世の中、自分中心で回り始め、政治家の独裁者が馬鹿げた法案をあげ、馬鹿国家も色々な理屈をつけてその法案は成立した。
『老人狩り』
近年の高齢者社会問題に国家は四苦八苦していた。
一人の独裁政治家によって『高齢者が自殺した場合、その家族の所得税を数ヵ月免除する』という憲法無視の法案が、マスコミの独裁政治家崇拝報道、低所得者の支援、若者の野次馬根性等で成立した。
弱者は国家に服従する。
家族会議で高齢者に対して自殺を説得したり、植物人間化している寝たきり老人に無理やり遺書を強制させたり、倫理も無くなってきた。
問題解決の為に、他の問題が山積みになる。
消費税、少年更正税、銀行支援税、理由のわからない赤字補填税、国民の多税の負担が制度を助長させる。
暴力団の勢力は増し、日本の治安は完全に崩壊する。
警察官が拳銃を売却したする。
親孝行息子が高齢者の親を敵視する。
高齢者の生き甲斐を取り上げるのが、自殺に追い込む。
ゲートボール禁止令、盆栽禁止令等。
また老人ホームが閉鎖され、高齢者は路上生活者となる。
老人に対する医療も完全に廃止され、ヤミで老人に対して診療している診療所も迫害を受ける。
老人は国家の敵になる。
とうとう国家は『高齢者を処理(殺した)した場合、税金を払わなくていい』という制度をつくる。
国民は高齢者を処理しまくる。
マスコミは国民の老人処理を報道し、視聴率アップの為に、残酷に処理した場合に、賞金を出す事になる。
街では老人の死体が転がり、たまに間違えて老けた中年が殺される場合がある。
又、一人の老人処理に多勢で処理の奪い合いになり、暴動が勃発する。
高齢者は歳を誤魔化そうとするが、役所が高齢者の戸籍等を一般公開し、すぐにバレる。
一番悲惨なのは、誕生日で高齢者の年齢に達する者、前日から外で砲弾が待ちかまえている。
高齢者は疫病が蔓延するスラム化した老人村に逃げ込むが、すぐに原爆が落とされる。
そして人口増加解決の為、高齢者の年齢を40際まで引き下げられ、世界は殺し合い時代に突入。
人は人とは思わず、邪魔になったら排除。
俺はこういう世界が恐くなり逃げ出す。
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