砂に書いた文字


11月の海に誘ったのは

別れの予感・・・

砂の上につづる文字

銀のしぶきに濡れる瞳

渚を駆ける君は

波間に消えるサヨナラをどう受け取ったのか

返ってきた言葉は

中途半端な答だけ

やりきれない気持ち

君を強く抱けたなら









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