。その話しを皆にしたら、お婿さんは誰だったかという話しになり、カツオが探りを入れる事になる。そしたら、自転車屋の男と判明。が、歳がだいぶ離れている。ワカメが成人した時には、その自転車屋は中年のおじさんだ。そんな時に、学校の帰りに、ワカメがトラックにはねられそうになる。それを助けてくれたのが、自転車屋さん。これは、これは、波平の夢が正夢になって、ワカメ、結婚かと思ったが、その自転車屋さん、ちゃんと婚約者いて、結婚式の相談に式場にきていたのだった。これで、サザエさん一家の歳をとらなくていいようだ。


6月3日
『タマのお母さん』
いきなり冒頭で、タラちゃん、フネとサザエに「タマの名前は何ですか?」と。「タマはタマだよ」のサザエの解答。フネはすぐに名字の事に気づくが。フグ田マタか、磯野タマかに、タラちゃんは悩む。そんな時に、茶野園というお茶屋に、タマに似た猫がいる事を花沢さんから聞き、その猫が、タマのお母さんではないかと思う。が、中々、タマとお母さん猫を合わせる事ができない。それもそのはず、そのお母さん猫は、タマ本人だったから。タマは店の中に飾っている招き猫に会いにきていた。ここで、新事実。タマはお茶の匂いが嫌いらしい。だから、店の中に入ってこなかったのだ。

『虫歯こりごり』
カツオ、虫歯で歯医者に行く事になる。が、カツオは近所の歯医者は嫌い。しかたなく、行く事にしたが、途中で中島と会い、「お医者さんの所に行こう。漫画が読めるぞ」と誘う。ウマイ誘いかた。が、お医者さん所まで来ると、それが歯医者だと知り、あの「ガリガリ削られている音を聞くと、こっまで、やられているようで」と、逃げ帰る。それにしても、治療している最中に、カツオは歯医者のポケットの中に蜘蛛の玩具を入れるとは、余裕ではないか。歯医者の帰りに、花沢さんと会う。何を勘違いしたのか、カツオがほっぺたを押さえているので、花沢さん「誰にやられたの。磯野君をいじめるなんて」と怒る。が、それが、歯医者さんだと知り、「歯医者さんは苦手なの」と逃げてしまう。

『仲直りの糸電話』
マスオ、波平、「今日は早く帰ってくる」と言っておきながら、二人とも飲んで、帰りが遅く、サザエ、フネは怒ってしまう。「電話もしないで」と。それにしても、カツオは『とかく浮き世はままならぬ』という言葉を、よく小学生ながら知っている。それなのに、いつもテストの点数は悪いのだろう。ちょっと笑えるのが、カツオがサザエにかけた電話。カツオ「電話しないとうるさいらしいから、電話したんだけど、ちょっと遅くなる。西原君が新作のゲームを買ったんだよ。それを、ちょっと・・・」と。が、折角、電話したのに、カツオはサザエに叱られる。「遅くなるなら電話してと言ったくせに、結局、駄目なら、電話したって同じじゃないか」と、逆ギレ。糸電話はワカメのアイデア。それで、フネと波平は仲直りをしたのだが、また、波平、帰りが遅くなる。今度は電話をしたのだが、新幹線の中から。大阪の人を送ろうとして、そのまま乗ってしまったらしい


5月27日
『カツオ班長になる』
ジャンケンで負けたカツオは、遠足の1班(カツオ、西川、中島、花沢、カオリ、早川)の班長になる事になる。早速、波平の訓辞を聞いたり、遅れないように電話したりと、張り切っている。笑えたのは、雨が降らないように、テルテル坊主を作ったりしていたが、波平がフネの肩を「たまには、もんでやろう」と言ったので、フネは「珍しいわね。雨でも降らなきゃいいけど」と。それを、カツオに聞こえて「縁起でもない」と、波平に怒るシーン。

『もしも願いがかなうなら。』
カツオは廊下に立たされた時に、魔人を呼び出し、カツオの代わりに先生に立ってもらうようにする。それにしても、ワカメはカツオが立たされると、いつも通りがかる。フネは「皆が健やかに生きてくれれば」と欲がない。でも、サザエは、荷物を持ってくれる店員を連れての買い物。波平が笑えるのだが、増毛剤を買ってくるぐらいだから、やはり、毛・・・

『ほくたちの運勢』
スナップ写真集にイクラの小さな時の手形があり、タラちゃんもと欲しがるが、小さい頃の手形などない。で、カツオは近所の赤ん坊の手形を取ってきて、それをタラちゃんの小さい頃の手形だと言う。タラちゃん、喜んで伊佐坂先生にも見せるが、伊佐坂先生、余計な事に、その手形を雑誌社の手相を見れる人に見せたからたまらない。何と、その手形「将来、日本を背って立つ」手相だそうだ。が、他の人の手相だとばれて、波平、いつになくカツオを叱る。かなり、孫に期待していたらしい。実際に、タラちゃんを見てもらうと、家族運がいい、健康運がいいの、当たり障りない。で、今度は、カツオが見てもらう事になると、「珍しい手相だ。これは、将来世界を背負うような人物になるだろう」と。そのオチは翌日、カツオは先生から大きな地球儀を持たされるはめに・・


5月20日
『ぼくはウェーター』
タラちゃん、お客さんにお茶を出したら、そのお客さんから、「わかいいウェーターさん」と言われて、4色のボールペンをもらった。それで、気をよくして、ウェーターきどり。マスオ、波平に「何か、飲物はいりませんかと」注文取り。波平、タラちゃんをダシにして、昼前からビールを。なんたる波平、教育をしているのか。

『わが家の節約術』
サザエ、バーゲンで家族に服をかったのはいいが、タクシーで帰ってきたのがバレて、波平は「どこが賢い主婦だ。ムダをしおって・・・」と怒る。それで、無駄をするなと子供たちを教育をする。カツオには、ゴミ箱からノートを見つけて「まだ書ける」と言い、ワカメには「まだ使えるじゃないか」と、エンピツをゴミ箱から捜し出す。食事後も、カツオには「味噌汁の具が残っている」と言い、ワカメには「ご飯つぶが残っている」と。しまいには、タラちゃんまで飛び火して「ニンジンが残っている」と。珍しく、躾に厳しい。「節約をしておいて、その浮いたお金で、美味しい物を食べよう」と、波平が言ったから、磯野家は大変。ウナギ目当てで、カツオは一生懸命。カツオ、ハミガキ粉まで最後まで使おうとしたり(サザエの失敗で、最後の残りが勢いで飛び出てしまうが)、マスオのビールまで節約対象になったりする。が、節約をしょうとしたのだが、結局、800円しか節約になっていなかった。やっぱり、前半のサザエのタクシーが原因か・・・ それでも、波平はふとっ腹を見せて、「努力したから、ここは驕る」と言い、さっそく、ウナギ屋に電話するのだが、ここで、調子のいい事に、ノリスケとタイコとイクラちゃんがやってくる。一番の賢い主婦はタイコかもしれない。

『三年ぶりの 招き猫』
マスオと波平が帰りの電車が一緒になった。よくある事だが、そこに偶然、三年ぶりの知り合いが。三年ほど前に、電車の席を譲り合うのが、きっかけで、知り合いになった人だが、しばらく電車が一緒になっていたのだが、その人、会社を辞めて、『居酒屋 のんき』をする事になったのだ。それで、波平は居酒屋オープンのお祝いに招き猫を持っていたのだが、店には、でかい招き猫が置いてある。勤めていた会社の同僚からもらったそうだ。それで、波平は渡しそびれて、小さな招き猫を持って帰ってきて、そのまま倉庫に眠らしていた。そして、三年ぶりに、倉庫から出してみて、幸運がくるようにと、家の玄関に飾る事になる。カツオは、テストで良い点数が取れるようにと、お願いしたり、サザエはパリ旅行の懸賞のハガキを書いたりする。(マスオまでも宝クジを狙う)。波平、会社が早く終わり、久し振りに『のんき』に行ってみる事にしたら、大きな招き猫がない。酔っ払ったお客さんが割ったそうである。それで、小さな招き猫を持っていったら、満席になったという。そして、サザエの懸賞のパリ旅行は絵ハガキとなってしまった・・・カツオはと言うと、あいかわらずテストは悪く、波平から「猫頼み、いや、神だのみするとは、何ごとだ」と、シラジラしいギャグを混ぜられ怒られる


5月13日
『苦心のプレゼント』
去年の母の日に、カツオ、ナカジマ、ニシハラ、とかの友達同士でお金を出し合い、身体よりも大きなカーネーションを買って、それを持ち回りにしたアイデァは評判が悪かったと反省。が、カツオの郵便ポストに貯めていた貯金では、母の日にフネにプレゼントは買えない。ニシハラは、おこづかいやお年玉を貯めておいてサイフを買ったそうだ。ナカジマも感心している。中島は今年も兄と共同で花だそうだけど、カツオは花沢さんとかには「考え中」と言ってあるが、予算もないのに考えられない。カツオもワカメと一緒にお金を出し合おうとしたが、ワカメも、もうコソコソと何か考えている。タラちゃんも。そうしている間にナカジマも状況が変わってきた。ナカジマの兄も今年は余裕ができて、ナカジマ一人でプレゼントを買わないといけない。が、ナカジマの貯金箱の野球ボールには、小銭が一個しか入っていないような音。カツオより状況が厳しそう。そして、毎日、ナカジマの家で何かしているようだが、どうも肩が凝るようなプレゼントを考えているようだ。そして、母の日の当日。まず、タラちゃんのプレゼント。サザエの顔の絵。だが、メチャクチャナな顔。絵の才能がなさそうだ。マスオ「本物よりも美人だ」の発言に、サザエびっくり。ワカメはフネにカーネーションを刺繍したバック。フネも 「よく出来ているね」」と。カツオは83点の答案用紙。先生の家まで行って、答案用紙を返してもらったのだが、ナカジマの家で肩が凝るまで漢字の書き取りの練習をしていたのだった。が、フネは喜んでくれだがフネの突っ込みはキツイ。「今度は100点をちょうだい」と。「次の父の日まで日があるから」だと。カツオ、100点がとれるかどうか・・・

『あこがれの電話美人』
取引会社の新入社員からサザエとタイコさんを電話で間違え、新入社員から「感じの良い人だと」言われて、間違えられている事に気づかず、マスオは良い気分。「第三者から見ると、サザエも美人で優しそうに見えるのか」と。とんだ勘違いもいい所だ。カツオも隣りのクラスの人からタイコとサザエとを間違えられ「優しそうな人だな」と言われても、すぐに気づいたのだが。でもその後の「うるさい弟と、全然、違うな」と言われたんだけどな。新入社員が優しそうな人を見に家にくるという。そこで、サザエもイメージチャンジ。タイコそっくにイメージチエンジするが、どこかおかしい。マスオ、ワカメ、ワカメは「反対だ」と言うが、賛成者が4人もいるという。その4人はお店の店員さん。フネまで「店員さん、商売なんだから誉めるのは当たり前だと」反対。タラもサザエの顔を見てビックリ。波平も「なんじゃ、その頭は」と反対。最後にはタマまでびっくりして逃げ出す始末。反対者が7人となってしまった。これで、変な髪はやめにした。そして、新入社員の佐野さんがやってくるのだが、磯野家に向かう途中で、佐野さん道に迷う。近くを通りかがった隣りのクラスの人が、ちょうど同じく偶然に通りかがったタイコさんに紹介する。「家まで行きたいそうです」と。そして、タイコさん、自分の家ノリスケの家に連れていく。サザエは和服まで来て出迎えようとしているのに。波平とフネがノリスケの家に遊びに来てきたから、たまらない。タイコは波平に、ノリスケが戻ってくるまでの間、お酒の相手をしてくれと頼む。喜んで佐野さんに飲ませるが、佐野さん飲むと眠くなる体質。やっと、佐野さん、誤解している事に気づき、マスオがノリスケの家に向かいに行った時はベロベロ。佐野さんを磯野家に寝かせるが、サザエも水を持ってきたりと、珍しく感じのいい妻を演じているのが面白い。

『カツオ無言の行』
岡田さんにあげるハンカチを派手だと品評したり、ワカメの同級生はマスオさんの課長の親戚だと世間の狭さを言ったり、カツオが叱られるドジ話しをしたりと、カツオは騒がしい。波平は「さっきから見ていたら、カツオは口数が多すぎる。雄弁は銀、沈黙は金なりというが、ベラベラ喋るより、黙っている方が人間が上に見える」とカツオに説教をするが、カツオは「お父さんの子供の頃はどうだったの」と聞く。波平「必要以上の事はしゃべらなかった」と言うが、疑い深いカツオは海平おじさんに電話してみると「確かに無口だった。『おはようございます』と『おやすみなさい』しか言わなかった。あと、『いただきます』と『ごちそうさま』」と。実はオーバーに言っていたようだが、これが、カツオにはショックで無言の行を始める。学校でも無言の行をして、先生から家まで電話ある。あと、寺で勉強したり・・・あまりにも極端に人格が変わったので、波平はオーバーに言った事を白状する。そしたら、また、元のベラベラ喋るカツオに戻った話し。さらにベラベラと・・・


5月6日
『カツオ 主夫の道』
皆をビックリさせようと思って、カツオが家庭科で習ったトン汁を磯野家全員に食べてもらう。中々の評判。それに味をしめて、今度は漬物作り。ヌカドコを漬ける。学校にも持っていき、先生かも「ウマイ」と言われる。それにしても、専業主婦が嫌いな早川さんとカツオの夫婦生活、中々、円満そう。しかし、ヌカ臭いと言われて、メカドコは辞めるが、料理は作るという。これでは成績は上がらないのもわかるような気もする。主夫を目指しているのだから

『押し入れはタイムマシン』
サザエが掃除をしていたらカツオの算数の答案が出てきて、それが20点。それを知った波平、「家の事より、跡継ぎの方が心配だ」と、カツオを押し入れに閉じ込める。が、カツオと思っていたら、ワカメだった。そして、波平、あらためてカツオを押し入れに閉じ込めて、ワカメをパフェを食べに連れていく。しかし、カツオは押し入れの中でも平然。ちゃつかりと、マンがの本と懐中電気を持っていた。カツオ、いつの間にかに眠ってしまい、夢を見る。何と、2030年の夢。それで、押し入れは「タイムマシンだ」と言うが、またタラちゃんは、それを信じて、タラちゃんも来週の日曜日にマスオと早く動物園に行きたいがために、押し入れに入りたいと言う。すぐに信じやすいタラちゃん。それで、波平はタラちゃと一緒に押し入れに入る。ところが、しばらくしてサザエがタラちゃんを捜し出して、タラちゃんを押し入れから出すが、波平はまだ押し入れ。サザエは昔を思い出しているのだろうと、ほっておくが、カツオは波平が押し入れから出られないように突っかえ棒をしておいた。波平、「親を閉じ込めるとは、何ごとだ」とカンカンに怒り、しかも、サザエが余計な事に、国語の答案を見つけていて、それが15点。一日に二度もカツオは押し入れに閉じ込められてしまった。考えてみれば、本当に磯野家の押し入れはタイムマシンかもしれない。何度もカツオが押し入れに入れられてしまうから、皆が歳を取らないのかも

『しあわせの迷う鳥』
磯野家の庭にイコが迷い込む。それを波平は「鳥が家に迷い込むのは縁起かいい」と。飼い主か見つかるまで、飼う事にするが、インコは捕まらない。マスオ、鳥のエサ台を作る。が、鳥は寄り付きもない。結局、インコ(ピー助)の飼い主か見つかり、飼い主からお礼に、見つけたお礼にケーキ、預かってくれたお礼に温泉饅頭をもらった。笑ったのは、隣りのおじいちゃんは野鳥の会に入って、鳥にエサをやっていたら、猫が庭に入ってきた。おじいちやん、猫を追っ払おうとしたら、おばあちゃんが、それを止める。おばあちゃん、最近、動物愛護協会の会員になっているそうだ。


4月29日
『イクラ 花ものがたり』
イクラがあさひが丘園芸店でタイコさんか花を選んでいると、イクラがジョロを「ぱぷぅ」と欲しがる。ついにタイコが買う。しかも、フネがにちにち草のタネをあげたから、早く芽が出ないかとイクラ楽しみ。いつも鉢にジョロの水をまいている。そして、ノリスケもこのジョロが大迷惑。ジョロの水を掛けられて朝、起こされたり、イクラが夜中にいなくなり、心配するタイコに起こされたり(結局、芽が出ないかとベランダの鉢を眺めていた)・・・と。磯野家より早く芽を出させたいと競争心がある。そこで、それを聞いたカツオは、一ヶ月前にタネを蒔いて芽が出ているのをノリスケの家に持っていこうとするが、ノリスケはもう花を買ってきて、にちにち草とすり替えていた。波平「呆れたもんだな〜 芽もでないうちに花を咲かせるとは」と、本当の事をいうべきだと怒る。結局、イクラにばれるのだが。それにしても、イクラ、オチの梅干しのタネを植えるとは・・・まず、常識を教えるべきなのでは

『波平流しつけ道』
カツオが庭に穴を掘っているのを途中で止めているので、波平「あの性格が成績に響いている」と、落とし穴を作っていたとわかっても、やっぱなしではいけない「立派に完成させなさい」最後まで掘らせる。サザエもびっくり。そう怒っていながら、波平も植木の整理を途中でやめで伊佐坂先生と碁をしている。それがカツオにばれてしまう。サザエ、フネも「しめしがつかない」と言われる。波平、素直にカツオに謝る。カツオ、「欠点って中々、直らない。悪い物は悪いと認めて謝るお父さんは立派だ」と言い自分も見習いたいと、すぐに謝る。テストの点数が悪かったからと思ったが、植木鉢を割ってしまったからだ。カツオは素直に謝ったのに「あれほど、庭でボール遊びをするな」と言ったのにカミナリ。やはり、波平、しつけよりも自分の都合の悪い事となると怒りだしてしまう。頭から湯気を出して。通勤途中、会社の人に「今まで子供を叱った事がない。誉めて育てる事にしている」と聞いて、波平ガミガミ言い過ぎたと反省し、試してみる。カツオが部屋を散らかしていても、「元気に遊んでいるようだ」と誉めると、フネは「誉めて効果のある子供、叱ったほうがいい子供と、子供によりけりじゃありませんか」と警告。案の定、カツオ、調子に乗りテレビばかり。波平、また湯気が頭から。そして翌日の夕方、たまたま波平が帰宅が早い時に、カツオは遅い。カツオが帰ってくると、波平は玄関で待っており、「そんなに遊んでばかりいるのなら、家に帰ってこなくていい。家に入れるわけにはいかん」と、玄関のカギを閉める。しかも、晩ごはん抜き。モクモクと食べる磯野家。波平、自分の部屋で苛々して、サザエを呼び出す。「気のきかん奴だ。早く、(カツオを)中に入れろ」と。が、サザエが玄関のまわりを探すといない。波平も少しオロオロ。が、草陰にカツオの足が、見えて安心し、わざと、カツオを家の中に入れさせる。どうも、波平、しつけには向いていないようだ。フネの方がしつけには向いているような。波平のしつけも。

『ポケットは夢いっぱい』
近所のお兄ちゃんの真似をして、イクラはポケットに手を入れて歩いていたら、石につまづいて転んでオデコにバンソウコウを貼らなければならなくなる。そして、タイコは、イクラのポケットを縫いつけて手を入れられないようにした。しかし、カツオも良い事を言う。「僕たち子供にとっては、ポケットは必要なものだと。夢をいれるから」と。しかし、フネは洗濯がすんだカツオのスボンからテストを見つけ出される。粉々になっていたので、サザエは「何点だった?」と聞くと、カツオは「80点」と答える。あまりにも怪しいので、フネが先生に電話してみると言うと、カツオは「40点」たと。サザエ「何で倍もサバを読んでいるの」と言うと、カツオ「本当の点数40点+夢の点数40点=80点」とは。笑ったのは、タラちゃんのポケットの中にお菓子の袋が見つかり、サザエに「なぜ、よその人からもらった時は言わないの」と怒られた次に、波平らのポケットから『snack サザナミ』のマッチが見つかり、フネに怒られてしまう。その時に、タラちゃんが波平に「マッチも言わないといけないんですか」と


4月22日
『レディ ワカメ』
今日は大傑作。ギャグマンガか。ワカメ、波平に「大人の目を持っているな〜」と誉められたから、たまらない。ワカメ、大人の女に目覚める。マスオがワイシャツ姿でスボンを履いていないと、「レディの前で」と怒ったり。自分こそ、パンツを見せるなと思うが。カツオには、ご飯をこぼすなと言ったり。一番、笑ったのは、ワカメの化粧。カツオがビックリするのは当たり前だ。ほっぺたに口紅を丸くぬり、とんでもない顔。ちょうど、俺も夕食時だったけど、ワカメのオカメ姿を見た時には、ご飯がノドに詰まり死にそうになった。苦しくて、後のストーリーは、わからなかった

『カツオ 年上の人』
カツオ、「オホホ・・」と上品に笑う品のいい女性が好み。でも、マンガだと不気味だ。カツオには姉さん女房がいいと、団ランで言っていたら、カツオもその気になる。花沢さんたちから、「生まれる前から、花婿になる人とは赤い糸で結ばれている」という情報を得て、カツオも赤い糸で結ばれている一つ年上の人を探そうとする(でも、花沢さんはカツオと赤い糸で結ばれていると思っているが)。と、広場で野球の練習をしていると、プードルを連れた6年生のかわいい女の子に出会う。花沢さんが言うには、郵便局の近くに住んでいるらしい。カツオ、その子と赤い糸で結ばれていると大勘違い。ボーッとして、落ち着きがない。完全に恋わずらい。早速、翌日、カツオは伊佐坂先生のハチを連れて(街角で偶然会えば、犬の話しで盛り上がると思い)、郵便局まで行く。かなり、カツオは策士だ。しかし、6年生の女の子は、犬を連れた他の男の子と仲がいいのを目撃する。カツオ、大失恋。寝込むほどだ。波平はそんなカツオに、ダンスを見せに行くが、もう次の年上の女性にホの字。楽屋まで押し掛けていくが、楽屋で、その女性のラーメンをズルズルすする音を聞いて、ガックリ。カツオの女性像は完全に異状になってしまうか・・・

『姉さん注意報』
マスオが、サザエが新しいブラウスを着ているのに、全然、気づかないので、かなり怒る。マスオ、ドンカンだから仕方がないのだが。そんなマスオに、策士カツオとカワメが、付録に付いていたシールを玄関に入っておいて、花のシールなら玄関の花を代えたというように、マスオに気づかせるようにした。最初は、顔に口紅の跡をつけておいて、サザエが口紅を変えたのをマスオが気づき、サザエご機嫌で成功したのだが。でも歯医者で歯石を落としたのを、『葉っぱ』のシールと『星』のシールで『歯がピカピカ』と言うように、マスオにトンチがきくのかどうか・・・案の定、「星が綺麗だ」とか「苗木に水を掛けていた」とか言ったりする。なんとか、それはその通りだったので、成功したのだが、結局、サザエにバレル。それにしても、そこまでしないと、気がつかないマスオのドンカンさは、死ななきゃ治らないかもしれない


4月15日
『気分を新たに』
通勤途中、マスオ、波平、真新しいスーツに背筋を伸ばした新入社員を発見。あろうことか、波平、その新入社員を激励に声をたけるが、実は入社3年目の社員。最近、たるんでいたので、新入社員の気持ちになって、新しいスーツにネクタイ新しいカバンで初心を取り戻そうとしていたのだった。逆に、波平が激励される。カツオの一年生の時の思い出もおかしい。学校で迷い、放送室に入り込み、「磯野カツオです。ボクの教室はどこですか」と言ってしまい、それが放送に流れてしまった。それで、一年生からカツオは有名になったという。タラちゃんの寝る前の一言、サザエに「ボク、どれくらいお寝んねしたら、一年生になるんでちゅか?」と。サザエ、困っていたが、タラちゃん、いつのまにかに、寝てしまっていた。「ずっと、一年生になれません」とは、物語上、言えないしね

『おいしい乗り越し駅』
波平、ウトウトとしており、電車を乗り越してしまった。乗り越した駅、ゆうひが丘で『やきとり政』を見つけて、そこに入ると、同じく乗り越したマスオとノリスケがいた。三人で飲んで帰ってきた。波平も「中々の味だった」と絶賛。次の日、サザエ、タラ、タイコ、イクラの4人、わざと乗り過ごして、ゆうひが丘に。サザエの鼻を効かせてフムフムフムで『やきとり政』を発見。買ってきて、磯野家で食べるのだが、あまり美味しくない。波平とマスオも「明らかに味が違う」と。そこで、カツオの学説が出てくる。「月・水・金は兄がやって、火・木・土は弟がやっている」という兄弟説。でも波平、「そんな馬鹿な事かあるわけなかろう」と、そんな事を研究するのだったら、勉強しろと、珍しく説教。せっかく出来た自分の店を荒らされたくなかったのだろうか? 結局、カツオの学説は間違いで、応援している野球チームの結果で、商売に影響し、味が変わっていたのだった。勝った翌日は美味しかったりと。負けた翌日は、仕事に身が入らず、マスかったり。ここで、わかったのだが、波平の最寄り駅の周辺の駅名は『よるが丘→あさひが丘→ゆうひが丘→にしが丘』と、判明。

『波平 昔なつかし』
波平がタラちゃんを連れて公園で砂遊びをしていると、あまりに夢中で、タラちゃん、ブランコで遊んでいた。そこを通りがかりのオジさんが話しかけてきた。そのおじさんと、二人で砂遊びをして、砂山のトンネルが貫通した時に、そのおじさんは、実は昔の友達。タツナミさん家のヨッちゃんだった。(でもヨッちゃん、波平の事をナミちゃんと言い、海平兄さんのウミちゃんと区別がつかないらしい)。あまりにも、ヨッちゃんの事を考えているので、フネは怒って、会社の通勤電車で読もうとしている新聞を、10日前の新聞を渡す。


4月8日
『サクラが咲いたら』
波平と白石さんとが、飲んでいたら、白石さんが「花見は、場所とり、喧騒、ゴミの山があるから、嫌ですね」と言ったものだから、波平は「わしゃ、絶対に行かん」と宣言してしまった。が、磯野家は、そういう事は許してくれない。新聞やテレビの取材人が来たら、ひょっとこのお面を被ればいいと、マスオに言われて、波平は被るが。結局、白石さんも花見に来ていて、オカメのお面を被っていたのだった。それにしても、波平、わたがしを桜の木と間違えて、「けしからん」と若者を叱るとは。カツオ、ワカメが心配していたのが笑えた。

『花のカンバン娘』
カンパン娘とは花沢さんの事。小学生で、いとも簡単にマンションの契約を取ってしまうので、花沢さんのお父さん落ち込む。花沢不動産の契約をしたのは、渋沢さんで、なぜか花沢さんを気に入り、カツオを花沢さんの弟と間違えられ、渋沢さんの家に呼ばれる。カツオ、弟と間違えられプンプンと怒る。恋人同士と間違えられるよりは良いだろう。渋沢さんの娘が出てくるが、けっこう美人。デパートの案内係をしていたのだと、カツオは聞いたら、「カンバン娘の女王様」と表現する。どこかのストリップ劇場じゃあるまいし・・・

『イクラ 涙の泉』
イクラは泣く時に、涙を流さないのでウソ泣き呼ばわり。小さい子供だから、わかままは当然だろう。笑ったのは、ワカメが小さい頃、涙を出せない時に、花瓶の水をこぼし涙が飛び散ったように見せた事。イクラよりタチが悪い。波平もイクラの涙無き泣き方も、「泣けば言い分か通ると思っている」と、怒る。カツオに対しもてもそうだが、どうも波平の教育の仕方が変だ。波平の都合の悪い時しか、カツオを叱らない。夏休みの宿題は手伝ってあげるが、自分の植木鉢が壊されたらカミナリだけでは、すまない。


4月1日
『タラちゃん 厚い本』
タラちゃん、漢和辞典や国語辞典のように厚い本を欲しがる。サザエに厚い本『大ちゃんの電車』という童話を買ってもらうが、ワカメの『家なき子』に負けて、もっと厚い本がいいとタラちゃんのわがまま。でも家なき子って、そんなに厚い本だったか? それにしても、この『大ちゃんの電車』はどうも。『チンチンゴウゴウ チンチンゴウゴウ・・・』から始まり、大ちゃんの家のそばを路面電車が走るから、大ちゃんの家の中は丸見え。夕食のオカズまでわかるというから、「コロッケコロッケ」と馬鹿にされるという。それだったら、カーテンを閉めろっていいたいが。本当に、そういう話しが面白いのか。それなら、作家のサインを断り、自分の名前を本の裏に書いてもらうタラちゃんを本にした童話の方が面白いと思うが。

『頼れる義兄さん』
マスオ、カツオに使われる話し。カツオ、暇なので、マスオをキャッチボールの相手をさせられたり、人数が足りないからと子供相手に野球をさせられたりと、大変。マスオ、波平に「頼りにされている間は、ご厄介になる」と。オチは、かつおがラジコンを買いたいので、ますおにお願いしょうとしたら、マスオハ先を読み「こづかい以外のお願いなら何でも乗る」と言い、かつおはプンプン怒る。それにしても、カツオはマスオの財布の中身を知っているはずだが

『カツオ 大人の時間』
タイトルだけを見ると、期待できそうだが、話しは、西原君の家に泊りに行く話し。西原君の家族が旅行に行くというので、西原君とカツオで一晩泊りいきたいという。本音は、親に気がねなく、ゲームをしたいのだが。それが、バレて、西原君が磯野家に泊まるはめに。大人の時間って、何だったんだ


3月25日
『私におまかせ』
本屋の娘がサイクリングに誘われたのだが、頑固な父親に反対された。娘は「若い者に対する理解がない」と泣くが。実は娘は自転車が全く乗れなかったわけだ。父親が若者の理解がないわけではないのだ。そこで、サザエが、娘さんに自転車の乗り方を教える事になったのだが、波平が「大丈夫なのか」と心配するが、さざえは「皆に迷惑かけない」と言うが、翌朝。案の定、寝坊してフネに目覚まし時計を止められ、朝食の準備をフネ一人させて、マスオにテーブルを拭かして、カツオの軍手、ワカメのなわとび、タラのフエを黙って借りる。しかも、カツオが雑巾かけ、ワカメとタラは玄関の掃除、マスオは部屋を掃除機かけているので、波平までも庭掃除をするはめに。自転車の特訓の方は、何とか一人で乗れるようになり、今度は娘の父親の方が、自転車の乗り方を教えてくれと。サイクリングに自分も行きたいのだと。

『気の合う二人』
マスオが飲み代を払らい、ノリスケがタクシー代を払ったという事で、昨日はマスオとノリスケが一緒にいる事になった。そうサザエとタイコに言っているが。本当はノリスケが最近帰りが遅いので、マスオの名前を使ったという事だが、実はサザエは真相を知ってのだった。ノリスケ『鋭い洞察力』と言うが、マスオのわかりやすい性格のせいなのかも。マスオとノリスケがそれぞれ、子供を連れて公園で話し込んでいると、タラとイクラがいなくなる。二人して探すのだが。伊佐坂先生かもマスオに「その顔は、タラちゃんとイクラちゃんに、まかれましたな」と言われてしまう。また、ノリスケさんからカツオと中島に、タラちゃんとイクラちゃんを探してくれと頼まれる。カツオ、中島がそれぞれ探していると、仲良く別々の所で花沢さんに合う。別に取り決めはしてなかったが、「野球の練習の約束をしている」と言ってしまう。内心、花沢さんを巻き込むと大騒ぎになると思ってと。お互い気の合う二人だ。結局、タラとイクラは、いつのまにかに、家に帰っていたのだった。

『ほくのチューリップ』
タラちゃん、家の庭にチューリップの花が咲くのが待ち遠しい。そして、タラちゃんの花が踏まれないようにと、マスオと波平がビール瓶で花壇を作る。タラちやん「何を作っているのですか」の質問に、フネは「花のお家を作っている」と言う。後で、タラちゃん、フネの言った言葉で、とんだ勘違いをしてしまうのだが。傘を屋根代わりにしようとするのだ。雨に濡れないようにと。花壇を作るには、後、四本ビール瓶が足りない。喜んで波平、マスオは飲み出す。ところが、チョウチョが庭に飛んできたので、それからが、磯野家が大変。波平が手で、チョウチョを捕ろうとして、カツオは網で捕ろうとする。それをワカメは「捕っては駄目」だと。マスオは、それを写真に撮ろうとする。それぞれ、性格が出ている。笑ったのは、ハチが買ってもらったホネをくわえて、小屋のスミに隠れてしまう。ジンロクに取られてしまうと思ったらしい。


3月18日
『タマにメガネを』
廊下に落ちていた消しゴムを食べようとするタマの視力を心配するタラ。タマにメガネをかけさせるたりする。しかもカツオもタマ用に視力検査用の紙を作りタマに視力検査させたり。タラとカッオの発想に脱帽。ウキエさんに、タマのメガネを心配するより、タマのメガネ代わりになればいいと知恵を授かる。オチは、フネとタラが歩いていると、オバさんから「お孫さんですか? かわいお孫さんなら目の中に入れても痛くないですね」と言われて、タラちやんの勘違いで、タラがフネのコンタクトレンズ代わりになれたというオチ。

『ようこそマドンナ』
波平、マスオ、カツオは綺麗な女性に弱い。フネの女学校時代の友人、ユリ子さん、マドンナと呼ばれていた女性が、フネを訪ねてきたから、大騒ぎ。波平は、そのピカピカ光る美人女性を見て、手が震えて茶碗を割るほどのうろたえぶり。しかもフネはスーパーの駐車場で井戸端会議。波平はヒゲを剃ったり、カツオは新しいセーターを着たりして、ユリ子さんに良く見せようとする。きわめつけは、波平、「母さんの大事な友達に失礼があってはならない」と、特上の寿司を出前までした。

『珍客来る』
珍客とは、ニワトリ。カツオ、ワカメが学校帰りにニワトリを発見。どこのニワトリだろうと尾行しはじめ、しまいには懐き始め追いかけられる始末。ワカメはニワトリが大通りに出ないかと心配ばかり。家の庭で世話する事になり、波平がニワトリ小屋を作る。大きなニワトリ小屋だ。しかし、どうやって作ればそうなるのか、わからないが、出来上がったら、波平、小屋から出られなくなる。結局、ニワトリは、リカちゃんの幼稚園のニワトリだった。破けた金網から逃げたのだ。波平は、気前良く、ニワトリと鳥小屋をつけて返してあげる事にする。あまり、自分が閉じ込められてしまった小屋は、すぐに手放したいらしい。しかし、幼稚園では、その小屋に『磯野波平氏寄贈』と名前が書かせてもらう事になった。


3月11日
『ワカメちくわの友』
ワカメが「竹馬の友」を「ちくわの友」と間違えた事を皆に笑われて落ち込んでいる時に、マスオは相変わらず状況がわからずに、「今日はちくわの磯辺焼きか」と大きな声で言う。ワカメ、尚さら落ち込む。実は本当の落ち込みの原因は、カツオは中島君が仲の良い竹馬の友がいるが、ワカメにはいないからだった。そんなワカメにも、雨に日に傘を忘れた4年生の福田フジエに傘を貸してあげた事で仲良くなる。一緒に水たまりを飛び越えてしまうほどの仲の良さ。しかし、フジエさんは、転校してしまう。結局、タイトル通りワカメは、ちくわが友になっちゃった

『わが家の伝統』
波平、サザエ、カツオのイタズラの伝統の話し。血は争えない。カツオがサザエが寝ている間に髪の毛を、大きなトランクに結び付けて、宅急便の声に起きたサザエは慌てふためき、トランクに髪が結び付いたまま、対応する事になる。悔しいサザエはお返しに、カツオを呼びつけ、ふすまにボールをはさんで、開けたらボールが頭に落ちるという古典的イタズラにひっかかる。くだらないイタズラだ。サザエも波平の顔に、メガネを描いたりして、古典的イタズラのオンパレード。カツオの名言『イタズラをしても許される歳というものがある』

『ほくはフルコース』
タラちゃん、フルコースを食べたいという話し。カツオがタラちゃんにフォークとナイフを使いこなせる事が出来たら、波平が(理もなく)フルコースに連れていくと言ったから、大騒動。タラちゃん、まだ箸をどの手で持つかどうかもわからないのに。結局、キッチン中山という、波平の会社の近くの安い店で食べる事になったのだ。が、当日、カツオが玄関から出て「絶好のフルコース日より」と言ったら、駄目になってしまった。絶好のフルコース日よりって、どういう天気なのだ? 駄目になった理由は、水道管が破裂して、店が開けられなくなったからだ。しかし、どうしても食べたいという磯野家の為に、出張サービスをするキッチン中山。本命竜馬の所にも来て欲しいが


3月4日
『ほくはお孫さん』
魚屋のおじさんに、波平が一緒につれていたワカメの事を「お孫さん」と言われて、「あの店には二度と行かないと」波平、怒る。しかも、タラちゃんは仇打ちで魚屋に行き「ボクがお孫さんです」と言いに行った。裏のおじいちゃんのお孫さんが来るというので、タラちゃん、新幹線の玩具を持って行き、一緒に遊ぼうとするが、大学生のお孫さんだった。裏のおじいちゃん、お孫さんが来るというので、駅で恋人を待つように待っているが、一時間待っていても来ない。すっぽかされたらしい。おばあちゃん、すき焼きをしょうとしていたのに。波平、それを聞いて、「けしからん奴だ」怒る。そのわりには、そのおかげで(食べ切らないというので)すき焼きが磯野家に回ってきたのに、美味しそうに波平は食べている。それをカツオが言うと波平は「人の気持ちより、肉の方が大事なのか」と、また怒る。最近、波平、怒り過ぎ。

『めけがけはダメよ』
ホットケーキを焼こうとする、サザエ。フライパンで裏まで焼こうとするが、それが顔に乗っかり鼻とおでこを火傷するオープニング。それにしてもカツオの悪知恵。特売日の情報をサザエに教えようと、朝早く起きて、こっそり新聞の特売日のチラシを抜き出し、それをメモにして書くというアイデア。それで、一緒にお使いに行き、あんみつを食べようとする魂胆なのだが。サザエにバレテ失敗。

『わが家の相談役』
わが家の相談役は、フネという話し。ワカメのスカートのコーディネートを見てあげたり、着物の気付けをしたりとフネは忙しい。一番笑ったのは、フネが波平の財布に一万円札を入れようとしていると、着物の女性の写真が落ちてきて、それが浮気をしていると勘違い。「お暇を頂きます」と波平に言うが、その写真は、波平が宴会の余興で着物姿の女性に扮装したもの。それにしても波平も、そんな写真を財布に入れておくものだ。


2月25日
『ひとりで出来ました』
タラちゃんは、何でも一人でやりたがる年頃。リカちゃんがジグゾーパズルを一人で作ったので、タラちゃんも対抗意識を燃やす。パンダの簡単なジグゾーパズルを買ってもらい、作り始めるが中々出来ない。カツオが見兼ねて手伝おうとするが、タラちゃんに怒られる。あと、もう少しなのだが一人では出来ないのか。ところが、一つのパズルが偶然、タラちゃんが投げ出したのがはまり、それがヒントとなり完成させた。マスオが会社から戻ってきて、それを見せようとしたら、案の定タラちゃん、転んでバラバラになる。オチはそこで終わらない。オチは、もう一度完成させようと、その偶然を期待して、上からパズルを落として、作り始めようとする。これでは、いつまでたっても一人では出来ないや

『ワカメのお内裏さま』
ひなまつり。ワカメの好きな堀川君がミス三年(一組)の大原さんに、ひなまつりに呼ばれた噂が気になる。ワカメはノートになぜか『ほ』だけ書くという変な行動。『ほりかわ』と書けないのだろうか。それほど、好きなのか。実は、大原さんの家には呼ばれていなかったのだが。そして、ワカメの家に呼ぶ事になり、ワカメ、綺麗な着物を着る程の張り切り様。でも何か異様だぞ。波平、そんなワカメを気づかずに、雛人形を「綺麗だね」と誉めて、ワカメ泣き出す。

『姉さんのすべて』
学校の国語の宿題で、最近家であった面白い話しを作文にする宿題がでた。カツオは、それならば、サザエが玄関の鍵を隠して、その隠し場所を忘れて、カギ屋を呼んだ事しかないと書き出すのだが、サザエに阻止される。宿題は、優秀な作品ならば、全国作文コンクールに送られてしまうからだ。全国に恥をさらしてしまうから、何としてもカギの事はかないようにしょうとする。(でも、サザエさんはそんな事しなくても全国放送なのだが)。結局書いたのは、『姉さんのすべて』という題名で、カギ屋の事、サザエが今度忘れた時の為にタラちゃんがカギ屋になりたいと言った事、その作文を何を書いたのか心配でサザエが夜中に見ようとした事を書いて、これは先生も驚いていたが、最後に、「尚、この作文に出てくる人物・出来事などはすべて架空の事で、実際の事とは限りません」と。カツオは天才だ。


2月18日
『カツオ出世コース』
マスオの会社の人事部長が漫画を書くのが趣味。しかし、ヘタなので、読むのが大変。そういう話しをカツオにしたら、『おたすけマン』という漫画を部長に貸したら、「目からウロコだよ」と大喜び。マスオ、カツオが部長のマンションに呼ばれて、部長が書いた漫画、超大作(5年ががりで書いた力作)をカツオが読むはめになった。しかし、あまりにもヘタなので、サザエは3枚で嫌になる。カツオは部長に傷つけないように、どう感想を言おうか考える。カツオ、マスオが料亭に呼ばれて、ついに感想を言う。「主人公の最後に言った言葉がキザだ」と言ったら、最後まで読んだのはカツオ君が初めてだよと、大喜び。しかもてんぷらも美味しかったようだ。しかし、家に帰り、フネが「漫画はいいけど、宿題は終わっているんだろうね」と言ったら、カツオは慌てて宿題をする事になる。「こっちの大作が苦労するよ」と。

『内緒のおはなし』
フネがササエの部屋の様子がおかしいと、波平と見にいけば、サザエが布団の上で、ヒモで縛られ、口もふさがられている。実は、マスオが縛ったのだが「推理小説の結末を喋ろうとするので」と。そこまでしなくても。また、前回の続きなのか、カツオが宿題を忘れて立たされている。案の定、ワカメに見つかり、内緒にして欲しいと頼む。しかし、花沢さんがついうっかり、サザエに喋り、バレテしまう。磯野家で、口が堅いのは、タマとフネだけだと。猫と一緒にされて、怒ってしまうフネも面白い。

『お父さんの健康法』
波平、健康に気をつけようと、早起きして体操をしょうとするのだが、中々起きれない。「何で早く起きるのだっけ」と言う始末。カツオ、波平の頭の方を心配する。翌日、会社の一つ前の駅で降りて、歩こうとするのだが、その日も寝坊する。何で、早起きするのか、忘れたらい。パンを口に入れながらの通勤になる。ウォーキング姿を専務に見つかり、専務も一緒に歩きたいという。専務も、健康に気を使い、朝の体操、冷水マッサージ、青野菜のジュース、ゴルフの素振りと、大変なので、もっと気軽にできる健康法を探していたのだ。だが、波平、風邪を引いたりして、部長と一緒のウォーキングに気を使い、気がすすまない。カツオがゲタで歩けば、忘れっぽい性格も治るとすすめるが、かえってカツオには迷惑。カツオに頼んでいた物置の片付けを思いだしたり、算数のテストが返ってきている事(ちなみに38点)を思いだしたりして、怒られてばかり。ついに翌日、波平のケダを隠すのである。これ以上、波平の頭が冴えたら大変だと。


2月11日
『わが家の合い言葉』
ごくらく湯にサザエ、フネ、ワカメが湯船に浸かり、家にお風呂がない頃に、波平とフネは毎晩のように銭湯に行っていた話になり、サザエが「出る時はどうやって時間を合わせたの?」と聞くと、フネは「お父さんが口笛を吹いたのが合図になっていたんだよ」と言う。そして、一家団らんで、くつろいでいる時に、ワカメが「どんな曲の口笛を吹いたの」と聞くが、波平、フネは忘れたと、教えてくれない。しまいには、波平は「親を、からかうものではないと」と、怒る。やっぱり自分の都合の悪い事になると怒ってしまう。やはり気になるサザエはフネに秘かに聞くが、本当に曲名を知らない。毎日聞いていたのに、「なぜ、知らないの」とフネに聞くが、フネは「波平は歌が苦手なので、あの曲ですか?と聞くと気の毒だと思って、聞かなかった」という。そこで海平おじさんにカツオは電話してしまう。歌謡曲や民謡ではない事しかわからなかったが。その夜、マスオが酔っ払って家に帰ってくると、ちょうど、昼間、サザエが『宅配便を装って、強盗』の記事を呼んでいたので、マスオのカラオケでかれた声を間違えて、サザエはバットまで持って玄関にお出迎え。マスオ「亭主の声を間違えるなんて」と、落ち込む。そこで、こういう事がないように、合い言葉を磯野家で決めることになり、やはり出てくるのは口笛の曲(波平テーマソング)。その曲をわが家の合い言葉にしょうとするのだが。もう一度、そういう状況を作ろうと、波平、タラちゃんとフネとを銭湯に行かせるが、タラちゃんに「おばあちゃん、そろそろおじいちゃんが出るですよ」と合図を言われて失敗。しかも、カツオの偵察も、状況のわからないタラちゃんにズッコケられて、バレて大失敗。ワカメが、「どうして曲を教えてくれないのかしら。古い歌だから恥ずかしいのかもしれないと」言ったら、カツオは「人間も古いのだから気にする事はないのにね」と。これには笑った。海平おじさんから電話があり、近所に波平の事を覚えている人がいて、口笛の浅草オペラで歌われた曲で、メドリーが分かり、波平に聞くと「ベルディ作曲のリゴット」とわかった。でも、わが家の合い言葉にするには、高級過ぎるので却下された。結局、合い言葉「ひらけゴマ」になったのが、オチ。

『パパは正義の味方』
マスオが電車の中で、恐そうな男にタバコを吸っている人に注意した事(でも、しばらくは震えが止まらなかったが)から、タラちゃんに正義の味方だと思われた話しである。波平がわからないカツオの宿題を手伝ったり、瓶のフタを開けたり。サザエ、カツオ、タラ、ワカメが焼き芋を買いにいくのをジャンケンで決めている時に、マスオが買ってきたり、そういう事まで「正義の味方」とタラちゃんに言われる始末。使われているだけなのに。

『待ち遠しきは梅の春』
梅の花を写真に取りたい波平は、カツオを誘うが、「まだ寒いので梅は咲いていない」と、常識的な事を言っているのに、梅の花が待ち遠しい波平は、カツオを怒る。「もう誘わん」と。やはり、波平は自分の都合が悪い事しか怒らない。波平、それでも頑固に一人で公園に行こうとするのだが、カツオはノリスケの家に夜だろうと波平の行動をよみ、ノリスケに暖かい部屋を用意してもらったのだが。スートブ2台も使って、部屋を暖かくしていた。ノリスケも半袖だ。波平、部屋が暖かすぎて、外の寒さがこたえたのか、クシャミ連発。それをワカメが波平が風邪を引いたものと勘違いして、また大騒動。翌週、暖かくなり、波平のカメラマンは活躍するのである。


2月4日
『黄金の家計簿』
タラちゃんが家計簿を近所の人に見せたからたまらない。その家計簿には『マスオの月給200万円、カツオ・ワカメのお年玉10万円、ホテルでのディナー1人1万3千円、香港(ワカメはホンコンと読めなかった)での買い物・・・』と、サザエのささやかな夢が書かれていたのだが(新聞の付録についていた家計簿に書いたとか言っていたが、そういう付録ってあるの?)、それが近所中で磯野家が大金持ちだと噂になってしまった。車や軽井沢の別荘のセールスとかやってくる。しかも、泥棒まで狙っていると。近所にサングラスをかけて、大きなマスクをした人がウロウロしているという。実はノリスケで伊佐坂先生が逃げないように、こっそり見張っていたのだ。サザエが家計簿を書いたのだが、いつのまにかにカツオが書いた事になっている。カツオはサザエにフルーツパフェでご機嫌を直すが。実は、カツオとサザエを間違えたのは、字が小学生の字だったので、近所の人たちが勘違いをしたのだ。それで、オチはサザエがペン習字を習うというもの。けっこう笑えた。

『秘密のおともだち』
タラちゃんみたいに、大きな人と遊ぶ人を「おみそ」と言うことを知り、タラちゃん、「おみそ」と呼ばれたくないために、新しい友達をつくる。カツオ、サザエは誰が新しい友達かと、心配して、マスオに変装させて後をつけさせるのだが、変装が、帽子を深くかぶっただけ。すぐにばれてしまう。新しい友達とは、中島だったのだけど、花沢さんに『面白いコンビ』と言われている

『親の夢たい子供の夢』
波平の知り合いの夫婦が子供の大学の進学の事で喧嘩したのだが、その子供というのが、生後1ヶ月という話し。そこで、磯野家の団欄で、カツオは「丈夫でスクスク育って欲しい」と願っていたので、もめごとは無かったとわかる。(ちなみに中島は「かわいい嫁さんをもらって欲しい」だった) ところが、クラス会に行ってきたマスオの話しを聞いてしまったから、たまらない。マスオの話しとは、クラス会に市議会議員に当選した人がいて、ゆくゆくは、総理大臣をめざしているという。その人の子供の頃は、勉強は出来ず、イタズラの常習犯で、いつも先生に叱られていたが、その頃から口だけが達者だという。まるでカツオのようだったと。それで、その話しを聞いて勇気が出て、波平とフネに、「総理大臣になります」と言ったから、波平とフネ、カツオが熱を出したのかと大騒ぎになる。カツオは、朝早起きして、新聞の切り抜きして、それをスクラップにして、大変な熱の入れよう。ついに学校で熱を出して保険室で寝込んでしまう。うわごとで、手をハサミにして、「キリヌキ・・・」という姿が笑えた


1月29日
『節分のお客たち』
タラちゃんが、家の前でハトがいるので、豆まきを待っていると思い、前日から「豆をまきたい」と言う。しかも、リカちゃんが豆まきをやっていたので、尚更、豆をまきたい。裏のおじいちゃんから、豆と鬼の面をもらったので、タラちゃんは強引に豆をまいてしまう。しかし、来たのは、スズメのお客さん。傑作なのは、どうしても前日に豆まきをやりたいタラちゃんに、カツオが「今、豆をまいたら、近所に慌て物のサザエさんが一日、日にちを間違えて、豆まきをしていると思うわれるから」と説得する場面。案の定、サザエに怒られる。最後は、磯野家で豆まき中、マスオが鬼の役をしていると思ったら、マスオも豆をまいている。そしたら、誰が鬼をやっているのだろうという事になり、泥棒だという事に気づき、サザエが慌てて警察に電話するという、節分の定番なオチ。泥棒も立派なお客という事かな。

『いい湯だナ』
マスオと波平がお風呂を譲り合っていると、サザエが「9時から断水」だと言って、一緒に入らせる。いい手口だ。あと、ノリスケとイクラがお風呂に入ると、イクラの水をかける攻撃をして、これでは身体も温まらない。

『タマは風の子』
あれほど、先週、コタツで丸くなっていたタマがコタツにいない。カラちゃん風の子になったと言うが。その時、事件が飽きる。カツオ、花沢さんに学校に行こうとしていると、サングラスをかけた、恐そうなお兄さんから写真を見せられる。高そうなスポーツカーの上で日なたぼっこをしている猫が逃げていく写真だが。その猫(後ろ姿しか写っていない)がタマに似ている。車が傷ついたそうで、飼い主に弁償してもらおうと、猫を捜しているのだ。カツオと花沢さんはタマの事を言わずに逃げたが。そして、タマの身体に車を磨くワックスの匂いがついているので、状況証拠が揃った。しかも、今度は、サングラスのお兄さん、顔が写っている写真で捜しているという。そして、磯野家の家の前をウロウロとしている。もうこれはハラハラドキドキ。結局、サングラスのお兄さんはジンロクさんの友達で、ジンロクさんがいないので、ウロウロとしていたのだ。しかも顔が写っている写真は、タマではなく、一安心。さて、タマはというと、ジンロクさんの家の車の上で日なたぼっこをしていたのだ。しかも、ジンロクさん、タマが汚れないように、いつも車を磨いているようだ。それにしても勉強はしているのだろうか、ジンロクさん


1月21日
『ほくの顔は誰のかお』
リカちゃんに「犬や猫は飼っている人に似る」と言われ、「そういえば、タラちゃんはタマに似てきた」と言われて、タラちゃんは気にする。タマを避けるようになる。しかもマスオが「昔、ヤギそっくりの先生がいて、その先生の家ではヤギを飼っていたので、びっくりした」と話したものだから、ますます、タラちゃんは、タマに似てきて、タマのようにヒゲが生えてくると信じるようになった。

『都会の雪』
雪が降り、マスオ、波平、通勤の電車が止まり、サンザンな通勤。カツオの先生も学校に遅れ、それをいい事に、カツオ、中島、花沢さんたちは雪合戦をするが、カツオの投げた雪が先生の顔に当たり、予想通りに怒られる。それにしても、タマはコタツの中が好きなようだ。

『茶目っ気のつもりが』
夜にサザエが出かけていると、マスオが茶目っ気をだし「おい、待ちな」と驚かすと、サザエは痴漢と間違えて、叫び声を上げる。しかも、駆けつけてきた人々に「人相の悪い、雲を突くような大男がバットのようなもので、背中をガーッと」と説明しているので、マスオはいまさら自分だとは名乗れなくなった。それにしても、サザエのオーバーで、余りの的外れな状況説明に笑える。


1月14日
『タラちゃん 魔女になる』
カツオが竹ホウキの枝で貯金箱(波平に発想がいいと誉められる)を作った事から物語が始まる。短くなったホウキでは使えないと、タラちやんの遊び道具(魔法のホウキと勘違いする)になるのだが。実はサザエも小さい頃に、ホウキで遊んでいたのだ。その写真をタラちやんがいない間に、隠すのだが。カツオがなぜか探偵並の嗅覚で、見つけてしまう。「そのホウキは磯野家代々の魔法のホウキ」だと、カツオがタラちゃんに言うのを、サザエは「いい加減な事を言わないで」と言うが、あの写真を見せられたら、何も言い返されない。ところで、カツオが作った貯金箱、波平に誉められた程だが、クラスの西原という人が、カツオ曰く「もっとハデに作った」と。何と竹で、ポストの貯金箱を作ったのだ。それをハデとは。

『かあさん 休養中』
フネが風邪で寝込み、夕飯をワカメが作る事になったのだが、カツオに買い物を頼んだらジャガイモを買わずに、サツマイモを買ってしまう波乱含みの夕食準備。「カレーを作るから、イモを買ってきて」と言って、サツマイモは、ないだろう。が、カレーはワカメが塩と砂糖を間違えて、失敗する。結局、カツオの機転でレトルトカレーをいかにも作ったようにして、波平、マスオに食べてもらったのだが、「おかわりは?」に、びっくりする。レトルトカレーが余分に無かったからだが。フネの風邪はタマに移る

『お兄さんと二人』
カツオとワカメが、山野駅近くの村越さんの家に波平の届物をするストーリーなのだが、カツオが地図を落とした事で、家を間違えて届物を置いてくる。駅に戻ってみると地図がハンカチの間から出てきて、間違って持っていった事に気づく。慌てて戻るが、あいにく留守。波平に「五年生にもなって、お使いも出来ないのか」と怒なられる事を思うと、ここはどうしても届物をちゃんと渡したいのだが。結局、届けないといけない村越さんの所に、正直に訳を言おうと思って、行くのだが、何と最初に持って行った村越さんは親戚だったので、カツオたちが機転を気かして、親戚の家に持っていったと村越さんが勘違いしてくれて、(しかも、戻ってきたのは、確認しにきたと思ったらしく)一見落着。最後のオチは、電車の中でカツオが寝てしまい、ワカメに起こされるのだ。寝ぼけて「宿題忘れました」とシーン。


1月7日
『がんばれ 受験生』
ジンロクさん、受験だという事で、磯野家全員が気をつかう。タラちゃんに廊下をドタドタと走らないように注意したり、驚くのはカツオ、ワカメ、タラのマスクをしながらのスゴロクだ。気を使うにしても程がある。あまりにも磯野家が静かなので、オカルさん、ジンロクさん心配して、いつもの磯野家に戻ったのだが。それにしても、フネも凄い事を思い出す。中島のお兄さんが夜食を買い行っていた話から「夜食で進路を決めた人がいる」という話しを思いだしたのだから。受験中に夜食を作っていたら、それが向いているのではと、進路を変更して料理で身を立てる事にしたという。そして、最後は、今年こそ、ジンロクさん、中島のお兄さんの大学に合格してほしいと磯野家では願っていると言うが、物語の都合上、無理だと思う。

『何となく、いつのまにか』
正月気分から抜け出そうと苦労する話だが、面白い所は、カツオが去年20本のホームランを打ち、2塁ベースを踏み忘れたのが一本あるという、長嶋並のドジをしたという所。何となくいつのまにか、サザエさん今日の2話目が終わってしまった。

『20歳の波平さん』
磯野家で成人の日の話しで盛り上がっているのに、波平のノリが悪い。不思議に思っていたカツオ、サザエさん(あいかわらず、マスオは気がつかなかった)だが。九州のおばさんから電話があり、サザエさんの長話しで波平の謎を答を聞く事ができた。波平のノリが悪かったのは、成人式に風邪を引いて出られなかったのだ。それで、サザエの提案で、波平の成人式をやってあげようと、魚屋でサザエさん「おめでたと」と勘違いされたりしながらも、鯛を買ったりしたのだが。肝心の波平、風邪で帰ってくるなり寝込んでしまった。しかも、定年の夢までみたりして。よっぽど、成人式に縁がないのだろう







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